松岡充
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松岡充 | |
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基本情報 | |
出生名 | 松岡充 |
出生日 | 1971年8月12日(36歳) |
血液型 | B型 |
学歴 | 兵庫県立高砂南高等学校卒業 |
出身地 | 大阪府 |
ジャンル | J-POP |
職業 | 歌手、シンガーソングライター、俳優 |
活動期間 | 1995年~現在 |
レーベル | EMIミュージック・ジャパン |
事務所 | Hearts |
公式サイト | [1] |
松岡 充(まつおか みつる、1971年8月12日 - )は、日本の歌手、俳優、タレント。ロックバンド・SOPHIAのボーカリスト。大阪府に生まれ、その後山口県岩国市を経て、兵庫県高砂市で育つ。兵庫県立高砂南高等学校、大阪スクールオブミュージック専門学校卒業。血液型はB型。妻は元女優の黒澤優、姑はタレントの林寛子。黒澤久雄の娘婿。
目次 |
[編集] 来歴・人物
1994年にロックバンドSOPHIAを結成、1995年にメジャーデビュー。全ての楽曲の作詞・一部の楽曲の作曲を手掛ける。2003年5月、SOPHIAだけにとどまらず多岐に渡る活動と表現の場を求め、7zoo7を立ち上げる。
私生活では2002年1月2日「記憶の音楽-Gb-」で共演した11歳年下の女優、黒澤優と結婚(当時、黒澤は妊娠2ヶ月であった)。黒澤との間には同年に女児が、翌2003年には男児が生まれている。
[編集] 出演
歌手としての活動はSOPHIAを参照。
[編集] 個人としての出演
- 出演一回目(2002年1月14日(月))星野真里から紹介され出演、ユースケ・サンタマリアをお友達紹介
- 出演二回目(2003年6月11日(水))西城秀樹から紹介され出演、伊原剛志をお友達紹介
- 出演三回目(2004年7月8日(木))坂本冬美に紹介され出演、花田勝をお友達紹介
- 出演四回目(2006年6月22日(木))河村隆一に紹介され出演、別所哲也をお友達紹介
- ビストロSMAP
[編集] テレビドラマ
- 人にやさしく (2002年1月7日-3月18日、フジテレビ) 山田太朗 役
- 恋は戦い! (2003年1月9日-3月13日、テレビ朝日) 伊集院豪 役
- ラブ・ジャッジ (2003年10月2日、TBS) 郡司美央 役
- ラブ・ジャッジ2 (2004年12月28日、TBS) 郡司美央 役
- 風のハルカ (2005年10月3日-2006年4月1日。NHK) 猿丸啓太郎 役
- 山田太郎ものがたり (2007年7月6日-2007年9月14日、TBS) 山田和夫 役
スペシャルドラマ
- ロンティック~俺たちの夢 巣立ちの時~(2005年4月20日以降)天井ヒデキ(桜井綾香の男役)
[編集] ラジオ
- MBSラジオ MBSヤングタウン(1997年10月-1998年9月)火曜パーソナリティ
- 文化放送 Come on FUNKY Lips!(1997年-1999年9月)
- 文化放送 LIPS PARTY 21.jp(1999年12月-2002年9月)木曜パーソナリティ
- ※『LIPS PARTY 21.jp』は『Come on FUNKY Lips!』の後番組であり、実質続投。1999年9月~12月半ばまでは音楽活動専念のため休業。
[編集] 映画
- 記憶の音楽Gb(2002年6月-8月)サイ 役(主演)
[編集] 舞台
- リンダ リンダ(2004年11月-12月)マサオ 役(山本耕史とのW主演、鴻上尚史演出)
- 「タイタニック TITANIC the musical」(2007年1月)トーマス・アンドリュース 役 (主演)
[編集] 司会業
- BEAT MOTION(2003年4月-2006年3月、NHK-BS)
- 極上の月夜→ゲツヨル!(2006年10月-、日本テレビ放送網)
[編集] プロデュース業
- TAMAMIZU アルバム『青く、ただ青く』
[編集] 楽曲・歌詞提供
- KinKi Kids 「-so young blues-」(「E album」収録、堂本光一ソロ曲) 作詞
- KinKi Kids 「生まれた時からのサヨナラを僕達は」(「カナシミブルー」のc/w) 作詞作曲
- TAMAMIZU 「みにくい反逆児/風の生まれる場所/青く、ただ青く」
[編集] その他
- シルバーアクセサリーブランド「LORD CAMELOT(ロードキャメロット)」メインビジュアルモデル
- 「ボウリング・フォー・コロンバイン」ビデオ・DVD版日本語吹替 マリリン・マンソン役
- ホンダ・モビリオスパイクCM
- ※ミュージシャン達が車を自分の好きにカスタムする、という企画の1バージョンとして登場
[編集] 著書
- 風の吹く場所(自伝的青春小説)
- 文化夜総会
- マクロセカイ(小説)
- にんげんから -NINGEN COLOR- MITSURU MATSUOKA INNER WORDS
- ハラハラ80日間
- 僕から54センチ
[編集] エピソード
- 独特な節を付けた歌唱法が特徴。
- ドラマなど音楽から離れた活動をする事について、活動の核ははあくまで音楽と公言。著書の一部を除くソロ活動はほぼ全て外部からの依頼によるもの。依頼を受ける時も「SOPHIAの事は忘れて、個人として」ではなく、音楽や付随するパフォーマンスを含めSOPHIAで表現をしている者だと評価してくれた人から中心に仕事を受け、自分という異分子が入って面白くなるかを考える事が多い。本人曰く「ただ純粋に演技とかなら、僕より優れた役者さんなんて沢山いるんだし」。『人にやさしく』以前はこうした考えも持てず、役者業の依頼は断っていた(『記憶の音楽Gb』出演は、監督がSOPHIAのPV製作等で信頼する川村ケンスケだったため)。
- 少年時代に好きだったスポーツは野球。阪急ブレーブスのファンだったこともある(関西で周囲が阪神タイガース一色だったため、反骨心で敢えて阪急を応援したらしい)。部活も中学高校と野球部だったが、高校では先輩との確執と自身の骨折が原因で中途退部。時を同じくして音楽にのめりこむ様になっていく。後年、雑誌で「続けていたら今頃『ピッチャー松坂』じゃなく『松岡』やったね」とうそぶいていた。
- バンドを始めたきっかけは、高校時代にごく普通で真面目なクラスメイトから「ケンカの時の声が大きいから」という理由でボーカルに誘われた為(当時、松岡は部活を辞め暴走族の一員だった)。
- 学生時代に交際していた女性との間に子供がいる。女性との間に正式な婚姻関係はなく、子供は認知しているもよう。
- インディーズ時代、上京した時ろくに知り合いもいなかったため、当時既にブレイクしていた元LUNA SEAの河村隆一の家に押しかけ、曲を聞いてもらった。河村は初対面に関わらず「君はいい目をしているね」と言ったらしく、それから現在まで長年の付き合いがある。
- 大阪で活動していた頃、当時すでに大阪で一世を風靡していた西川貴教率いるLuis-Maryと言うバンドのローディーをした経験があり、Luis-Maryが関東でライブを行う時は便乗して自分のバンドのチラシを貼らせてもらうなど、後輩として可愛がられていた。後に西川はバンドを解散しソロで活動、松岡もその後SOPHIAを結成し上京する。二人が再会したのは2003年、松岡が司会の音楽番組BEAT MOTIONでの事だった。このとき再会するまで何年も空いていたため、西川は大阪時代の後輩と「SOPHIA松岡」が心の中で結びつかず、初対面と信じていた。それまで松岡はスタッフ等を介して西川に間接的なアプローチを数回かけていたが気づかれず、共通の友人である河村隆一に「西川さん、ボクの事忘れてるんですかね?」と相談したりしていたという。また、西川は松岡やSOPHIAのメンバーである都啓一と同じ専門学校の先輩でもある。
- 基本的に楽器は弾かない(ライブにて特定の曲でハーモニカ演奏する事はある)が、公式サイトに作曲風景としてギターを爪弾く写真がアップされたり、『恋は戦い!』で共演した伊原剛志にギターを教えてくれと頼まれたりする等、全く出来ないわけでもない。ただし、肝心の技量についての詳細は不明。
- 作曲では専門学校に通った経験を活かし、打ち込みでギター以外の殆どの楽器の音の原型を自分で作る。着想から完成までの所要時間は、モチベーションにも左右されるが大体4-5時間程度とのこと。
- 特技は料理。味はSOPHIAメンバー曰く「美味いけど味が濃い、体に悪い」。化学調味料は積極的に活用する派。オリジナル料理としては「西九条丼」が比較的知られている。これは御飯に塩胡椒と化学調味料を各少々、サラダ油大さじ一杯(その他好みで醤油等)をかけて頂くもので、インディーズ時代の貧乏生活を助けたというシンプル&低コスト料理。これまで様々なテレビ番組で披露して来た。初めての者は例外なく米と油の組み合わせを嫌がるが、食べるとコクのある味で案外イケると皆驚く。
- 妖精を見たことがある(と本人は言っている)。少年時代、親戚の家の犬との散歩中に見た「身長50~60cmの妖精」を始め、少なくとも計4回は目撃済み。大人になってからは見ていない。ネタかと思われることも多い逸話だが本人は到って真面目で、TV等で冗談を交えながらトークする時も「見た」という事実を茶化して言った事はない。この手の話をすると当然周囲は半信半疑になるが、中には「(収録時は)否定してたけど、実は俺も見た」と後で告白してくる共演者やスタッフもいるという。
- 趣味は自ら「広く浅く」と言うほど多彩。主なものではカメラ、釣り、車、バイク、スノボ、ゴルフなど。釣りは子供の頃から10年以上の愛好歴を持つ。単独でテレビの釣り番組に積極的に出演する事も。
- カメラはSOPHIAデビュー後に仕事の撮影現場で興味を覚え、現在では仕事の域にもカメラが進出。1999年頃からSOPHIAのCDの多くのジャケ写の他、写真集も複数出版している(当時ペンタックスからとった「PENTA」というフォトグラファーネームを使っていたが、近年は本名名義が多い)。BEAT MOTIONではゲストとトークをする際にも常に傍らにカメラを携えており、収録の前後に毎回ゲスト達の写真を撮っていた。
- そばアレルギー。仕事にて信州の蕎麦屋で昼食となった際は、メンバーやスタッフが食事の間ひとり寂しく車中待機していた事がある。しかし、親交のある泉ピン子の夫(医者)の診察結果によれば、正確には蕎麦アレルギーではなく別の原因によって引き起こされている症状らしい。
- ほとんどヒゲが生えない。本人は幼少時から西城秀樹などワイルドな男性像に憧れていた事もあり、男らしいヒゲを伸ばせる他のSOPHIAメンバーの事をうらやましく思う時があるという。一週間以上放置すると微妙にそれらしい手触りがあるが、傍目からはわかりにくい上、それ以上の期間は仕事の撮影でヘアメイク時に一応剃刀をあててしまうので伸ばせた例はないらしい。その風景を見たメンバーに「(電気剃刀の)電池の無駄遣い」「東京電力さんに申し訳ない」とからかわれた事がある。