雲取山
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雲取山 | |
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七ッ石山から望む雲取山 (2006年11月撮影) |
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標高 | 2,017.1 m |
位置 | 北緯35度51分19秒 東経138度56分37秒 |
所在地 | 東京都西多摩郡奥多摩町 埼玉県秩父市 山梨県北都留郡丹波山村 |
山系 | 奥多摩、奥秩父 |
種類 | 山塊 |
雲取山(くもとりやま)は東京都西多摩郡奥多摩町・埼玉県秩父市・山梨県北都留郡丹波山村の境界にある標高2,017mの山で、奥多摩と奥秩父の二つの山域の境界に位置する。東京都の最高峰であり、最高地点でもある。 また、石尾根と奥秩父主脈縦走路と長沢背稜の起終点の山でもある。日本百名山の一つ。
奥多摩山域の中では比較的人里から奥深くにある山である。1882年(明治15年)12月、一等三角点が設置された。[1]1901年(明治34年)水源地として山梨県より東京市が多摩川を囲む山地4万8千ha余りを購入[2]、現在は東京都、山梨県側の山林が東京都水道局の水源林(東京都水源林)となっている。大正末から昭和6年(1931年)にかけて、ススキの原だった三ツドッケ、酉谷山、雲取山、笠取山、飛竜山、将監峠、柳沢峠、三頭山、大菩薩の稜線に、落葉松の苗木を植林した。[2]
目次 |
[編集] 主な登山コース
奥多摩側(多摩川流域)からのコースと、秩父側(荒川流域)からのコースに大別され、様々なコースで登ることができる。
- 奥多摩側のコース
- 鴨沢~七ツ石山~雲取山
- お祭~三条の湯~雲取山
- 日原~日原川林道~雲取山
このほか、雲取山は奥秩父主脈縦走路の東端にあり、西にある飛竜山や笠取山方面や東にある長沢背稜へ縦走することができる。
[編集] 周辺にある小屋
- 雲取山荘
- 三条の湯
- 雲取奥多摩小屋(自炊・水場あり)
- 雲取山避難小屋(山頂にある。無人・水場無)
[編集] 隣接する山
[編集] 脚注
- ^ 『雲取山よもやま話』 新井信太郎 さきたま出版 ISBN 4-87891-107-7 P18
- ^ a b 『雲取山よもやま話』 新井信太郎 さきたま出版 ISBN 4-87891-107-7 P21
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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