潜宙艦 (宇宙戦艦ヤマト)
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潜宙艦（せんちゅうかん）は、『宇宙戦艦ヤマト』シリーズの『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』及び『宇宙戦艦ヤマト2』に登場する架空の宇宙戦闘艦。デザイン担当は宮武一貴。
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[編集] 概要
白色彗星帝国が保有する宇宙戦闘艦。隠密・奇襲戦法を得意とし、現実世界における潜水艦に相当する小型戦闘艦である。劇場版『さらば宇宙戦艦ヤマト』の台詞では潜空艦と呼ばれ、またTV版『宇宙戦艦ヤマト2』第7話のサブタイトルでは、潜宙艦と書いてスペース・サブと読み仮名が付けられていた。
攻撃開始まで敵に探知されないように、特殊な艦体隠蔽能力が付加されている。動力として無波動特殊推進機関（無波動特殊エンジン）を搭載[1]。或いは「船体色を宇宙の闇に同化させ姿を消す」[2]等、当時は兵器としてのステルス能力が研究段階で、用語として一般に全く普及していなかったため、その能力の説明に苦慮した様子がうかがえる。「敵に悟られずに近寄れる」というのは大きな長所だが、敵からの攻撃に対しての耐久性は高くなく、一度発見されると脆いという弱点もある。なお、本艦は単に「探知されない」というだけで、その後に登場する次元潜航艇のように、亜空間断層や異次元空間に潜んでいるわけではない[3]。
劇場版ではバルゼー艦隊の前衛として、地球艦隊を待ち伏せて奇襲をかけることに成功するが、打ち上げられた「ソナー」（と台詞では語られているが、見た目は照明弾）により姿を晒され、全滅した。
[編集] 諸元
| 全長 | 118 m |
|---|---|
| 全幅 | 45.5 m |
| 基準排水量 | 4600 t |
| 主機 | 無波動特殊推進機関（無波動特殊エンジン） |
| 武装 | |
| 艦首宇宙魚雷発射管 x 4基 | |
| 艦尾宇宙魚雷発射管 x 8基 | |
| 固定式フェーザー砲 x 12門 | |
| 対空フェーザー砲 x 4門 |
[編集] 脚注
- ^ ‘別冊テレビくん3 宇宙戦艦ヤマト2（小学館）’のP65より。武装データについても同様。
- ^ ‘EB22 宇宙戦艦ヤマトメカニック大図鑑1（バンダイ）’のP114より。
- ^ PS系ゲーム版においては次元潜航艇と同様、異次元空間に潜んでいるのだと説明されている。
[編集] 関連項目
[編集] 参考文献
- 「デラックス版 さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」（株式会社オフィス・アカデミー）
- 「別冊てれびくん3‘宇宙戦艦ヤマト2’」（小学館・1979）
- 「EB22‘宇宙戦艦ヤマト メカニック大図鑑1’」（株式会社バンダイ出版部・1990）
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|---|---|
| 総合 | 宇宙戦艦ヤマトシリーズ |
| テレビアニメ | 宇宙戦艦ヤマト - 宇宙戦艦ヤマト2 - 新たなる旅立ち - 宇宙戦艦ヤマトIII |
| 劇場映画 | 第1作 宇宙戦艦ヤマト - 第2作 さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち -第3作 ヤマトよ永遠に - 第4作 宇宙戦艦ヤマト 完結編 -第5作 宇宙戦艦ヤマト復活編（製作中止） |
| 他のメディア | YAMATO2520（OVA） - 新宇宙戦艦ヤマト（漫画） |
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