町村敬志
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町村 敬志(まちむら たかし、1956年12月4日 - )は、日本の社会学者。一橋大学大学院社会学研究科教授。専門は、都市社会学。
北海道出身。東京大学文学部卒業。同大学大学院社会学研究科修了。東京大学文学部助手、筑波大学社会科学系講師、一橋大学社会学部助教授を経て、1999年から現職。日本都市社会学会常任理事、日本地域社会学会理事。
祖父は町村農場創設者で元参議院議員の町村敬貴、大叔父は内務官僚で内務省警保局長、警視総監、北海道知事、自治大臣などを歴任した町村金五、現・町村農場社長の町村均は弟。北海道大学大学院法学研究科教授町村泰貴はいとこ。外務大臣、文部科学大臣、官房長官を歴任した町村信孝(町村金五の二男)も一族である。
目次 |
[編集] 著書
[編集] 単著
[編集] 共著
[編集] 編著
- 『開発の時間 開発の空間――佐久間ダムと地域社会の半世紀』(東京大学出版会, 2006年)
[編集] 共編著
- (好井裕明)『実験室としての都市――パーク社会学論文選』(御茶の水書房、1986年)
- (倉沢進)『都市社会学のフロンティア(1)構造・空間・方法』(日本評論社、1992年)
- (曽良中清司・長谷川公一・樋口直人)『社会運動という公共空間――理論と方法のフロンティア』(成文堂、2004年)
- (吉見俊哉)『市民参加型社会とは――愛知万博計画過程と公共圏の再創造』(有斐閣、2005年)
- (似田貝香門)『地域社会学の視座と方法』(東信堂、2006年)
[編集] 町村一族
┏町村善啓 ┃ ┣町村泰男━━町村泰貴 ┃ ┣町村鉄男 ┃ ┃ ┏町村貴郎 ┣町村俊郎━┫ ┃ ┗町村英郎 ┣婦美子 ┃ ┃ ┃岩倉規夫 ┃ ┏町村敬貴━╋光子 ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┣━━━美穂 ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃原文兵衛 中川雅治 町村織之丞━町村金弥━┫ ┃ ┃ ┗寿美子 ┃ ┃ ┃ ┣━━━┳町村敬志 ┃ ┃ ┣町村謙 ┃ 町村末吉 ┗町村均 ┗町村金五 ┃ 亀山孝夫 ┃ ┃ ┃ ┏康子 ┃ ┃ ┃ ┣町村忠良 ┃ ┃ ┃ ┣町村信孝 ┃ ┃ ┃ ┣君代 ┣━━━┫ ┃ ┃ ┃山本悟 ┃ ┃ ┃ ┣ひろ子 ┏てる子 ┃ ┃ ┣━━━┫ ┃ ┃秋山進 ┗まり子 ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ 小早川光郎 ┃ ┗富士江 ┏二葉 ┃ ┃ 遠山景敏 桑田熊蔵━┫ ┃ ┗千枝子 ┃ ┣━━━━河合良一 ┃ 河合良成
[編集] 外部リンク
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学派 | シカゴ学派(人間生態学) - ネオ・シカゴ学派 - ロサンゼルス学派 - 新都市社会学 |
主要概念 | 都市化 - アーバニズム - サバーバニズム - コナベーション - 都市問題 - 集合的消費 - 都市社会運動 - フローの空間 - 日常生活 - 都市計画 - ガバナンス - 建造環境 - 社会的ネットワーク - リズム - 表象 |
主な対象 | 世界都市 - グローバルシティ - プライメイトシティ - メガシティ - ジェネリックシティ - エッジシティ - インナーシティ(スラム - ゲットー) - エスニシティ - コミュニティ |
隣接分野 | 社会学(農村社会学 - 地域社会学 - 文化社会学) - 地理学(人文地理学 - 都市地理学) - 都市経済学 - 都市工学 |
人物(シカゴ学派) | ロバート・パーク - アーネスト・バージェス - ウィリアム・フート・ホワイト - ハーベイ・ゾーボー - ネルス・アンダーソン - クロード・フィッシャー - ルイス・ワース |
人物(新都市社会学周辺) | アンリ・ルフェーヴル - マニュエル・カステル - ロジキーヌ |
人物(ロサンゼルス学派) | エドワード・ソジャ - マイク・デイヴィス |
人物(リストラクチャリング論周辺) | デヴィッド・ハーヴェイ - サスキア・サッセン - ジョン・フリードマン |
人物(空間論、文化論) | ジョン・アーリ - ドリーン・マッシー - アルジュン・アパデュライ |
人物(日本) | 鈴木栄太郎 - 磯村英一 - 奥井復太郎 - 倉沢進 - 奥田道大 - 吉原直樹 - 町村敬志 - 吉見俊哉 - 若林幹夫 |