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日産・180SX - Wikipedia

日産・180SX

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

日産・180SX
180SX
 
 
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メーカー {{{メーカー}}}
 
親会社 {{{親会社}}}
 
製造国 {{{製造国}}}
 
製造期間 1989年1998年
 
設計統括 {{{設計統括}}}
 
デザイナー {{{デザイナー}}}
 
乗車定員 4人
 
ボディタイプ 3ドア クーペ
 
ハイブリッド
 
エンジン 前期型:CA18DET
中後期:SR20DET
後期(S,G):SR20DE
 
モーター
 
最高出力/トルク {{{最高出力/トルク}}}
 
最高出力 {{{最高出力}}}
 
最大トルク {{{最大トルク}}}
 
変速機 5速MT
フルレンジ電子制御4速AT
 
駆動方式 FR
 
サスペンション
 
全長x全幅x全高 {{{全長x全幅x全高}}}
 
全長 4520mm
 
全幅 1695mm
 
全高 1290mm
 
最低地上高 {{{最低地上高}}}
 
ホイールベース 2475mm
 
車両重量 1220kg - 1240kg(AT搭載車)
 
乾燥重量 {{{乾燥重量}}}
 
総重量 {{{総重量}}}
 
最大積載量 {{{最大積載量}}}
 
燃料タンク容量 {{{燃料タンク}}}
 
燃費 {{{燃費}}}
 
 
 
別名 {{{別名}}}
 
先代
 
後継
 
姉妹車/OEM
 
車台共有車 S13型日産・シルビア
 
同クラスの車
 

180SX(ワンエイティエスエックス)とは、日産自動車が製造していたクーペ型の乗用車である。S13型シルビアとは姉妹車で、同様に「901活動」の成果が盛り込まれた車種の一つ。

SXの車名は当初、S10型ニューシルビア北米向けとして生まれ、その後もシルビア / ガゼールの海外向けに用いられていた。

日本ではSXの部分を省略し、ワンエイティと呼ばれることが多い。

目次

[編集] 概要

180SXは、もともとはS13型シルビアの日本国外輸出型である北米向けの240SXがベースとなっており、スポーツ・スペシャリティであるZXSXNXの日産クーペラインナップの中核を成すモデルであった。これを日本仕様として仕立て直し、発売したモデルが180SXである。

ヘッドランプに角型2灯式のリトラクタブルヘッドライトを採用、ボディスタイルはハッチバックを持つファーストバッククーペとなっている。リトラクタブルヘッドライトの採用はデザインのためだけではなく、北米の法規上、S13型シルビアのヘッドランプの高さでは認証が取れないため、S12型シルビア / ガゼール同様リトラクタブルヘッドライトを採用したという経緯があった。

同型式(かたしき)車種であるS13型シルビアは日本国内専用のモデルであり、ヘッドランプを固定とし、同時期発売していたR32型スカイライン同様の日本人好みの(アーチ形ではない)Cピラー形状を持つノッチバック・クーペのみとするなど、180SXとの差別化が図られていた。

日本国内へはS13型シルビアより1年遅れで投入されているが、これには競合車であるトヨタ・セリカに比べて販売数が伸びなかったノッチバック・クーペのテコ入れ策として、営業側からS12型シルビア / ガゼールに存在していたハッチバック・クーペ投入の強い要請を受けたことが背景にあり、国内販売されるに至った。なお、北米向け240SXおよび欧州向け200SXには、180SXと同様のハッチバック・クーペ以外に、S13型シルビアと同様(ただしリトラクタブルヘッドライト装着)のノッチバック・クーペボディも存在している。

エンジントランスミッションサスペンションなどの車としての基本構造は、全てS13型シルビアと共通である。その他、車体周りでは、ステアリングホイールのデザインを除くインテリアと、ドアパネル、フロント ウインドシールドなども共通となっている。

そのスタイリッシュな外観は販売当時、投入された各国で絶賛され、現在でもそのスタイリングは現行車種と比べても見劣りする事はない。シルビアがS14型フルモデルチェンジした後も、180SXはモデルチェンジを受けることなく、一世代古いS13型のまま販売され続けた。それにも関わらず、S14型シルビアのメーカー側の想定外の販売低迷もあって、S15型にバトンタッチするまでの間、高い人気を維持していた。しかし、クーペ市場の崩壊(それまで市場を支えていた、地方での軽自動車ミニバンへの移行が原因)による販売台数の低下は避けられず、生産工場も九州工場から高田工業、そして日産の関連会社である日産車体へと順次移管されており、最後期はZ32コンバーティブルと同様、組み立てラインに乗せられず、ほぼ手作りで生産されていた。

180SXが販売されていた期間はおよそ10年間であるが、その間に数度の小規模・大規模なマイナーチェンジは受けたものの、前述の通りフルモデルチェンジをすることはなく、基本的なスタイル・性能はほとんど変化しなかった。これは、販売期間中に日産自身が販売不振等により「火の車」となってしまい、スポーツ・クーペモデルへの人材と開発費の投入縮小が避けられなくなってしまったのが1つの要因と言われている。

軽量コンパクトな5ナンバーボディで後輪駆動方式(FR)をとる近年では希少な車でもある。車重などのバランスも比較的良く、生産が終了した現在もなお、若者向けのスポーティーカーとしての人気は高く、ポピュラーな存在となっている。

[編集] 歴史

[編集] 初期型(RS13型、1989年-1991年)

1990年発売の限定仕様車 Type II レザーセレクション
1990年発売の限定仕様車 Type II レザーセレクション

日本では1989年に2000ccエンジン搭載車が廃止されたフェアレディZのラインアップ上の穴を埋める形で日産プリンス、チェリー系列で販売が開始された。ただし、それに先立ち米国では2400ccのKA24E型SOHCエンジンを搭載し、「240SX」(トゥー・フォーティー・エスエックス)として販売されていた。また欧州では、日本仕様と同じ1800ccのCA18DETDOHCターボエンジン(175ps)を搭載し、「200SX」(トゥー・ハンドレット・エスエックス)として販売されていた。S12ガゼールの後継車種との説もあるが、ガゼールを販売していた日産モーターは後継としてS13シルビアを扱うようになった。

初期型の特徴としては、日産の翼形グリルをイメージしたダミーのグリルがフロントバンパーにあること、前席シートがヘッドレスト一体型なことである。グレードは「TYPE I」と「TYPE II」で、「TYPE I」はスピーカーや電動ドアガラスが付かないなど競技用のベース車用途を対象にしていた。なお、HICAS-IIと呼ばれる四輪操舵システムをメーカーオプションで用意していた。タイヤサイズは、前後とも195/60R15となっている。エンジンは全グレード同じである。

1990年には台数限定の特別仕様車「TYPE II レザーセレクション」を発売。シートが全て張りで、本革ステアリング、シフトノブ、エアロパーツ、フッ素コーティング塗装、スカイラインローレルセフィーロと共通のアルミホイールが標準で装備された。

[編集] 中期型(RPS13型、1991年-1996年)

180SX 中期型
180SX 中期型

1991年にはマイナー・チェンジにより、エンジンを従来のCA18DET型からSR20DET型2000ccDOHCターボエンジン(205ps)に変更。なお、S13型シルビアも同時期にエンジンがCA18DET型からSR20DETへ変更されている。

このときフロントバンパーのデザインが大きく変わり、ダミーのグリルが廃止されボンネットとバンパーの段差が無くなった。見かけが違うため、初期の1800ccエンジン搭載車を「RS13型」または初期型、2000ccエンジン搭載車を「RPS13型」または中期型と区別することも多い。

タイヤサイズは205/60R15にワイド化されており、同時にアルミホイールのデザインも変更されている。また、四輪操舵システムはSUPER HICASに進化している。その他安全装備の強化として、後席シートベルトの3点化、サイドドアビームの追加、燃料系へのロールオーバーバルブの追加、ヒーター付ドアミラーの設定(寒冷地仕様車)が実施されている。フロントシートは、一般的なヘッドレスト分割式に変更されている。

1992年に、標準装備が充実した新グレード「TYPE III」が追加される。新型のデジタル表示式オートエアコンは、「TYPE III」のみに標準装備となっていた。

1993年にシルビアがS14型にフルモデルチェンジを行ったが、180SXはそのまま販売が継続された。なお、欧州版200SXはS14型に切り替わっている。

1994年にはグレード名が変更され、「TYPE III」は「TYPE X」に、「TYPE II」は「TYPE R」となり、「TYPE I」は廃止された。エンジンのロッカーカバーの塗色は赤色から黒色に変更となった。また、エアコンの冷媒がR134aに変更されている。同年4月以降は生産は高田工業に委託された。

1995年には運転席SRSエアバッグが標準装備となったほか、アルミホイールのデザインが変更されている。また、それまでブラック一色であったドアミラーがボディ同色に塗装されるようになった。オーディオは一新され、「TYPE X」用のオーディオはCD付きとなった。

この中期型は、ほぼ5年間基本的な仕様を変更していないため、もっともよく見かけるタイプとなった。

[編集] 後期型(RPS13型、1996年-1998年)

180SX 後期型のリアビュー(オプションのカーボン調リアガーニッシュ装着)
180SX 後期型のリアビュー(オプションのカーボン調リアガーニッシュ装着)

1996年秋にビッグマイナーチェンジを行い、後期型となる。フロントバンパー、スカイライン風の丸型リアコンビネーションランプ、大型リアウイング、リアブレーキの容量アップ、ABSの標準装備化、アルミホイールのデザイン変更、リモコンドアロックの採用(TYPE Xのみ)、一部内装の変更などの仕様変更がされる。また、SR20DE型2000cc自然吸気(NA)エンジンを搭載したグレード(TYPE S)も設定された。

また、1997年には「TYPE S」を元に装備充実を図ったグレード(TYPE G)も追加され、ボディカラーにイエローが新設された(スーパーレッドは廃止)。

1998年12月にS14型シルビアと共に生産終了。

後期型は他の型に比べ、生産台数が非常に少ない。

[編集] 車名の由来

「180」はデビュー当初搭載されたCA18DET型エンジンの排気量である180センチリットル(1.8リットル・1800cc)を表し、「SX」は日産の輸出用ミドルサイズ・スポーティークーペに対するネーミングである。なお、1991年のマイナーチェンジ時にSR20DET型エンジンに変更され、排気量は2000ccとなったが、車名は「200SX」とはならずに「180SX」のまま販売を続けられた。

ベースモデルである北米仕様車の240SXの車名は、搭載されているKA24E型エンジンの排気量2400ccから来ており、180SXはそれにならって付けられた名称である。また他車種ではあるが、同時期販売されていたZ31型及びZ32型フェアレディZは、国内モデルのテールエンドに「300ZX」(Zの北米仕様車と同様のネーミング)の表記が見られた。

なお、欧州仕様車の200SXには当初CA18DET型エンジンが搭載されているが、「200SX」の車名で販売されていた。のちに国内仕様と同様に2000ccのSR20DET/SR20DE型エンジンに換装され、名実共に200SXとなっている。

[編集] CM

CMソングヴァニラ・ファッジの「キープ・ミー・ハンギング・オン」を起用していた。

後期型のCMではレーシングドライバーの影山正彦がドライブする180SXがフィーチャーされており、「走り」への拘りを感じさせるものだった。

[編集] 取扱販売店

プリンス店系列、チェリー店系列(現在のレッドステージ)で販売されていた。

[編集] エクステリアの互換性

180SXとS13型シルビアは同型番車種(S13型)であり、双方の基本構造はほぼ同一である。それゆえ、多数のパーツに互換性があり、S13型シルビア用の装備を180SXに移植したり、その逆も可能であるものが多い。

この特性により、180SXはエクステリアのイメージチェンジを比較的手軽に行う事も可能である。これによって誕生したのが、シルエイティワンビア(ワンエイビア)と呼ばれる車両である。

[編集] シルエイティ

詳細は日産・シルエイティを参照

180SXのフロント部分のエクステリアパーツをS13型シルビアのそれに変更した形となっている。なお、180SXとこのような互換性があるのはあくまで同型番であるS13型のシルビアであり、それ以外の型番のシルビアとはこのような互換性はない。ただし、アフターパーツメーカーからリリースされている変換キットを使用することで、S14型シルビアやS15型シルビアのフロント構成を持つシルエイティを製作することも可能となっている。

[編集] ワンビア

詳細は日産・ワンビアを参照

上記とは逆に、シルビアのフロント部分のエクステリアパーツを180SXのものに変更したものは通称ワンビアと呼ばれるが、これはあくまでシルビアがベースであり、正式には180SXという車種ではない。

[編集] 後期仕様

後期型のエクステリアパーツを流用し前期型、中期型を後期型ルックに変更した仕様で主にドリフト愛好者の間では定番のエクステリアチューンのひとつである。

[編集] 競技用途

姉妹車のシルビアと同様、軽量なミドルサイズボディの後輪駆動車であるため、ドリフトジムカーナ、周回レースといった各種自動車競技に使用される率が高い。そのため、何かしらの改造(チューニング)が施されている車両も多い。

姉妹者のS13型シルビアと比べると、ハッチバックであるがゆえに開口部面積が大きいことによるボディ剛性の弱さが問題視される。また、ガラスハッチと開口部の補強で重量がかさみ、走行性能面で劣るといわれるが、S13型シルビアはフロントヘビー気味の車両であるため、リア周りの重量が加わる事で、前後重量配分がスポーツ走行の理想である50:50に近づけられている利点があるとされる。

[編集] 備考

  • ハッチバックであることを利用しその部分をカットしたピックアップトラック型の改造車が作られたこともある。
  • 欧州向けの200SXは日本仕様の180SXがベースとなっている。
  • 近年の日本車はAT車の販売がほとんどであるが、180SXはMT車の比率が非常に高くなっていて、AT車は殆ど見かけない。
  • 頭文字D - 健二、塚本の愛車として中期型が、真子と沙雪の愛車として180SXをベースとしたシルエイティが登場。

[編集] 関連項目

ウィキメディア・コモンズ

[編集] 外部リンク

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