田中卓志
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田中 卓志(たなか たくし、1976年2月8日 - )は、お笑いコンビアンガールズのツッコミ・ネタ作り担当。まれにボケ。ワタナベエンターテインメント所属。血液型はB型。星座はみずがめ座。身長188cm(プロフィール上は187cm。「188だったら引くでしょ?」という理由で1cm詐称した)。体重58kg。体脂肪率5%(2006年11月現在)。視力は1.0。広島県府中市(旧・甲奴郡上下町)出身。
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[編集] 来歴
男3人兄弟の次男。兄弟の中で1番の高学歴・高身長である。広島県甲奴郡上下町(現:府中市)に生まれる。広島県立世羅高等学校から一浪して広島大学工学部第四類(建築系)卒。同大学大学院に合格していたが、それを蹴ってお笑いの道へ。山根良顕と、広島の大学の旅行サークルで知り合い、意気投合。2000年に山根とコンビ結成。2002年に、アンガールズとなる。山根の田中に対する第一印象は「似とるやつがおるなあ」。コンビ結成前は、広島市民球場でジュース販売のアルバイトをしていた。
[編集] 人物
- 実家は農場。
- 「ぷっ」すまで187.5cmと測定されたことがある。
- 家族構成は父、母、祖父、兄、弟、犬らしい。
- 首に鶏にしかない筈の骨があると思いきや、単に姿勢が悪すぎて、そういう骨に見えるだけらしい。(2007年6月16日放送『グッドルッキンクラブ』より。)「このエピソードは面白いので隠しといてください。」と相方・山根が言っていた。
- 山根と同様でこっぱち(額が広く少し出っ張っている様の事)で、絶対に禿げてきている訳ではない、と言い張っている。
- コントでは主に山根の勘違いに突っ込むという先輩のキャラクターを演じる。ネタ作り担当で、いつも渋谷の喫茶店「ルノアール」でネタ作りを行う。最近は渋谷とも限らない。要するにルノアールなら何処でも良いらしい。
- 相方の山根が失敗をすると「な~にやってんだよ山根!」と言う(ものまねネタにされることが多い)。
- 好きな人は「デパートの一階で働いている人」らしい。
- 広島出身である為、相方の山根同様に広島東洋カープやサンフレッチェ広島のファンである。
- 国連加盟国192ヶ国の首都を全部暗記している。
- 特技は「野球拳のバックバンドのドラムのまね」と「パチンコ店員のアナウンスの真似」。「違う音を20回連続(ドカーン、バコーン、バンッ、ズドーン・・・・と言う感じ)で言う」と言うのもあったが、『世界まる見え!テレビ特捜部』で実際やったら同じ音を言ってしまった事がある。(因みに唾がよく出てた)スポーツ実況の真似も密かな特技ということで、2006年2月17日放送の『爆笑問題の検索ちゃん』(テレビ朝日系)では、「田中の特技は何か?」というクイズがこの検索ページから出題されたが、本人も答えられず、実際に披露した「ドーハの悲劇の実況」はあまり特技といえないようである(本人の回答は「王貞治」だったがこちらの方が特技と言える特技であった)。
- 趣味は紅茶と囲碁と読書、そしてツーリングである。中型免許を所持。現在の愛車はYAMAHAのTW200。
- 最近は苔の育成に凝っている。2008年5月16日放送の『タモリ倶楽部』にコンビで初出演し、苔育成という趣味が地味なため相談する相手がいないので、地味といえば『タモリ倶楽部』ということで番組へ相談しにやって来たという定であった。まずは苔の専門知識をつけたいということで、番組内で自身の愛苔を披露し、苔がまともに育たないことを相談するが、苔専門販売店代表からエアコンが原因だと断定される。次に苔友達が欲しいということで国立極地研究所特認研究員とフリートークをし、研究員の持つ苔の標本を見たり、田中の愛苔の種類を言い当てたりして盛り上がり、「いい友達ができた」と満足していた。番組の最後には携帯番号を交換したというテロップが出た。なお、田中が保有している苔は買ったものではなく、野外で採集したもので、番組内で「駄苔(売り物にならない苔)」と言われていた。
- ロバート・山本博、ドランクドラゴン・鈴木拓とぱっとしない同盟と称し、城巡り等小旅行を楽しむ。(「山本軍団」とも呼ばれる。)
- レミオロメンの神宮司治と仲がよく、声も似ているらしい。
- 相方と正反対で煙草も酒も全く駄目だったが酒はビール位なら少しは飲める様になった。しかしすぐ寝てしまう。
- 相方と違って倹約派。コツコツ貯金して、バイクやパソコン等高価な物を買う。ドケチ疑惑等も持ち上がっている。
- なよなよとしているが、小学生時代は空手(3級)、中学では陸上部所属など、意外にスポーツが出来る。
- センター試験の物理では満点を取った。
- 幼少期に「田中タクシー」(本名の「卓志」をもじったもの)と呼ばれ、からかわれていた事が爆笑問題のバク天!で発覚した。
- 一番憧れている芸人は東野幸治である。これは相方の山根も同じ。
- ネタとして敢えてやっているのか、本心からそう思っているのかは分からないが勘違い発言が多く、自分のことを格好良いと思っている。その為か相方と違い女性にモテない。また、トーク番組での勘違い発言が相方に突っ込まれることも多い。
- ツッコミ担当だが恐ろしい程の天然ボケで、更に信じられない程のマイペースでもある。これらに関するエピソードは非常に多い。
- 鼻声で滑舌が悪い。かなり特徴的な喋り声で、ホリに物真似されている。
- 以前は洋服は殆ど事務所の先輩ふかわりょうのものであった。最近は相方がスタイリストを兼ねているのでセンスが良くなった。あとはファンのプレゼントのセンスの良さに頼っている。極度の寒がりで冬場はTシャツキャラからニットキャラに変る。
- 相方同様、既製のズボンや長袖シャツ、特にスーツ等は、長過ぎる手足のせいで必ず寸足らずになってしまう。
- フリートークでは、特にエキサイトすると喋りながら両腕を動かすのも特徴。その様子は、明石家さんまからは「寿司を握っている」「大きな鯉を釣り上げた」などとギャグにされ、田村淳(ロンドンブーツ1号2号)からは「カマキリ」と形容された。
- ネタやトークでエキサイトすると、喋りながらツバを飛ばす。更に涎や鼻水が出る。食事中も箸の持ち方やテーブルマナーはきちんとしているのに、口に入れた食べ物をボロボロこぼす。これらは歯が出ているせいだと思われる。
- 2005年3月に放送された『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』復活SPの企画『芸能人社交ダンス部』で榊原郁恵とペアを組んだ。榊原が彼を選んだ理由は「可哀想だから」らしい。因みに相方の山根は選ばれず補欠だった。
- 2005年5月に『金のA様×銀のA様』の企画で公式上映の招待状を獲得し、南仏カンヌで開催中のカンヌ国際映画祭で、レッドカーペットを歩いた。
- 清涼飲料水『バブルマン』のCMの声を担当していた。母親も出演している。
- DVD『単独ライブ"88"』では田中の母親が電話で出演した。
- 母親や祖父は彼の現状をあまり喜んでいなかったが最近はそうでもないらしい。
- 実家から田中が買ったと思われるブラジャーが出てきたことがある。田中の部屋のタンスから出てきて、その部屋を掃除したお母さんが偶然発見した。田中はコントで使用するので買ったと弁明するも、相方の山根はブラジャーを使うコントは作っていないと断言しており、このブラジャーについては真意不明なままである。因みに出てきたブラジャーは3つでその中の黒の物はサイズがぴったりだったため、母親が使用しているそうだ。
- 『ロンドンハーツ』で、『この男の子供は産みたくない』『キスが下手そうな男』で1位。『器の小さそうな男』で2位になっている。実際キスは確実に下手である。と何故か相方が知っている。
- ネタでなく、本当に人生のうちで1人の女性としか付き合った事がない。更に人生のうちで20回程(『お台場お笑い道』の罰ゲームで山根と2回、『少女B』のコント中でだいたひかると1回)しかキスの経験がない。しかも風俗店に行った事もない。田中にとって恋愛のバイブルは少女漫画の世界らしい。
- 最近30歳になったと言う事で、体力が衰えないようにとボクシングを習い始めた。元々格闘技が好きなので、スポーツジムではなく、敢えてボクシングにしたらしい。
- 最近「ようやく同年代の社会人の方位のお給料になった」ので、やっと風呂無し四畳半から人並みのマンションへ引越した。
- まだ童貞である(『「ぷっ」すま』でゲスト出演した時に彼本人が言っていた。)と語っていたが、2005年5月31日のライヴ『HANAWA JACK Vol.15』にて初体験について赤裸々に語ったことがあり、それによると初体験は22歳のときである。
- おぎやはぎの小木博明と仲が良い。2006年の24時間テレビではマラソンゴール直後「小木さーん!」と叫んだ(しかし小木はボウリングをしており、ゴールの瞬間を見ていなかった)。翌日海に連れて行ってもらったらしい。ただ、後に2006年年末番組で「すべった」と語っている
- ネプリーグでは田中が問題を考えている顔をみてネプチューンの堀内健が「楳図かずおの漫画に出てきそうな顔だよね!」と言った。すると、画面の下あたりに楳図かずおの漫画の絵が出てくる。非常に似ている。爆笑問題の検索ちゃんでは「それよりも楳図かずお本人に似てる」と言われた。
- かなりのビビリであり、ドッキリではターゲットにされることが多い(山根が仕掛け人になることもある)。だが実際の所、山根の方が相当なビビリであるためとも考えられる。
- 相方と比べて割と歌がうまい。カラオケにもよく行くらしい。(ただキャラのせいか全く褒められない)
[編集] クイズ!ヘキサゴンIIでのエピソード
有名国立大学卒にもかかわらず、予選ペーパーテストでは無名私立大学卒の相方山根良顕にいつも負けてしまう。2006年12月27日放送分では、それを悔しがっていた。これは、ペーパーテストの問題に島田紳助が得意な文系の問題が多いことに関係しているとも思われる(田中は理系、山根は文系である)。しかし、2007年10月10日放送分でついに山根に勝利した。
共演している山本モナに思いを寄せている。プライベートでもメールのやりとりや野球観戦に誘ったりしている(野球観戦のときは山口美沙が勝手についてきたが)が、紳助からは「田中(との恋愛)はカモフラージュやで」と言われている。2007年9月26日放送分の沖縄合宿スペシャルで山根にほしのあき、熊田曜子、大沢あかねと遊びまくっていたことを言われ、それを理由にふられかけた。ちなみに、モナとは2007年3月28日放送分から17回共演しているが、2007年7月18日放送分から2007年9月26日までの5回連続を含む8回も同じチームになっている。しかしペーパーテストで勝ったことは一度もなく、リレークイズの順番はいつもモナの後である。
2007年5月2日放送分の「嫌でもクイズに答えよう(早押し)ご指名クイズ」で代表者になった際、同じチームになったほしのや大桑マイミらの不正解続きに大激怒し、大爆笑を誘った。島田紳助は「この番組での田中はおもしろくて、好き」と絶賛された。最近では紳助に「お前は前髪を上げたら江頭2:50みたいだ」と言われ、ネタにされている。
2008年6月4日放送分では相方の山根が初の単独出演したことから、山根より1回少ない出演となるがラクダとカッパのお台場ダンサーズを決めると同時に乱入した。
[編集] 主な出演番組
- クイズ!ヘキサゴンII
- 新堂本兄弟
- ぴったんこカンカン
- 笑いの金メダル
- エンタの神様
- 踊る!さんま御殿
- めちゃイケ
- チューボーですよ!
- お笑い芸人歌がうまい王座決定戦スペシャル(カスペ!枠)
- 爆笑問題のバク天!
- アメトーク
- HEY!HEY!HEY!
- うたばん
- ザ!世界仰天ニュース
- 内村プロデュース
- クイズプレゼンバラエティー Qさま!!
- ウリナリ芸能人社交ダンス部
- さんまのSUPERからくりTV
- 嵐の宿題くん
など