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エメリヤーエンコ・ヒョードル - Wikipedia

エメリヤーエンコ・ヒョードル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

エメリヤーエンコ・ヒョードル
基本情報
本名 フョードル・ウラジーミロヴィチ・エメリヤーニェンコ
Фёдор Владимирович Емельяненко
通称 人類最強の男
60億分の1の男
ロシアン・ラストエンペラー
氷の皇帝
国籍 ロシア ロシア ウクライナ
誕生日 1976年9月28日(31歳)
出身地 ウクライナ
ルハンスク州
所属 レッドデビル・スポーツクラブ
身長 182cm
体重 106kg
階級 ヘビー級
スタイル 柔道サンボ
テーマ曲 ロシア国歌」→
「Enae Volare Mezzo」(Era)

エメリヤーエンコ・ヒョードル[1](露:Фёдор Емельяненко、英:Fedor Emelianenko1976年9月28日 - )は、ロシアの男性総合格闘家柔道家レッドデビル・スポーツクラブ所属。現PRIDEヘビー級王者。

世界最強の男として、「60億分の1の男」、「ロシアン・ラスト・エンペラー」、「氷の皇帝」、「人類最強の男」などと呼ばれる。

日本だけでなくヨーロッパ、アメリカなどのメディアからも「総合格闘技界全体で最強」と評価されており、SHERDOG、MMA WEEKLY等において、総合格闘技ヘビー級(205lbs〜265lbs)世界1位にランキングされている[2][3][4][5]

長年活躍したロシアのトップアスリートだけに送られる『スポーツマスター』の称号も持つ。

目次

[編集] ファイトスタイル

格闘家としてのルーツはサンボ柔道であり、寝技での決定力は高い。相手の上に乗ってから極めにいくまでの巧みさと速さ、パウンドを打つ時のボディコントロールの上手さは定評があり、あらゆる体勢から強力なパウンドを撃つことができる。また、高い瞬発力を持ち、打撃を交えながら相手をテイクダウンする一連の動きを一呼吸置かず、ワンテンポでこなす巧みさとパワーは他の追随を許さない。片足を取られてもなかなか倒れないバランス力や、相手に上に乗られた状態からも非常に素早く切り返しの腕十字にいくことができる状況判断能力等、あらゆる面に優れている。高い身体能力に加え、頭脳や経験を活かした戦法には柔軟性があり、試合中も常に冷静で落ち着きはらう精神力は、生まれ持っての性格によるところと言う[6]

スタンドでの打撃の技術も高く、対戦したキックボクシング出身のミルコ・クロコップが「スタンドで打ち負けた」と述べた。元サンビスト・柔道家でありがなら、日本での総合格闘技デビュー戦ではパンチでKO勝利とオフェンス技術でも天性の物を見せ、その後ディフェンス技術も向上し、マーク・ハント戦では、相手のパンチをガードに頼らず、その殆どに空を切らせる技術を披露した。

ヒース・ヒーリングアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ高阪剛等との試合ではパウンドで勝利を手にしたが、その威力故に拳への負担が大きく、慢性的な拳の怪我に苦しむ事となる。拳を手術して以降は、上のポジションになっても得意のパウンドをあまり出してはいない。

プロになって唯一の敗北はリングス時代、高阪剛との対戦にて、右フックでの右目付近のカット・出血によるドクターストップであるが、ヒョードルは反則の肘打ちでカットしたと強く主張。高阪自身ものちに「アクシデントだった」と発言している。なお、この試合を見ると、高阪の右フックはかわしており、打ち終わりの肘が当たっている様子が確認できる。試合映像

ヒョードルの練習機材は古典的であり、質素である。肉体は主に自重を使った懸垂、腕立て伏せ、腹筋などで鍛えており、近代的なマシンは使用していないようである。ランニングも(マシンを使わず)ロシアの大自然の中で行っている。反動を積極的に使った筋力トレーニング、ハンマートレーニング。これらの練習方法は、多くのアスリートが行っているような"反動を使わず鍛える箇所を体の部位ごとに分割する筋力トレーニング"とは正反対のものである。ヒョードルとロシアの伝統的な鍛錬器具であるケトルベルはよく引き合いに出されるが、ヒョードル自身は公式サイトでケトルベルは使ってないと発言しており、軍隊にいた期間に使っていたと語っている。

ヒョードル本人は「まだまだ私は完全ではない。学習すべきことはたくさんある。それがおもしろくてしょうがない」と発言している。

[編集] 来歴

ウクライナルハンスク州にてウクライナ人の両親のもとに生まれ、2歳の時ロシアに移住した。

幼少時代からサンボ柔道を始め、軍隊時代を経て、1996年柔道ロシア選手権優勝、1997年サンボロシア選手権優勝、1997年サンボヨーロッパ選手権優勝の実績を残す。またコマンドサンボの世界大会にも度々出場しており、その都度優勝している。

ヴォルク・ハンにスカウトされ、リングス・ロシア(現ロシアン・トップチーム)に加入。2000年8月16日、リングス・ロシア大会でリングスデビュー。同年12月22日、『KING OF KINGS 2000』1回戦でヒカルド・アローナに延長の末、3-0の判定勝ち。同日に行われた2回戦では高阪剛と対戦するも、出会い頭に反則の肘打ちによるアクシデントでカットし、ドクターストップによるTKO負けとなった。

2001年には初代リングス世界ヘビー級王者に就く。さらに翌2002年にはリングス世界無差別級タイトルも奪取し、リングス二冠を達成。

2002年にリングスが活動停止となると、6月23日PRIDE.21においてPRIDE初参戦。セーム・シュルトに判定勝ちしPRIDEデビューを飾った。11月24日PRIDE.23において、ヒース・ヒーリングにパウンドの連打によるTKOで勝利し、ヘビー級タイトルマッチ挑戦権を獲得。

2003年3月16日PRIDE.25において、初代PRIDEヘビー級王者アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラの持つタイトルに挑戦。後に「氷の拳」と呼ばれるパウンドで攻め立て、3-0の判定勝ちにより第2代PRIDEヘビー級王者となる。

その後、PRIDE.26ではプロレスラー藤田和之に一本勝ちし、PRIDE GRANDPRIX 2003 開幕戦ではアームレスリング世界一の経歴を持つゲーリー・グッドリッジにTKO勝ちを収める。2003年末には、金銭面のトラブルでロシアン・トップチームを離脱し、レッドデビルに移籍。

2004年、『PRIDE GP 2004』に出場し、1回戦でマーク・コールマン、2回戦でケビン・ランデルマンとそれぞれ1Rに一本勝ち。準決勝の小川直也戦では、煽りVTRで「五輪メダリストの小川がリングで奇声を上げているのを見て、不快に思う」との発言が紹介された。試合は1R開始54秒で腕ひしぎ十字固めで一本勝ち。決勝のアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ戦は、ヒョードルの額とノゲイラの頭頂部が偶然にバッティングし、額をカットしてノーコンテストとなるも、4か月後の12月31日に行われた再戦で判定勝ちし、PRIDEヘビー級王座を防衛するとともにヘビー級グランプリ王者となった。

2005年4月3日PRIDE 武士道 -其の六-でリングス時代に誤審で不完全燃焼に終わった相手、高阪剛をパウンドによるTKOで破りリベンジを果たす。

2005年8月28日ミルコ・クロコップ戦では、ヒョードルは打撃で圧力をかけ続け、ミルコはリングを回り回避しながらの打撃で応戦するという形となった。1R前半にミルコの打撃に押される場面もあったが、それ以外は打撃で攻め立て、投げや足払いからのテイクダウン・ポジショニングでも制し、判定勝ちで2度目の王座防衛に成功した。

2005年12月31日PRIDE 男祭り 2005ではズールと対戦。パンチでダウンを奪い、パウンドの連打により1ラウンド開始26秒でタップアウト勝ち。

これまでヒョードルは、強力な打撃ゆえの慢性的な拳の怪我や骨折に苦しんでいたが、2006年1月26日サンクトペテルブルグの病院で右拳の手術に踏み切る。続いて6月24日、同じサンクトペテルブルグの病院で、固定していた金属プレートの除去手術を受けた。

2度に渡る拳の手術を経て、2006年10月21日マーク・コールマンを相手に復帰第1戦を行った。1ラウンドは打撃で攻め立て、2Rに腕ひしぎ十字固めで一本勝ち。続いて12月31日、PRIDE 男祭り 2006での復帰第2戦でマーク・ハントと対戦し、チキンウィングアームロックで一本勝ち。3度目の王座防衛に成功した。

2007年3月、総合格闘技イベントBodogFightと契約し、4月14日には、ロシア・サンクトペテルブルク大会に出場。マット・リンドランドに腕ひしぎ十字固めで一本勝ち。この大会にはロシアの大統領ウラジーミル・プーチンや、イタリアの元首相シルヴィオ・ベルルスコーニなど政治家の観戦も目立った。本来、プーチン大統領とヒョードルは1月に会う事になっていたが、大晦日の試合の都合で予定を変更せざるをえず、それがこの試合の観戦のきっかけとなった。試合後、プーチン大統領は直々にヒョードルに試合の感想を伝えていた。

PRIDE休止後はUFCBodogFightHERO'Sなど世界中の格闘技イベントがヒョードルの獲得を競っている状況であったが、2007年10月、米国の総合格闘技イベントM-1 Globalと2年6試合の契約を結んだ[7][8]ファイトマネーは1試合につき基本給が200万ドルとなっており[9]、これは契約金・ボーナスなどのその他報酬を含めない額である。

2007年11月10日チェコ共和国プラハで行われた第31回サンボ世界選手権無差別級に出場し、優勝。初戦と決勝戦は対戦相手がヒョードルと戦うことを避け[要出典]棄権し不戦勝。これで4度目の世界チャンピオンとなった。続く11月11日、ロシアの国家勲章であるピョートル大帝勲章を受章した。

2007年12月31日やれんのか! 大晦日! 2007チェ・ホンマンと対戦し、1ラウンドに腕ひしぎ十字固めで一本勝ち。

2008年2月8日、全ロシアコマンドサンボ選手権100kg超級に出場。1回戦は寝技で極め35秒で勝利、準決勝は相手の鼻を骨折させ10秒で勝利、決勝は身長206cmのスタニスラフ・シュシュコと対戦し、パンチを浴びせて投げ倒し寝技で極め1分10秒で勝利し、優勝した。

[編集] 人物

  • 4兄弟の長男(姉が1人、弟が2人)。実弟エメリヤーエンコ・アレキサンダーも同じチームに所属する総合格闘家である。
  • ウクライナとの二重国籍であり、ウクライナ国籍で出場していた時期もあったが、現在は現住地のあるロシア国籍での出場を選択している。
  • 1991年高校卒業。1994年優秀な成績で専門学校を卒業。1995年〜1997年までロシア軍へ入隊。軍隊時代、厳しい上官に命を脅かされた時、やむを得ず上官を流血失神させた事がある[要出典]
  • 1999年に前夫人と結婚し、同年に娘が誕生。その後離婚し、現夫人と結婚。2007年12月29日に2人目の娘が誕生。
  • 弟のアレキサンダーが強盗で刑務所に収監され出所した際、「マフィアを抜け、更正します。」と言うまでパウンドで殴り続けたという一面もある[要出典]
  • 描絵[1]、音楽鑑賞、読書を趣味としている。
  • 地元スタールイオスコル市では絶大な人気がありCMなどにも出演し、街の看板にはヒョードルが溢れている。また誕生日の9月28日は「ヒョードルの日」とされ、街中がヒョードルを祝う日となっている。最近はロシア全国内でも注目を集めている。また柔道とサンボの達人であり格闘技好きで知られるロシアの大統領ウラジーミル・プーチンはヒョードルの日本での試合もビデオで観ており、官邸への招待の際も、互いの親密ぶりが報道された。
  • 小学低学年で体重が60kgもあったほどの肥満児であった[要出典]
  • 現役でありながらレッドデビル・スポーツクラブでは選手への指導も積極的に行っている。またロシアに総合の手解きを受けに来たジェロム・レ・バンナを1か月間指導したり、ゴールデン・グローリーに赴きアリスター・オーフレイム等をコーチした事もある。
  • 愛国者であり、「ロシアの家族と国民のために戦う」とたびたび口にしている。
  • 弟のアレキサンダーとはサンボの試合で戦ったことがある[2]。結果は腕挫十字固でヒョードルの一本勝ち。
  • いくつかの試合で決め技となっている腕ひしぎ十字固めは、通称ソ連十字と呼ばれるものである。

[編集] 獲得タイトル

  • アマチュア
    • 柔道ロシア選手権 優勝(1996年)
    • サンボロシア選手権 優勝(1997年)
    • サンボヨーロッパ選手権 優勝(1997年)
    • 全ロシアコマンドサンボ選手権 優勝(2002年)
    • コマンドサンボ世界選手権 無差別級 優勝(2002年)
    • コマンドサンボ世界選手権 無差別級 優勝(2005年)
    • コマンドサンボ世界選手権 無差別級 優勝(2007年)
    • 全ロシアコマンドサンボ選手権 100kg超級 優勝(2008年)
  • プロ総合格闘技
    • リングス 初代世界ヘビー級王座
    • リングス 世界無差別級王座
    • 第2代PRIDEヘビー級王座(2003年)
    • PRIDE GP 2004 ヘビー級トーナメント優勝(2004年)

[編集] 戦績

総合格闘技 戦績
29 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
27 6 14 7 0 0 1
1 1 0 0 0
勝敗 対戦相手 試合結果 イベント名 開催年月日
チェ・ホンマン 1R 1:54 腕ひしぎ十字固め やれんのか! 大晦日! 2007 2007年12月31日
マット・リンドランド 1R 2:58 腕ひしぎ十字固め BodogFight - Clash of the Nations 2007年4月14日
マーク・ハント 1R 8:16 チキンウィングアームロック PRIDE 男祭り 2006 -FUMETSU-
【PRIDEヘビー級タイトルマッチ】
2006年12月31日
マーク・コールマン 2R 1:15 腕ひしぎ十字固め PRIDE.32 "THE REAL DEAL" 2006年10月21日
ズール 1R 0:26 タップアウト(グラウンドでのパンチ) PRIDE 男祭り 2005 頂-ITADAKI- 2005年12月31日
ミルコ・クロコップ 3R終了 判定3-0 PRIDE GRANDPRIX 2005 決勝戦
【PRIDEヘビー級タイトルマッチ】
2005年8月28日
高阪剛 1R終了時 TKO(ドクターストップ) PRIDE 武士道 -其の六- 2005年4月3日
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ 3R終了 判定3-0 PRIDE 男祭り 2004 -SADAME-
【PRIDEヘビー級統一王者決定戦】
2004年12月31日
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ 1R 3:52 無効試合
(アクシデンタルカット)
PRIDE GRANDPRIX 2004 決勝戦
【ヘビー級GP 決勝】
2004年8月15日
小川直也 1R 0:54 腕ひしぎ十字固め PRIDE GRANDPRIX 2004 決勝戦
【ヘビー級GP 準決勝】
2004年8月15日
ケビン・ランデルマン 1R 1:33 アームロック PRIDE GRANDPRIX 2004 2nd ROUND
【ヘビー級GP 2回戦】
2004年6月20日
マーク・コールマン 1R 2:11 腕ひしぎ十字固め PRIDE GRANDPRIX 2004 開幕戦
【ヘビー級GP 1回戦】
2004年4月25日
永田裕志 1R 1:02 TKO(パンチ) INOKI BOM-BA-YE 2003 2003年12月31日
ゲーリー・グッドリッジ 1R 1:09 TKO(パウンド PRIDE GRANDPRIX 2003 開幕戦 2003年8月10日
藤田和之 1R 4:17 裸絞め PRIDE.26 2003年6月8日
エギリウス・ヴァラビーチェス 2R チキンウィングアームロック BUSHIDO-RINGS 2003年4月5日
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ 3R終了 判定3-0 PRIDE.25
【PRIDEヘビー級タイトルマッチ】
2003年3月16日
ヒース・ヒーリング 1R終了時 TKO
(ドクターストップ:左眼窩底骨折の疑いによる)
PRIDE.23 2002年11月24日
セーム・シュルト 3R終了 判定3-0 PRIDE.21 2002年6月23日
クリストファー・ヘイズマン 1R 2:50 TKO
(ポイントアウト:ダウン2、エスケープ1)
リングス「WORLD TITLE SERIES 〜GRAND FINAL〜」
【無差別級王座決定トーナメント 決勝】
2002年2月15日
リー・ハスデル 1R 4:10 ギロチンチョーク リングス「WORLD TITLE SERIES 5」
【無差別級王座決定トーナメント 準決勝】
2001年12月21日
柳澤龍志 3R終了 判定3-0 リングス「WORLD TITLE SERIES 4」
【無差別級王座決定トーナメント 1回戦】
2001年10月20日
ボビー・ホフマン 不戦勝 リングス「WORLD TITLE SERIES」
〜旗揚げ10周年記念特別興行〜
【ヘビー級王座決定トーナメント 決勝】
2001年8月11日
レナート・ババル 2R終了 判定3-0 リングス「WORLD TITLE SERIES」
〜旗揚げ10周年記念特別興行〜
【ヘビー級王座決定トーナメント 準決勝】
2001年8月11日
ケリー・ショール 1R 1:47 腕ひしぎ十字固め リングス「WORLD TITLE SERIES 1」
【ヘビー級王座決定トーナメント 1回戦】
2001年4月20日
ミハイル・アポストロフ 1R 1:03 チョークスリーパー リングス・ロシア RUSSIA vs BULGARIA 2001年4月6日
× 高阪剛 1R 0:17 TKO(ドクターストップ) リングス「KING OF KINGS 2000 Bブロック」
【2回戦】
2000年12月22日
ヒカルド・アローナ 2R+延長1R 判定3-0 リングス「KING OF KINGS 2000 Bブロック」
【1回戦】
2000年12月22日
高田浩也 1R 0:12 KO(パンチ) リングス「BATTLE GENESIS Vol.6」 2000年9月5日
レヴォン・ラグヴィラーヴァ 1R 7:24 チョーク リングス・ロシア RUSSIA vs GEORGIA 2000年8月16日

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

[編集] 脚注

  1. ^ 姓がエメリヤーネンコで名がヒョードルであるため通常であれば「ヒョードル・エメリヤーネンコ」となるはずであるが、ロシアではパスポートなど公式書面に「姓・名・父称」の順で表記するため、そのまま「エメリヤーエンコ・ヒョードル」となってしまったと本人は述べている。また「エメリヤネンコ」が日本で「エメリヤーエンコ」と発音・表記されているのは、パスポート発行の際に"n"が一文字欠落してしまったためである。なお、一般的にはロシアも他の欧米諸国と同じく名・姓の順で氏名を表記、発音し、また名の最初の文字はラテン文字の"F"にあたるので、本来は「フョードル・エメリヤーニェンコ」である。
  2. ^ MMA TOP 10 HEAVYWEIGHT DIVISION MMA WEEKLY
  3. ^ Sherdog Official Mixed Martial Arts Rankings SHERDOG
  4. ^ Top 25 Heavyweights Rankings Inside MMA
  5. ^ GONKAKU 2008年4月号「7階級世界ランキングTOP30」のヘビー級ランキングにおいてNo.1 ヒョードル、No.2 ランディ・クートゥア‎、No.3 アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ
  6. ^ О боях, братьях и встрече с президентом The Official Site of Fedor Emelyanenko
  7. ^ PRIDE王者ヒョードル、米新団体と2年契約=M1グローバル スポーツナビ 2007年10月23日
  8. ^ 2008年3月、Sibling Entertainmentのメンバーが撤退し、ヒョードルをマネージメントするレッドデビルが『M-1 Global』という名前をそのまま引き継いだ。kamipro.com
  9. ^ Emelianenko Ready to Seize Marquee SHERDOG 2007年10月23日
前王者

アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ

第2代PRIDEヘビー級王者

2003年3月16日 - 現在

次王者

現王者

前優勝者

N/A

PRIDE GP 2004ヘビー級トーナメント優勝

2004年12月31日

次優勝者

N/A


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