武蔵浦和駅
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武蔵浦和駅 | |
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東口ロータリー |
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むさしうらわ - Musashi-Urawa | |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所在地 | さいたま市南区別所七丁目 |
電報略号 | ムラ |
駅構造 | 重層式高架駅 |
ホーム | 計4面6線 |
乗車人員 -統計年度- |
42,919人/日(降車客含まず) -2007年- |
開業年月日 | 1985年(昭和60年)9月30日 |
乗入路線 2路線 | |
所属路線 | ■武蔵野線 |
キロ程 | 29.8km (府中本町起点) |
◄西浦和(2.0km)
(1.9km)南浦和►
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所属路線 | ■埼京線 (正式には東北本線) |
キロ程 | 10.6km (赤羽起点) 新宿から20.9km |
◄北戸田(2.4km)
(1.4km)中浦和►
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備考 | みどりの窓口 有 |
武蔵浦和駅(むさしうらわえき)は、埼玉県さいたま市南区別所七丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である。
目次 |
[編集] 利用可能な鉄道路線
備考
線路名称上は、当駅を通る路線は武蔵野線、東北本線(別線)である。詳細は各路線の記事および鉄道路線の名称等を参照されたい。
[編集] 駅構造
武蔵野線は相対式ホーム2面2線(1~2番線)、埼京線は島式ホーム2面4線(3~6番線)を持つ高架駅。
埼京線が武蔵野線をオーバークロスしているが、それぞれのホームは両線の交点からずれた位置にある。1番線ホームへは階段を使い武蔵野線の線路の下をくぐって至る格好となるため、乗り換えは長い距離を歩かなければならない。4・5番線は、快速・通勤快速の待ち合わせ等に使用されることが多いが、平日の朝夕ラッシュ時は新宿・大崎方面へ折り返し運転をすることがある。
武蔵野線の西浦和方には東北本線の与野・大宮方面へ通じる支線(西浦和支線)がある。下り線(与野方面)は駅のすぐ西側で武蔵野線から分岐しているが、上り線は西500メートルほどの地点で合流している。これらの分岐・合流地点は、当駅が開業する前は田島信号場とされていた。
改札口は1か所のみ(自動改札機設置)である。指定席券売機(2007年2月27日より稼動)・自動券売機・みどりの窓口が埼京線ホーム下の改札口右手に設置されている。武蔵野線のホームへは連絡通路を介するため距離がある。乗降客に加え、武蔵野線~埼京線相互の乗換客も利用するため、この通路は混雑が激しい。 武蔵野線ホーム西船橋方は南区役所およびさいたま中央郵便局が目の前にあるが、改札は上記の一ヶ所しかないため、武蔵野線で西船橋側の車両に乗った客で、区役所、中央郵便局へ利用する客は施設が目の前にあるのにもかかわらず遠回りせざるを得ない形となる。
[編集] のりば
1 | ■武蔵野線 | 新松戸・西船橋・東京・海浜幕張方面 |
2 | ■武蔵野線 | 北朝霞・東所沢・西国分寺・府中本町方面 |
3 | ■埼京線 | 赤羽・池袋・新宿・渋谷・大崎・りんかい線直通 新木場方面 |
4 | ■埼京線 | 赤羽・池袋・新宿・渋谷・大崎・りんかい線直通 新木場方面(待避・始発の一部) |
5 | ■埼京線 | 大宮・川越方面(待避) |
赤羽・池袋・新宿・渋谷・大崎・りんかい線直通 新木場方面(始発の一部) | ||
6 | ■埼京線 | 大宮・川越方面 |
[編集] 改札内店舗
★印はSuica(PASMO)を利用した「Suicaショッピングサービス」に対応の店舗
[編集] バリアフリー設備
- 埼京線ホーム(3・4番線、5・6番線)へは上り・下りエスカレータが一台ずつ設置されている。(平日朝ラッシュ時は二台とも上り専用となる)。エレベーターは2006年12月24日に設置された。
- 武蔵野線ホームは、2番線(府中本町方面)へは階段を使わずに移動できる。1番線(西船橋方面)はエスカレーターが設置された。かつて階段昇降機(リフト)が設置されていたが、エスカレーター設置に伴い、現在は撤去されている。
[編集] トイレ
- 改札内は男女とも、ロッテリア横にある1ヶ所のみである。
- 改札外では、改札横にあるドトールコーヒーの隣の通路から「ビーンズ」2階のトイレなどが使用できる。
[編集] その他の設備
- コインロッカーと証明写真、改札内はめん処一ぷくの横に1か所設置されている。改札外にも2階南口出口方面に設置されている。
- Suica対応自動販売機
[編集] 利用状況
近年の1日平均の乗車人員は以下の通りである。
埼京線内(大崎~大宮間)では20駅中第8位、武蔵野線内では24駅中第5位である。
[編集] 駅周辺
現在では当駅周辺はさいたま市の副都心と位置づけられており、約52haが9つの街区に分けられ、各種大規模再開発プロジェクトが進行中である。
- 駅ビル「ビーンズ武蔵浦和」
- 駅ビル「マーレ」
- ライブタワー(東口から徒歩1分)
- 本屋・須原屋(2階)
- スポーツクラブNAS(3階)
- ライブタワー武蔵浦和駐車場
- 武蔵浦和味の散歩道(東口から徒歩2分)
- MUSE CITY(東口から徒歩4分)
- さいたま市南区役所(東口から徒歩4分)
- さいたま中央郵便局(東口から徒歩5分)
- ラムザタワー(西口から徒歩1分)
- 埼玉りそな銀行武蔵浦和支店(1階)
- プラウドタワー武蔵浦和(西口から徒歩2分、建設中)
- 聖みどり病院(南口から徒歩2分)
- 武蔵浦和ラーメンアカデミー(西口から徒歩2分)
- ケーズデンキ(西口から徒歩2分)
- 野球場
- 国道17号
- 田島通り
[編集] バス路線
[編集] 路線バス
武蔵浦和から発着する路線バスは、すべて国際興業バスが運行している。
ロータリー乗り場(1)発着
- 南浦08 田島団地行き
- 武浦02(始発) 松本循環
- 武浦02-2(始発) 松本三丁目行き
- 南区01(さいたま市コミュニティバス、始発) 南浦和駅西口・二十三夜経由明花行き
ロータリー乗り場(2)発着
- 南浦06・武浦01(始発) 美女木経由下笹目行き
- 浦81・武浦80(始発) 美女木経由戸田車庫行き
- 高架下乗り場発着(国道17号方面乗り場)
- 南浦06・南浦80 白幡坂上経由南浦和駅西口行き
- 南浦08 辻五反田経由南浦和駅西口行き
- 浦81 浦和駅西口行き
高架下乗り場発着(国道17号バイパス方面乗り場)
- 南浦08 田島団地行き
- 南浦06・武浦01 美女木経由下笹目行き
- 浦81・武浦80 美女木経由戸田車庫行き
- 武浦02 松本循環
- 武浦02-2 松本三丁目行き
- 南区01(さいたま市コミュニティバス) 南浦和駅西口・二十三夜経由明花行き
- 武浦01 下笹目行き・武浦80 戸田車庫行き・南浦08 田島団地行き系統は深夜バスが運行されている。
国道17号方面から来たバスは、直接高架下乗り場へ向かうのではなく、いったんロータリー乗り場を経由してから高架下乗り場へ向かう。
[編集] 長距離・高速バス
日本中央バスが運行している。 武蔵浦和駅入口(ライブタワー南)発着
- ミリオンライナー(板橋・さいたま~仙台線) 仙台行き
[編集] 歴史
- 1985年(昭和60年)9月30日 - 埼京線開通時に、国鉄の駅として開業。
- 駅名を「新浦和」とする案もあったが、併走する新幹線の停車駅と誤解される可能性もあり、また武蔵野線の乗り継ぎ駅であるということで「武蔵浦和」と命名されたと言われている。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる。
[編集] 隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- ■埼京線
- ■武蔵野線
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
埼京線・川越線 |
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武蔵野線 |
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