穴水町
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
|
穴水町(あなみずまち)は、石川県の能登半島の中央に位置する町である。
隣の門前町と合併し鳳町(おおとりまち)になる計画で法定合併協議会が開かれていたが、まとまらずに解散してしまった。その後、その門前町、輪島市との合併も計画されたが、輪島市の否決によって実現できず、単独町政が続いている。
星空の町108市町村の一つとして選ばれ、1992年第4回環境省などが主催する「星空の町・あおぞらの街」全国大会が開催された。
目次 |
[編集] 地理
町の北部、西部は丘陵地で、南部は七尾北湾、東部は富山湾に面する。
気候は、1月、2月には降雪はあるが、丘陵が風をさえぎるため冬でも比較的穏やかといえる。
[編集] 隣接する自治体
[編集] 歴史
- 1889年4月1日 町村制の施行により9ヶ村が合併し穴水村が発足。
- 1903年8月10日 町制を施行し、穴水町となる。
- 1908年4月1日 島崎村、東保村を合併する。
- 1954年3月31日 兜村、住吉村を合併する。
- 1955年3月10日 諸橋村を合併する。
- 2007年3月25日 能登半島地震が発生。町内ではこの地震の最大震度である6強(計測震度6.33)を記録し、穴水駅前地区、商店街、市街地住宅街に被害が多数出た。
[編集] 人口
穴水町と全国の年齢別人口分布図(比較) | 穴水町の年齢・男女別人口分布図 |
■紫色は穴水町
■緑色は日本全国 |
■青色は男性
■赤色は女性 |
総務省統計局 / 国勢調査(2005年) |
[編集] 行政
[編集] 町長
[編集] 経済
[編集] 産業
- 主な産業
- 農林水産業が主な産業で、農産物ではスイカ、栗、水産物では牡蛎貝、ナマコ、メバル、クロダイなどが特産品である。
- 産業人口(2000年国勢調査)
- 第1次産業 777人
- 第2次産業 1,577人
- 第3次産業 3,069人
- 分類不能 3人
- 総数 5,426人
[編集] 商業地区
- 穴水商店街
- 穴水駅と穴水町役場に挟まれる地域に商店や飲食店が多く集まる地区があり、特に穴水警察署から穴水小学校の間には穴水の商店通りが展開している。しかし道が狭く大きな駐車場もないので近所の人以外はやや利用しにくい状況になっている。
- 此木(くのぎ)地区(穴水ショッピングセンターパルス)
- 能登有料道路の終点にもなっている穴水IC(以前は此木ICといった)のある交差点は、能登有料道路の先が珠洲道路になり、それに交差して石川県道1号七尾輪島線が通っていて、能登中部の重要な交通の要所になっている。ここに、ファミリーレストラン、スーパーマーケット、衣料品店、書店、電器店、ホームセンター、ラーメン屋さん、など多数のお店が並んでおり、郵便局のATMおよび無料の大駐車場も完備して、穴水のみでなく、奥能登全体から人が集まる拠点として近年注目されている。
[編集] 姉妹都市・提携都市
[編集] 国内
[編集] 地域
[編集] 学校教育
[編集] 高等学校
- 石川県立穴水高等学校
[編集] 中学校
- 穴水町立
- 穴水中学校
-
- 向洋中学校(平成19年3月閉校)
[編集] 小学校
- 穴水町立(5校)
- 穴水小学校
- 鹿波小学校
- 兜小学校
- 住吉小学校
- 諸橋小学校
[編集] 社会教育
[編集] 図書館
- 穴水町立図書館
[編集] 博物館・美術館等
- 能登中居鋳物館
- 穴水町歴史民俗資料館
[編集] 交通
[編集] 空港
[編集] 鉄道
[編集] 過去の鉄道路線
[編集] 道路
[編集] バス
[編集] 港湾
[編集] 地方港湾
- 穴水港
[編集] 漁港
- 第1種
- 古君漁港
- 宇加川漁港
- 前波漁港
- 沖波漁港
- 甲漁港
- 曽良漁港
- 鹿波漁港
- 岩車漁港
- 新崎漁港
[編集] 観光
[編集] 祭り・イベント
[編集] 名所・旧跡
- 来迎寺
- 明泉寺
- 穴水城跡
- ボラ待ちやぐら(古代からの漁法)
- キャッスル真名井(パーシヴァル・ローウェルゆかりの品展示など)
- さとりの道
- 立戸ヶ浜海水浴場
- 潮騒の道
[編集] 穴水町出身の有名人
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
|
|
---|---|
市部 | 金沢市 | 七尾市 | 小松市 | 輪島市 | 珠洲市 | 加賀市 | 羽咋市 | かほく市 | 白山市 | 能美市 |
能美郡 | 川北町 |
石川郡 | 野々市町 |
河北郡 | 津幡町 | 内灘町 |
羽咋郡 | 志賀町 | 宝達志水町 |
鹿島郡 | 中能登町 |
鳳珠郡 | 穴水町 | 能登町 |