1981年のF1世界選手権

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1981年のF1世界選手権は、FIA フォーミュラ1世界選手権の第32回大会である。1981年 3月15日にアメリカで開幕し、10月17日にアメリカで開催される最終戦まで、全15戦で争われた。

[編集] 概要

この年、マシンの最低地上高を規制するレギュレーションが導入されたが、ブラバムのニューマチックダンパーやロータスのツインシャーシ車であるロータス88など、レギュレーションのグレーゾーンをついたマシンが登場。結局昨年までとあまり変わらない事態となってしまった。

また、開幕直前にグッドイヤーが撤退を発表。よって供給を受ける予定だったチームは急遽ミシュランに変更となった。その後、シーズン中盤のフランスGPから再びグッドイヤーが復帰したため、使用タイヤが二転三転するチームがいくつもあった。

[編集] 参戦チーム・ドライバー

チーム	シャーシ	エンジン	タイヤ	ドライバー
ウィリアムズ	FW07C	フォード DFV(V8)	M G	1.アラン・ジョーンズ 2.カルロス・ロイテマン
ティレル	010,011	フォードDFV(V8)	M Avon G	3.エディ・チーバー 4.ケビン・コーガン (4).リカルド・ズニーノ (4.)ミケーレ・アルボレート
ブラバム	BT49C	フォードDFV(V8)	M G	5.ネルソン・ピケ 6.ヘクトール・レバーク
マクラーレン	M29C,M29F,MP4/1	フォードDFV(V8)	M	7.ジョン・ワトソン 8.アンドレア・デ・チェザリス
ATS	D4、HGS1	フォードDFV(V8)	M Avon	9.ヤン・ラマース (9),10.スリム・ボルグッド
ロータス	81,87	フォードDFV(V8)	M G	11.エリオ・デ・アンジェリス 12.ナイジェル・マンセル
エンサイン	N180B	フォードDFV(V8)	M Avon	14.マルク・スレール (14).エリセオ・サラザール
ルノー	RE20B,RE30	ルノーEF1(V6ターボ)	M	15.アラン・プロスト 16.ルネ・アルヌー
マーチ	811	フォードDFV(V8)	M Avon	17.デレック・ダリー 18．エリセオ・サラザール
フィッティパルディ	F8C	フォードDFV(V8)	M Avon P	20.ケケ・ロズベルグ 21.チコ・セラ
アルファ・ロメオ	179B,179C,179D	アルファロメオ1260(V12)	M	22.マリオ・アンドレッティ 23.ブルーノ・ジャコメリ
リジェ	JS17	マトラMS81(V12)	M	25.ジャン＝ピエール・ジャブイーユ 26.ジャック・ラフィット
フェラーリ	126CK	フェラーリTipo031(V6ターボ)	M	27.ジル・ヴィルヌーヴ 28.ディディエ・ピローニ
アロウズ	A3	フォードDFV(V8)	M P	29.リカルド・パトレーゼ 30.シェグフレッド・ストール (30.)ジャック・ヴィルヌーヴSr.
オゼッラ	FA1B,FA1C	フォードDFV(V8)	M	31.ミフエル・アンヘル・フェッラ (31.)ピエルカルロ・ギンザーニ (31.)ジョルジオ・フランチア (31.)ジャン＝ピエール・ジャリエ 32.ベッペ・ガビアーニ
セオドール	TY01	フォードDFV(V8)	M Avon	33.パトリック・タンベイ (33.)マルク・スレール
トールマン	TG181	ハート415T(直4ターボ)	P	35.ブライアン・ヘントン 36.デレック・ワーウィック