能越自動車道

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能越自動車道（のうえつじどうしゃどう、英：NOETSU EXPRESSWAY、路線名：一般国道470号）は、石川県輪島市から、七尾市、氷見市、高岡市を経由して富山県小矢部市へ至る高規格幹線道路。

目次 1 一般国道470号基本概要 2 通行料金 3 歴史 4 インターチェンジなど 5 通過市町村 5.1 小矢部砺波JCT～氷見IC間 5.2 田鶴浜IC～能登空港IC間 6 交通量 7 関連項目 8 外部リンク

[編集] 一般国道470号基本概要

• 陸上距離：23.0km （既開通区間）
• 起点：石川県輪島市
• 終点：富山県砺波市
• 主な経由地：七尾市、氷見市、高岡市、小矢部市
• 指定区間：三井IC～穴水IC及び七尾IC～小矢部砺波JCT

小矢部砺波JCTから徳田大津JCTまでは新設で、現在小矢部砺波JCT～氷見ICと田鶴浜IC～徳田大津JCTが開通している。徳田大津JCTから穴水町天神谷・穴水トンネル手前までは能登有料道路との重複区間で、穴水町天神谷・穴水トンネル手前から能登空港インターまでは開通済みで能登空港インター～輪島まで新設される。

七尾方面から来ると直で北陸自動車道や東海北陸自動車道につながるようになっている。

基本計画区間である田鶴浜インターチェンジから七尾インターチェンジ間は、高規格幹線道路としては全国で初めて住民参加によるPI（パブリック・インボルブメント）手法を活用したルート検討がなされ、現在供用中の国道249号七尾田鶴浜バイパスを利用し七尾インターチェンジ側4kmを新設する案が提言された。

一般国道自動車専用道路のため富山側には、最高速度100km/h、80km/h（大貨等）、最低速度50km/hの3連の標識がある。また、穴水IC～能登空港IC間は片側1車線ながら、中央分離帯があるため、最高速度80km/hとなっている。なお、原付・小特などの通行は不可能である。

[編集] 通行料金

（普通車）

• 小矢部砺波JCT～小矢部東IC：200円
• 小矢部東IC～福岡IC：無料
• 福岡IC～高岡IC：200円
• 高岡IC～高岡北IC～氷見IC：無料
• 田鶴浜IC～徳田大津IC：100円
• 徳田大津IC～横田IC：200円
• 横田IC～穴水IC：260円
• 穴水IC～能登空港IC：無料

小矢部砺波JCT～高岡IC間については、開業当初は本線上に料金所を設けず、各ICの料金所で道路公団の高速道路と能越自動車道の料金を併せて支払う（逆に能越道から道路公団の高速道路へ出た場合は、道路公団のICで能越道の料金も併せて支払う）方式をとっていた。高岡IC～高岡北IC間開業の際、本線上に料金所を設けて、そのつどそこまでの料金を支払う方式に変更されている。能登有料道路との併用区間については、開業当初から本線上に料金所が設けられている。

高岡IC～氷見IC間は、現在は国土交通省が管理する無料区間となっている。

2005年12月7日、高岡北IC～氷見IC間の無料化が決定した。

[編集] 歴史

• 1978年11月：横田IC～此木IC（現：穴水IC）開通
• 1980年3月29日：徳田大津JCT～横田IC開通
• 1996年3月28日：小矢部砺波JCT～福岡IC開通
• 1998年4月19日：田鶴浜IC～徳田大津JCT開通
• 2000年7月19日：福岡IC～高岡IC開通
• 2004年6月13日：高岡IC～高岡北IC開通
• 2006年6月10日：穴水IC～能登空港IC開通
• 2007年3月25日：能登半島地震により被災。土砂崩れ等による寸断により田鶴浜IC～穴水IC間が通行止に。
• 2007年3月29日：田鶴浜IC～徳田大津ICの通行止が解除。
• 2007年4月15日：高岡北IC～氷見IC開通
• 2007年4月20日：徳田大津IC～横田ICの通行止が解除。
• 2007年4月27日：横田IC～穴水ICの通行止が解除。

[編集] インターチェンジなど

• IC番号欄の背景色が■である部分については道路が供用済みの区間を示している。また、施設名欄の背景色が■である部分は施設が供用されていない、または完成していないことを示す。未開通区間の名称は仮称。
• 各施設の位置は上り線と下り線で異なることがあるので留意のこと。
• BS（バス停留所）のうち、○は運用中、◆は休止中の施設。無印はBSなし。
• （数字）は、他路線の番号。<数字>は、予定番号。
• 英略字は以下の項目を示す。

  IC：インターチェンジ、JCT：ジャンクション、SA：サービスエリア、PA：パーキングエリア、TB：本線料金所、BS：バスストップ、TN：トンネル、BR：橋

• 小矢部砺波JCT - 高岡北IC：国道470号高岡砺波道路
• 高岡北IC - 氷見IC：国道470号氷見高岡道路
• 氷見IC - 七尾IC：国道470号七尾氷見道路
• 高田IC - 田鶴浜IC：国道249号七尾田鶴浜バイパス
• 田鶴浜IC - 徳田大津JCT：国道470号田鶴浜道路
• 徳田大津JCT - 徳田大津IC：国道470号・石川県道60号金沢田鶴浜線能登有料道路
• 徳田大津IC - 穴水IC：国道470号・石川県道1号七尾輪島線能登有料道路
• 穴水IC - 能登空港IC：国道470号穴水道路
• 能登空港IC - 輪島IC：国道470号輪島道路

IC 番号	施設名	接続路線名	起点から の距離	終点から の距離	BS	備考	所在地
東海北陸自動車道 白川郷方面
(19)	小矢部砺波JCT	北陸自動車道	0.0	29.4			富山県	砺波市
								小矢部市
TB	小矢部東TB		↓	↑
1	小矢部東IC	県道48号福光福岡線	2.4	27.0
2	福岡IC	国道8号	6.9	22.5				高岡市
PA/TB	福岡PA/TB		10.1	19.3
3	高岡IC	国道8号	13.7	15.7
4	高岡北IC	県道32号小矢部伏木港線	18.2	11.2
5	氷見IC	国道415号鞍川バイパス	29.4	0.0				氷見市
<6>	氷見北IC	県道304号鹿西氷見線（予定）				建設中　2008年度開通予定
<7>	灘浦IC	県道70号万尾宇波線（予定）				建設中
<PA>	県境PA					建設中	石川県	七尾市
<8>	大泊IC	国道160号（予定）				建設中
<TN>	麻生トンネル					建設中　長さ 588m
<TN>	小栗トンネル					建設中　長さ 279m
<TN>	七尾トンネル					建設中　長さ 1,760m
<9>	七尾東IC	県道177号城山線（予定）				建設中
<10>	七尾IC	国道159号七尾バイパス（予定）				建設中
この間　基本計画区間 現在供用中の国道249号七尾田鶴浜バイパスは高田IC - 田鶴浜IC間を除き一般道路（当面活用区間）
	高田IC	国道249号七尾田鶴浜バイパス 県道18号氷見田鶴浜線
	田鶴浜IC/TB		0.0	39.2		現在は七尾田鶴浜バイパスと 田鶴浜道路の直結のみ
	徳田大津JCT	能登有料道路 金沢方面	4.8	34.4
								志賀町
	徳田大津IC	県道3号田鶴浜堀松線	6.0	33.2				七尾市
								志賀町
	横田IC/TB	県道23号富来中島線	17.1	22.1				七尾市
SA	別所岳SA		↓	↑
								穴水町
	越の原IC		28.9	10.3		金沢・七尾方面出入口
	穴水IC	県道1号七尾輪島線 県道303号柏木穴水線（珠洲道路）	33.0	6.2		旧・此木IC
	能登空港IC	県道303号柏木穴水線（珠洲道路） 能登空港インター道路（計画）	39.2	0.0				輪島市
	三井IC					事業中
	輪島IC					事業中

• ※福岡PAは福岡料金所に併設されるような形になっている。上下線とも、料金所の数メートル先にPAの入口があるので、料金支払い後、そのまま進入すればよい。
• ※七尾市大泊町付近に休憩施設設置予定。
• ※別所岳SAは能登半島地震のため閉鎖されていたが2007年11月30日に上り線側、12月21日に下り線側も復旧して完全に利用できるようになった。

[編集] 通過市町村

[編集] 小矢部砺波JCT～氷見IC間

• 富山県

  小矢部市 - 高岡市 - 氷見市

[編集] 田鶴浜IC～能登空港IC間

• 石川県

  七尾市 - 羽咋郡志賀町 - 鳳珠郡穴水町 - 輪島市

[編集] 交通量

2005年度（平成17年度道路交通センサスより）
平日24時間交通量（台）

小矢部砺波JCT - 小矢部東IC：5,295 小矢部東IC - 福岡IC：5,295 福岡IC - 高岡IC：5,357 高岡IC - 高岡北IC：5,013

田鶴浜IC - 徳田大津JCT：3,049 徳田大津IC - 横田IC：5,435 横田IC - 穴水IC：6,065

[編集] 関連項目

• 一般国道
• 日本の高速道路一覧
• 中部地方の道路一覧
• 北陸自動車道
• 東海北陸自動車道
• 能登有料道路

[編集] 外部リンク

• 中日本高速道路株式会社
• 富山河川国道事務所
• 富山県道路公社
• 富山県庁（PDF）
• 金沢河川国道事務所
• 石川県道路公社
• 能越自動車道(田鶴浜～七尾）みちづくり懇談会