東海大学付属高輪台高等学校・中等部
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過去の名称 | 電気通信工業学校 東海工業学校 東海高等学校 東海電波高等学校 東海大学高輪台高等学校 |
国公私立の別 | 私立学校 |
設置者 | 学校法人東海大学 |
設立年月日 | 1944年 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 | 普通科 |
学期 | 2学期制 |
所在地 | 〒108-8587 |
東京都港区高輪2-2-16 北緯35度38分18秒東経139度44分6秒 |
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電話番号 | 03-3448-4011 |
FAX番号 | 03-3448-4020 |
外部リンク | 公式サイト |
東海大学付属高輪台高等学校・中等部(とうかいだいがくふぞくたかなわだいこうとうがっこう・ちゅうとうぶ)は、東京都港区高輪にある私立中学校・高等学校。つまり事実上中高一貫校である。
目次 |
[編集] 沿革
- 1944年4月 - 電気通信工業学校として開校。
- 1945年8月 - 東海工業学校に改称。
- 1948年4月 - 校名を東海高等学校と改称。
- 1952年4月 - 校名を東海電波高等学校と改称。
- 1968年4月 - 校名を東海大学高輪台高等学校に改称。
- 1990年4月 - 校名を東海大学付属高輪台高等学校に改称。
- 1998年4月 - 男女共学化。新校舎竣工。
- 2004年1月 - さいたま新都心駅付近にグラウンド開設。
- 2004年4月 - 文部科学省よりSSHに指定される。
- 2005年10月 - 創立60周年記念式典。
- 2007年4月 - 東海大学付属高輪台高等学校・中等部を建設、開校。
- 2007年4月 - SSHに再指定(指定期間は5年間)
[編集] 交通
最寄り駅は白金高輪駅、泉岳寺駅であり東京の一等地に立地している。しかしながら、東京メトロ南北線(都営地下鉄三田線も含む)自体が比較的新しく開通した線であるため、必然的に駅がとても深い位置にある。さらに、校名の「高輪台」という名から推測される通り、学校自体が台地の上にあるため、どの最寄駅から通学するにしても坂を登る必要がある。
- 東京メトロ南北線 白金高輪駅[1]1番出口より徒歩6分[2]。
- 東京都交通局都営地下鉄三田線 白金高輪駅
- 東京都交通局都営地下鉄浅草線 泉岳寺駅[3]A3出口より徒歩5分。
- 都営バス大井競馬場行、目黒駅行(品93)「高輪警察署前」より徒歩5分。
- 都営バス品川駅前行、新宿西口行(品97)/五反田行、三田行(反90)「高輪二丁目」より徒歩0分。
- 都営バス三田駅行、五反田行(反90)/新宿西口行、品川駅行(品97)「高輪一丁目」より徒歩4分。
- JR品川駅高輪口(西口)から徒歩[4]
[編集] 設備
地上6階・地下3階の合計9フロアを有し、非常に立派な外観のため、この点でも非常に人気が高い。また台地に立っている関係上、泉岳寺駅側から見ると「9階建ての建物に見える」と言う声も多い。
エレベーター(東芝製)が3基備わっている。これは登校時や昼休みの時でも、生徒が自由に使用することが出来る。 各階にトイレ・洗面所があり、トイレには温風乾燥機・ウォシュレットも完備されている。
コンピュータールームは地下2階に1部屋、地上3階に2部屋の合計3部屋を有し、コンピューターの総台数も200台以上となる。 パソコンは新しくWindowsXP Professional・Pentium4を搭載したNEC機なのだが、Pentium4の発熱量が高くまた台数が多い関係で室内は高温になってしまうこともある。 また、クーラーは教師の許可がないとつかないようになっている。 地下2階には自動販売機が5台設置してある。また、同階には購買がある。
[編集] 総合グラウンド
2004年にさいたま市付近にグラウンドが開設。テニス場や野球グラウンドのナイター設備を備えており暗くなってきても練習することが可能である。以前まで、総合グラウンドは地質的に水はけが非常に悪く雨が降った翌日にも使用するのが困難となるため授業や体育祭が延期・中止になることもしばしばあった。 しかし近年から、水はけを改善するための工事が完了したため多少の雨なら翌日にも使用可能になった。 また、体育祭やスポーツ大会もここで開催される。
[編集] 剛健旅行
年に1回行われる、群馬県の嬬恋村にある東海大学嬬恋研修センターで男子は41km、女子は20km強を歩く行事である。女子は昼間から、男子は夕方から歩き始め、足の遅い生徒は真夜中を歩き通すことになる。 2008年の剛健旅行からは男女とも歩く距離が伸びるとのこと。
1996年と2006年は、雷雨により中止となった。男子校時代は、山梨県塩山市塩山北中学校から奥多摩湖レストハウスまでの山中の青梅街道を夜通し歩く、というものであった。共学化を機に群馬県の嬬恋村にある東海大学嬬恋研修センター周辺の道に場所が変更になった。
[編集] 校則
服装などは男女問わず厳しい。ネクタイが少しでも下がっていると警告される。また、髪型などに関しても厳しい。月に一回の頭髪検査があり、耳や襟に少しでも髪の毛がかかってた場合は、髪を切り、許可がでるまで先生に見せに行かなければならない。
建学祭に関しても校則が厳しいせいか、あまり自由なことはできない。ちなみに、各クラスごとに製作する「クラスTシャツ」というものがあるが、これは教室内のみで着用することとなっている。
[編集] 著名な出身者
[編集] 関連項目
[編集] 註
- ^ 約100段にも及ぶ港区役所高輪支所脇の階段か天神坂を登る必要がある。この場合、合計で250段近くの階段を登らなくてはならない。一番出口にはエスカレーターとエレベーターが設置されているが、登校時間でもある平日午前8時過ぎから8時15分頃まではエスカレーターに当校の生徒の行列が出来ることもある。
- ^ 公式サイト上でのデータ。地図上の距離から単純に算出されたが、土地の高低差があるために6分で向かうことは到底不可能で、実際の所要時間は10分以上とされる。
- ^ 距離が長いものの斜度が緩めな伊皿子坂を登る必要がある。
- ^ 徒歩で通うことも可能であるが、桂坂を登る必要があり徒歩で歩くには少し距離がある。
[編集] 外部リンク
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提携校 |
東海大学甲府高等学校 | 東海大学山形高等学校 | 東海大学菅生高等学校・中等部 |
廃止された学校 |
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東海大学の附属施設 |
東海大学医学部付属病院 | 東海大学医学部付属東京病院 | 東海大学医学部付属大磯病院 | 東海大学医学部付属八王子病院 |
関連項目 |
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