和佐駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

和佐駅
わさ - Wasa
◄稲原 (6.8km) (4.3km) 道成寺►
所属事業者	西日本旅客鉄道（JR西日本）
所属路線	紀勢本線（きのくに線）
キロ程	320.4km （亀山起点）新宮から140.2km
所在地	和歌山県日高郡日高川町和佐
電報略号	ワサ
駅構造	地上駅
ホーム	2面3線（単式・島式複合型）
乗車人員 -統計年度-	82人/日（降車客含まず） -2004年-
開業年月日	1930年（昭和5年）12月14日
備考	無人駅

■Template（■ノート・■鉄道PJ）

和佐駅（わさえき）は、和歌山県日高郡日高川町和佐にある、西日本旅客鉄道（JR西日本）紀勢本線（きのくに線）の駅。

[編集] 駅構造

島式と単式の複合型ホーム2面3線（中間待避線構造）で、単式（1番ホーム）側に駅本屋がある地上駅。島式の2・3番ホームへは跨線橋で連絡している。木造の駅舎があるが、無人駅であり、自動券売機なども設置されていない。

のりば
1（上り本線）	■きのくに線	南部・紀伊田辺方面
2（中線）	■きのくに線	御坊・海南・和歌山方面（特急待避時のみ）
2（中線）	■きのくに線	南部・紀伊田辺方面（1日1本のみ）
3（下り本線）	■きのくに線	御坊・海南・和歌山方面

2番ホームは上下線共通の待避線となっているが、2007年度のダイヤにて当駅で特急待避を行う定期列車は御坊方面行きのみの設定である。そのため、レール磨き目的で1日1本の紀伊田辺方面行き列車を、待避の有無に関わらず2番線に入線させている。

[編集] 利用状況

1日平均82人（乗車人員、2004年。出典：平成18年刊行和歌山県統計年鑑）

[編集] 駅周辺

かわべ天文公園
日高川町サイクリングターミナル
丹生神社

[編集] 歴史

この駅は昭和5年12月、国鉄紀勢西線の御坊駅から印南駅までの開通と共に国鉄紀勢西線の和佐駅として開業する。当駅はその後昭和34年、今の紀勢本線が全通し亀山駅と和歌山駅（現在の紀和駅）の間が紀勢本線となったのを受け国鉄紀勢本線の駅となり、さらに国鉄の分割民営化を経て現在に至っている。なお駅の読みは、開業当初が「わざ」で、後に現在と同じ「わさ」に改められたと言われている。

1930年（昭和5年）12月14日 - 国鉄紀勢西線の御坊駅から印南駅までの開通と共に国鉄紀勢西線の和佐駅として開業する。
1959年（昭和34年）7月15日 - 三木里駅・新鹿駅間の開通をもって現在の紀勢本線が全通し新たに亀山駅と和歌山駅（現在の紀和駅）の間が紀勢本線となり、当駅も国鉄紀勢本線の駅となる。
1987年（昭和62年）4月1日 - 国鉄分割民営化により当駅も西日本旅客鉄道紀勢本線の駅となる。