コブレンツ
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コブレンツ | |
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ドイチェス・エック | |
紋章 | 地図 |
基本情報 | |
連邦州: | ラインラント=プファルツ州 |
郡: | 郡独立市 |
標高: | 海抜 64.7 m |
面積: | 105.02 km² |
郵便番号: | 56001 - 56077 (旧: 5400) |
市外局番: | 0261(一部 02606) |
ナンバープレート: | KO |
自治体コード: | 07 1 11 000 |
UN/LOコード: | DE KOB |
市の構成: | 28 市区、 6 街区 |
市庁舎の住所: | Gymnasialstr. 2 56068 Koblenz |
ウェブサイト: | www.koblenz.de |
E-Mail: | [1] |
住民(2006年6月現在) | |
人口: | 106,655 |
人口密度]: | 1,015.6 人/km² |
負債: | 約 37,200,000 € |
失業率: | 10.4% |
外国人: | 9.1% |
年齢構成: | 0-14 歳: 12.9% 15-64 歳: 65.3% 65 歳以上: 21.8% |
性別人口比: | 男性: 47.78% 女性: 52.22% |
宗教: | カトリック: 55.17% 福音派: 19.22% その他: 25.61% |
Politik | |
上級市長: | エーベルハルト・シュルテ=ヴィサーマン (Dr. Eberhard Schulte-Wissermann (SPD) |
多数政党: | CDU |
コブレンツ (Koblenz) はドイツ連邦共和国の都市である。ラインラント=プファルツ州に属する。人口は約 10 万人。
目次 |
[編集] 地勢・産業
モーゼル川とライン川の合流点に位置し、河川交通の要衝である。モーゼル川がライン川に注ぎ込む箇所は、ドイチェス・エック (Deutsches Eck) と称される。ワインの取引の他、そのライン川沿いの景観から観光業も発達している。近隣の都市としては、ライン川沿いの約 50 キロメートル北西にボン、80 キロ北西にケルン、65 キロ南東にマインツが位置している。モーゼル川を南西に約 95 キロさかのぼるとトリーアに到達する。また、10 キロほど東には温泉地であるバート・エムスが位置している。
[編集] 歴史
古代には、ローマ帝国がこの地にカストルム・アド・コンフルエンテス(合流点の城砦、の意)と称される城砦を築いた。城砦近くに商人の集落も形成されたが、古代末期に破壊された。中世には、トリーア大司教領のもとで繁栄し、ハンザ同盟にも加盟した。フランス革命において、フランスの支配下に置かれる。19世紀前半、ウィーン議定書の取り決めに基づき、のちのドイツ帝国の中心となるプロイセンの支配下へと入る。
[編集] 文化・観光
ドイチェス・エックには、ドイツ帝国初代皇帝であるヴィルヘルム1世の騎馬像が建てられた。第二次世界大戦に際してアメリカ軍に破壊されたが、近年になって再び再建された。
[編集] スポーツ
TuSコブレンツが、コブレンツを本拠地とするサッカークラブである。2006年、クラブ史上初のブンデスリーガ(2 部)昇格を果たした。
[編集] 主な出身者
- クレメンス・メッテルニヒ - 19世紀前半に活躍したオーストリアの政治家
- ヴァレリー・ジスカール・デスタン - フランスの政治家。元大統領