モエヤン
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モエヤンは大阪府出身の女性お笑いコンビである。劇団スーパー・エキセントリック・シアターで、モエヤンというユニットはぐあんばーる所属。
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[編集] メンバー
- 池辺 愛(いけべ あい、1980年8月11日 - )
- 大阪教育大学附属池田小学校→同池田中学校→同高等学校池田校舎卒業[1]。
- 趣味は映画鑑賞、音楽鑑賞、旅行。特技はピアノ、ダンス、アクロバット。血液型A型。
- 慶應義塾大学4年生の時にスーパー・エキセントリック・シアター入団。
- ミュージカル集団『東京メッツ』では背番号15で、2004年7月まで活動。
- 単独活動時代では『部長刑事』(朝日放送)、女と愛とミステリー『パートタイム探偵2』(テレビ東京)、NTTドコモ関西のCMなどに出演。『NHK紅白歌合戦』に出演したこともある。
- 大学生時代に出演していた『ヤングライブニッポンLF+RミュージックTV』(BSフジ、フジテレビ721)で共演していた現・日本テレビアナウンサーの鈴江奈々とは、当時から今でも大親友とのことである[2]。鈴江奈々に一緒に芸人になろうと誘ったが断られたそうだ。(ザ!世界仰天ニュース2008年5月7日放送より)
- 1999年に『埼玉県川口市国民年金イメージガール』、2001年に『ミス伊豆の踊り子』に選ばれている。
- 久保 いろは(くぼ いろは、1981年2月16日 - )
- 大阪府堺市出身。大阪府立堺西高等学校卒業。
- 趣味は風鈴集め、映画鑑賞、格闘技観戦。特技は歌、英会話。血液型O型。
- 『東京メッツ』では背番号13で2005年3月まで活動、この当時は『久保沙耶香』の名前で太田プロダクションに所属していた。『東京メッツ』のメンバーとして2003年12月からのポルノグラフィティコンサートツアー『6th LIVE CIRCUIT "74ers"』、2004年12月の『ミュージックステーションスーパーライブ2004』、単独でも『Pな彼女』(TBSテレビ)、NTTドコモのCM『ケータイ日記2004』の第5話『カニとの遭遇篇』などに出演。
- 2000年12月21日にはロックレコードジャパンから久保沙耶香の名前でマキシシングル『LOVE WILL SEE US THROUGH』をリリースしている(因みにこの曲はプレイステーション2のゲーム『7BLADES/セブンブレイズ』のエンディングテーマ曲となっていた。カップリングは『LOVE WILL SEE US THROUGH』の英語ヴァージョンと『Drop』の2曲)。
- 『東京メッツ』を退団後、再び「歌手を目指す」という理由で太田プロを退社している[3]。
[編集] 略歴
前々からお笑いタレントをやってみたいと考えていた池辺がミュージカル「東京メッツ」で知り合った久保に誘いかけ、半年後の2005年6月にコンビ結成。同年11月25日、ニッポン放送とBSフジの連動番組『お笑いネクストブレーカー』でデビューを飾る。コンビ名の由来は、名称がなかなか決まらなかったときの発言「もう、ええやん!」[4]。事務所での紹介では「ちょいおもユニット」とされ、お笑いのみならず歌やダンスなどのエンターテインメント・ユニットを目指している。
2006年にはゲーム「キラキラアイドルリカちゃん」のキャンペーンガール「キラリカガールズ」として、東京おもちゃショー2006などの各種イベントで活躍した[5]。
テレビ出演などに加え、2007年6月からは月1回のペースで東京の下北沢の商店街で居酒屋などを回る「お笑い流し」で活動中[6]。お笑い流しではウクレレを弾きながらなどのコミックソングを中心に展開。
2007年のM-1グランプリでは3回戦まで進出した。
[編集] 芸風
- これまでには、メイド、婦人警官、「THE 坊主」、アフロヘアーのかつらをかぶって付け鼻を付けた、アメリカからやって来たという設定の『アホロシスターズ』等に扮したコスプレコントを演じたり、『な~いな~い、ありえな~い!』などのラップを交えたネタを披露していたことがあった。
- その後OLに扮しての、合コンでのシチュエーションネタを披露するようになり、2007年6月23日放送の『エンタの神様』ではこのキャラクターで出演した。この時の決めセリフは『男のバカヤロ、ハッ!』だった(なお『アホロシスターズ』での、男性の仕種に関するネタの時の決めセリフも似たように『男の、バカヤロ、バカヤロ~』と歌うようなものである)。
- コミックソングの芸の時は“モエヤンのテーマ”の曲を歌うことがある。その他『大阪のオカン』、『ヌーブラ・ヤッホー』などのテーマの歌を披露していた。ここから、2007年末頃からテレビ出演が増えた時に『ヌーブラ・ヤッホー』を更に発展させたようなネタを披露することが多くなり、赤(池辺)と青(久保)の全身タイツの上にヌーブラという衣装での出演もし始め、その後テレビ出演の時は大抵が全身タイツにヌーブラ姿という状態になった。
- なお2008年に入ってからも、『ヌーブラ・ヤッホー』以外のネタを時々披露することがある。モエヤンがパーソナリティーの『チャイム!』(FM NACK5)の中で『オカンの脳みそ』、『男のバカヤロー』のコーナーがあり、コーナーに入る前にそれぞれのテーマのネタを披露している。
[編集] 出演
[編集] テレビ番組
- イッちゃう戦隊プリンセブン(名古屋テレビ)
- エンタの神様(日本テレビ系) - キャッチコピーは「ぶちかましのOLデュオ」→「轟け!ヌーブラヤッホー」
- 茂七の事件簿2 第9話(NHK総合、2002年) - 池辺のみ
- 逃亡者 RUNAWAY(TBSテレビ系、2004年) - 久保のみ
- 危険なアネキ 最終話(フジテレビ系、2006年) - 久保のみ
- 特命係長・只野仁 3rdシーズン 第23話(テレビ朝日系、2007年) - 久保のみ
- 笑っていいとも!増刊号「金のたまごクラブ」(フジテレビ系、2007年11月25日、12月16日、2008年1月4日)
- 爆笑ピンクカーペット(フジテレビ、2007年11月26日 キャッチコピーは「踊れ下北歌劇団」)
- 爆笑レッドカーペット(フジテレビ系、2007年12月17日、2008年2月17日)コラボカーペットで鳥居みゆきと共演
- 新春ゴールデンピンクカーペット(フジテレビ系、2008年1月1日)
- ラジかるッ(日本テレビ、2008年4月7日から月曜日『夕刊ヤッホー!』コーナーにレギュラー出演)
- 21世紀エジソン(TBSテレビ、2008年5月20日) - 『お笑いミュージアム』の企画で出演
- 「ぷっ」すま(テレビ朝日、2008年6月10日)- 『リアル神経衰弱!ボケとツッコミ当てまショー!』
[編集] ラジオ番組
- モエヤンのあいろは♪(京都三条ラジオカフェ)
- モエヤンのオールナイトニッポンR(ニッポン放送、2007年9月29日)
- 三宅裕司のサンデーハッピーパラダイス(ニッポン放送)
- 「ヌーブラヤッホーお届け隊」のコーナーでレポーターとしてレギュラー出演
[編集] 関連人物
[編集] 脚注
- ^ 出典:週刊文春2008年3月13日号『高学歴おんな芸人が増殖中』(P36~37)
- ^ 『グラッセイだよ 全員集合!!』(池辺愛ブログ) 2007年7月18日分より
- ^ これについては、2007年12月17日放送の『爆笑レッドカーペット』で「太田プロを「歌手になります」と言って辞めていったらこうなった」とつるの剛士に言われている。
- ^ RADIO X WEB SITE 木曜担当 山本昇 営業日誌
- ^ TEGLET - 非まじめ旅行社
- ^ 下北沢経済新聞 2007年11月29日閲覧
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- モエヤン オフィシャルウェブサイト
- 池辺愛 公式プロフィール(スーパー・エキセントリック・シアターHPより)
- あいろはマインド(新ブログ、2008年1月1日~)
- モエヤンのアイロハBLOG(旧ブログ)
- ぐあんばーる ホームページ
- グラッセイだよ 全員集合!!(池辺愛ブログ)