塩屋駅 (兵庫県)
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塩屋駅 | |
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塩屋駅駅舎 |
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しおや - Shioya | |
◄須磨 (2.9km)
(2.9km) 垂水►
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所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■山陽本線(JR神戸線) |
キロ程 | 10.2km (神戸起点) 大阪から43.3km |
所在地 | 神戸市垂水区塩屋町1丁目 |
電報略号 | シヤ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 相対式 2面2線(電車線のみ) |
乗車人員 -統計年度- |
6,773人/日(降車客含まず) -2006年- |
開業年月日 | 1896年(明治29年)7月1日 |
乗換 | 山陽電気鉄道本線(山陽塩屋駅) |
備考 | 業務委託駅 みどりの窓口 有 |
塩屋駅(しおやえき)は、兵庫県神戸市垂水区塩屋町1丁目2番16号にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線(JR神戸線)の駅である。
アーバンネットワークエリアに属しており、Jスルーカード・ICOCA利用可能駅でもある(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。
目次 |
[編集] 駅構造
電車線のみに相対式ホーム2面2線を有する橋上駅。ホームにつながる階段は、上り方面に2つ、下り方面は1つ。自動改札が3台設置されている。この駅にはエレベーターがないため、エレベーターの設置を求める声があるが、実現性は低い。なお当駅はジェイアール西日本交通サービスによる業務委託駅であり一部時間帯は無人となる。
1 | ■JR神戸線(下り) | 西明石・加古川・姫路方面 |
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2 | ■JR神戸線(上り) | 三ノ宮・尼崎・大阪方面 |
[編集] 駅周辺
塩屋駅の南側は歩道橋を降りるとすぐに国道2号線に出る。 北側は閑静な住宅街が拡がっている。 第二次大戦中、垂水区、特に塩屋駅周辺は大規模な空襲を受けず、現在も駅周辺は戦前からの古い住宅が建っていたりする。 神戸港開港時、多くの西欧人が海と山の迫った風光明媚なこの土地を愛し、塩屋町6丁目周辺は「第2の北野町」とも言われる外国人居留地である。
南側は国道2号を挟んですぐ海である。
[編集] 利用状況
年間乗車人数は次のとおり。JR神戸線の神戸市内各駅の中では最も少ない。
- 1999年度 2,514千人(1,670千人)
- 2000年度 2,530千人(1,687千人)
- 2001年度 2,455千人(1,638千人)
- 2002年度 2,435千人(1,635千人)
- 2003年度 2,437千人(1,636千人)
- 2004年度 2,429千人(1,627千人)
- 2005年度 2,439千人(1,613千人)
カッコ内は定期利用者の再掲
- 「神戸市統計書」(神戸市企画調整局総合計画課・編)による
[編集] 歴史
- 1896年(明治29年)7月1日 - 山陽鉄道の仮駅として開業。旅客・貨物の取扱を開始。
- 1906年(明治39年)12月1日 - 山陽鉄道の国有化により国鉄の駅となる。
- 1934年(昭和9年)9月20日 - 須磨駅~当駅~明石駅間で電車運転を開始。
- 1943年(昭和18年)10月1日 - 貨物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR西日本の駅となる。
- 1995年(平成7年)1月17日 - 阪神・淡路大震災により営業休止。
- 1月23日 - 営業再開。
- 2006年(平成18年)3月18日 - ダイヤ改正により昼間時の普通電車が毎時8本から4本に半減。
- 2008年(平成20年)3月15日 - ダイヤ改正により昼間時の普通電車が毎時4本から6本に増発。神戸市内の駅としては初めてジェイアール西日本交通サービスによる業務委託駅となる。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
JR神戸線(東海道本線・山陽本線) |
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