紀ノ川駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
紀ノ川駅 | |
---|---|
きのかわ - KINOKAWA | |
所属事業者 | 南海電気鉄道 |
所在地 | 和歌山県和歌山市市小路 |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 相対式 2面2線 |
開業年月日 | 1898年(明治31年)10月22日 |
乗入路線 2路線 | |
所属路線 | ■南海本線 |
キロ程 | 61.6km (難波起点) |
◄孝子(5.3km)
(2.6km)和歌山市►
|
|
所属路線 | ■加太線 |
キロ程 | 0.0km (当駅起点) |
◄(和歌山市*)(-km)
(2.6km)東松江►
|
|
* 加太線列車は和歌山市駅まで乗り入れ
|
紀ノ川駅(きのかわえき)は、和歌山県和歌山市市小路162-3にある、南海電気鉄道の駅。
目次 |
[編集] 利用可能な鉄道路線
[編集] 駅構造
相対式2面2線のホームを持つ地上駅。 駅舎は1番ホームの難波寄りに面しており、2つのホームは跨線橋で結ばれている。 便所は改札内にあり、男女共用の汲み取り式。
本線と加太線は、ホームのみさき公園寄りで平面分岐している。
1 | ■南海本線(下り) ■加太線(上り) |
和歌山市・和歌山港方面 |
---|---|---|
2 | ■南海本線(上り) | 泉佐野・堺・難波方面 |
■加太線(下り) | 磯ノ浦・加太方面 |
南海本線と加太線は進行方向毎にホームを共有している。
[編集] 利用状況
2004年度の調査結果では、1日あたりの平均乗降客数は2639人。この数字は南海の駅全体では99駅中62位、南海本線の駅(今宮戎駅・萩ノ茶屋駅は除外)としては40駅中36位、加太線の駅(和歌山市駅は除外)としては8駅中最多。
[編集] 駅周辺
周囲は住宅が多い。
- 和歌山県立和歌山北高等学校 駅東方
- 和歌山市立河北コミュニティセンター 徒歩3分
- 紀ノ川駅前郵便局
- 紀陽銀行紀の川支店
- テレビ和歌山
- 紀の川タクシー
- 南海紀の川自動車学校
[編集] 路線バス
83系統のみ近畿大学付属校前を通る
[編集] 歴史
- 1898年(明治31年)10月22日 南海鉄道の和歌山北口駅として開業。
- 1903年(明治36年)頃 紀ノ川駅に改称。
- 1944年(昭和19年)6月1日 会社合併により近畿日本鉄道の駅となる。
- 1944年(昭和19年)10月1日 紀ノ川~東松江間(当時松江線)開業。
- 1947年(昭和22年)6月1日 路線譲渡により南海電気鉄道の駅となる。
- 1950年(昭和25年)7月25日 松江線の旅客営業が開始され、加太線の列車が乗り入れるようになる。
[編集] 備考
加太線の下り列車(和歌山市行き)の案内では「普通車(区間急行)なんば行きはお乗り換え下さい」と放送される。
また、松下電器産業の創業者である松下幸之助が九歳で大阪に奉公に出るため、母親に見送られながら出発した駅。
[編集] 隣の駅
- 南海電気鉄道
- ■南海本線
- ■加太線(ワンマン運転・全列車が各駅に停車)
[編集] 関連項目
南海電気鉄道南海本線・和歌山港線 |
---|
なんば - (今宮戎) - 新今宮 - (萩ノ茶屋) - 天下茶屋 - 岸里玉出 - 粉浜 - 住吉大社 - 住ノ江 - 七道 - 堺 - 湊 - 石津川 - 諏訪ノ森 - 浜寺公園 - 羽衣 - 高石 - 北助松 - 松ノ浜 - 泉大津 - 忠岡 - 春木 - 和泉大宮 - 岸和田 - 蛸地蔵 - 貝塚 - 二色浜 - 鶴原 - 井原里 - 泉佐野(>>関西空港方面) - 羽倉崎 - 吉見ノ里 - 岡田浦 - 樽井 - 尾崎 - 鳥取ノ荘 - 箱作 - 淡輪 - みさき公園 - 孝子 - 紀ノ川 - 和歌山市 - 和歌山港 |
南海電気鉄道加太線 |
---|
(和歌山市 -) 紀ノ川 - (梶取信号所) - 東松江 - 中松江 - 八幡前 - 西ノ庄 - 二里ヶ浜 - 磯ノ浦 - 加太 |