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マルダーIII - Wikipedia

マルダーIII

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

マルダー III

マルダー III(Sd Kfz 138)

基礎データ
全長
全幅
全高
重量
乗員数 4 名
装甲・武装
装甲
主武装
副武装
機動力
速度
エンジン
懸架・駆動
行動距離
テンプレート ノート 解説

マルダーIII (独:Marder III)は、第二次世界大戦期にドイツが開発した対戦車自走砲である。38(t)戦車の車台に7.5cm砲または7.62cm砲を搭載したもの。マルダーは「テン(貂)」の意味。制式番号は Sd.Kfz.139 と Sd.Kfz.138 の2種がある。資料によって表記はマーダーもしくはマルダーとなる。

目次

[編集] 概要

バルバロッサ作戦の初期段階から、ドイツ国防軍I号対戦車自走砲や牽引砲ではなく、機甲部隊に追従できる対戦車自走砲の必要性を実感していた。1941年の終わりには、例えばソ連T-34KV-1などの登場により、この課題は喫緊のものとなった。

解決策として、旧式化して前線で通用しなくなった戦車を改造するか、もしくはその戦車の製造ラインを改修して、対戦車砲を搭載し、対戦車自走砲とする決定がなされた。38(t) 戦車をベースとしたマルダーIII はこの一連の計画の一つである。

[編集] 開発経緯

[編集] Sd Kfz 139 マルダーIII

Sd Kfz 139 マルダーIII
Sd Kfz 139 マルダーIII

1942年の終わりまでには、大量の38(t)戦車は戦力として陳腐化していたが、自走砲の車台としては他よりも適していた。さらにソ連軍から大量に鹵獲したF-22 76.2mm野砲があったため、この砲を38(t)戦車に載せることが試みられた。

このため38(t)の砲塔と上部構造が撤去され、新しい上部構造物が車台に載せられた。その上に砲を搭載し、天板のない薄い装甲板を取り付けた。装甲板の厚さは 主砲防盾で11mm、戦車の時のままの車体前面は50mmであった。この車輌の弱点として、高いシルエットとともに、この装甲板が敵の火力に対して脆弱であったという点が挙げられる。

F-22野砲はドイツ軍標準の7.5cm砲弾用の長い薬莢が使えるように薬室が拡大され、また操作ハンドルが一名で使用できるように改修され、7.62cm Pak36(r)と命名された。これは7.5cm弾そのものを発射することもできたが、弾頭に口径調整用の金属製バンドを装着せず射撃した場合、口径の差の分空いた隙間から発射ガスが漏れ、またライフリングへの食い込みが浅いなどの問題で、威力と精度は低下してしまった。76.2mm弾頭に7.5cm薬莢を組み合わせた砲弾の生産量は6340発と少なく、多くはPak40用の7.5cm砲弾が用いられたようである。主砲弾は30発搭載され、もともとの戦車用車体に搭載された7.92mm機関銃も引き続き装備されていた。

この自走砲は Sd.Kfz.139 Panzerjäger 38(t) für 7.62cm PaK36(r) (7.62cm 36式(r)対戦車砲搭載38(t)対戦車自走砲)と命名され、1942年4月から10月の間に344輌が新規製造され、推定84輌が既存の38(t)から改造された。

[編集] Sd Kfz 138 マルダーIII Ausf. H

次の派生型は、標準の 7.5cm PaK 40/3 対戦車砲を、38(t)戦車GおよびH型の車体に搭載したものである。最初の試作車ではIII号突撃砲用のStuk40を搭載していた。H は、エンジンを後部に搭載していることを示す Heckmotor の意(しかし自走砲専用シャーシのM型登場のはるか以前にH型と命名されており、単に38(t)G型と、その次に予定されていたH型車体を使っているがゆえの形式名という説もある)。エンジンが後部にあるため、砲を搭載する装甲厚15mmの戦闘室は車体中央部に設置され、エンジングリル上には乗員が立つための足場が追加された。砲の射角は左右30度ずつあり、砲弾は38発を搭載。Sd.Kfz.139 同様、車体前面装甲は戦車型と同じであり、チェコ製の7.92mm MG37(t)機関銃も同じく搭載されていた。

このタイプは制式には Sd Kfz 138, 7.5cm PaK40/3 auf Pz.Kpfw 38(t) Ausf. H (7.5cm 40式3型対戦車砲搭載38(t)対戦車自走砲H型)と命名され、1942年から1943年の間に418門が製造された。

[編集] Sd Kfz 138 マルダーIII Ausf. M

最後の派生型はM型で、M はエンジンを中央部に搭載している Mittelmotor の意味。H型同様、7.5cm PaK40/3 を搭載している。この派生型では、装甲厚8~10mmの戦闘室が後方に移された自走砲専用車台が使われており、これはグリレK型や38(t)対空戦車L型と基本的に同じ物である。(M型という名前は、単にこれらの続きという説もある。)H型と違い、戦闘室後部にも下半分に装甲板がある(天板がないことに変わりはない)が、車体前下部の装甲は戦車用車台以来の50mmから15mmに減らされた。砲弾は27発を搭載。また、車体に機関銃のマウントがない代わりに、MG34MG42を乗員が携行し、戦闘室壁面の銃架に装着して使う形となった。

このタイプは Sd.Kfz.138, Panzerjäger 38(t) mit 7.5cm PaK40/3 Ausf. M (7.5cm 40式3型対戦車砲搭載38(t)対戦車自走砲M型)と命名された。1943年5月から1944年の6月までに、このシリーズ最多の942門が製造されている。なお小型であるため弾薬搭載数が少ないのを補うため、グリレK型の弾薬運搬車同様の物が試作され、これは兵員8名を輸送することもできたが、1輌が自走砲型から改造されたのみであった。

[編集] 戦歴

マルダー III H型
マルダー III H型

マルダーIII は、戦争中あらゆる戦場で使用された。Sd.Kfz.139 は主に東部戦線で使用されたが、いくつかはチュニジアで運用された。1945年2月の時点で、350門のM型が運用され続けていた。

これらのマルダーIII は国防軍と武装親衛隊の両方で、装甲擲弾兵師団や後に国民擲弾兵師団の戦車猟兵大隊に配備された。また空軍にも、ヘルマン・ゲーリング師団などに配備されている。

すべてのマルダーIII は実績ある38(t)戦車の機構を用いており、機械的な信頼性があった。 搭載火砲も優秀な7.5cm PaK40/3対戦車砲であり、十分に連合軍戦車とわたりあえた

マルダーIII の弱点は、生残性の低さである。車高の高さもさることながら、天板がなく背後も開放されたオープントップ形式のため乗員の保護が不十分だった。対戦車砲がそうであるように砲爆撃に弱く、歩兵火器によって制圧されかねなかった。

結局のところマルダーシリーズは戦車や突撃砲の類ではなく、機動対戦車砲とでもいうべき性格のものであった。 原則的に受動的な戦闘に用いられ、牽引砲に比べて迅速で柔軟な陣地転換を可能としていた。

後にマルダーⅢと同じく38t戦車をベースとした密閉式戦闘室を持つ軽駆逐戦車・ヘッツァーが登場した。 それによりマルダーⅢの生産が打ち切られたが、既に生産されていた車輌は終戦まで使用が続けられた。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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