松島みどり
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生年月日 | 1956年7月15日(51歳) |
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出生地 | 大阪府 |
出身校 | 東京大学経済学部卒業 |
学位・資格 | 経済学士(東京大学) |
前職 | 朝日新聞社政治部記者 |
所属委員会 内閣役職 |
国土交通副大臣 |
世襲 | 無 |
選出選挙区 | 東京都第14区 |
当選回数 | 衆3回 |
所属党派 | 自由民主党(町村派) |
党役職 | 知的財産戦略調査会幹事 東京都支部連合会広報委員長 東京都第14選挙区支部長 |
会館部屋番号 | 衆・第1議員会館618号室 |
ウェブサイト | 松島みどり |
松島 みどり(まつしま みどり、1956年7月15日 - )は、日本の政治家。自由民主党衆議院議員(3期)、清和政策研究会所属。本名は馬場 みどり(ばば みどり)。
目次 |
[編集] 経歴
大阪府立北野高等学校を経て東京大学経済学部卒業。大学卒業後朝日新聞社に入社し、記者として活動。1995年、自民党の新人公募で1位として、1996年第41回衆議院議員総選挙で東京14区より出馬するも落選。2000年第42回衆議院議員総選挙で衆議院比例東京ブロックから初当選を果たした。その後は東京14区で選挙地盤を固めている。
2006年9月27日、安倍内閣で外務大臣政務官に就任。2007年8月29日、安倍内閣改造内閣の国土交通副大臣に就任。
2008年3月14日、第169回国会での参議院予算委員会審議において、かつて揮発油税の暫定税率撤廃を主張していたことを民主党参議院議員津田弥太郎に取り上げられ、その変節ぶりを追及された際、「考えが変わったのだ」として選挙区向けの迎合答弁や自説を延々と展開、予算委員長鴻池祥肇より答弁の簡潔化・打ち切りを指示されるも、それを拒否して約5分間にわたり答弁を続けた[1]。そのため、「予算委員会への冒涜」との理由により、委員長職権で予算委員会出入り禁止となった[2]。
[編集] 人物
パチンコチェーンストア協会政治分野アドバイザーを務めている。また消費者金融(サラ金)など貸金業界の政治団体「全国貸金業政治連盟」(全政連)から政治献金を受けていると日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」は伝えている[3] 。
東京大学運動会応援部バトントワラーズ、朝日新聞、衆議院議員という異色の経歴で知られる。
「情熱の色」として、公の場に出席する時は殆ど赤色の衣装を着用している。またテレビ出演も多く、『クイズ!日本語王』、『爆笑問題&日本国民のセンセイ教えて下さい!』などに出演している。自身のウェブサイト上においては隠れ阪神ファンと記している。
道路特定財源を資金源とする道路運送経営研究会(道路特定財源の一般財源化に反対している)から献金を受けている。[4]
[編集] 主な所属議員連盟
[編集] 著作
- 『協和発酵――バイオのリーダー』<日本のビッグビジネス>、朝日案内コミュニティ出版事業部、1986年。ISBN 4795284512
- 『明るい長寿社会をめざして――対談集』東洋堂企画出版社、1995年。ISBN 4924706604
- 『朝日新聞記者みどりの政界志願』飛鳥新社、1995年。ISBN 4870312239
[編集] 脚注
- ^ sangiin (2008-03-14). "予算委員会(開会~休憩1) (日本語)" (WMP) House of Councillors. 2008年3月14日閲覧.
- ^ "中日新聞:松島副大臣「出入り禁止」 鴻池委員長が激怒:政治(CHUNICHI Web) (日本語)" 中日新聞社: 2008-03-14. 2008年3月14日閲覧.
- ^ パーティ券リストの面々 しんぶん赤旗 2003年9月12日
- ^ http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/b169030.htm
- ^ 『理事・会員リスト』。