KBS京都エキサイトナイター

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KBS京都エキサイトナイターは、京都放送（KBS京都）テレビのプロ野球中継の題名。以前はラジオとの共通題名で「KBSパーフェクトナイター」として放送された。メインはサンテレビジョン配給の阪神タイガース戦であるが、年間に数試合はパ・リーグのゲームを放送することがある。ここでは自社製作の大阪近鉄バファローズ戦の中継を紹介する。

[編集] 近鉄戦の中継

KBS京都の前身、近畿放送は近鉄との結びつきがあったことから、テレビ開局当初から近鉄戦主催ゲームのうち金曜日、日曜日に行われる試合を中心に年20試合前後（基本的には日本生命球場、藤井寺球場の試合だが、年数本は秋田=秋田放送協力、ナゴヤで行われた主催試合も放送された）を「近鉄エキサイトアワー」と題して近鉄グループの提供により、サンテレビジョン、三重テレビ放送、奈良テレビ放送、岐阜テレビの近鉄沿線各地の独立UHFテレビやCS放送スカイ・Aに、また対西武戦についてはテレビ埼玉や群馬テレビにも配信していた。

その後このタイトルは使われておらず、各局のナイター中継のタイトルに準じ、年数試合はKBS製作で行っていたが、2004年度は中継を行わなかった。結局その年限りで近鉄はオリックス・ブルーウェーブとの合併（→オリックス・バファローズ）となったが、オリックス対中日戦も含めて、今後オリックス戦の自社製作による放送は未定である。（2005・2006年・2007年度の放送なし。近鉄グループ撤退後も他局配給の中継は行われる予定）

近鉄戦であってもビジターで行われた場合は「エキサイトアワー」のタイトルと近鉄グループ各社の提供とはせず、通常のナイター中継（パーフェクトナイター・エキサイトナイター）と同じ体裁で行った。

[編集] 基本的な放送時間

放送日時は火曜日、木曜日、金曜日の原則18:00~21:25、日曜日の原則18:00~21:55。（日曜日は阪神タイガース主催ナイトゲームを放送）
オプションとして阪神戦は試合終了まで、それ以外は21:55までの延長を実施することがある。
- ただ、2001年以前は阪神戦でも21:55で打ち切っていた。
その他水曜日は阪神戦ホームゲームの朝日放送とのリレーナイター中継を20:47から実施するがJリーグ・京都サンガF.C.戦の中継がある場合は放送しない。またJリーグ中継のない土曜日のナイトゲーム中継が行われることもある。
水曜日については、阪神のビジターゲームが（阪神のホームゲームであっても番組編成の都合上朝日放送では放送できない場合も含む）サンテレビで完全中継されることがあるが、KBSは「中島貞夫の邦画指定席」を優先させるため、原則として前述のリレーナイターを除き、放送されることはないが、2008年 4月23日の中日戦（ナゴヤドーム）、2008年 6月4日の楽天戦（Kスタ宮城）は水曜日であったが、中継された。また、2008年 5月7日の西武vs 日本ハム戦（西武ドーム）も水曜日の試合でありながら、テレ玉制作で中継された。（最大延長21:55）

2006年からは中継延長のあり、なしに関わらず、番組終了後に「このあとの番組」というテロップを30秒間表示するようになった。（ただし、2008年では行われていない。）
2007年まで阪神対巨人の試合は本数が限られていたが、2008年から水曜・日曜ナイター開催日のABC全国放送実施日で同カードもリレーナイターを組むことが決まった。

[編集] 放送される（もしくは過去に放送された）カード

大阪近鉄バファローズ戦（KBS京都製作。上述を参照）
阪神タイガース戦（サンテレビジョン製作^[1]）
中日ドラゴンズ戦（東海テレビ放送製作・三重テレビ放送発）
横浜ベイスターズ戦・東京ヤクルトスワローズ戦（テレビ神奈川製作　ヤクルト戦は過去）
埼玉西武ライオンズ戦（テレビ埼玉製作）
北海道日本ハムファイターズ戦（GAORA製作^[2]）
千葉ロッテマリーンズ戦（千葉テレビ放送製作^[3]）
福岡ソフトバンクホークス（現在は放送がないが、ダイエー時代にサンテレビジョン製作・試合により九州朝日放送協力の試合、またTXN九州（TVQ九州）製作で放送されたものもあった）

^ ホームゲームのほか、広島東洋カープ・東京ヤクルトスワローズ・中日ドラゴンズ主催試合でサンテレビが製作を担当した試合も含む
^ 東京ドームを本拠地とした時はテレビ埼玉製作がベースだが、まれに東京ケーブルネットワーク（TCN）製作・千葉テレビ放送発で放送された試合もある
^ 千葉マリンスタジアム移転初期の頃はTCN協力で放送されていた。また川崎球場を本拠地としていた頃テレビ神奈川製作の試合が放送されたケースもあった

[編集] 日本シリーズ中継

2003年、2005年、2006年の都合3回、テレビ東京とTXN系列局向けに全国中継された日本選手権シリーズの試合が普段TXの番組を同時配信しない京都放送、サンテレビジョン、三重テレビ放送にも放送された。
これはTXN系列・テレビ大阪とテレビ愛知が大阪府下と愛知県下しかそれぞれ中継局を設けられないことによる直接受信可能なサービスエリア上の問題、またケーブルテレビの再配信が地域によって技術上を含む諸問題から行われていないところがあることで受信できない地域があることを踏まえたもの。