ETC割引制度
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本記事ではETC割引制度について記す。
NEXCO各社(NEXCO東日本・NEXCO中日本・NEXCO西日本)管轄の高速自動車国道や首都高速道路等の高速道路をETC搭載車が、ある特定の条件で利用すると通行料が割引になる(NEXCO各社管轄の道路であっても第三京浜など多くの一般有料道路は割引対象外(ETCマイレージサービスのポイントを利用しての割引は可能))。割引後の料金は、24捨25入により50円単位の端数処理を行う事が多いが、本四高速をはじめとする一部路線にて、端数処理をせず1円単位での請求を行う割引が存在する。事前での申し込みは特に不要であるが、適用条件は複雑なので注意を要する。なお、各種割引が重複する場合、最も割引率の高いものだけが適用される。
ほとんどの割引制度において、料金所の無線通行を必要とする。
※(例)は「大口・多頻度割引」は大型車、他は普通車の通行料金を記している。
目次 |
[編集] NEXCO各社の割引制度
- NEXCO各社共通の割引制度
割引名 | 割引率 | 適用時間 | 主な適用条件 |
---|---|---|---|
深夜割引 | 40% | 午前0時~午前4時 |
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通勤割引 | 50% | 午前6時~午前9時 午後5時~午後8時 |
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早朝夜間割引 | 50% | 午後10時~午前6時 |
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※ 詳細は以下の各節を参照のこと。
[編集] 深夜割引
- 午前0時から午前4時までに通行すると、通行料が30%引きになる。
- 入口料金所をETCで無線通行することが必要。
- 高速自動車国道の全線と、一般有料道路のうち圏央道(八王子JCT~川島ICのみ)・京滋バイパス・東海環状自動車道・伊勢湾岸道路・湯浅御坊道路・広島岩国道路・江津道路・安来道路・高松東道路が対象。
- NEXCO各社等の対距離制区間内において「目的地までに複数の経路を有する」場合は、最短経路の2倍を超える経路で無い限り最も安い経路の通行料金で計算される。
- 午前0時を過ぎてから料金所を通過すれば割引になることから、時間調整をする車両が増加し、以下のような問題が起きている。
上記のような問題の解決を図るため、一部の路線においては深夜割引の適用時間帯が拡大された(後述)。
[編集] 通勤割引
- 午前6時から午前9時までの間、または午後5時から午後8時までに料金所を通過し(検札所を除く)、100km以内の区間を通行すると通行料が50%引き(長崎バイパス利用の場合は30%引き)になる。
- 入口料金所をETCで無線通行することが必要。
- 高速自動車国道(東京・大阪近郊区間を除く)と、一般有料道路のうち東海環状自動車道・伊勢湾岸道路・湯浅御坊道路・広島岩国道路・江津道路・安来道路・高松東道路・長崎バイパス(川平有料道路への連絡は除く)が対象。
- 上記以外の区間の料金は割引とならない。但し割引対象外区間と併せ100km以内である必要がある。
- 午前・午後各々の、条件を満たす1回目の走行のみ有効。
- 均一制料金区間と対距離制料金区間を連続で利用する場合は、均一制料金の料金所及び対距離制料金の入口または出口が時間内であれば両区間とも割引となる。
- 次の組み合わせで連続走行する場合、両者とも通勤時間の範囲内であれば両者とも割引になる。
- 大都市近郊区間外の通勤利用を想定して設定されたと思われるが、土日祝日の利用や通勤目的でなくとも割引の適用対象となる。
- NEXCO各社等の対距離制区間内において「目的地までに複数の経路を有する」場合は、最短経路の2倍を超える経路で無い限り最も安い経路の通行料金で計算される。なお高速道路と有料道路の料金の違い等から、まれに「100kmを超える」迂回した経路の方が安いケースも存在するが、この場合でも2005年9月28日より最短距離が100km以内であれば割引対象となった(例:中央道園原IC~伊勢湾岸道豊田東IC)
[編集] 早朝夜間割引
- 午後10時から午前6時までの間に料金所を通過し(検札所を除く)、かつ東京・大阪近郊区間を含んだ100km以内の区間を通行すると通行料が50%引きになる。
- 入口料金所をETCで無線通行することが必要。
- 高速自動車国道のうち東京・大阪近郊区間と、一般有料道路のうち圏央道(八王子JCT~川島ICのみ)・横浜横須賀道路・京滋バイパスが対象。
- 上記の区間の利用を含めば他も併せ全線が割引となる(上記以外の路線は対象外)。但し、割引対象外区間と併せ100km以内である必要がある。
- 均一制料金区間と対距離制料金区間を連続で利用する場合は、均一制料金の料金所及び対距離制料金の入口または出口が時間内であれば両区間とも割引となる。
- NEXCO各社等の対距離制区間内において「目的地までに複数の経路を有する」場合は、最短経路の2倍を超える経路で無い限り最も安い経路の通行料金で計算される。なお高速道路と有料道路の料金の違い等から、まれに「100kmを超える」迂回した経路の方が安いケースも存在するが、この場合でも2005年9月28日より最短距離が100km以内であれば割引対象となった(例:京滋バイパス久御山淀IC~北陸道長浜IC)
[編集] NEXCO各社で実施している社会実験
ここでは現在NEXCO各社で施行されている割引制度社会実験について記している。
[編集] 全国共通
- 平日昼間割引
- 平日夕方割引
- 2007年8月20日以降の平日、午後3時から午後5時の間に対象区間の料金所をETC無線通行することにより、通常料金から30%割引。
- 上記2割引の外部リンク
- 深夜割引の適用時間帯拡大
- 休日渋滞ポイントにおける時間帯割引(2007年12月30日24時をもって終了)
- 日曜・祝日に渋滞ポイントを含む区間に指定された入口IC・出口ICを利用し、いずれかのICの料金所を午後8時から午後10時にETC無線通行すれば、通常料金から50%割引された。
[編集] NEXCO東日本
- アクアラインETC割引(社会実験が終了され恒久化)
- なお、木更津金田料金所を6時~9時および、17時~20時に通過する場合は、先述の通勤割引適用の対象となるため、割引率50%の1,500円が通行料金となる。
- 大口・多頻度割引、障害者割引等共に併用可能、通勤割引との重複適用は無い。
- ETC総合情報ポータルサイト - アクアラインETC割引
- 東京湾料金割引(ベイ割)
- アクアラインルートの通行料金を割引。東京湾岸ルートの渋滞解消を目的としている。
- 圏央道全線利用割引
- 圏央道を全線利用した場合の通行料金を割引。
- 中央道(高井戸方面)・圏央道連続利用割引
[編集] NEXCO中日本
- 圏央道全線利用割引・中央道(高井戸方面)・圏央道連続利用割引については上記項目を参照。
[編集] NEXCO西日本
[編集] 都市高速道路の割引制度
[編集] 首都高速道路
- 通行料が20%引きとなる「日曜祝日割引」が2007年8月12日まで行われたが、2007年8月19日に社会実験として制度が改定された。日曜・祝日に料金所を通過した場合料金は以下の通りとなる。 - 日祝距離別割引社会実験
料金圏 | 走行距離・割引率・普通車料金 | ||
---|---|---|---|
東京線 | 10km未満 30% 700円→490円 |
10km以上20km未満 20% 700円→560円 |
20km以上 10% 700円→630円 |
神奈川線 | 8km未満 30% 600円→420円 |
8km以上16km未満 20% 600円→480円 |
16km以上 10% 600円→540円 |
埼玉線 | 8km未満 25% 400円→300円 |
8km以上12km未満 20% 400円→320円 |
12km以上 15% 400円→340円 |
- 平日・土曜の午後10時から午前6時の間に料金所を通過すると、通行料が20%引き - 平日夜間割引(社会実験中のみの割引)
- (例)
東京線 700円→560円 神奈川線 600円→480円 埼玉線 400円→320円
- (例)
- 平日・土曜の午前11時から午後3時、または午後6時から午後10時の間に料金所を通過すると、通行料が10%引き - 平日オフピーク割引
- (例)
東京線 700円→630円 神奈川線 600円→540円 埼玉線 400円→360円
- (例)
- 上記以外に料金所を通過すると、通行料が3%引き - 3%OFFキャンペーン(2007年9月30日まで。これまでキャンペーン終了が2007年3月31日であったが6月30日に延長され、ETCの普及を更に推進するため再び延長されている。)
- (例)
東京線 700円→680円 神奈川線 600円→580円 埼玉線 400円→390円
- (例)
この他、利用金額によって割り引かれるサービスがある。
- 先々月の利用額が5,000円以上の場合、利用額に応じて1ヶ月間最大8%引き - お得意様割引、頻度割引
- ETCコーポレートカード利用の場合は、月間利用額のうち一定額を上回る部分について最大12%引き
- 首都高(株)のクレジットカードである「首都高カード」のETCカードを日曜・休日に使うと、更に5%が割引になる。
- その他の社会実験等 首都高速道路 ETC各種サービス
[編集] 阪神高速道路
- 土曜・日曜・祝日に料金所を通過すると、通行料が通行距離により最大30%引き - 土曜休日割引
利用路線/利用距離 | ~7km | 7km~15km | 15km~ |
---|---|---|---|
阪神東線・南線割引率 | 30%引き | 20%引き | 10%引き |
阪神西線割引率 | 15%引き | 10%引き | 5%引き |
阪神東線 | 700円→490円 | 700円→560円 | 700円→630円 |
阪神南線 | 500円→350円 | 500円→400円 | 500円→450円 |
阪神西線 | 500円→420円 | 500円→450円 | 500円→470円 |
- 平日の午前11時から午後4時までの間に料金所を通過すると、通行料が10%引き - 平日時間帯割引
- (例)
阪神東線 700円→630円 阪神南線・阪神西線 500円→450円
- (例)
- 平日の午後7時から午前7時までの間に料金所を通過すると、通行料が10%(阪神西線は5%)引き
- (例)
阪神東線 700円→630円 阪神南線 500円→450円 阪神西線 500円→470円
- (例)
- 上記以外に料金所を通過すると、通行料が3%引き(2007年3月31日まで)
- (例)
阪神東線 700円→680円 阪神南線・阪神西線 500円→480円
- (例)
この他、利用金額によって割り引かれるサービスがある。
- 時間帯割引は3号神戸線(柳原出入口)・31号神戸山手線(神戸長田出入口)相互間乗継車は適用されないので注意が必要。
- 後述のETCマイレージサービスに申し込みを行ったETCカードを利用すると、1回あたりの利用額(基本ポイント:100円につき3ポイント)および月額利用額(加算ポイント:100円につき最大区分で10ポイント)に応じてポイントが付与される。500ポイント以上となった場合、100ポイント=100円の還元額に変換することが可能 - 阪神高速マイレージサービス
- ETCコーポレートカード利用の場合は、月間利用額に応じて最大13%引き - 阪神高速多頻度割引
- その他の社会実験等 阪神高速-ETC
[編集] その他自動で適用される割引
- ETC特別割引(本四高速)
- ETC 3線連続利用割引(大阪府道路公社・NEXCO西日本)
- 六甲北有料道路ETC通し割引(神戸市道路公社)
- 六甲北有料道路の料金所を2箇所連続でETCを利用して通過すると10%割引(料金を収受する全ての時間帯)。端数処理は行われない。
- (例)
大沢本線料金所~有野本線料金所 400円→360円
- 福岡高速ETC料金割引(福岡北九州高速道路公社・福岡高速道路)
[編集] ETC前払割引サービス
- 2005年12月20日をもって前払金の支払(積み増し)の受付を終了した。
- 『ETC前払割引サービス』は、既に支払済みの前払割引残高と、利用が停止されたハイウェイカードの残数をETCで利用可能とする、「付け替え」手続きにて生じた残高を管理するサービス『「ハイカ・前払」残高管理サービス』と名称を変更した。
- 前払割引サービスは、利用前に前払金を支払うことで利用可能金額がチャージされ、利用した通行料金は利用可能金額の残高から差し引かれる、ハイウェイカードに類似した制度であった。(ハイウェイカードとは「現金で前払金を支払えない」「残高を超過した場合は通常と同じくクレジットカードから支払われる」など異なっている点がある)
- 前払金10,000円 = 利用可能金額10,500円分(10,000円ハイウェイカードと同じ)
- 前払金50,000円 = 利用可能金額58,000円分(以前の50,000円ハイウェイカードと同じ)
- 深夜割引、早朝夜間割引、通勤割引との併用が可能。
- 複数の料金支払いサービスが存在するETCでは、その支払い優先順位が定められている。『「ハイカ・前払」残高管理サービス』の残高が支払いに当てられる順位は『ETC回数券付け替えサービス(首都高速・阪神高速)』『ETCマイレージサービスの還元額』についで第3位であり、前者のいずれかに残高がある場合はそちらから消費される。
- また、『「ハイカ・前払」残高管理サービス』の残高より支払われた通行料金には、後述のマイレージサービスにおいてポイントが付与されない。
- 「ハイカ・前払」残高管理サービス
[編集] ETCマイレージサービス
- ETCクレジットカード・ETCパーソナルカードによる利用でポイントを付け、規定のポイントの累算数によって無料通行分に還元(手続きを経て、次回の通行料に充当)するもの。ポイントの有効期限は最大2年(最初にポイントが付いた年度(4月~翌3月)の翌年度末)である。有効期限はポイント単位に設定されているので注意が必要である(還元単位に達しなければ、有効期限を過ぎたポイントは失効する)。
- 首都高ではマイレージポイントは付与されない。
- 利用するには、郵送またはETCマイレージサービスのサイトで事前に申し込みが必要。この際、二輪車向けの特例を受ける場合を除き、車載器管理番号が必要となる。
- このサービスにすでに登録されている番号は、家族で登録する場合などを除き原則として使えない。
- 二輪車向けの特例は2007年11月末をもって終了した。
- ポイントは利用した道路会社・公社ごとに蓄積される。合算出来る場合と出来ない場合がある。
- NEXCO各社(NEXCO東日本・NEXCO中日本・NEXCO西日本)は一つの会社として扱い、各会社を跨いだ走行でも料金・ポイントは通しで計算されて付与される。また、宮城県道路公社のポイントも、NEXCO各社のポイントと合算される。
- その他の会社・公社のポイントは合算されない。
- ポイントは各カードごとに累算される。複数のカードのポイントをまとめることはできない。
- ポイントは、原則として料金所を無線通行した場合に付く。
- 料金所で係員に手渡し支払いする際、マイレージサービス会員登録済みのETCクレジットカード・ETCパーソナルカードを使用した場合にもポイントが付く。
- ETC前払割引サービスとの同時申し込みが可能であるが、ETC前払割引サービスの利用額にはポイントが付かない。
- ETCマイレージサービス
ポイントの付与内容と還元内容は以下のとおり。
[編集] NEXCO各社及び宮城県道路公社
NEXCO各社(NEXCO東日本/中日本/西日本)は、一つの会社として取扱い、ポイントは全て通しで計算される。宮城県道路公社のポイントは、NEXCO各社と合算される。
- 高速道路・一般有料道路とも、通行料金50円につきそれぞれ1ポイントを付与。(50円に満たない端数にポイントは付与されない)
- 100ポイント = 還元金200円分(5,000円ハイカの加算額と同じ)
- 200ポイント = 還元金500円分(10,000円ハイカの加算額と同じ)
- 600ポイント = 還元金2,500円分(以前の30,000円ハイカの加算額と同じ)
- 1,000ポイント = 還元金8,000円分(以前の50,000円ハイカの加算額と同じ)
[編集] 本州四国連絡高速道路株式会社
- 通行料金50円につき、それぞれ1ポイントを付与。(50円に満たない端数にポイントは付与されない)
- 100ポイント = 還元金200円分(5,000円ハイカの加算額と同じ)
- 200ポイント = 還元金500円分(10,000円ハイカの加算額と同じ)
- 600ポイント = 還元金2,500円分(以前の30,000円ハイカの加算額と同じ)
- 1,000ポイント = 還元金8,000円分(以前の50,000円ハイカの加算額と同じ)
[編集] 阪神高速道路株式会社
- 通行料金100円につき基本3ポイントを付与。(100円に満たない端数にポイントは付与されない)
- 基本ポイントのほか、下記の月間利用料金に応じ加算ポイントを付与。(100円に満たない端数にポイントは付与されない)
- 10,000円以下の部分: 加算なし
- 10,000円を超え、35,000円以下の部分: 加算3ポイント(100円につき)
- 35,000円を超え、70,000円以下の部分: 加算5ポイント(100円につき)
- 70,000円を超える部分: 加算10ポイント(100円につき)
- 100ポイント = 還元金100円分 (但し交換は500ポイント以上、100ポイント単位)
- (例1)月間45,000円利用 (阪神西線と東線(1,200円)を19往復(38回)程度)
- 獲得できるポイントは、下記の合算となり、2,600ポイント
- 基本1350ポイント(45,000円÷100円×3ポイント)
- 10,000円超え、35,000円以下の加算750ポイント(25,000円÷100円×3ポイント)
- 35,000円超え、70,000円以下の加算500ポイント(10,000円÷100円×5ポイント)
- (例2)月間15,000円利用 (阪神東線(700円)を22回程度)
- 獲得できるポイントは、下記の合算となり、600ポイント
- 基本450ポイント(15,000円÷100円×3ポイント)
- 10,000円超え、35,000円以下の加算150ポイント(5,000円÷100円×3ポイント)
[編集] 名古屋高速道路公社
- 通行料金100円につき基本1ポイントを付与。(100円に満たない端数にポイントは付与されない)
- 基本ポイントのほか、下記の月間利用料金に応じ加算ポイントを付与。(100円に満たない端数にポイントは付与されない)
-
- 5,000円以下の部分: 加算なし
- 5,000円を超え、10,000円以下の部分: 加算3ポイント(100円につき)
- 10,000円を超え、20,000円以下の部分: 加算6ポイント(100円につき)
- 20,000円を超え、30,000円以下の部分: 加算12ポイント(100円につき)
- 30,000円を超える部分: 加算19ポイント(100円につき)
- 100ポイント = 還元金100円分
- (例1)月間37,500円利用 (名古屋線(750円)を25往復(50回))
- 獲得できるポイントは、下記の合算となり、3,725ポイント
- 基本350ポイント(7ポイント×50回)
- 5,000円超え、10,000円以下の加算150ポイント(5,000円÷100円×3ポイント)
- 10,000円超え、20,000円以下の加算600ポイント(10,000円÷100円×6ポイント)
- 20,000円超え、30,000円以下の加算1,200ポイント(10,000円÷100円×12ポイント)
- 30,000円超え、の加算1,425ポイント(7,500円÷100円×19ポイント)
- (例2)月間11,000円利用 (名古屋線(750円)と尾北線(350円)を10回)
- 獲得できるポイントは、下記の合算となり、310ポイント
- 基本100ポイント(7ポイント×10回+3ポイント×10回)
- 5,000円超え、10,000円以下の加算150ポイント(5,000円÷100円×3ポイント)
- 10,000円超え、35,000円以下の加算60ポイント(1,000円÷100円×6ポイント)
[編集] 愛知県道路公社
- 通行料金100円につきそれぞれ4ポイントを付与。(100円に満たない端数にポイントは付与されない)
- 基本ポイントのほか、下記の月間利用料金に応じ加算ポイントを付与。(100円に満たない端数にポイントは付与されない)
-
- 5,000円以下の部分: 加算なし
- 5,000円を超え、10,000円以下の部分: 加算4ポイント(100円につき)
- 10,000円を超え、20,000円以下の部分: 加算8ポイント(100円につき)
- 20,000円を超え、30,000円以下の部分: 加算12ポイント(100円につき)
- 30,000円を超える部分: 加算18ポイント(100円につき)
- 100ポイント = 還元金100円分
- (例)
月間31,500円利用(大高IC~セントレア東IC(1,050円)を15往復(30回)) - 獲得できるポイントは、下記の合算となり、2,470ポイント
- 基本120ポイント(4ポイント×30回)
- 5,000円超え、10,000円以下の加算200イント(5,000円÷100円×4ポイント)
- 10,000円超え、20,000円以下の加算800ポイント(10,000円÷100円×8ポイント)
- 20,000円超え、30,000円以下の加算1,200ポイント(10,000円÷100円×12ポイント)
- 30,000円超える部分の加算270ポイント(1,500円÷100円×18ポイント)
[編集] 福岡北九州高速道路公社
- 通行料金100円につき基本1ポイントを付与。(100円に満たない端数にポイントは付与されない)
- 基本ポイントのほか、下記の月間利用料金に応じ加算ポイントを付与。(100円に満たない端数にポイントは付与されない)
-
- 5,000円以下の部分: 加算なし
- 5,000円を超え、10,000円以下の部分: 加算3ポイント(100円につき)
- 10,000円を超え、20,000円以下の部分: 加算6ポイント(100円につき)
- 20,000円を超え、30,000円以下の部分: 加算12ポイント(100円につき)
- 30,000円を超える部分: 加算19ポイント(100円につき)
- 100ポイント = 還元金100円分
- (例1)月間36,000円利用 (60回利用)
- 獲得できるポイントは、下記の合算となり、3,450ポイント
- 基本360ポイント(6ポイント×60回)
- 5,000円超え、10,000円以下の加算150ポイント(5,000円÷100円×3ポイント)
- 10,000円超え、20,000円以下の加算600ポイント(10,000円÷100円×6ポイント)
- 20,000円超え、30,000円以下の加算1,200ポイント(10,000円÷100円×12ポイント)
- 30,000円超える部分の加算1,140ポイント(6,000円÷100円×19ポイント)
- (例2)月間12,000円利用 (20回利用)
- 獲得できるポイントは、下記の合算となり、390ポイント
- 基本120ポイント(6ポイント×20回)
- 5,000円超え、10,000円以下の加算150ポイント(5,000円÷100円×3ポイント)
- 10,000円超え、20,000円以下の加算120ポイント(2,000円÷100円×6ポイント)
[編集] 大口・多頻度割引
- 法人向けの別納制度に代わって、2005年4月より開始された割引制度。
- 1ヶ月あたりの利用金額によって、下記の割引率になる。
-
- 5,000円を超え、10,000円以下の部分: 割引率10%
- 10,000円を超え、30,000円以下の部分: 割引率15%
- 30,000円を超える部分: 割引率20%
- 契約者全体で月500万を超え、一台の平均利用額が30,000円/月を超える場合: 上記に加え+10%の割引
- 利用するには、NEXCO各社(NEXCO東日本・NEXCO中日本・NEXCO西日本)に申込書を提出し、ETCコーポレートカードの貸与を受ける。カード利用の条件についてはETCカードの項を参照。
- 利用頻度が高くない場合、ETCクレジットカードまたはETCパーソナルカードと各種割引サービスを組み合わせた場合の実質割引率の方が高くなる場合がある。
- (例)
浜松西IC~大府ICを月30往復(60回利用) - 通行料金は3,800円×60回=228,000円
- 5,000円を超え、10,000円以下の割引額→500円(5,000円×10%)
- 10,000円を超え、30,000円以下の割引額→3,000円(20,000円×15%)
- 30,000円以上の割引額→39,600円(198,000円×20%)
- よって、割引後の通行料金は184,900円(228,000円-(500円+3,000円+39,600円))となる。
[編集] 東京・大阪近郊区間
早朝夜間割引・通勤割引に関係する東京・大阪近郊区間を以下に示す。大都市近郊区間とは異なる。
[編集] 東京近郊区間
- 東北自動車道(川口JCT~加須)
- 常磐自動車道(三郷~谷田部)
- 関越自動車道(練馬~東松山)
- 東京外環自動車道(大泉~三郷南)
- 東関東自動車道(湾岸市川~成田)
- 新空港自動車道(成田~新空港)
- 東名高速道路(東京~厚木)
- 中央自動車道(高井戸~八王子)
[編集] 大阪近郊区間
- 名神高速道路(大津~西宮、久御山淀~大山崎JCT)
- 京滋バイパス(久御山淀~瀬田東)
- 中国自動車道(中国吹田~西宮北)
- 近畿自動車道(吹田~松原JCT)
- 阪和自動車道(松原JCT~岸和田和泉)
- 西名阪自動車道(天理~松原JCT)