ドリーム政宗号
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ドリーム政宗号(どりーむまさむねごう)は東京都渋谷区と宮城県仙台市を結ぶ、JRバス東北が運行する夜行高速バスである。愛称名は、独眼竜の異名で知られる初代仙台藩主伊達政宗に由来する。
なお、本項目では同区間を走行する昼行便仙台・新宿号(せんだい・しんじゅくごう)および2008年3月31日までJRバス東北と東北急行バスにより共同運行されていた政宗号(まさむねごう)についても記載する。
全席指定制なので、あらかじめ乗車券を購入しなければならない。
目次 |
[編集] 運行会社
[編集] 運行経路
新宿駅新南口 - 池袋駅東口(新宿行のみ) - 王子駅(新宿行のみ) - (王子北ランプ) - (首都高速道路) - (東北自動車道) - (仙台南IC) - JR長町駅東口 - 仙台駅東口(42番のりば)
[編集] 運行回数
- 1日3往復(昼行便「仙台・新宿号」2往復、夜行便「ドリーム政宗号」1往復)。
[編集] 運賃
- 大人片道6,210円、往復(10日間有効)11,500円。
[編集] 歴史
- 1990年8月10日 - JRバス東北・JRバス関東・東北急行バスの3社で運行開始。1日3往復。
- 1990年8月20日 - マルスへ収録の上、みどりの窓口での発売を開始。
- 1992年 - JRバス関東が撤退し運行支援に回る。2社での運行となる。
- 2001年頃 - 上り便の池袋駅停車を開始。
- 2002年4月1日 - 1日5往復に増便。
- 2003年4月1日 - 夜行便ドリーム政宗号運行開始。
- 2004年7月25日 - ドリーム政宗号2号車を女性専用車両とし、レディースドリーム政宗号運行開始。
- 2005年4月1日 - レディースドリーム政宗号が独立3列シート車での運行となる。
- 2005年7月22日 - ドリーム政宗号が独立3列シート車での運行となる(増発便は除く)。
- 2007年12月1日 - レディースドリーム政宗号の運行が翌年2月29日まで金・土・日と年末年始に変更。
- 2008年2月29日 - この日の運行をもってレディースドリーム政宗号(夜行便2号車)の運行を終了。
- 2008年3月31日 - この日の運行をもって東北急行バスとの共同運行を終了。
- 2008年4月1日 - JRバス東北が「仙台・新宿号」(昼行)・「ドリーム政宗号」(夜行)、東北急行バスが「ネオスイート号」(昼行便)をそれぞれ独自に運行開始。同時に「長町ターミナル」(駅西側)から「JR長町駅東口」に停留所変更。
- 2008年5月12日 - この日より同年7月31日までの期間限定で、JRバス東北会社設立20周年を記念し、昼行便の大人片道運賃を3,000円に、夜行便の大人片道運賃を5,600円にそれぞれ値下げ。
[編集] 使用車両
- 原則として、昼行便は化粧室付き4列シート車、夜行便は化粧室付き独立3列シート車が使用される。ただし夜行便のおおむね2号車以降は臨時便として4列シート車で運行される。
- 昼行便は、運行開始から2001年頃までは各社とも34人乗りスーパーハイデッカー車で運行していたが、現在は40人乗りハイデッカー車での運行となっている。
- 2004年7月25日~2008年2月29日まで夜行便の2号車は女性専用車(レディースドリーム政宗号)として運行されていた。運行日は以下の通り。
- 運行開始~2007年11月30日:毎日運行
- 2007年12月1日~2008年2月29日:金土日祝および年末年始に限り運行
[編集] 利用状況
年度 | 運行日数 | 運行便数 | 年間輸送人員 | 1日平均人員 | 1便平均人員 |
2002(平成14)年度 | 365 | 3,852 | 79,584 | 218.0 | 20.7 |
2003(平成15)年度 | 366 | 4,956 | 122,165 | 333.8 | 24.6 |
2004(平成16)年度 | 365 | 5,490 | 127,417 | 349.1 | 23.2 |
2005(平成17)年度 | 365 | 5,731 | 109,092 | 298.9 | 19.0 |
2006(平成18)年度 | 365 | 5,542 | 89,462 | 245.1 | 16.1 |
[編集] 競合路線
- 東北急行バス東京営業所・東京駅八重洲通り - 仙台駅前 - 仙台営業所
ネオスイート号(東北急行バス) ※旧「政宗号」(2008年6月30日までの運行予定)。
- 新宿駅新南口 - 仙台駅東口 - 仙台営業所
ドリーム横浜・仙台号(JRバス東北)