大阪府立岸和田高等学校
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
過去の名称 | 大阪府第六尋常中学校 大阪府立岸和田中学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 大阪府 |
学区 | 第4学区(旧第9学区) |
校訓 | 文武両道 |
設立年月日 | 1897年 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 | 普通科 |
学科内専門コース | 国際的人材育成コース 理数専門コース |
所在地 | 〒596-0073 |
大阪府岸和田市岸城町10番1号 | |
電話番号 | 072-422-3691 |
FAX番号 | 072-432-5266 |
外部リンク | 公式サイト |
大阪府立岸和田高等学校(おおさかふりつきしわだこうとうがっこう、英称:Osaka Prefectural Kishiwada High School)は、大阪府岸和田市にある公立の高等学校。略称は岸高(きしこう)。
目次 |
[編集] 概要
1897年(明治30年)に大阪府第六尋常中学校として創立され、1948年(昭和23年)に大阪府立岸和田高等学校となった。目の前に岸和田城が見え、周辺はとても落ち着いた雰囲気となっている。
大阪府から「次代をリードする人材育成研究開発重点校」(エル・ハイスクール)に指定され、岸和田高校では「エルハイスクール推進委員会」を設置し、次代をリードするにふさわしい、生涯にわたって主体的に学ぶ力とそれを支える体力・精神力・豊かな心を身につけるため、「進路実績の向上及びバランスのとれた人材育成」を目標にさまざまな取組を進めている。
2006年度入学生からコース制が導入され、1年次の特進ゼミを終えたあと、2年次・3年次は国際的人材育成コース(愛称 文系スーパー)、理数専門コース(愛称 理系スーパー)の特別クラスが設置される。
[編集] 沿革
- 1897年 大阪府第六尋常中学校として創立。
- 1898年 摂河泉大演習に際し明治天皇御臨幸。
- 1901年 大阪府立岸和田中学校と改称。
- 1934年 大風水害のため校舎一棟倒壊の際生徒3名死亡、重傷者17名を出す。
- 1947年 第1学年は募集せず、第2・3学年は新制中学校として併設。
- 1948年 学制改革により、大阪府立岸和田高等学校と改組。父兄会を解散し、大阪府立岸和田高等学校PTAを結成する。男女共学実施のため、府立和泉高等学校及び同佐野高等学校との間に教官、生徒の交流を行う。
- 1949年 併設中学を廃止。旧岸和田中学校同窓会を発展させ、旧岸和田中学校、岸和田高等学校及び併設中学校の卒業生を以て岸和田高等学校同窓会を結成。
- 1966年 プール竣工。
- 1967年 同窓会館・生徒食堂竣工。
- 1975年 体育館竣工(鉄筋コンクリート3階建)。第2運動場整備。
- 1983年 東棟竣工(鉄筋コンクリート4階建)。
- 1991年 セミナーハウス竣工(鉄骨2階建)。
- 1997年 黎明館(鉄骨鉄筋コンクリート2階建)竣工。創立百周年記念式典・祝賀会挙行。
- 1999年 校舎改築第1期工事竣工。
- 2003年 校舎改築第1期工事竣工。
[編集] クラブ活動
岸和田高校ではクラブの入部率が90%と高く、勉強と部活を両立させている生徒が多い。
[編集] 運動部 |
[編集] 文化部 |
[編集] 主な卒業生
- 鹿野政直(歴史学者、早稲田大学名誉教授)
- 江弘毅(前 京阪神エルマガジン社 Meets Regional編集長)
- 奥本大三郎(フランス文学者、日本昆虫協会会長)
- 加守田章二(陶芸家)
- 桂文昇(落語家)
- 岸本義広(法務事務次官)
- コシノヒロコ(ファッションデザイナー)
- コシノジュンコ(ファッションデザイナー)
- 藤井桑正(元朝日放送会長・社長)
- 笑福亭松枝(落語家)
- 笑福亭たま(落語家)
- 高橋悦史(俳優)
- 西原恭治(プロ野球選手)
- 宮本岳志(元参議院議員)
- 高取英(劇作家、京都精華大学教授)
- 平木隆三(元サッカー日本代表・元名古屋グランパスエイト監督)
- 黒田朔 (マキキ聖城教会牧師)
- 安岡孝一 (京都大学助教授•JIS委員)
- 城野和三郎(物理化学研究、神戸高等工業学校校長・神戸大学名誉教授)