リー・グラント
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リー・グラント(Lee Grant,本名Lyova Haskell Rosenthal ,1927年10月31日 - )はアメリカ合衆国ニューヨーク市出身の女優。ユダヤ系東欧移民の家庭に生まれる。4歳で初舞台を踏み、高校卒業後に奨学金を得てネイバーフッド・プレイハウスで学ぶ。ブロードウェイで高い評価を得、1951年の『探偵物語』で映画デビューしカンヌ国際映画祭女優賞を受賞する。しかし、当時吹き荒れた赤狩りのブラック・リストに載ったため、以後12年の間は映画の仕事がほとんどなくなってしまい、テレビに出演。1960年代から再び映画に出演するようになり、1975年の『シャンプー』でアカデミー助演女優賞を受賞している。
[編集] 主な出演作品 =
- 探偵物語 Detective Story (1951)
- 夜の大捜査線 In the Heat of the Night (1967)
- 真夜中の青春 The Landlord (1970)
- 刑事コロンボ 死者の身代金/Ransom for a Dead Man(1971)テレビドラマ
- シャンプー Shampoo (1975)
- エアポート'77/バミューダからの脱出 Airport '77 (1977)
- オーメン2/ダミアン Damien: Omen II (1978)
- スウォーム The Swarm (1978)
- りんご白書 Teachers (1984)
- Dr.Tと女たち Dr T and the Women (2000)
- マルホランド・ドライブ Mulholland Dr. (2001)