百獣王ゴライオン
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百獣王ゴライオン | |
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ジャンル | ロボットアニメ |
テレビアニメ | |
総監督 | 田口勝彦 |
シリーズ構成 | 高久進 |
キャラクターデザイン | 中村一夫 |
アニメーション制作 | 東映テレビ事業部 東映エージェンシー |
製作 | 東映 |
放送局 | 東京12チャンネル(現:テレビ東京) |
放送期間 | 1981年3月4日 - 1982年2月24日 |
話数 | 全52話 |
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『百獣王ゴライオン』(ひゃくじゅうおうゴライオン)とは、1981年(昭和56年)3月4日から1982年(昭和57年)2月24日にかけて、東京12チャンネルで放送したテレビシリーズの題名、およびその主役メカの名称。全52話。
放映時間は、開始から3月25日までは水曜日19:30-20:00、4月1日からは終了まで水曜日18:00-18:30。
なお、1981年10月7日放送分からのキー局名は、テレビ東京に変更されている。
目次 |
[編集] 概要
東映テレビ事業部が企画、制作を東京動画に委託していたアニメ番組である。広告代理店は東映エージエンシーが担当しており、提供スポンサーはポピーが主力を務めていた。
1981年10月1日にはキー局名がテレビ東京に変更され、平日の18:00-18:30枠は日替わりで「ロボットアニメ」路線が敷かれる編成となった。月曜日の『戦国魔神ゴーショーグン』、火曜日の『銀河旋風ブライガー』、木曜日の『ゴールドライタン』、金曜日の『太陽の牙ダグラム』と共に、同路線の一角を担っていたことでも知られている。
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
[編集] 内容
地球が第三次世界大戦で滅亡した近未来の西暦1999年、全宇宙はガルラ大帝国の半獣人が支配していた。5人の地球人奴隷、黄金旭たちは自由を求めてガルラ城から脱出。隣星アルテア王国で、ファーラ姫と5体のライオン型メカに出会う。ファーラ姫はガルラ大帝国の暴虐を阻止するため、5体のメカを5人に託し、伝説の守護神・ゴライオンが復活。ガルラ大帝国に反撃を試みる。
当時は規制が比較的緩やかだったためか、敵の異星人に占領され奴隷となった惑星の人々の食事は、過酷な労働で死んだ仲間を丸焼きにしたものだったり、敵異星人の腕を引きちぎるなり、体がバラバラになり、しかもその目玉がリアル、など、残虐な場面も少なからず描かれていた。
[編集] 登場人物
- 黄金旭(こがね あきら) (声:井上和彦)
- 赤い戦闘服を着て黒獅子に搭乗。熱血漢だが単純直情ではない、タフなリーダー。仲間内の仇名は「チーフ」。
- 銀貴(しろがね たかし) (声:中尾隆聖)
- 黒い戦闘服を着て青獅子に搭乗。常に冷静沈着な参謀役。仲間内の仇名は「だんまり」。第6話で戦死した。
- 黒鋼勇(くろがね いさむ) (声:水島裕)
- 青い戦闘服を着て赤獅子に搭乗。初期はやや臆病なお調子者の皮肉屋だったが、銀の死後は仲間内で最も積極的な性格に成長した。仲間内の仇名は「お天気屋」。
- 青銅強(せいどう つよし) (声:玄田哲章)
- 黄色い戦闘服を着て黄獅子に搭乗。情に厚く責任感の強い巨漢。高所恐怖症である。仲間内の仇名は「向こうっ気」。
- 錫石宏(すずいし ひろし) (声:野沢雅子)
- 緑色の戦闘服を着て緑獅子に搭乗。自称忍者の子孫であり、体術に優れる。メカも得意だがやや無鉄砲。仲間内の仇名は「チビ」。
- ファーラ姫 (声:鵜飼るみ子)
- 帝国に滅ぼされたアルテア王国の最後の王族。宇宙鼠と友人でその言葉を理解できる。銀亡き後に青獅子に搭乗。戦闘服はピンク。
- 軍師ライブル (声:藤城裕士)
- アルテアの遺臣でファーラ姫の御守り役。ゴライオンの司令官も勤める。
- 女官長ヒス (声:青木和代)
- ファーラ姫を世話する女官長。
- 宇宙鼠 (声:???)
- アルテア城(後グレーダム城)に住む鼠の一家。ファーラ姫や錫石と仲がよい。鼠の苦手なホネルバの正体を見破る鍵となるなど、思わぬところで活躍することがある。
- シンクライン皇太子 (声:神谷明)
- ガルラの皇太子で14話よりの前線指揮官。ファーラ姫に惹かれている。いわゆる「美形悪役」の役どころだが正々堂々とした騎士道精神とは無縁で、征服した国の王女を陵辱し帝王の座に上るために父の殺害を試みる卑劣漢。とはいえ、無能ではなく、戦闘能力はすこぶる高く、時に、黄金を圧倒する戦闘能力を示すこともある。
- ダイ・バザール大帝王 (声:富田耕生)
- 全宇宙の支配を目論むガルラの帝王。500歳。外見にたがわぬ怪物的な能力と精神の持ち主。当初息子にだけは甘かったが、やがてその野心に気付くにつれて、確執や衝突が多くなっていく。名前の由来は「大市場(大バザール)」から。
- DS用ゲーム『スーパーロボット大戦W』ではゲーム中、バンプレストオリジナル主人公のカズマ・アーディガンから自身の名前の事を馬鹿にされてしまうというエピソードがある。
- 妖婆ホネルバ (声:野沢雅子)
- 常に帝王の側に仕える妖術使い。デスブラック獣人の製作や妖術を用いての謀略・暗殺などを行う。宇宙ネズミが苦手で、常に猫を側に置く。実はダイ・バザール大帝王の実母。
- 司令官サダック (声:緒方賢一)
- 13話までの前線指揮官。最後には自ら巨大化してゴライオンに挑んだ。
- ゴブラ (声:稲葉実)
- シンクライン皇太子の副司令官
- ライモン王 (声:辻村真人)
- 15年前にガルラ大帝国に処刑されたアルテアの前王でファーラ姫の父。時折魂の姿として現れ、黄金たちの危機を救う。
- 銀亮(しろがね りょう) (声:中尾隆聖)
- 第41話に登場した銀の弟。ヘラクレス星のアミュー王女を助け出し、以後ゲリラ活動でゴライオンを側面援護する。顔はそっくりだが兄とは正反対のキザな性格である。
[編集] 登場メカ
- ゴライオン
- 黒獅子、赤獅子、緑獅子、青獅子、黄獅子の5体の宇宙ライオン型メカが合体して生まれる巨大ロボット。各分離メカは劇中では主にブラックライオン、レッドライオン、グリーンライオン、ブルーライオン、イエローライオンとそれぞれ呼称されていた。
- 黒獅子
- 黄金が搭乗。合体時にゴライオンの胴体となる。雷のエネルギーで動く。翼を持ち、設定では空中戦が得意。
- グレーダム城城門前「黒獅子の塔」に待機しており、封印時には石像に偽装されていていた。
- 一回だけファーラ姫が搭乗した。
- 赤獅子
- 黒鋼が搭乗。合体時にゴライオンの右腕となる。熱エネルギーで動く。普段マグマの中にいるだけあって高熱に強く(2万度まで耐える)、岩を溶かして地中に潜ることも可能。
- マグマの底に待機している。
- 緑獅子
- 錫石が搭乗。ゴライオンの左腕となる。風のエネルギーで動く。
- グレーダム城そばの森の中に待機している。
- 青獅子
- 銀が搭乗。銀死亡後はファーラ姫が搭乗。ゴライオンの右脚となる。水をエネルギーとし、水が補給出来ないと動けなくなる。水中行動が得意。
- グレーダム城そばの湖の底に待機している。
- 一回だけ黄金が搭乗した。
- 黄獅子
- 青銅が搭乗。ゴライオンの左脚となる。地のエネルギーで動く。地中での行動が可能。
- 砂漠の「獅子の岩山」に待機している。
- 遥か昔に宇宙中を暴れまわったという伝説のロボット。いつ、誰が作ったかは定かではない。
- 最後には宇宙の女神に闘いを挑んで敗れ、その身体を5つの獅子に分断されアルテア星で眠りについたとされる。
- 全長60.0メートル、体重700.0トン、動力源は惑星エネルギー。
- 宇宙空間ではワープ移動が可能。分離状態でも恒星間航行が可能。
- ゴライオンを構成する5体のメカライオンを起動させるにはそれぞれ専用の鍵が必要だが、操縦者各自の専用機と言う訳ではなく、鍵を持つものなら基本的に他のライオンも動かせる。作中ではファーラ姫が黒獅子を動かしたり黄金や黒鋼が青獅子を動かしたりすることもあった。またライオンそれぞれにはファーラ姫の父ライモン王の魂が宿っており、邪悪な心の持ち主が乗ろうとした時はその操縦を受け付けなかった。
-
- 武装
- グランドファイヤー:足のライオン(ブルー&イエロー)の口から放射される火炎。
- ファイヤートルネード:腕のライオン(レッド&グリーン)の口から発射される火炎嵐。
- ダブルロッド:左右の首の付け根から出現する両刃槍。
- クロスビーム:胸の十字から発射されるビーム。
- レーザーマグナム:腕のライオン(レッド&グリーン)の口から発射される実体弾。
- フットミサイル:足のライオン(ブルー&イエロー)の口から発射される一門ミサイル。
- ニードルシャワー:
- アイフラッシャー:両目から発射される破壊光線。
- ローリングカッター:巨大な円盤型の盾。主にカッターとして使用された。スペースカッターと呼ばれることもある。
- 十王剣:両腕をあわせることで出現する剣。折れた場合、十王剣手甲部にあるアルテア王国の紋章にゴライオンの鍵を重ねると再生する。
- フォーライオンアタック:ブラックライオン以外の四つのライオンの頭部を分離させ、高速で飛行、敵の四肢を貫く技。別名、100トンパンチ。
- 武装
- 必殺技は特に存在せずほとんど十王剣で両断していた。
- 後にゲーム等で「十王剣・稲妻落とし」、「十王剣・流星五段斬り」などが設定された。
- アルテア城
- ガルラ星を脱出してきた黄金たちがたどり着いた朽ち果てた城。
- 15年前のガルラの総攻撃で崩壊寸前となっていたが、人知れずファーラ姫が成長していた。
- グレーダム城
- アルテア城地下に隠されていたゴライオンの基地。
- ゴライオン復活後のガルラによる総攻撃にアルテア城が崩壊していくなか、ファーラ姫の祈りにライモン王の霊が答え、棺のボタンを押すことで地下よりその姿を現した。
- 近代的な装備が施され、城内には各ライオンコクピットへのシューターやゴライオンの修理施設などがある。
- フリーダムフォートレス
- ガルラ星へ総攻撃をかけるべくグレーダム城が変形した巨大宇宙戦艦。
- 劇中ではフリーダムフォートレスの名は使用されず「スペースシップ」と呼ばれていた。
[編集] スタッフ
- 原作:八手三郎
- プロデューサー:折田至(東映)
- 音楽:武市昌久
- 演奏:東京室内楽協会
- 構成:高久進
- 脚本:高久進、永井達郎、曽田博久、中原朗、桜井正明、陶山智、吉野次郎、吉田耕助、酒井あきよし
- キャラクターデザイン:中村一夫
- 作画監督:中村一夫、二宮常雄、樋口善法、谷口守泰、飯野皓、篠田章、太田博光、大北こうじ、田中守正、西城明
- 美術監督:池田繁美
- 企画協力:秋野紅葉
- デザイン協力:サブマリン、増尾隆之、原田吉朗
- 録音監督:太田克己
- 選曲:村田好次
- 効果:今野康之(スワラプロダクション)
- 録音:映広音響、茶畑三男
- 音響進行:池田昌彦
- 現像:東映化学
- チーフディレクター:田口勝彦
- コンテ:田口勝彦、松浦錠平、落合正宗、岡迫和之、西久保利彦、神井裕行、小泉謙三、宮崎一哉、又野弘道
- 演出:神井裕行、石田昌平、渡部英雄、秋山勝仁、長尾斎、並里啓史、小鹿英吉、小沢範久、又野弘道
- 動画チェック:安藤範雄、宇田八郎
- 動画:グリーンボックス、太陽動画、中村プロダクション、タイガープロ
- 背景:スタジオテイクワン、アニメランド、クローバーアート、マスコット
- 仕上:ジャスト、スタジオエル、グリーンボックス、ミルキーウェイ、スタジオライフ
- 撮影監督:福田岳志→菅谷信行
- 撮影:三晃プロダクション、谷原スタジオ、スタジオウッド
- 編集:布施由美子→松本高行
- 特殊効果:田中孝夫、谷藤薫児、柴田睦子
- 色指定:及川握子、鈴木一海、伊藤偵二、若井喜治
- 制作デスク:由井正俊
- 制作進行:金原芳治、深谷信弘、笠原達也、千原弘美、靭矢直人、竹山澄夫、須永司、森井俊行、樋口宗久、本田要
- 設定進行:小塚憲夫
- 制作事務:松井望
- 制作担当:上野寿夫、柴山達雄
- 制作協力:東京動画
- 制作:東映、東映エージェンシー
[編集] 主題歌
- OP:『斗え! ゴライオン』
(作詞:千家和也、作曲:小林亜星、編曲:いちひさし(=武市昌久)、歌:水木一郎、こおろぎ'73、コロムビアゆりかご会)
- ED:『五人でひとつ』
(作詞:千家和也、作曲:小林亜星、編曲:いちひさし、歌:水木一郎、こおろぎ'73、フィーリング・フリー)
[編集] 放送リスト
カッコ内は登場したデスブラック獣人及びメカブラック獣人
- 奴隷城からの脱出
- 死滅した幻の星
- 亡霊と五つの鍵(名称不明)
- 伝説巨人の復活(名称不明)
- 新しき戦いの砦(デスブラック獣人デスヘル)
- 勇者銀の死(デスブラック獣人ガルシア)
- 美しき姫の戦い(デスブラック獣人モギューラ)
- 盗まれた青獅子(デスブラック獣人バンバラ)
- 悪魔の国の少女(デスブラック獣人ガガール)
- 白ライオンの秘密(デスブラック獣人ライアン)
- 地獄の赤い雨(デスブラック獣人バファロー)
- 大帝王の悪業(デスブラック獣人ツインタイタン)
- 美女ホネルバ出現(名称不明)
- 地獄の皇太子
- 銀の幻を乗り越えろ
- 伝説の愛の橋(デスブラック獣人マンモズ)
- 宇宙の挑戦状(デスブラック獣人サムソン)
- 恐怖の森の足音(デスブラック獣人ツリーダ)
- 謎の幽霊城(亀型戦闘戦艦)
- さようなら地球(デスブラック獣人バトルダ)
- アルテアの姉弟星(デスブラック獣人キルレスラー)
- 幻の宇宙花(デスブラック獣人デスビートル)
- 十三日の金曜日(デスブラック獣人カラマン)
- 小さな影を探せ(デスブラック獣人キャットガン)
- 巨大砲を破壊せよ(ガルラ星銀河列車)
- 見えない敵を倒せ(デスブラック獣人ブルバー)
- 巨大獣人の子守歌(名称不明)
- 悪魔の誕生日
- 火の空が迫る(デスブラック獣人デビルバーン)
- 皇太子の黒い恋
- 恐怖のメカ獣人(メカブラック獣人ラムダー)
- 見よ百トンパンチ(メカブラック獣人ガンマ)
- 宇宙ガエルの恐怖(メカブラック獣人オメガザウラ)
- 地下潜行作戦(メカブラック獣人デルター)
- サッカー場を守れ(メカブラック獣人パイ)
- 光と影の死闘(メカブラック獣人デッドゾーン)
- 宇宙のスピード狂(メカブラック獣人ミューレッガー)
- ゴライオン狩り(メカブラック獣人カッパー)
- 超重力星のわな
- 明日なきアルテア(メカブラック獣人ニュー)
- 勇者銀の弟(メカブラック獣人ロー)
- 死を呼ぶ砂惑星(デスブラック獣人サンド)
- 怒りの少年決死隊(メカブラック獣人イプシロン)
- ジャール星の誓い(偽ゴライオン)
- 暗黒の大軍団(メカブラック獣人アルファ)
- 宇宙鼠ガンバレ(メカブラック獣人キークランス)
- 七つの自由な星(メカブラック獣人ゼータ)
- 幻との再会(メカブラック獣人ベータ)
- ヒスの最後(メカブラック獣人ベータ)
- ガルラへ大進撃(メカブラック獣人ガルラ)
- ゴライオン大苦戦(メカブラック獣人ガルラ)
- 燃えろガルラ城
[編集] 日本未放送リスト
1985年海外放映用のために韓国や日本で作られたアニメ。日本未放映。
- Dinner and a Show
- Envoy from Galaxy Garrison
- Mousemania
- The Shell Game
- The Traitor
- Voltron Meets Jungle Woman
- Little Buddies
- Who Was That Masked Man?
- Take a Robot to Lunch
- War and Peace... and Doom!
- Who's Flyin' Blue Lion?
- Enter Merla: Queen of Darkness
- A Ghost of a Chance
- To Soothe the Savage Robeast
- Doom Girls on the Prowl!
- With Friends Like You
- Lotor, My Hero?
- (未完成)
- No Muse Is Good Muse
- The Alliance Strikes Back!
- Breakin' Up Is Hard to Doom
- Fleet of Doom(ゲスト・ダイラガーXV)
[編集] 設定他
- 敵の巨大ロボットに相当する巨大獣人はデスブラック獣人と呼ばれる怪物的姿に改造された人間(地球人を含む様々な星の宇宙人)であり、それに母艦からの光線を浴びせることによって巨大化する。将軍クラスが巨大化してゴライオンと戦ったこともある。また改造されているとは言え基本的には生物(サイボーグ)であるため、斬られると血が飛び散るなどの生々しい描写が多かった。第31話からはメカのボディに巨大化前のデスブラック獣人を制御ユニットとして搭載したメカブラック獣人が出現した。児童誌では5体のゴリラが合体する「ゴゴリラ」という敵メカ(メカブラック獣人)が出てきたことがある。
- 合体してゴライオンとなる5体のメカライオンにはいずれもたてがみが無いため、たてがみのあるライオンの登場する前々年の作品『未来ロボ ダルタニアス』を雄ライオン、こちらを雌ライオンと呼ぶことが一部のマニアの間で見られた。
[編集] アメリカでの展開
- アメリカでは1980年代に『ゴライオン』を中心に『機甲艦隊ダイラガーXV』の映像を混ぜて『ボルトロン』(Voltron)として放送、玩具とともに好評を博した。さらに、『光速電神アルベガス』の玩具が『ボルトロンII』として販売されたが、こちらのアニメは放送されなかった。
- なお、『ゴライオン』は北米でフル3DCGによるシリーズが1990年代に放送されており2008年に予定されている映画化はこれをベースにしたものと推測される。
- アメリカでは作中死者が出るのを避けるため、銀貴は6話で戦死ではなく重傷とされた。その後登場した銀亮は貴の弟ではなく、負傷から復帰した貴本人と設定が変更されている。
[1]。
[編集] ゲームの中の『ゴライオン』
- スーパーロボット大戦シリーズへの参戦は版元の関係で難しいと推測されていたが、2007年3月1日発売のニンテンドーDSソフト『スーパーロボット大戦W』で初参戦した。
- シンクラインの声優が神谷明であることから、ゲーム中のシンクラインは『ゲッターロボ』の流竜馬に(声のことで)強く反応する。また征服した国の王女を陵辱するという設定から、他の参戦作品の女性キャラに女の敵、と罵られるシーンもある。
[編集] 映像ソフト化
2003年8月から2004年1月まで、東映チャンネルの「スーパーロボット列伝」にて再放送された。
[編集] 同時間帯における番組の変遷
東京12チャンネル 水曜日19:30-20:00 (1981年3月4日から同年3月25日まで) |
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
百獣王ゴライオン
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世界名作ものがたり
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東京12チャンネル→テレビ東京 水曜日18:00-18:30 (1981年4月1日から1982年2月24日まで) |
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18:00- 音楽館
18:15- とうきょう手帳 ※7:00へ移動 18:20- 天気予報 ※17:50へ移動 18:25- 星の子ポロン |
百獣王ゴライオン
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