純全帯ヤオ九
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純全帯么九（ジュンチャンタイヤオチュウ）とは、麻雀における役のひとつ。略してジュンチャンと呼ばれることが多い。
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[編集] 概要
4つの面子と雀頭の全てに老頭牌（一九牌）が含まれる形。すなわち123、789、111、999で面子を構成し、1または9で雀頭を作る。チャンタの上位役であり、「字牌を含まないチャンタ」と定義して差し支えない。門前3翻、副露2翻。チャンタと同様に辺張待ち・嵌張待ちになりやすく、両面待ちになった場合の高目安目の落差が激しいのもチャンタと同じ。 なお、4面子が全て刻子だった場合は清老頭という役満となる（ジュンチャン対々は清老頭となる）。
[編集] 歴史
日本で生まれた役であり、中国など日本以外ではほとんど採用されていない。そもそも中国ではチャンタとジュンチャンを区別しておらず、全部ひっくるめて「全帯么九」であった。それが日本で字牌ありのものと字牌なしのものを区別するようになり、字牌なしのものを「純全帯」、字牌ありのものを「混全帯」というようになった。清一色と混一色、清老頭と混老頭のように、字牌の有無は本来「清」と「混」の対応になっているが、ジュンチャンの場合に限り「純」が使われているのは、これが日本で考案された役だからである。
日本で考案された役の中では最も新しい役である。また、日本式麻雀の影響で本家中国でもわずかながら採用され始めているようである。
[編集] 牌姿の例
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- ペン
待ち。三色同順が複合しており、純チャン三色と呼ばれる。
- ペン
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なら純チャン三色だが、
では平和のみである。高目なら跳満なのに安目では1000点。落差が激しいため、リーチをかけず安目での和了を見送るのも戦略の一つだと言える。
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待ちだが、ではジュンチャンにならないため、役がない。ダマテンの状態で六萬にロンをかけた場合、役なしのチョンボとなるので注意が必要である。
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- ペン
待ちのジュンチャンテンパイだが、ないし
を引けば手変りして清老頭のテンパイになる。清老頭の和了パターンとしては、ジュンチャンからの手変りが最も多い。
- ペン
[編集] 関連項目
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| 一翻 | 立直X / 一発X / 門前清自摸和X / 平和X / 一盃口X / 断ヤオ九(X) / 役牌 / 嶺上開花 / 槍槓 / 海底撈月 / 河底撈魚 / （ドラ）/ （裏ドラX） |
| 二翻 | ダブル立直X / 七対子X / 三色同順↓ / 一気通貫↓ / 混全帯ヤオ九↓ / 三色同刻 / 対々和 / 三暗刻 / 三槓子 / 混老頭 / 小三元 |
| 三翻 | 二盃口X / 純全帯ヤオ九↓ / 混一色↓ |
| 六翻 | 清一色↓ |
| 役満貫 | 四暗刻X / 大三元 / 四喜和 / 字一色 / 緑一色 / 清老頭 / 国士無双X / 九蓮宝燈X / 四槓子 / 天和X / 地和X /（数え役満） |
| その他 | 流し満貫 |
| X 門前役/↓喰い下がり役 | |
