笹沖
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笹沖（ささおき）は岡山県倉敷市にある地名、または街の通称で旧市街の南に位置する地区である。
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[編集] 概要
国道2号と幹線道路の市道古城池線が交わる笹沖交差点の南北を中心に形成され、交差点を囲むように市役所・大型店に金融機関等が分布する倉敷の新都心的な地区である。一般的に使われる地区の範囲は地名の笹沖の他に西中新田・新田・吉岡・白楽町（ばくろちょう）等の一部分が含まれている場合もある。
全国のどの都市にも見受けられるロードサイド店舗によって自然発生的にできた街であるが、ここ10年の間に周辺部の宅地化が進みマンションの建設も目立つなど街としての成熟期に入っている。
店舗の業種も多彩で有名チェーン店も多く、昼間商業地としては旧市街を凌いでいる面もある。イオン出店後も衰えを感じさせないのは道路交通の結節点にあることと各店舗の無料駐車場が充実していることで比較的影響が少なかったからと思われる。
[編集] 歴史
笹沖の地名は1620年頃、足高山南側の干潟の新田開発によって誕生した窪屋郡（後の都窪郡）笹沖村から続くものである。1960年代まで一帯は幹線道路から離れた静かな田園地帯あった。
街が形成され始めたのは1970年代前半、水島地区を結ぶ古城池線の整備と国道2号線岡山バイパスの笹沖までの開通、そして青果市場と魚市場の現地への移転がきっかけになる。
1970年代後半、ボウリング場跡地に第一産業（デオデオ）、古城池線を挟んだ東隣に倉敷サブリーナ（ゆめタウン）が相次ぎ出店する。1980年代には倉敷市役所の移転に岡山バイパスの大西交差点までの開通が起爆剤となりジャスコに加え多くの専門店や金融機関の進出が相次ぎほぼ今の街の形になった。
[編集] 行政機関・公共施設
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[編集] 店舗
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金融機関・郵便局等 |
大型店 |
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[編集] 主な専門店
[編集] 主な事業所
- 倉敷リハビリテーション病院
- クラブン本社
- サキヤクリエイト本社
- ヴェルジェくらしき（結婚式場・愛グループ、旧倉敷平安閣）
- 笹沖典礼会館（葬儀場・愛グループ）
- 倉敷中央法要庵（葬儀場・飛鳥グループ）
- ヤマト運輸倉敷笹沖宅急便センター
- 岡山放送倉敷支社
[編集] 倉敷地方卸売市場
1970年、新川町（現:中央1丁目）にあった市場が移転したものである。
- 藤徳物産本社
- クラカグループ
- 大印倉敷大果
- カモ井物産
[編集] 足高山
安土桃山時代以前、笹沖一帯は海で足高山は｢笹島｣と呼ばれる島であった。笹沖の地名は笹島に由来するものと思われる。
- 足高神社
[編集] 笹沖交差点
笹沖交差点 (ささおきこうさてん)は、倉敷市笹沖の交差点。
国道2号岡山バイパスと市道古城池線の交点。立体交差がなされているが、交通量に対し道路整備の遅れと古城池線の規格不足により渋滞が慢性化している。そのため、狭い裏道には渋滞を回避しようとする自動車が頻繁に往来し、歩行者や自転車等にとって危険な事が問題になっている。また、市内でも交通事故の多い交差点の一つになっている。
古城池線は元々片側1車線だったものを2車線に区切っており、交差点手前から“1車線と右折レーン”へと変化する。いわゆる“ボトルネック状態”が渋滞の主な要因である。そのため、国道2号福山方面において2車線の立体高架と側道の分かれ道の手前から渋滞になり易く、側道を含むバイパス全体の流れに影響を与えている。ようやく平成19年度から国道2号の立体高架橋の4車線化工事が行われている。
[編集] 交通
[編集] 主要道路
[編集] 路線バス
[編集] 外部リンク
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