東花園駅
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東花園駅* | |
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駅高架化工事中の南口仮駅舎 |
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ひがしはなぞの - HIGASHI-HANAZONO (近鉄花園ラグビー場前) |
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◄河内花園 (0.6km)
(1.4km) 瓢箪山►
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所属事業者 | 近畿日本鉄道(近鉄) |
所属路線 | 近鉄奈良線 |
キロ程 | 5.6km(布施起点) 難波から11.7km |
所在地 | 大阪府東大阪市吉田5丁目 |
電報略号 | ヒハ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 島式 2面4線 |
乗降人員 -統計年度- |
12,931人/日 -2005年- |
開業年月日 | 1929年(昭和4年)11月22日* |
東花園駅(ひがしはなぞのえき)は、大阪府東大阪市吉田5丁目750-14にある、近畿日本鉄道奈良線の駅。「近鉄花園ラグビー場前」の副駅名を持つ。
日本における西のラグビーの聖地、花園ラグビー場の最寄駅で、「ラグビー運動場前駅」として開業した。
長年にわたり、ラグビー開催時に準急を臨時停車させていたが、2006年3月21日実施のダイヤ変更で、準急と新設された区間準急の定期停車駅となった。
目次 |
[編集] 駅構造
島式2面4線のホームを持つ待避可能な地平駅。ホーム有効長は8両。駅舎(改札口)はホーム生駒寄りの南北双方に1ヶ所ずつ設けられている。列車の過密区間であるにもかかわらず、ホームへは構内踏切を渡らなければいけないため、利用時は時間に相当の余裕をもっていかなければ、踏切による足止めのために電車に乗れなくなる恐れもある(同様の注意を払うべき駅として、大阪線の弥刀駅などがある)。なお、後述の連続立体交差化工事が進めば当駅は高架駅になり踏切がなくなるため、この事態は解消される。
なお自動改札機は東芝製が設置されている。赤い自動改札機(EG-2000)は出場時2枚一括処理、PiTaPa・ICOCAに対応する。
1 | ■奈良線(下り待避線) | 生駒・奈良・天理・京都方面 |
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2 | ■奈良線(下り本線) | 生駒・奈良・天理・京都方面 |
3 | ■奈良線(上り待避線) | 布施・鶴橋・上本町・難波方面 |
4 | ■奈良線(上り本線) | 布施・鶴橋・上本町・難波方面 |
3番のりばからは奈良方面への出発も可能である。
[編集] 連続立体交差化工事
現在、連続立体交差化工事が行われており、2011年には高架駅になる予定である。この進捗に伴ない、2005年4月16日から上り難波方面・2005年12月4日より、下り奈良方面のホームが、従来の駅の西側(難波寄り)に設置された仮駅へ移転。これにより現在、隣りの河内花園駅との距離はきわめて短くなっている。
[編集] 利用状況
- 2005年11月8日の調査結果では、1日の利用客は12931人。この数字は…
- 近鉄の全調査対象駅の中では323駅(但し調査当時の数)中59位。
- 難波線・奈良線の駅(大阪線複々線区間や他線接続駅含む)としては24駅中18位。
- 大阪府内の近鉄の駅としては61駅中26位。
- 調査当時は各駅停車しか停車していなかったとはいえ、八戸ノ里~瓢箪山間の駅では最も利用客が少ないという結果であった。それでも準急が停車するようになった理由はホーム有効長の問題が大きい(後述)。
[編集] 駅周辺
- 近鉄東花園検車区・東花園車庫 …駅東北方
- 近鉄花園ラグビー場
- スーパーマーケットKINSHO東花園店
- マクドナルド近鉄東花園駅前店
- 東大阪吉田郵便局
- 尼崎信用金庫東大阪支店
- 大阪東信用金庫東花園支店
- 大阪府立花園高等学校(南へ約400m)
- 路線バスは、吉田駅を経て加納工業団地を循環する近鉄バスの路線があったが、既に廃止されている。
[編集] 歴史
- 1929年(昭和4年)11月22日 花園ラグビー場開場に併せ、ラグビー運動場前駅として開業。ラグビー開催時のみ停車の臨時駅。
- 1941年(昭和16年)3月15日 参宮急行電鉄との合併により関西急行鉄道の駅となる。
- 1944年(昭和19年)6月1日 会社合併により近畿日本鉄道の駅となる。
- 戦時中に一時休止。
- 1950年(昭和25年)12月10日 臨時駅のままラグビー場前駅に改称。
- 1967年(昭和42年)9月1日 常設駅となり、東花園駅に改称。
- 1967年(昭和42年)9月29日 東花園車庫完成。
- 2006年(平成18年)3月21日 準急と区間準急の停車駅に昇格。
- 2007年(平成19年)4月1日 PiTaPa使用開始。
[編集] 準急停車駅に決定するまでの経緯
[編集] 経過
- 近鉄奈良線は過密ダイヤの上に駅間が短く、中でも大阪寄りにあって普通電車しか止まらない八戸ノ里駅-額田駅間7駅の利用者は(普通電車が)少し走っては駅に止まり、度重なる列車待避(通過待ち)を繰り返すダイヤに不便を強いられていた。難波から奈良方面へ乗った場合快速急行・急行などで奈良県内である生駒駅以東へ行くよりも普通でより近い大阪府内の駅(特に東花園駅~額田駅間)へ行く方が時間がかかる矛盾が生じており、上記区間での準急停車駅設定は長年にわたる沿線市民の念願であった。1986年以来、東大阪市としても近鉄側に繰り返し要請してきたが、2005年5月16日、近鉄の森下専務と松見市長との会談の席上、準急を上記区間の中間駅に停車させる正式な回答があった。東花園駅が連続立体交差化の工事の関係で仮駅に移転するのを機に、2006年3月21日実施のダイヤ変更から停車することになった。
[編集] なぜ東花園駅
- 当初瓢箪山駅(当該区間で利用客が最も多い)へ、との要望が強かったが、同駅はホームの長さの関係上難しいことから東花園駅での準急停車の要望となった。八戸ノ里駅(若江岩田駅)-瓢箪山駅間の連続立体交差化の工事進捗に伴い、東花園駅の仮駅への切り替えが2005年度中に完了する目途が立ち、準急停車に必要な8両分のホームの長さが確保できることから東花園駅の準急停車が実現した。
尚、瓢箪山駅についても枚岡駅・額田駅とともに、新設される区間準急が停まるようになった。
[編集] 準急停車のメリット
- 2005年の時点で、河内小阪駅と石切駅に準急が停車しているが、その間の7駅の丁度中間にあたる東花園駅に新たに準急が停車することにより、難波方面、奈良方面いずれに行くにも、時間短縮など市民の利便性が向上する。 また、東花園には、ラグビー場や花園中央公園もあり、地域の活性化につながることが期待されている。実際にも、準急停車実施後は、当駅で普通から準急に乗り換える通勤・通学客がホームに列をつくるようになり、当駅からの準急利用が定着しつつあることがうかがえる。
[編集] 隣の駅
- 近畿日本鉄道
- 奈良線
- ■快速急行
- 通過(但し全国高等学校ラグビーフットボール大会開催時上りのみ一部臨時停車)
- ■急行
- 通過(但し全国高等学校ラグビーフットボール大会開催時一部臨時停車)
- ■準急
- ■区間準急
- 河内小阪駅 - 東花園駅 - 瓢箪山駅
- ■普通
- 河内花園駅 - 東花園駅 - 瓢箪山駅
- ■快速急行
[編集] 関連項目
近鉄難波線・(大阪線)・奈良線 |
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