マックスビューティ
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マックスビューティ | |
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品種: | サラブレッド |
性別: | 牝 |
毛色: | 鹿毛 |
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生誕: | 1984年5月3日 |
死没: | 2002年2月27日(18歳没) |
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父: | ブレイヴェストローマン |
母: | フジタカレディ |
母の父: | バーバー |
生国: | 日本(北海道浦河町) |
生産: | 酒井牧場 |
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馬主: | 田所祐 |
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調教師: | 伊藤雄二(栗東) |
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競走成績 | |
生涯成績: | 19戦10勝 |
獲得賞金: | 3億4150万4300円 |
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マックスビューティは、日本の競走馬、繁殖牝馬だった馬である。1987年の桜花賞・優駿牝馬(オークス)の牝馬クラシック二冠を達成した名牝。主戦騎手は田原成貴が務めた。頑健さとしなやかさを兼ね備えた好馬体、全盛期の圧倒的な強さから「究極の美女」の異名を持つ。
目次 |
[編集] 戦績
札幌でデビューする予定だったが、アクシデントで出走を取り消し、3週間後の函館の新馬戦に出走、圧倒的1番人気に応えて快勝する。その後は函館3歳ステークスに出走するが、ホクトヘリオスの4着に敗れる。年末まで休養し、ラジオたんぱ杯3歳牝馬ステークスに出走するも2着に終わる。
4歳(旧表記)になり、紅梅賞を5馬身差で快勝。その後バイオレットステークス、チューリップ賞とオープン特別を2連勝して臨んだ桜花賞では、1番人気に支持され、見事に好位差し切りを決め8馬身差で圧勝する。続く4歳牝馬特別も制し(この時は、主戦の田原が春の天皇賞でニシノライデンに乗って失格、騎乗停止となっていため、柴田政人が代打で騎乗した)、迎えた優駿牝馬でも単勝1.8倍の1番人気に応えて牝馬クラシック二冠を達成する。
秋は神戸新聞杯、ローズステークスをいずれも楽勝して8連勝を飾り、前年のメジロラモーヌに続く2年連続の牝馬三冠を目指してエリザベス女王杯に駒を進めた。単勝1.2倍の1番人気に応える形で正攻法の競馬を進めていたマックスビューティは、最後の直線でずっとマークされ続けた優駿牝馬3着のタレンティドガールに差され涙をのんだ。
エリザベス女王杯で負けたことで糸が切れてしまったかのように、以降のマックスビューティは勝ち星に見放されてしまった。5歳秋にオープン特別であるオパールステークス(武豊鞍上)で1年ぶりの勝利をあげるも、次走のスワンステークスで9着に敗れ、これを最後に引退する。
また、大阪杯を最後に田原は降板させられている。これを不服とした田原は引退まで伊藤雄二厩舎の競走馬にはどんな有力馬であろうと騎乗しなくなってしまった。[1]
[編集] 引退後
繁殖牝馬としては、初年度産駒からさっそく桜花賞・優駿牝馬でともに3着に入ったマックスジョリーを送り出し、一時はイギリスに渡って繁殖生活を送り、カーリアンやサドラーズウェルズといった世界的種牡馬と交配され、大変期待されていたが、ついに重賞勝ち馬を送り出すことのないまま2002年2月27日、蹄葉炎によりこの世を去った。また、生涯で牝馬はマックスジョリーしか生まなかった上に、マックスジョリーも初仔の牝馬(ビューティソング:父デインヒル)を出産してすぐに死亡した為、牝系の存続が危ぶまれている。
- ビューティソングは競走馬登録されないまま繁殖入りし、現在までクリムゾンフレア(父サンデーサイレンス)など2頭の牝駒を産んでいる。
[編集] 産駒
- マックスジョリー(1990年:牝 父リアルシャダイ 6戦2勝 桜花賞3着、優駿牝馬3着)
- マックスワイザー(1991年:牡 父ベリファ 中央7戦2勝 地方1戦0勝)
- マックスウィンザー(1992年:牡 父ノーザンテースト 22戦5勝・種牡馬)
- チョウカイライジン(1993年:牡 父ダンシングブレーヴ 36戦8勝 神無月ステークス、オアシスステークス・種牡馬)
- アーサーズフェイム(1995年:牡<外国産馬> 父Caerleon 35戦5勝・種牡馬)
- グッドタイミング(1996年:牡<持込馬> 父Sadler's Wells 中央2戦0勝 地方4戦0勝・種牡馬)
- プラチナサンデー (1998年:牡 父サンデーサイレンス 未出走で死亡)
- ネヴァーフォゲット(2001年:牡 父コマンダーインチーフ 4戦1勝・種牡馬)
最初の3頭は母と同オーナー、同厩舎だったが、後の5頭は生産牧場である酒井牧場と縁が深い中野隆良師が預かっていた。
[編集] 血統表
マックスビューティの血統 (ネヴァーベンド系(ナスルーラ系)/Nasrullah3×4=18.75%) | |||
父
*ブレイヴェストローマン Bravest Roman 1972 鹿毛 |
Never Bend 1960 鹿毛 |
Nasrullah | Nearco |
Mumtaz Begum | |||
Lalun | Djaddah | ||
Be Faithful | |||
Roman Song 1955 鹿毛 |
Roman | Sir Gallahad | |
Buckup | |||
Quiz Song | Sun Again | ||
Clever Song | |||
母
フジタカレディ 1978 芦毛 |
*バーバー Berber 1965 鹿毛 |
Princely Gift | Nasrullah |
Blue Gem | |||
Desert Girl | Straight Deal | ||
Yashmak | |||
フジタカジヨウ 1969 芦毛 |
*パーソロン Partholon |
Milesian | |
Paleo | |||
オートトツプ | *ガルカドール | ||
フジリユウF-No.14-f |
牝系はトキノミノル・グリーングラスらを輩出し、現在まで発展を続けているタイランツクヰーンの一族。 曾祖母オートトツプの仔にフジマドンナ(カブトヤマ記念・福島記念・中日新聞杯)、4代母フジリユウの仔にゼンマツ(アルゼンチンジョッキークラブカップ、種牡馬)がいる。 青葉賞2着のマイネルアラバンサは姪の仔。
[編集] 外部リンク
[編集] 脚注
- ^ ただしオーナーの田所氏とは関係が悪くなったわけではなく、後にマヤノペトリュースやマヤノトップガンの主戦騎手を務めている。また田原本人の談によるとこの後も引退までに何回か伊藤雄二師からの騎乗依頼はあったとのことである。
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