長崎バイパス
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長崎バイパス(ながさきバイパス)は長崎県諫早市多良見町を起点とし、同県長崎市に至る国道34号バイパスである。西日本高速道路が一般有料道路として管理している自動車専用道路。長崎自動車道の長崎多良見ICに接続している。川平ICからは、昭和町方面出口と西山町方面出口とに分岐する。全国路線網の1つ。
諫早市多良見町から、川平料金所間までの区間は全線4車線であるが、急カーブが数多く存在するため、速度の出しすぎに注意されたい。川平有料道路乗り継ぎ料金所を除き、ETCに対応している。途中に休憩所は存在しないが、長崎と各地を結ぶ多くの高速バス(ながさき出島道路経由便を除く)や長崎空港行きリムジンバスや諫早と長崎を結ぶ長崎県交通局が運行する一般の路線バスもこの道路を経由しているため、バス停留所がいくつか設置されている(但し高速バスはバイパス内無停車)。
目次 |
[編集] 概要
- 起点:長崎県諫早市多良見町市布
- 終点:長崎県長崎市昭和二丁目・長崎県長崎市西山四丁目
- 全長:15.1km
- 車線数:4車線(起点~川平)、2車線(川平~昭和、川平~西山)
- 料金徴収期限:2050年(平成62年)8月15日
- 制限速度:60km/h
[編集] 沿革
長崎自動車道との接続が完了してしばらくの間は現在の長崎多良見IC付近に長崎多良見本線料金所が設置されており、そこから長崎バイパスへ直接的に接続されていた。従って、当時の長崎バイパスは現在の長崎多良見IC~長崎ICの未開通区間をカバーする為の代替道路としての役割を果たしていた。
[編集] インターチェンジなど
料金区の都合上で便宜上多良見~昭和をA区間(川平から分岐する関係で川平~昭和を指すことが多い)、川平~西山をB区間と称する(「西山バイパス」の通称がある)。また、川平有料道路をC区間と通称することがある。
- 起点(多良見、国道34号市布交差点)
- (11) 長崎自動車道連絡路(長崎多良見IC)
- 古賀市布BS(バス事業者は「バイパス多良見」の名で案内)
- 11-1 古賀市布IC
- 正念BS
- 東長崎TN
- 11-2 間ノ瀬IC/八峰口BS
- 前岳TN
- 畦別当BS
- 犬継BS(バス事業者は「バイパス犬継」の名で案内)
- 川平BS(バス事業者は「バイパス川平」の名で案内)
- 新旧道(A区間、B区間)分岐点
(A区間)
- 川平TB(A区間)
- 11-3 川平IC
- 浦上TN
- 終点(昭和町、長崎県道113号長与昭和町線西浦上トンネル口交差点)
(B区間)
- 川平有料道路分岐(多良見⇔時津のランプ上に川平TB(AC区間)が存在する)
- 川平TB(AB区間、BC区間)
- 川平TN
- 西山TN
- 終点(西山、長崎県道235号昭和馬町線)
[編集] 接続道路
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