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京都市営バス烏丸営業所 - Wikipedia

京都市営バス烏丸営業所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

京都市営バス烏丸営業所(きょうとしえいばすからすまえいぎょうしょ)は、京都市北区小山北上総町にある京都市営バスの営業所である。なお、管轄下に京都市営バス錦林出張所がある。

目次

[編集] 沿革

  • 1978年10月1日 - 京都市電烏丸営業所跡地に京都市営バス烏丸営業所を開設する。なおこのとき、烏丸営業所の支所として北野に営業所が設置される。
  • 1979年5月20日 - 北野支所を廃止する。また、八条営業所の廃止、洛西営業所の開設に伴い、担当系統が変更となる。烏丸営業所の担当系統が(旧)6甲、(旧)203、206甲乙、215、222甲乙、M1となる。
  • 1981年5月29日 - 京都市営地下鉄烏丸線開業に合わせて開設された北大路駅上に北大路バスターミナルが、烏丸営業所に併設される。またこの日に大幅な路線再編が実施され、担当系統が変更となる。烏丸営業所の担当系統は、北1、北2、北3、北4、北5、47、51、206、M1の各系統となる。
  • 1986年3月31日 - 31、35、65、北6の各系統が高野営業所から烏丸営業所に移管される。また、51、北2、M1の各系統が西賀茂営業所に、それぞれ移管される。また、55号系統が梅津営業所から烏丸営業所に移管される。
  • 1986年10月25日 - 55号系統が烏丸営業所から梅津営業所に、204号系統(甲、外回り)が錦林営業所から烏丸営業所に、92号系統が梅津営業所から烏丸営業所に、それぞれ移管される。
  • 1987年11月1日 - 65号系統が烏丸営業所から錦林営業所に、204号系統(乙、内回り)が錦林営業所から烏丸営業所に、それぞれ移管される。また、47号系統が廃止となる。
  • 1993年6月1日 - 31号系統が烏丸営業所から梅津営業所に移管となる。
  • 1994年3月26日 - キタオオジタウン再開発により、地下鉄の駅と「北大路ビブレ」の間の地下空間に移設された北大路バスターミナル供用開始と共に、その内部に移転する。
  • 1997年6月4日 - 地下鉄烏丸線北山-京都国際会館前間開業に伴い、北4、北6の各系統が廃止となる。
  • 1997年10月12日 - 地下鉄東西線開業に伴う路線再編で、京都市営バス錦林営業所を烏丸営業所の錦林支所とする。北5号、35の各系統を廃止し、北8号系統を新設する。また、65号系統を錦林営業所から烏丸営業所に移管する。
  • 1999年3月22日 - 烏丸営業所錦林支所を烏丸営業所錦林出張所に再び格下げする。5号系統を錦林支所から梅津営業所に、31号系統を梅津営業所から烏丸営業所に、それぞれ移管する。また、17号系統を九条営業所との共管とする。
  • 1999年4月1日 - 烏丸営業所錦林支所を烏丸営業所錦林出張所に再び格下げする。
  • 2001年3月24日 - 急行102号系統を新設する。92号系統を廃止する。
  • 2005年3月12日 - 31、65の各系統を烏丸営業所から九条営業所に、それぞれ移管する。
  • 2007年3月10日 - 急行101号系統が梅津営業所から烏丸営業所に移管される。急行102号系統が烏丸営業所から錦林出張所に移管される。

[編集] 概要

烏丸営業所本所は、京都市営地下鉄烏丸線開業に合わせて開設された北大路駅上の北大路バスターミナルを経由する循環系統、および北大路バスターミナルを起点とする北ブロック系統を受け持つ。以前は左京区東部(修学院・岩倉)と市内中心部を結ぶ路線の一部も受け持っていたが、民間委託となり、現在では西賀茂営業所に移管されている。

なお、当営業所は整備場や隣接の北大路バスターミナルと一体で地下式にした点が最大の特徴で、日本初の地下営業所でもある。周辺の再開発の際に、交通局の財政基盤強化のために所有地の有効活用を図った結果であるが、整備場まで含めて地下にした構造は当時は前例がなく(地下バスターミナルなら前例はある)、排気ガスが充満する問題を解決するため、排気ダクトを随所に設置、隣接の北大路バスターミナルでは乗車バースはバスが到着した時だけドアが開くホームドアを採用、降車バースにはエアカーテンを設置している。こうした対応策の結果、バスターミナル内の大気中のNOx濃度は 0.03ppm、待機場・整備場でも3ppmに抑えられたという。

[編集] 現行路線

[編集] 北1号系統

運行区間
  • 北1:北大路バスターミナル - 北大路堀川 - 上堀川 - 紫野泉堂町 - 玄琢
概要

北1号系統は、地下鉄烏丸線北大路駅に隣接する北大路バスターミナルから堀川通北山通を通って、北区鷹ヶ峰地区を結ぶ路線である。路線名は鷹峯線である。

鷹ヶ峰地区は一方通行区間が多く、紫野泉堂町→佛教大学前→鷹峯源光庵前→玄琢下→紫野泉堂町と大きく循環している。

北大路バスターミナルでは1号系統と北1号系統が同じ乗り場から発車している。両者は全く違う系統であり、注意書きが掲示されているが、それでも行楽期には鷹峯方面に向かう観光客が1号系統に乗ってしまうなど誤乗が発生している。特に漢字を理解できない外国人観光客にとっては紛らわしいと言える。

沿革

当系統は、1981年5月地下鉄烏丸線に新設された。それ以前は1号系統が以下の経路で鷹ヶ峰地区を運行していた。南行きは、玄琢下から紫野泉堂町まで、2度通っていたことになる。

  • 三条京阪行:西賀茂車庫前→玄琢下→紫野泉堂町→南木ノ畑町(現:佛教大学前)→鷹峯源光庵前→玄琢下→紫野泉堂町→上堀川→北大路堀川→三条京阪前
  • 西賀茂車庫行:三条京阪前→北大路堀川→上堀川→紫野泉堂町→南木ノ畑町(現:佛教大学前)→鷹峯源光庵前→玄琢下→西賀茂車庫前

1981年6月の北1号系統新設に伴い、1号系統は玄琢下-北大路堀川間が現在の千本北大路経由に変更となった。なお、北1号系統は新設以降、1度も経路を変更していない。また、担当営業所は新設当時から烏丸営業所である。

停留所およびダイヤ

昼間は、平日・土曜日・休日とも20分毎で運行している。また当系統は地下鉄烏丸線のフィーダー路線であることから終バスが遅い。なお、終バスは玄琢下止めであり、また回送の都合上、この便のみ西賀茂営業所が担当している。

[編集] 北3号系統

  • 北3:北大路バスターミナル - 上賀茂御薗橋 - 柊野別れ - 京都産大前

北3号系統は、北大路駅から加茂街道を経由して京都産業大学を結ぶ路線である。地下鉄烏丸線から京都産業大学へのアクセス路線のため、学生の利用が多い。なお通学時間帯には京都産大前までノンストップで運転する「産大エクスプレス」が運転される。ただし、学休期間中は産大エクスプレス全便運休になり、北3号系統の本数も大幅に減便される。また、産大エクスプレスは、北大路バスターミナル - 御薗橋間の経路が異なり、加茂街道を経由せず、堀川通を経由する。

平日は1時間あたり3本 - 8本の運行となっている。なお、学休期間の平日、土曜日、休日の昼間は、20分間隔の運行となり、朝夕は1時間あたり1本 - 2本の運行となる。全線乗車の運賃は、均一区間運賃と同一である、御薗口町 - 京都産大前間相互利用のみ、運賃がことなる。

沿革

当系統は、1969年10月誕生した37甲号系統が起源である。当時の経路は以下のとおりである。

  • 産業大学前 - 上賀茂神社前 - 上賀茂御薗橋 - 東高縄町 - 内河原町 - (烏丸通) - 下総町 - 出雲路橋 - (賀茂街道) - 葵橋西詰 - 河原町今出川 - 河原町三条 - 三条京阪南口

1970年8月に、上賀茂神社前 - 三条京阪前間を廃止(37号系統に統合)し、産業大学前 - 上賀茂神社前間の運行となった。

1981年5月地下鉄烏丸線の開業に伴い、系統番号を現在の北3に変更し、現在の北大路駅前(現北大路バスターミナル) - 産業大学前となった。

1983年11月に上賀茂菖蒲園町を経由する特北3号系統が新設されたが、2001年3月に廃止となっている。

[編集] 北8号系統

  • 北8:北大路バスターミナル - 千本北大路 - 佛教大学前 - 北山駅前 - 松ヶ崎駅前 - 修学院道 - 一乗寺木ノ本町 - 北大路バスターミナル

北大路バスターミナルから北大路通千本通北山通白川通を経て再び北大路通に出る路線である。路線形状こそ循環運転にはなっているものの、多区間系統路線である為か(松ヶ崎海尻町 - (修学院道) - 一乗寺地蔵本町間は均一運賃区間外)、京都市営バスの「循環系統」には含まれていない。

地下鉄各駅からの乗換利用および地域の生活路線としての機能が主体であるが、当路線以外に市バス路線がない松ヶ崎近辺以外は利用率が悪く、本数は毎時2 - 3本程度と少なめである。

沿革

北8号系統の前身となる系統は、35号系統及び36号系統北5号系統である。いずれも1997年に烏丸線が国際会館駅まで全線開業した際に廃止され、その代替路線として現在の北8号系統が設定された。さらに上堀川 - 野々神町間では54号系統(三条京阪・祇園 - 上賀茂神社;晩年は西賀茂営業所所属)の代替路線にも当たる。

  • 1965年3月31日 - 36号系統は、京都駅八条口 - 三哲 - 京都駅前 - (烏丸通) - 烏丸車庫前 - 市電高野 - 木ノ本町 - 修学院道で運行されていた。
  • 1978年10月1日 - 京都駅前 - (烏丸通) - 烏丸車庫前 - 高野 - 一乗寺木ノ本町 - 修学院道 - 宝ヶ池 - 岩倉操車場前で運転されていた。
  • 1981年5月29日 - 36号系統を区間短縮(北大路バスターミナル - 高野 - 一乗寺木ノ本町 - 修学院道 - 宝ヶ池 - 岩倉操車場前)の上、北5号系統に改称する。5号甲系統を35号系統に改める。
  • 1988年12月 - 35号系統は四条烏丸(→四条河原町→)(←烏丸御池←)河原町二条 - 野々神町 - 修学院道 - 岩倉操車場前で運転されていた。
  • 1996年4月 - 35号系統は四条烏丸(→四条河原町→)(←烏丸御池←)河原町二条 - 洛北高校前 - 府立大学前 - 京都コンサートホール前 - 前萩町 - 修学院道 - 岩倉操車場前で運行されていた。
  • 1997年 - 地下鉄烏丸線の全通で北5号系統が廃止される。
  • 1997年10月12日 - 35号系統・54号系統を廃止する。北8号系統を新設する。

[編集] 急行101号系統

運行区間
  • 101:北大路バスターミナル - 大徳寺前 - 金閣寺道 - 北野白梅町 - 堀川今出川 - 二条城前 - 四条烏丸 - 京都駅前
概要

北大路バスターミナルから四条烏丸、金閣寺北野天満宮二条城を経由して京都駅までを結ぶ路線である。主要停留所のみに停車する系統である。 なお、この系統は、多くの観光地を結んで走る系統のため、外国人の利用が非常に多くなっている。そこで、2005年1月19日から外国人観光客誘致推進事業の一つとして実施されている洛バス系統のひとつとして運行されている。本系統に用いられる車両は、夏の若葉をイメージした緑色のラッピングが施されている。

沿革
  • 1997年10月12日 - 京都駅前-金閣寺道間の路線として新設される。当時は、堀川今出川-金閣寺道間は、堀川今出川→北野天満宮→金閣寺道→大徳寺前→堀川今出川と循環していた。
  • 1999年3月22日 - 現在の京都駅前-北大路バスターミナルの経路に変更となる。
  • 2001年10月17日 - 急行100号系統、急行101号系統、急行102号系統で統一ロゴを導入する。
  • 2003年1月24日 - 五条営業所から梅津営業所に移管する。
  • 2005年1月19日 - 「外国人向け観光推奨バス」(洛バス/RAKU BUS)の運行を行う。対象となる系統は、本系統を含めた3系統である。
  • 2007年3月10日 - 梅津営業所から烏丸営業所に移管する。
停留所およびダイヤ

主要停留所のみに停車し、停車停留所は、北大路堀川、大徳寺前、千本北大路、金閣寺道、わら天神前、北野白梅町、北野天満宮前、千本今出川、今出川大宮、堀川今出川、堀川丸太町、二条城前、堀川御池、四条堀川、四条烏丸、烏丸五条である。北大路バスターミナル発で7時台-16時台、京都駅前発で8時台-16時台で30分間隔で運転している。

[編集] 204号系統

京都市営バス204号系統路線図
京都市営バス204号系統路線図
  • 204:北大路バスターミナル - 金閣寺道 - 西ノ京円町 - 銀閣寺道 - 高野 - 北大路バスターミナル

北大路バスターミナルを起点とし、北大路通西大路通丸太町通白川通東鞍馬口通東大路通を走行し、北大路バスターミナルに戻る循環系統である。路線名は北部循環線である。

路線図に示すとおり、京都駅、四条河原町をはじめとした市内主要拠点を経由していないものの、北大路駅地下鉄烏丸線)、北野白梅町駅京福電車)、丸太町駅京阪電車)などの鉄道駅や、金閣寺銀閣寺大徳寺などの観光施設を結んでいる。

平日・土曜日・休日とも、昼間は15分間隔で運行している。ノンステップバスが使用される割合が高い。

  • 沿革
    • 1981年5月29日:204号系統(新)錦林車庫 - 金閣寺道 - 錦林車庫が新設される。担当は錦林営業所(当時)であった。
    • 1986年10月25日:甲系統である錦林車庫→東天王町→金閣寺道→田中大久保町→錦林車庫を烏丸営業所に移管する。
    • 1987年11月1日:逆周りの乙系統も烏丸営業所に移管する。同時に起点を北大路バスターミナルに変更する。

204号系統は、1981年5月のダイヤ改正により錦林車庫を起点とする系統として運行を開始した。1986年10月には、甲系統が錦林営業所から烏丸営業所に、1987年11月には乙系統も錦林営業所から烏丸営業所に移管された。

[編集] 206号系統

運行区間
  • 206:北大路バスターミナル - 千本北大路 - 四条大宮 - 京都駅前 - 祇園 - 高野 - 北大路バスターミナル
  • 206(東山通折返):北大路バスターミナル - 高野 - 祇園 - 京都駅前
概要

当系統は、北大路通千本通大宮通七条通東山通(東大路通)を循環するバス路線である。入庫のため、北大路バスターミナル止めの便も存在する。京都市電6号系統(京都駅前 - 東山七条 - 高野 - 烏丸車庫前 - 四条烏丸 - 京都駅)の烏丸通を除く区間および5号系統(京都駅前 - 四条河原町 - 洛北高校前 - 千本北大路 - 四条大宮 - 九条大宮)の七条大宮以北の区間を、北大路バスターミナルおよび京都駅前を拠点として循環系統として繋げる形の代替バスとして設定された。路線名は東山・千本循環線である。

東山通側は、三十三間堂京都国立博物館清水寺高台寺八坂神社知恩院といった京都を代表する観光地を連ねているため、観光シーズンになると積み残しが出るほどに混雑が激しくなる。そのため急行100号系統が206号系統の補完役として運転されている。一方、大宮通・千本通側は、観光施設は西本願寺大徳寺程度で、地元の利用が中心である。さらに、大宮通・千本通側は46号系統201号系統207号系統といった運行頻度の高い路線が重複している。そのため、東大路通側の方が大宮通・千本通側に比べて本数が多い。

高速鉄道とは、京都駅以外では、地下鉄烏丸線北大路駅)、地下鉄東西線東山駅二条駅)、京阪本線七条駅)、阪急京都線大宮駅)、JR嵯峨野線二条駅)と、京都市中心部に乗り入れるすべての高速鉄道路線と接続している。このような系統は、循環系統では206号系統のみである。

東山通側では、循環しない北大路バスターミナル-京都駅前間の区間便が多数運行されている(近年では該当便に関しては系統番号の上に折り返し拠点の『京都駅』もしくは『北大路BT』の表示を付け、系統表示の配色も『白地のオレンジ文字』と、循環系統の基本表示とは逆になっている(循環便との区別の為と見られる))。

沿革(221号系統含む)

1974年4月京都市電烏丸線廃止に伴い、206号系統(京都駅前 - 四条烏丸 - 烏丸車庫前 - 高野 - 高原町)が誕生した。

1978年10月の京都市電全廃時に、烏丸通東山通を経由する循環路線(京都駅前 - 烏丸七条 - 東山七条 - 祇園 - 高野 - 烏丸車庫前 - 四条烏丸 - 京都駅前)となった。

一方、1972年1月京都市電四条線・千本線・大宮線廃止に伴い、221号系統(九条車庫前 - 九条大宮 - 四条大宮 - 千本今出川 - 千本北大路 - 烏丸車庫前)が誕生した。

1981年5月地下鉄烏丸線開業に伴い、従来の206号系統と221号系統を統合した新生206号系統が誕生した。1981年以降、206号系統の経路は変更されていない。また、統合直前の担当営業所は、旧206号系統が烏丸営業所、221号系統が九条営業所の担当であったが、統合後は烏丸営業所の担当となった。以後、担当営業所の変更は行なわれていない。

前述のとおり、東山通側は平日休日問わず常時観光需要がある。しかも、その観光需要は東山二条以南が圧倒的に多い。そのため、京都駅前-東山二条間には、補助系統として特206号系統が運行されていたことがある。特206号系統の経緯を以下に示す。

  • 1992年12月25日 - 特206号系統、京都駅前 - 烏丸七条 - 東山七条 - 祇園 - 四条烏丸 - 烏丸七条 - 京都駅前新設する。
  • 1996年3月30日 - 特206号系統を廃止する。
  • 1999年3月22日 - 特206号系統、京都駅前 - 烏丸七条 - 東山七条 - 祇園 - 東山仁王門 - 東山二条を新設する。担当営業所は梅津営業所である。
  • 2005年3月12日 - 特206号系統を廃止する。
停留所およびダイヤ

前述のとおり、東山通側、千本通側では運行本数も大きく異なり、東山通側では循環便、北大路バスターミナル-京都駅前間の区間便合せて7-8分毎、千本通側では循環便のみ15分毎に設定されている。

当系統は長距離の路線であり、かつ担当の烏丸営業所の車庫が路線の北端に位置していることもあり、無駄な回送を省くために、早朝・深夜帯には路線の南端に近い九条営業所が担当する便も存在する。

[編集] 撤退路線

31号系統
現在は西賀茂営業所が担当
35号系統
運行していた区間
岩倉操車場前〜修学院道〜前萩町〜京都コンサートホール前〜府立大学前〜洛北高校前〜出町柳駅前〜河原町今出川〜河原町二条→烏丸御池→四条烏丸→四条河原町→河原町二条
沿革
  • 1997年10月12日 - 廃止
65号系統
現在は西賀茂営業所が担当
92号系統
運行していた区間
北大路バスターミナル~千本北大路~千本丸太町~西ノ京円町~大覚寺
沿革
  • 2001年3月23日 - 廃止
概要
北大路バスターミナルと嵯峨野方面を結ぶ唯一の路線であったが、利用率があまり芳しくなく、廃止されている。なお、現在ではJR嵯峨野線の円町駅での接続が当系統の代替といえよう。
急行102号系統
現在は錦林出張所が担当
北4号系統
運行していた区間
北大路バスターミナル〜洛北高校前〜野々神町〜松ヶ崎道〜(狐坂)〜岩倉南四ノ坪町〜上高野〜花園町〜岩倉実相院
沿革
  • 1997年6月4日 - 廃止
北5号系統
運行していた区間
北大路バスターミナル〜高野〜一乗寺木ノ本町〜上高野〜国際会館駅前〜岩倉操車場前
沿革
  • 1997年10月12日 - 廃止
北6・臨北6号系統
運行していた区間
北大路バスターミナル〜(烏丸今出川〜河原町今出川〜)洛北高校前〜高野橋東詰〜宝ヶ池〜花園橋〜八瀬〜大原
沿革
  • 1997年6月4日 - 廃止

[編集] 車両

1981年5月以降、シャーシは日産ディーゼル製に統一されていたが、1986年3月の高野営業所廃止に伴い、三菱自動車(現・三菱ふそうトラック・バス)製の車両が転属となった。その関係で、日産ディーゼル製の他に、少数ながら三菱自動車製の車両も新製配置されている。また、2005年以降は日野自動車製の車両も新製配置、2007年には101号系統の移管に伴い梅津営業所からいすゞ自動車製の車両が転入、4メーカーの車両が配置されることとなった。

なお、101号系統には専用の車両が入っており、特別な塗装となっている。該当車両は以下のとおりである。

  • 日産ディーゼルKC-UA460HAN(1995年製、ツーステップ、西日本車体工業製):1台
  • いすゞKC-LV280L(1995年製、ツーステップ、西日本車体工業製):2台
  • いすゞNE-LV288L(1997年製、ツーステップ、天然ガスバス):2台

[編集] 関連項目

[編集] 参考文献



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