神奈川新町駅
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神奈川新町駅(かながわしんまちえき)は、神奈川県横浜市神奈川区亀住町にある、京浜急行電鉄本線の駅である。
神奈川新町駅のデータ | |
京浜急行本線神奈川新町駅 | |
停車種別 | 特急・普通 |
ホーム構造 | 島式2面4線 |
泉岳寺駅からの距離 | 21.2km |
乗降者数 | 16,394人(平成16年度) |
開業日 | 1915年(大正4年)8月21日 |
所在地 | 〒221-0043 |
神奈川県横浜市神奈川区亀住町19-1 |
新町検車区の入出区駅のため、当駅始発・終着の列車が設定されている。また、運転車両部運転課育成センターが隣接しており、京急線の車掌・運転士の教習・研修は、全てここで行われる。
当初から当駅終着列車の方向幕には「新町」と表示されてきたが、最近は最新型車両や方向幕を更新した車両を中心に「神奈川新町」と表示されるようになってきている。
平日朝時間帯の上りの一部特急は、当駅で快特の通過待ちを行う。また、日中の一部の普通列車では車両交換が行われる。
目次 |
[編集] 駅構造
島式ホーム2面4線の地上駅。改札口と各ホームとは地下通路で連結されており、新町検車区の詰所とも繋がっている。 ホームの有効長は、上りは12両分、下りは場所的な制約から8両分、と上下で異なっている。このため、神奈川新町を通る下りの特急は、8両編成で増結車がないか、12両編成で品川~京急川崎のみ4両増結の扱いとしている。なお、12両で到着した場合、車掌は最後尾の車両(川崎止まりの車両)にいるため、ホーム上で待機している作業員の合図でドアを開ける。
- のりば
1・2 | ■京急本線 | 横浜・新逗子・浦賀・三崎口方面 |
3・4 | ■京急本線 | 京急蒲田・羽田空港・品川・泉岳寺・都営浅草線方面 |
[編集] 利用状況
一日平均の乗降人員は16,922人(2006年度)である(京急全線で72駅中第40位)。横浜~京急川崎間の途中駅で唯一の特急停車駅であるが、同区間では普通しか停車しない生麦、京急鶴見、鶴見市場よりも利用が少ない。
[編集] 駅周辺
- 新町検車区・運転車両部運転課育成センター(車掌・運転士の教習・研修は、すべてここで行われる)
- 郵便事業横浜神奈川支店(旧 横浜郵便集中局)
- テクノウェイブ100
- NTT新町ビル
- 国道15号
- かつては在日米軍神奈川ミルクプラントが駅北側にあった。(2000年3月31日返還、すでに解体済)
[編集] 路線バス
[編集] 歴史
- 1915年8月21日(大正4年) 新町駅として開業。
- 1927年4月(昭和2年) 神奈川新町駅に改称。
- 1965年(昭和40年)2月21日 隣接の子安駅に代わり、特急停車駅となる。
- 1978年(昭和53年)3月6日 上りホームを12両編成対応に延伸、使用開始。
なお、平日朝上りの特急列車12両編成運転は1974年(10両編成運転は1970年)から行われていたが、当駅上りのホームが8両編成までの対応だったため、増結車は横浜で旅客を全て降ろし、当駅で切り離す措置を取っていた。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
京急本線 |
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