第49回アカデミー賞

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第49回アカデミー賞は1977年3月28日に発表・授賞式が行われた。司会はエレン・バースティン、ジェーン・フォンダ、リチャード・プライヤー、ウォーレン・ベイティ。

[編集] 受賞結果一覧

作品賞: 『ロッキー』
監督賞: ジョン・G・アヴィルドセン - 『ロッキー』
主演男優賞: ピーター・フィンチ - 『ネットワーク』
主演女優賞: フェイ・ダナウェイ - 『ネットワーク』
助演男優賞: ジェイソン・ロバーズ - 『大統領の陰謀』
助演女優賞: ビアトリス・ストレイト - 『ネットワーク』
脚本賞: パディ・チャイエフスキー - 『ネットワーク』
脚色賞: ウィリアム・ゴールドマン - 『大統領の陰謀』
撮影賞: ハスケル・ウェクスラー - 『ウディ・ガスリー/わが心のふるさと』
編集賞:『ロッキー』
美術賞:『大統領の陰謀』
衣装デザイン賞:『カサノバ』
作曲賞:『オーメン』
音楽賞：『ウディ・ガスリー/わが心のふるさと』
歌曲賞:『スター誕生』
録音賞: 『大統領の陰謀』
特別業績賞：『2300年未来への旅』、『キングコング』
外国語映画賞: 『BLACK&WHITE in COLOR/ブラック・アンド・ホワイト・イン・カラー』
長編ドキュメンタリー映画賞: 『Harlan County U.S.A.』
短編ドキュメンタリー映画賞: 『Number Our Days』
短編アニメ映画賞: 『Leisure』
短編実写映画賞: 『In the Region of Ice』

アービング・G・タルバーグ賞：パンドロ・S・バーマン

[編集] 式典

第49回のアカデミー賞授賞式はドロシー・チャンドラー・パビリオンで行われ、3時間半を超えた。作品賞にはシルヴェスター・スタローンが脚本も書いた『ロッキー』が選ばれ、それまで無名だったスタローンを一気にスターの座に押し上げる結果となった。しかし、テレビ局の内幕を描いた『ネットワーク』が4つの俳優部門のうちの3つを受賞。3つの俳優部門を受賞したのは、1951年の『欲望という名の電車』以来であった。

[編集] 候補と受賞の一覧

太字は受賞である。また、以下での人名表記は

作品の日本語公式情報およびAMPAS公式サイトの日本版とWOWOWによる授賞式放送での表記に準ずる。
見当たらない場合はデータベースサイトなどを参考。
それでもない場合は英語表記のままとする。

[編集] 作品賞

ウディ・ガスリー/わが心のふるさと
大統領の陰謀
タクシードライバー
ネットワーク
ロッキー

[編集] 監督賞

[編集] 主演男優賞

[編集] 主演女優賞

[編集] 助演男優賞

ジェイソン・ロバーズ - 大統領の陰謀
ネット・ビーティ - ネットワーク
ローレンス・オリヴィエ - マラソンマン
バージェス・メレディス - ロッキー
バート・ヤング - ロッキー

[編集] 助演女優賞

パイパー・ローリー - キャリー
リー・グラント - さすらいの航海
ジェーン・アレクサンダー - 大統領の陰謀
ジョディ・フォスター - タクシードライバー
ビアトリス・ストレイト - ネットワーク

[編集] 脚本賞

ウォルター・バーンスタイン - ウディ・アレンのザ・フロント
ジャン＝シャルル・タケラ、ダニエル・トンプソン - さよならの微笑
リナ・ウェルトミューラー - セブン・ビューティーズ
パディ・チャイエフスキー - ネットワーク
シルヴェスター・スタローン - ロッキー

[編集] 脚色賞

ロバート・ゲッチェル - ウディ・ガスリー/わが心のふるさと
フェデリコ・フェリーニ、ベルナルディーノ・ザッポーニ - カサノバ
スティーヴ・シェイガン、デヴィッド・バトラー - さすらいの航海
ニコラス・メイヤー - シャーロック・ホームズの素敵な挑戦
ウィリアム・ゴールドマン - 大統領の陰謀

[編集] 撮影賞

アーネスト・ラズロ - 2300年未来への旅
ハスケル・ウェクスラー - ウディ・ガスリー/わが心のふるさと
リチャード・H・クライン - キングコング
ロバート・サーティース - スター誕生
オーウェン・ロイズマン - ネットワーク

[編集] 編集賞

ロバート・ジョーンズ、ペンブローク・J・ヘリング - ウディ・ガスリー/わが心のふるさと
ロバート・L・ウォルフ - 大統領の陰謀
アラン・ハイム - ネットワーク
エヴァ・ニューマン、ウォルター・ハンネマン - パニック・イン・スタジアム
スコット・コンラッド、リチャード・ハルシー - ロッキー

[編集] 美術賞

デール・ヘネシー、ロバート・デヴェステル - 2300年未来への旅
ジョージ・ジェンキンス、ジョージ・ゲインズ - 大統領の陰謀
ロバート・F・ボイル、アーサー・ジョセフ・パーカー - ラスト・シューティスト
ジーン・キャラハン、ジャック・コリンズ、Jerry Wunderlich - ラスト・タイクーン
エリオット・スコット、ノーマン・レイノルズ、ピーター・ホウィット – The Incredible Sarah

[編集] 衣装デザイン賞

ウィリアム・ウェア・テイス - ウディ・ガスリー/わが心のふるさと
ダニロ・ドナティ - カサノバ
アラン・バレット - シャーロック・ホームズの素敵な挑戦
アンソニー・メンデルソン - The Incredible Sarah
メアリー・ウィルズ – The Passover Plot

[編集] 作曲賞

バーナード・ハーマン - 愛のメモリー
ジェリー・フィールディング - アウトロー
ジェリー・ゴールドスミス - オーメン
ラロ・シフリン - さすらいの航海
バーナード・ハーマン - タクシードライバー

[編集] 音楽賞

レナード・ローゼンマン - ウディ・ガスリー/わが心のふるさと
ポール・ウィリアムズ - スター誕生
ロジャー・ケラウェイ - ダウンタウン物語

[編集] 歌曲賞

“Ave Satani” by ジェリー・ゴールドスミス - オーメン
“Evergreen(Love Theme from A Star Is Born)” by バーブラ・ストライサンド、ポール・ウィリアムズ - スター誕生
“Come to Me”by ヘンリー・マンシーニ、ドン・ブラック - ピンク・パンサー3
“Gonna Fly Now” by ビル・コンティ、キャロル・コナーズ、エイン・ロビンス - ロッキー
“A World that Never Was” by サミー・フェイン、ポール・フランシス・ウェブスター - Half a House

[編集] 録音賞

ジャック・ソロモン、ハリー・ウォレン・テトリック、ウィリアム・マッコーイ、Aaron Rochin - キングコング
トム・オーヴァートン、ロバート・グラス、Robert Knudson、Dan Wallin - スター誕生
ディック・アレクサンダー、ジム・ウェブ、Les Fresholtz、Arthur Piantadosi - 大統領の陰謀
ドナルド・ミッチェル - 大陸横断超特急
バド・アルパー、ハリー・ウォレン・テトリック、ウィリアム・マッコーイ、Lyle Burbridge - ロッキー

[編集] 外国語映画賞

嘘つきヤコブ - フランク・バイヤー（東ドイツ）
さよならの微笑 - ジャン＝シャルル・タケラ（フランス）
セブン・ビューティーズ - リナ・ウェルトミューラー（イタリア）
BLACK&WHITE in COLOR/ブラック・アンド・ホワイト・イン・カラー - ジャン＝ジャック・アノー（アイヴォリー・コースト）
夜と昼 - イェルゼイ・アンツァック（ポーランド）

[編集] 長編ドキュメンタリー映画賞

スキー&ハングライダー - マイケル・ファース
Harlan County U.S.A. - バーバラ・コップル
Hollywood on Trial – ジェームズ・C・ガットマン、デイヴィッド・ヘルパン
People of the Wind – アンソニー・ハワース、デヴィッド・コフ
Volcano: An Inquiry Into the Life and Death of Malcolm Lowry - ドナルド・ブリテン、ロバート・A・ダンカン

[編集] 短編ドキュメンタリー映画賞

American Shoeshine – スパーキー・グリーン
Blackwood - トニー・イアンツェロ、アンディ・トムソン
Number Our Days - リン・リットマン
The End of the Road – ジョン・アームストロング
Universe – レスター・ノヴロス

[編集] 短編アニメ映画賞

Dedalo - Manfredo Manfredi
Leisure – スザンネ・ベイカー
The Street - キャロライン・リーフ、ガイ・グローヴァー

[編集] 短編実写映画賞

In the Region of Ice - Andre R. Guttfreund、ピーター・ワーナー
Kudzu – マージ・ショート
Nightlife – クレア・ウィルバー、ロビン・リーマン
Number One – ダイアン・キャノン、ヴィンス・キャノン
The Morning Spider - ジュリアン・シャグラン、クロード・シャグラン

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（各項目の年は対象となった映画の公開された年であり、実際の授賞式は翌年に行われている）

カテゴリ: アカデミー賞 | 1976年の映画

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