RAVE (漫画)
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RAVE | |
---|---|
ジャンル | ファンタジー漫画・少年漫画 |
漫画: RAVE | |
作者 | 真島ヒロ |
出版社 | 講談社 |
掲載誌 | 週刊少年マガジン |
レーベル | KCマガジン |
発表期間 | 1999年32号 - 2005年35号 |
巻数 | 35巻(完結) |
その他 | 全話無休載掲載 |
■テンプレート使用方法 ■ノート |
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『RAVE』(レイヴ)は、真島ヒロによる冒険活劇少年漫画。およびそれを原作としたテレビアニメ。「週刊少年マガジン」に1999年32号から2005年35号まで連載。全35巻。漫画において「THE GROOVE ADVENTURE RAVE」「RAVE [レイヴ]」、テレビアニメにおいて「GROOVE ADVENTURE RAVE」というロゴ表記がされており、文字タイトルでもそのように扱われる場合がある。
目次 |
[編集] 概要
連載当初のキャッチコピーは「ポップでキュートな冒険ファンタジー」。当時の週刊少年マガジンとしては珍しい「ファンタジー」を題材とした作品である。真島ヒロの初連載作品。また、マガジン史上初のオールカラー20Pも掲載された。
コミックスは累計1800万部突破。
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
[編集] あらすじ
光の聖石レイヴ(元はホーリーブリング)と闇の魔石ダークブリング(DB)の戦争により、当時世界の10分の1を破壊したと言われるオーバードライブが起こってから50年後の世界。ガラージュ島に暮らす少年ハルは、海で不思議な生物を釣り上げ、飴が非常に好きなことから「しゃぶ太郎」という名前をつけた。その後、老人シバと出会い、不思議な生物はシバの飼い犬(!)で、本当の名前はプルーである事を知る。レイヴという石の使い手である初代レイヴマスターのシバからレイヴを受け継ぎ、二代目レイヴマスターとなったハルは世界を救う旅に出る事になる。 本編は2年間の出来事を描いているが、さらに細かくわければシバが旅した50年、王国戦争前の1年、エンドレスを倒した後(1年後)、計54年間もの出来事を描いているともいえる。
[編集] 登場人物
詳細はRAVE (漫画)の登場人物を参照
[編集] 構成
物語は大きく別けて三つに分かれている。名称は一部を除き便宜上のもので公式なものではない。
[編集] 第一部
- デーモンカード編
- ハルがプルーを釣り上げ、レイヴを入手し、エリー、ムジカと言った仲間と出会い、父ゲイルとの再会を経て宿敵キングとの対決までを描く。さらに細かく分類すると次のようになる。
- 序章
- ソング大陸編
- 魔導精霊力編
- キング編
- 未開の大陸ルカにおいて「闘争のレイヴ」に関する情報を得たハルだったが、同時に行方不明となっていた父がデーモンカード側に付いているという噂を聞きつけ単身魔人の本拠地であるジンの塔へ向かう。そこでキングの正体と父ゲイルとの衝撃的な過去が明かされ、ハルとゲイルは因縁を断ち切るべくキングとの最後の戦いに挑む。
[編集] 第二部
- シンフォニア編
- キングを倒し、デーモンカードを壊滅させたハルたちは残りのレイヴを見つけるためにシンフォニア大陸を目指す。新たな仲間ルビーとの出会い、新たな敵ドリュー幽撃団との邂逅が描かれる。シンフォニアでは宿命の敵ダークブリングマスタールシアが登場。壊滅した父キングの組織デーモンカードは息子ルシアによって新生デーモンカードとして再生される。この章からマザーダークブリング「シンクレア」が登場。「星の記憶」が作品の中心となる重要なキーワードとなる。
- 闇の覇権争い編(ドリュー&オウガ編)
- シンフォニアを離れたハルたちはサガの予言に従い南のレイヴを目指す。途中で出会った人魚のセリアにミルデスタへ誘われるが、そこは既にオウガ率いる鬼神によって壊滅させられていた。さらにここにドリュー幽撃団が鬼神と同盟を結び、レイヴ、ミルデスタ、そしてシルバーレイを巡って新生デーモンカードとの三つ巴の戦いに発展する。
- 星跡編
- ドリューを倒したハルたちはかつて星の記憶が存在した場所星跡の洞窟へ向かい、そこで星の記憶の謎についての一端を知る。直後にドリューのシンクレアを狙ったルシアが奇襲を仕掛け、同じ力を持ったシンフォニアとレアグローブの末裔同士による一騎打ちとなる。ここでハルとルシアは禁じられた第9の剣を使用し一進一退の決戦の中で星跡が崩壊しエンドレスが復活する。
- ジークハルト編
- ルシアとの決戦とほぼ同時期に起こったとされる物語。シンフォニアでハルたちに別れを告げたジークがシンクレアを追って故郷ミルディアンに戻るが、反逆者として捕らえられてしまう。幻影魔導士ニーベルの助けを経て牢を脱出したジークはハジャの真の目的を知り、それを阻止すべく闘う。
[編集] 第三部
- 魔界編(ハードナー編)
- 崩壊した星跡を離れたハルたちは資金を稼ぐために舞踊の街リベイラに向かう。しかし、そこに魔導精霊力の使い手エリーがいることがブルーガーディアンズに知れてしまい、解放軍の本拠地へと向かう。そこで解放軍のリーダーユーマとブルーガーディアンズ総帥のハードナーとの因縁が明らかとなり、舞台は魔界へ移り、ハードナーとエンドレスとの融合を防ぐべく、ブルーガーディアンズとの全面戦争へと発展する。
- 星の記憶編
- 解放軍に別れを告げたハルたちは最後のレイヴを求めてデルハリア山脈の洞窟で最後の試練を受ける。ここで正式にハルは二代目レイヴマスターとして認められるが、初代のシバがその犠牲となる。その後ダークブリングの正体が明かされ、エリーの記憶を求めて52年前のシンフォニア王国へと飛ぶ。そこでエリーの記憶そしてジークハルトの正体が明かされ現代で最後の戦いに向けた決意を新たにする。しかし、その矢先でハルに第10の剣が存在しないことを知ったムジカは自ら命を懸けて第10の剣を打ち、これをハルに託す。そしてルシアによって星の記憶の扉が開かれ世界は崩壊への一途を辿る中、かつての仲間達の援護もありハルたちは最後の戦いへと向かう。
[編集] 重要な語句
- 星の記憶
- 人々の記憶の集合体が結晶化して形成された空間で、時空の操作が出来る場所。過去の歴史を書き換える事で自らの願望を叶える事が出来る。シンフォニア王国に伝わる伝説では、すべての問いが集まり、すべての答えがある場所と語られている。過去に星の記憶の扉を開いた者(レアグローブ家の先祖アルシェラ)が時空操作をしたことで、後述する並行世界が生まれた。
- 星の記憶は常に移動をしていて見つけ出すのが困難だが、完全なるレイヴ、またはマザーダークブリングを使う事によって星の記憶へ行く事が出来る。ジークによれば、レイヴが正門であれば、ダークブリングは星の記憶の裏口であるという。
- 魔界では『聖地』とも呼ばれる場所であり、世界中でその神聖な存在は語り継がれていたようである。
- 星の記憶の内部そのものは宇宙のような幻想的な光景ではあるが、外見上は黒い球体状の不気味な異空間が形成される。役目を終えた星の記憶は記憶の結晶を残した星跡となり、時空操作は出来なくなるものの、記憶の保存媒体としては機能する。
- エンドレス
- 塗り替えられた歴史を正そうとする力が、人々の記憶と邪悪な意思によって具現化した忘却の王。全ての記憶を消し去り無を求め、あらゆる破壊活動を行う。実体が人々の記憶から構成されており、魔導精霊力以外の手段では消滅させることはできず、通常の攻撃方法では足止めが限界となる。過去に星の記憶における時空操作によって幾度か消滅させられているが、時空操作そのものがエンドレスの生まれる条件であるために、暫く期間をおいては復活してしまう。それ故に「終わり亡き者(エンドレス)」の名が付いた。その正体はダークブリングそのものであり、5つのシンクレアが揃った時に本来の姿である次元崩壊のダークブリングへと姿を変えた。最終段階ではルシアとほぼ同化し、星の記憶すら忘却させるまでの怪物と化したが、エリーの魔導精霊力によって消滅した。
- 魔導精霊力(エーテリオン)
- すべての魔法の上にある究極の魔法。創造と破壊の魔法と言われ、その威力はオーバードライブをも凌ぐ。使用および制御のできる者の誕生率が極端に低く、作中においてはエリー/リーシャ・バレンタインだけである。過去には人工的に魔導精霊力を創り出す研究も行われたが、結局失敗に終わっている。リーシャはこの魔法によってホーリーブリング(レイヴ)を創った。またハルとルシアの最終決戦で、エリーはエンドレスを葬るためにこの魔法を使った。だが、魔導精霊力は多用すると記憶障害を引き起こすため、レイヴを創ったときやエンドレスを倒したとき、エリーは一時的に記憶喪失となった。
- 記録が残っていることや、人々がこれについての知識を持っていたことから、過去にも使用者がいたと推測できる。同作者の次回作『FAIRY TAIL』ではカタカナ表記の「エーテリオン」という魔法として登場し、やはり巨大な力を持った魔法として扱われている。
- レイヴ(ホーリーブリング)
- 魔石ダークブリングに対抗するべく創られた聖石。ダークブリングを破壊することができる。もともとはホーリーブリングという名前だったが、レイヴを創ったために死んだとされた製作者、リーシャ・バレンタインを忘れないようにと、彼女の名と性の最初と最後の文字(ReshA ValentinE)を取ってレイヴ(RAVE)に改名された。
- 5つのレイヴはそれぞれ以下のような性質を持つ。
-
- 十字のレイヴ
- レイヴの本体。もともとレイヴはこの形が基本であり、リーシャの死後(正確には封印後)にそれぞれの5つの能力が独立した聖石となった。これを握って何かを殴ると爆発を引き起こし、また知識のレイヴが無くともTCM第二の剣エクスプロージョンを発動させる事が出来る。普段はTCMの同型の部分にはめ込まれている。石の部分に描かれているのはシンフォニアの紋章である。
- 知識のレイヴ
- レイヴ使いに闘いにおけるレイヴの使用方法を直接脳へ深い知識とともに植えつける能力を持つ。作中ではTCMの第9の剣までの各形態についてハルに深い知識を与え、剣を覚醒させるきっかけを起こした際に変化させる能力が見られた。
- 闘争のレイヴ
- レイヴの使いであるプルーに秘められた能力を引き出す作用を持つ。これにより、プルーは爆風などを切り裂き、敵の攻撃を回避・無効化する事が出来る。ただしこの状態は短時間で解除され、またプルー自身も一時的に力を失って(しおれて)しまう。シバがオーバードライブから生還できたのはこのレイヴによってプルーがシバへの直接的な爆撃を避けたことによるものであると思われる。非常に有用にもかかわらず、作中でハルによって使われた機会はごく僅か。
- 未来のレイヴ
- 予言者サガ・ペンドラゴンとの通信機能を持つ。冒険の上でサガの情報が鍵を握っていることも多く、これから起きるであろうことのすべてを知るサガとの通信機能を意図的にリーシャは付けていたようである。
- 真実のレイヴ
- 全ての真実を映し出すレイヴ。もしレイヴ使いの後継者が現れた時に後継者を正当なマスターと認めるか否かはこのレイヴによって決定される。ハルは当初マスターとして認められず、アリスの薬で若返った初代レイヴ使いシバとの、真のレイヴ使いの座を賭けた死闘を展開。最終的にはシバの命と引き替えに認められるに至った。
- なお、これら5つはルシアとの決戦を前にエリーによってすべてのレイヴがひとつにされ、外見上は十字のレイヴと同じものとなった。
- ダークブリング(DB)
- 世界中に散らばる闇の力を持つ邪石。その根源は並行世界を消そうとするエンドレスの力。一つ一つが特殊な能力を持ち、使用者に超常の力を与えるが、心が弱いとその魔力で悪にとりつかれてしまう。その力を完全に引き出すことで真の力(本来の能力とは相反する力)が使用できるようになる(ただこの設定は一度しか使われなかった)。DBは1年に1度の魔石精製の儀式・エンクレイムとマザーDBによってのみ生み出される。DBを破壊できるのはRAVEとプルーの鼻(?)だけだが、マザーDBの意志でも破壊できる。六星やマザーのような特殊なものを除けば同じ能力のものも比較的多く出回っているようである。また、四天魔王のアスラは全身にDBが埋め込まれ、人工と裏、マザーといった特別なもの以外ほぼ全てのDBの能力が使用できる(但し一部の能力はオリジナルに劣る)。
-
- 上級DB
- 通常のDBより強力な能力を持つものをいう。各チームの幹部クラスが持つ。
- 最上級DB
- 上級DBよりさらに上のDB。技の威力よりも特殊な効果の点で上級なものと思われる。主にキングが使用。
- 六星DB
- DBの中でも特に強力な威力をほこる6つのDB。自然の力を操る。ハジャ以外の六祈将軍が1つづつ所持。
- 裏DB
- 自分の心や体を対価として使用するDB。異形の姿に変身することで強大な力を得られるが、人の力では制御できず使用したら二度と元の姿に戻ることはできない。キング等、一部の登場人物が切り札として使用。
- 人工DB
- DBと人の肉体を融合させることによって作られたDB。キルキラ・イゴールによって五六式と六一式が作られ実用化された。名前は完成した年号から取られている。
- マザーDB
- 別名、シンクレア。DBの母たる存在。
- #シンクレアの項目を参照。
- 個々のDBの能力はRAVE (漫画)の登場人物を参照。
- テン・コマンドメンツ(TCM)
- レイヴを埋め込んだ、十個の姿に変わる大剣。元々は王国戦争時代、ガレイン・ムジカがシバのために造った。最終局面では、エリーがエーテリオンでレイヴの力を最大限まで上げた。シバからハルに託された直後、シュダとの戦いで一度折れ、パンクストリートでガレインによって打ち直される。レイヴェルト完成後、ガレイン製のものはその試し切りのために折られた。"テン・コマンドメンツ"とは、英語で「十戒」の意。
- なお、ルシアの十剣のDB・デカログス(ネオ・デカログス)でも同じ能力を使うことができる。ネオ・デカログスでは接頭詞「闇の(テネブラリス)~」が付き、従来のものを大きく上回る威力を発揮する。"デカログス"も古代ギリシャ語で「十戒」を意味する。
-
- 第1の剣 鋼鉄の剣「アイゼンメテオール」
- 通常形態。ハルは普段はいつもこの形態で持ち歩いている。魔法が一切かかっていない形態であり、そのため魔道士との戦いでは威力を発揮する(魔法では物理的な攻撃を直接ガード出来ないため)。剣同士の打ち合いの際にも多用されるが、かなりの重量を誇るため振り回すにはそれなりに力が必要になる。基本形態であるために、レイヴの使用が不可能な者であっても、この形態であれば誰でも扱うことが出来る。レイヴェルトになった後は主に防御に用いられた。
- 第2の剣 爆発の剣「エクスプロージョン」
- 斬ることは出来ないが、爆発させて打撃ダメージを与えられる剣。ハルが最も好んで使う剣だが、自身にもかなりの衝撃が走るので、そう何回も使えるわけではない。後半では他の剣との連携でよく用いられた。
- 第3の剣 音速の剣「シルファリオン」
- スピードに特化した超軽量の剣で、高速度での移動と攻撃が可能になる。ただし使用者の体も軽くなり一撃の威力は小さくなる。そのスピードを活かし「エクスプロージョン」など他の剣と連携する事で弱点を補うことも可能。音速と言うのは高速の例えであり実際に音速が出るわけではない。
- 第4の剣 封印の剣「ルーン・セイブ」
- 物質以外のものを斬る剣で、主に魔法防御に用いられる。その他、「魔法」「魔力」「自分の心」などを封印することも可能。普通の物質は斬れず、刃はそのまますり抜けてしまう。ハルはこの剣を使い、自分の心やエリーのエーテリオンを一時的に封印したことがある。また、ルシアはこの剣の組み合わせ技でハルのルーン・セイブを封印するという技を使っている。
- 第5の剣 双竜の剣「ブルー=クリムソン」
- 炎と氷の属性を持った2つの剣を使う。炎と冷気による遠隔攻撃も可能で、2つを組み合わせることで多彩な攻撃ができる。しかし、ハルは二刀流使いではないので完全に使いこなす事は出来ない。ルシアはこの剣でブルーガーディアンズの戦闘員多数を殺害している。
- 第6の剣 真空の剣「メル・フォース」
- 剣から突風を起こし、相手を吹き飛ばしたり自分を飛ばしたりすることができる。剣圧によって地割れを引き起こすことや、風圧による衝撃で相手の動きをとめることも可能である。
- 余談だがメル・フォースの「メル」はメル・ギブソンから取られている。
- 第7の剣 重力の剣「グラビティ・コア」
- 「シルファリオン」と反対の性質を持った剣で、凄まじい重量と破壊力を誇る。また、ハルは重さにまかせて海中を高速降下するというトリッキーな使い方もしている。
- 第8の剣 太陽の剣「ミリオンサンズ」
- 光の属性を持っていて、闇属性に対して有効な攻撃が可能。剣そのものを強く発光させることが可能なので、目くらましとして逃走手段にも使える。しかし、登場するのが遅かったことや、性質上ルシアが一度も使わなかった(闇の力を持つルシアがこの剣を使いこなせるかどうかは不明)こともあってか、テン・コマンドメンツの中では特に使用頻度が低かった剣である。
- なお、この剣のみ他の9つの剣と異なり、逆手で持っている。
- 第9の剣 羅刹(らせつ)の剣「サクリファー」
- 闘争心以外の全ての感情を封じ、文字通り"羅刹"の如き戦闘力を発揮する剣。そのため使用者の自我を蝕み、最終的には命まで奪ってしまう。また強い殺戮衝動に駆られる事で、敵味方の区別もつかなくなっていく。使用中はあらゆる身体能力が強化され、雄叫びによって魔法などを掻き消す事も可能。テン・コマンドメンツはもともとシバのために作られた剣だったため、ハルはこの剣を制御できず、体を侵食されてしまい、我に返った瞬間、後遺症で一時的に剣を握れなくなってしまった。(ルシアは制御できたが、本人の台詞から、ルシアでも長時間の制御は不可能と思われる)。「シバの」テン・コマンドメンツを使用したハルの能力は、ここで限界となった。仲間であるはずのプルーさえ殺そうとしたこの剣を、ハルは封印して二度と使わないことを誓った。その後、レイヴェルトを手に入れてからも(制御は可能になったかもしれないが)実際に最後まで使うことは無かった。
- 第10の剣 聖剣「レイヴェルト」
- ハルが使うべき第10の剣が存在しないことを知ったムジカによって、改めてハル専用に鍛えられた剣。以後この剣が基本型になる。テン・コマンドメンツとは別の物であるが、レイヴをはめておけば、記憶されている第1~第9の剣は引き続き使用可能。ラストバトルではこの剣を使う場面が多かった。また、パンクストリートの町を、ジェロの呪いから解き放ったことから、邪悪なる魔力を打ち破る力があることが判明する。ムジカから受け取った後に頬ずりをしたり、結婚式では花を結んで飾られていたりと、ハルはこの剣に非常に愛着を持っているようである。
- なお、ルシアの第10の剣は「ダークエミリア」という光を打ち破るというこれとは対の能力を持った最強の剣。
- 本編には登場しないが、シバが使っていた当時の「テン・コマンドメンツ」第10の剣はハルが最初に手に入れたレイヴとよく似た形の「スターレイヴァー」である。本編で「スターレイヴァー」が使われることはなかったが、ゲームでは一定条件を満たすことで「スターレイヴァー」を使うハルを見ることが可能である。
- シンクレア
- 別名:『マザーDB』。5つのレイヴと対をなす邪石。世界中に無数に散らばっているDBの母なる存在。50年前、大破壊を引き起こし、その衝撃でレイヴ同様5つに分裂、各地に飛び散った。シンクレアにはそれぞれ意思があり、シンクレア本体が持ち主と認めた者以外の使用はできない。全てのDBの母なる存在であるために、このDBの持ち主をDBで攻撃することはできない。各シンクレアは以下の様な性質を持つ。
-
- ディストーション
- メガ・ユニットに幽閉されたルシアの前に現れ、ルシアに世界やレイヴの知識、現行世界と平行世界の歴史、そして悪そのものを植え付け純悪という人間に育て上げた(ある意味、ルシアもこれに「歪められた」と言える)。術者の周りの空間を歪ませ、圧縮し、そこにある全ての物質を消滅させる能力を持つが、サクリファーの力で暴走したハルには通用しなかった。
- ヴァンパイア
- ドリュー幽撃団団長のパンプキン・ドリューが所有。地下の牢獄で発見され、「落ちてきたのか、あるいは元からそこにあったのか」定かでない。引力と斥力を操り、さらには物体を圧縮、ブラックホールの要領で消し去る。ドリューそのものを「闇」に染めることで「人間」に対する憎しみを増大させていた。
- ちなみに、本来の能力は引力支配だが、斥力の能力は、ドリュー曰く「DBを極めた事で対極に位置する能力も会得した」との事。
- ラストフィジックス
- 鬼神総長オウガが所有。シンクレアの入手経路などは不明。持ち主に対する物理攻撃を一切無効化するが、魔法などには効果がない。作者自ら「強さの割りに出すのが早過ぎた」と反省の弁を述べている。
- アナスタシス
- ブルーガーディアンズ船長のハードナーが所有、全てを失ったハードナーの心に取り憑いた。全ての存在を再生させるという能力を持ち、いくら攻撃を受けても再生するという不死に近い体を授ける。しかしその力は無限ではなく、レット・ハルとの連戦や、さらに過信して力を使い過ぎたため、再生力を失っていった。
- ?
- アスラが所有していた最後の一つ。ルシアと同盟を組むと同時に彼に献上されたが、名称・能力とも不明。
- 魔界
- 人間界とは別の次元でこの星に存在する世界。作中では位置づけが曖昧だが、魔界と人間界の二つを合わせて一つの並行世界を形作っている。つまり「並行世界の消滅」は「人間界と魔界両方の消滅」を意味し、人間界と魔界は危機を共有している。主に魔人(魔族)や亜人と言われる、人間と動植物の組み合わさったような人種が居住している。存在自体は早くから語られていたが、実際に描かれたのはハードナー編のみ。景観は人間界と変わらない。竜人のジュリアとレットの故郷でもある。四天魔王と呼ばれる4人の魔王により支配され、その下にも何人かの魔王がいる。稀に人間界に帰化するものもおり、魔王ドリューは魔界での身分を捨てて人間界へと降り立った。かつてはその響きの禍々しさと人間から見れば異形なその姿から亜人は恐れられていたが、人間界での亜人の増加により次第にそのような意識は薄れているようである。ハードナー編終了時、魔界に長き平和が訪れた事を示す解説文が挿入された。しかし、その後の戦いで、魔界を統治する四天魔王が全員倒れるという、魔界にとっては重大であろう出来事が発生している(作中では四天魔王亡き後の魔界の情勢について一切触れられていない)。
-
- 竜人(ドラゴンレイス)
- 魔界に住む亜人の一種で、基本的な姿は人間と同じだが竜の身体的能力(筋力、強靭性、炎の息など)を持った種族。レット、ジュリア、ジェガン、ジェイドがこれに属する。20歳を過ぎると「半竜化」(他のファンタジー作品における竜人の様な姿)して「修行期」に入り、その姿で1年過ごした後「社(やしろ)」にて体内の竜の心を解放する「解竜の儀」を行い、人間形態に戻って成人と認められる(「社」以外で「解竜の儀」を行うと竜の心に支配され、理性のない竜になる危険がある。なおレットは社に行かずに「解竜の儀」を行った)。なお、成人した王族は竜王の姿へと戻ることも可能であるが、代償として理性を失い、最終的には命を落とす。
- 緑人(グリーンレイス)
- 魔界に住む亜人の一種で、人間と植物が混ざった姿の種族。争いを好まないが他種族に対する警戒心も強い。集団で「森の歌」を歌って植物を操る能力がある。また、薬効のある植物にも詳しい。
- ペンギン型亜人
- ルビーとパールが属する種族。緑人達の台詞からすると魔界でも珍しいらしい。別名「ペンギン星人」。
- 現行世界と並行世界
- 現行世界とは人類が滅亡する未来を辿った世界である。原因は飢餓や疫病、出生率の低下や環境破壊等々。世界にただ一人生き残った女性、アルシェラ・レアグローブは星の記憶にたどり着き、時間を人類の栄えた過去に戻した。その後、未来を知るアルシェラの働きにより人類は滅びの運命を逃れ、作中で描かれる並行世界の歴史を作っている。しかしこれは人類滅亡の未来からは繋がりようのない、即ち本来ならば有り得なかった世界であり、そのためにこれを消し去ろうとするエンドレスが現れる事になった。この事から、アルシェラの行った時空操作は並行世界における原罪(オリジナルシン)とされている。
[編集] 地名
[編集] ガラージュ島
[編集] ソング大陸
- ヒップホップタウン
- パンクストリート
- スカ村
- トレモロ・マウンテン
- エクスペリメント
- ブルースシティ
- ドラムンベース
- サンバ
- 魔導精霊力研究所
- エルナディア
[編集] ルカ大陸
- エルダ
- ラーバリア
- ジンの塔
- ボニタ
[編集] アクアパレス
[編集] シンフォニア大陸
- シンフォニア城
- レアグローブ国
- リーシャの墓
- 新デーモンカード本部
- レアグローブ南の砦
[編集] デバコの村
[編集] アカペラ島
[編集] アルバナ大陸
- メガユニット
- デノンの町
- エリオスの村
- ルドラの都
- カザン
- マリールーズ
- 帝国本部
[編集] サザンベルク
- シルバーナイツ落下点
- ダークブリングの洞窟
- ミルデスタ
- 宵藍
- リバーサリー
- 深海の祠
- ペリペリオール
[編集] ウルクリック島
- コッペ村
- ガジン村
[編集] オルベスク
[編集] イーマ大陸
- コルサ・カデラ平原
- 星跡の洞窟
- ディアマの町
- リベイラ
- リストドーム
[編集] 魔界
- ノルワーン
- ベスタ村
- ブロッサ
- ブレイア村
[編集] その他
クラシックタウン
[編集] ハードコア山脈
テクノティカ
[編集] クバ砂漠
[編集] エルナディア
[編集] 技法
技法として、対の関係を際立たせている。
主な対の関係は、
シンフォニア | レアグローブ |
---|---|
マラキア・シンフォニア・グローリー五世 | シャクマ・レアグローブ |
ゲイル・グローリー | ゲイル・レアグローブ |
ハル・グローリー | ルシア・レアグローブ |
シュダ | ディープスノー |
サクラ・グローリー | エミリア・レアグローブ |
ホーリーブリング | ダークブリング |
デーモンカード | ブルーガーディアンズ |
---|---|
ゲイル・レアグローブ | ハードナー |
ルシア・レアグローブ | ナギサ・アンセクト |
ディープスノー | ルナール |
ゲイル・グローリー | ユーマ・アンセクト |
六祈将軍 | 六つの盾 |
またそのほか、例外的な対の関係(魔法と生物など)では、
現行世界の産物 | 平行世界の産物 |
---|---|
エーテリオンの力 | エンドレスの力 |
星の記憶の力 | DBの力とRAVEの力 |
となっている。
こうすることにより、「対の関係にある者同士は、ほぼ同等」と見られ、それによって、片方の力の描写だけでもう一方の力の表現もできるほかにどちらが勝ってもおかしくない状況にできるなどの利点が生じる。対の関係を際立たせたことは、作者もインタビューで語っているため、故意におこなったものである。この手法自体は、先述の通り、多くの物語作品で多用されているものであるが、この作品は最後の戦い(平行世界と現行世界)に至るまで、この対の関係を取り入れるなど、一つの技法に徹している。
余談だが、対の関係を多用している漫画は、この『RAVE』の他、『人造人間キカイダー』や『DEATH NOTE』などがある。
[編集] 単行本
- 1999年11月17日 ISBN 4-06-312779-6
- 1999年12月15日 ISBN 4-06-312788-5
- 2000年2月17日 ISBN 4-06-312806-7
- 2000年5月17日 ISBN 4-06-312841-5
- 2000年7月17日 ISBN 4-06-312860-1
- 2000年9月14日 ISBN 4-06-312884-9
- 2000年11月16日 ISBN 4-06-312904-7
- 2001年1月17日 ISBN 4-06-312925-X
- 2001年3月16日 ISBN 4-06-312950-0
- 2001年5月17日 ISBN 4-06-312969-1
- 2001年8月10日 ISBN 4-06-313008-8
- 2001年9月17日 ISBN 4-06-313019-3
- 2001年11月16日 ISBN 4-06-313042-8
- 2002年1月17日 ISBN 4-06-313065-7
- 2002年3月15日 ISBN 4-06-313085-1
- 2002年5月17日 ISBN 4-06-363106-0
- 2002年7月17日 ISBN 4-06-363122-2
- 2002年9月17日 ISBN 4-06-363144-3
- 2002年11月15日 ISBN 4-06-363165-6
- 2003年2月17日 ISBN 4-06-363201-6
- 2003年4月17日 ISBN 4-06-363224-5
- 2003年6月17日 ISBN 4-06-363249-0
- 2003年8月12日 ISBN 4-06-363272-5
- 2003年10月17日 ISBN 4-06-363297-0
- 2003年12月17日 ISBN 4-06-363318-7
- 2004年2月17日 ISBN 4-06-363336-5
- 2004年4月16日 ISBN 4-06-363358-6
- 2004年6月17日 ISBN 4-06-363387-X
- 2004年8月17日 ISBN 4-06-363412-4
- 2004年10月15日 ISBN 4-06-363435-3
- 2005年1月17日 ISBN 4-06-363471-X
- 2005年3月17日 ISBN 4-06-363496-5
- 2005年5月17日 ISBN 4-06-363523-6
- 2005年7月15日 ISBN 4-06-363549-X
- 2005年9月16日 ISBN 4-06-363569-4
[編集] テレビアニメ
GROOVE ADVENTURE RAVE | |
---|---|
テレビアニメ | |
監督 | 渡部高志 |
アニメーション制作 | Studio DEEN |
製作 | TBS RAVE製作委員会(MBS・CBCほか) |
放送局 | TBS系列(一部地域除く) |
放送期間 | 2001年10月13日 - 2002年9月28日 |
話数 | 全51話 |
コピーライト表記 | ©真島ヒロ/講談社・TBS・RAVE製作委員会 |
■テンプレート使用方法 ■ノート |
[編集] スタッフ
- 原作:真島ヒロ(講談社「少年マガジン」KC刊)
- 企画プロデューサー:山村俊史 (TBS) 、野内雅宏(講談社)
- 原案協力:吉田武晴、松本則明、吉本雅和(講談社「週刊少年マガジン」編集部)
- シリーズ構成:岸間信明
- キャラクターデザイン:松島晃
- 美術監督:中山恭子(ビックスタジオ)
- 美術設定:坂本信人
- 色彩設計:もちだたけし
- 撮影監督:川口正幸
- 編集:坂本雅紀(森田編集室)
- 音楽:川井憲次
- 音響監督:藤野貞義
- 音響効果:蔭山満(フィズサウンドクリエイション)
- 録音調整:立花康夫
- 録音助手:明石崇廉
- 録音スタジオ:タバック
- 録音制作デスク:平田哲
- 録音制作:ダックスプロダクション
- 音楽プロデューサー:宿利剛
- 音楽制作:スターチャイルドレコード
- RAVE製作委員会:源生哲雄 (TBS) 、諸冨洋史(毎日放送)、岡崎剛之(中部日本放送)
- プロデューサー:間瀬泰宏 (TBS) 、野口和紀(スタジオディーン)
- 助監督:則座誠
- 監督:渡部高志
- アニメーション制作プロダクション:スタジオディーン
- 製作:TBS、RAVE製作委員会
- 著作: (C) 真島ヒロ/講談社・TBS・RAVE製作委員会
[編集] 主題歌
- オープニングテーマ
- 「Butterfly Kiss」(第1話~第25話)
- 「Higher and Higher」(第26話~第50話)
- エンディングテーマ
- 「琥珀の揺りかご」(第1話~第25話)
- 作詞・作曲:米倉千尋/編曲:aqua.t/歌:米倉千尋
- 「飛行船」(第26話~第50話)
- 作詞・作曲:雲子/編曲:山田正人/歌:雲子
- 「琥珀の揺りかご」(第1話~第25話)
[編集] 各話篇名
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
---|---|---|---|---|---|
1 | レイヴを継ぐ者 | 岸間信明 | 渡部高志 | 則座誠 | 服部憲知 |
2 | 爆炎のシュダ | 岸間信明 十川誠志 |
松下ユキヒロ | 森本浩文 | |
3 | 伝説の鍛冶屋ムジカ | 隅沢克之 | 石山タカ明 | 上坪亮樹 | 高橋真一 |
4 | 獣剣の男ランス | 時村尚 | 新留俊哉 | 吉田俊司 | 服部憲知 |
5 | 復活!テン・コマンドメンツ | 岸間信明 | 松下ユキヒロ | 清水明 | 斉木タロヲ |
6 | 対決!ムジカのふたつの剣 | 隅沢克之 | そえたかずひろ | 則座誠 | 高橋真一 |
7 | 決着!勝利の爆発の剣[エクスプロージョン] | 石山タカ明 | 松下ユキヒロ | 波風立流 | |
8 | 銀の律動[シルバリズム]のムジカ | 時村尚 | 佐藤照雄 | 上坪亮樹 | 森本浩文 |
9 | プルーのひみつ | 岸間信明 | 新留俊哉 | ふかざわまなぶ | |
10 | 雷鳴の記憶 | 吉岡たかを | 鈴木輪流郎 | 吉田俊司 | たけだゆうさく 松島晃 |
11 | ダンシング・ヒーロー | 隅沢克之 | 渡部高志 | 清水明 | 服部憲知 |
12 | ラストシーン | 時村尚 | 石山タカ明 | 即座誠 | 佐藤和巳 |
13 | 星降りの地 | 吉岡たかを | 松下ユキヒロ | 波風立流 | |
14 | 謎の暗殺者 | 岸間信明 | 即座誠 | 上坪亮樹 | 森本浩文 |
15 | 第2のレイヴ | 隅沢克之 | 新留俊哉 | たけだゆうさく 松島晃 |
|
16 | 決闘!バニッシュフィールド | 時村尚 | 吉田俊司 | 河南正昭 | |
17 | シュダ天空に散る | 吉岡たかを | 松下ユキヒロ | 清水明 | 服部憲知 |
18 | ラプソディア爆発5秒前 | 岸間信明 | 新留俊哉 | 即座誠 | 佐藤和巳 |
19 | 3173の女 | 隅沢克之 | 松下ユキヒロ | 森本浩文 | |
20 | エリーの悲劇… | 時村尚 | 渡部高志 | 大庭秀昭 | 松岡秀明 |
21 | 激突!ハル対ジークハルト | 吉岡たかを | 新留俊哉 | たけだゆうさく 松島晃 |
|
22 | 封印の剣ルーンセイヴ | 岸間信明 | 新留俊哉 | 吉田俊司 | 河南正昭 |
23 | エーテリオン覚醒 | 隅沢克之 | 松下ユキヒロ | 清水明 | 波風立流 |
24 | エリーとの約束 | 則座誠 平向智子 |
森本浩文 | ||
25 | さらばソング大陸 | 時村尚 | 則座誠 | 松下ユキヒロ | 佐藤和巳 |
26 | 大強盗!ケツプリ団 | 吉岡たかを | 吉田俊司 | 松島晃 | |
27 | 結界の都ラーバリア | 岸間信明 | 石山タカ明 | 上坪亮樹 | 服部憲知 |
28 | 運命の絆 | 平向智子 | 春風立流 | ||
29 | 魔人の頭ゲイル! | 時村尚 | 則座誠 | 松下ユキヒロ | 松島晃 |
30 | 戦慄!王宮守五神 | 吉岡たかを | 松下ユキヒロ | 吉村章 | 森本浩文 |
31 | ファイナルカウントダウン | 岸間信明 | 吉田俊司 | 佐藤和巳 | |
32 | 第5の剣ブルークリムゾン | 時村尚 | 松下ユキヒロ | 平向智子 | 松島晃 |
33 | 蒼天四戦士クレア | 吉岡たかを | 石山タカ明 | 則座誠 | 服部憲知 |
34 | ゲイルとキング | 岸間信明 | 松下ユキヒロ | 吉村章 | 波風立流 |
35 | 戦う理由[わけ] | 隅沢克之 | 吉田俊司 | 森本浩文 | |
36 | 哀しき空の向こうに… | 時村尚 | 則座誠 | 平向智子 | 松島晃 |
37 | さらば友よ! | 吉岡たかを | 渡部高志 吉田俊司 |
則座誠 | 佐藤和巳 |
38 | 星の記憶 | 時村尚 | 石山タカ明 | 吉村章 | 服部憲知 |
39 | RAVE誕生 | 吉岡たかを | 新留俊哉 | 松下ユキヒロ | 波風立流 |
40 | 0065プルー・レジェンド | 隅沢克之 | 吉田俊司 | 松島晃 | |
41 | 決死の路上パフォーマンス | 岸間信明 | 渡部高志 則座誠 |
平向智子 | 森本浩文 |
42 | 空中カジノ エーデルレイク | 時村尚 | 新留俊哉 | 吉村章 | 佐藤和巳 |
43 | ケツプリ団の大逆襲 | 吉岡たかを | 松下ユキヒロ | 服部憲知 | |
44 | デスストーム突破! | 岸間信明 | 吉田俊司 | 波風立流 | |
45 | 降臨ダークブリングマスター | 隅沢克之 | 松下ユキヒロ | 平向智子 | 松島晃 |
46 | 復活!!六祈将軍[オラシオンセイス] | 吉岡たかを | 新留俊哉 | 吉村章 | 森本浩文 |
47 | 竜人[ドラゴンレイス]の真実 | 時村尚 | 松下ユキヒロ | 佐藤和巳 | |
48 | 哀しき銀術師[シルバークレイマー] | 隅沢克之 | 吉田俊司 | 服部憲知 | |
49 | 戦いの果てに | 吉岡たかを | 新留俊哉 | 平向智子 | 松島晃 |
50 | 記憶の扉 | 岸間信明 | 松下ユキヒロ | 波風立流 | |
51 | 未来への誓い | 渡部高志 | 則座誠 | 森本浩文 |
※ 最終話では原作者の真島ヒロが声優としてカメオ出演している。
[編集] 原作からの変更点
- アニメではハルとエリーの出会いから始まり、それ以前の物語は追い追いに回想として断片的に描かれる。
- 原作ではガラージュで行われたハル対シュダの初対決は、アニメでは第2話のヒップホップタウン脱出時に行われている。またこの話にはアニメオリジナルキャラとして「逃がし屋ホール」と言う名の女性が登場。
- 作中では殆ど出血や流血などの血の描写が無いように配慮されている。これは2000年代以降のアニメ作品全般に言えることではあるが、可能な限り、暴力描写を抑えているためである。ソフト化されても血が黒いという不自然な表現が見られた。
[編集] 放送局
放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 備考 |
---|---|---|---|---|
関東広域圏 | 東京放送 (TBS) | 2001年10月13日 - 2002年9月28日 | 土曜 17:30~18:00 | 制作局 |
近畿広域圏 | 毎日放送 (MBS) | 土曜 17:30~18:00 (TBSとは同時間帯ながらも遅れネット) |
||
中京広域圏 | 中部日本放送 (CBC) | 土曜7:00~7:30 (遅れネット) |
||
福岡県 | RKB毎日放送 (RKB) | |||
北海道 | 北海道放送 (HBC) | 2001年10月20日 - 2002年10月6日 | 土曜17:00~17:30(第1話~第24話) ↓ 日曜6:00~6:30(第25話~第50話) |
7日遅れ→8日遅れ (自社制作番組放送に伴い枠移動) |
青森県 | 青森テレビ (ATV) | |||
岩手県 | IBC岩手放送 (IBC) | |||
宮城県 | 東北放送 (TBC) | |||
福島県 | テレビユー福島 (TUF) | |||
山梨県 | テレビ山梨 (UTY) | |||
長野県 | 信越放送 (SBC) | |||
静岡県 | 静岡放送 (SBS) | |||
富山県 | チューリップテレビ (TUT) | 日曜6:00~6:30 | ||
石川県 | 北陸放送 (MRO) | 日曜6:00~6:30 | ||
岡山・香川県 | 山陽放送 (RSK) | |||
広島県 | 中国放送 (RCC) | 日曜26:20~26:50 | ||
山口県 | テレビ山口 (TYS) | 日曜24:35~25:05 | ||
愛媛県 | あいテレビ (ITV) | |||
高知県 | テレビ高知 (KUTV) | |||
長崎県 | 長崎放送 (NBC) | |||
鹿児島県 | 南日本放送 (MBC) |
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 『週刊少年マガジン』公式サイトの作品紹介
- RAVE(レイヴ) TBS公式ページ
TBS系 土曜17:30枠 ※ここまでTBS・MBS・CBC共同制作 |
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