愛知学院大学短期大学部
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愛知学院大学短期大学部(あいちがくいんだいがくたんきだいがくぶ 英称:Aichi Gakuin University,Junior College)とは、愛知県名古屋市千種区にある私立短期大学。曹洞宗の教えに基づいた教育が行なわれている。旧学名は愛知学院短期大学(あいちがくいんたんきだいがく)。かつては男女共学の人文系2学科を擁していたが、今後新規募集する学科は後に新設された歯科衛生学科のみであるため、事実上は女子短期大学へ移行となる。歯学部で活躍している教員が多いのが特徴である。
目次 |
[編集] 沿革
- 1950年 愛知学院短期大学開学。
- 1951年 学科を新設。
- 文科II部
- 1992年 学科を新設。
- 英語科
- 1999年 愛知学院大学短期大学部と改称。英語科を英語コミュニケーション学科に改称。
- 2006年 愛知学院大学歯学部付属歯科衛生専門学校を改組して歯科衛生学科が増設される。
[編集] 運営主体
- 学校法人愛知学院
[編集] 歴代学長
- 小出有三
- 竹田鐡仙
- 小出素文
- 小出忠孝
[編集] 学科
- 歯科衛生学科
- 過去にあった学科
- 商科
- I部
- II部
- 文科II部:II部ではあるが厳密には概ね午後1時始業で午後8時40分終業となっていたので、一般の夜学よりは密度の濃いカリキュラムとなっていた。「宗教学概論」・「禅学」・「仏教美術史」など仏教を中心とした科目のほか、「日本史」・「外国史」・「地理学」など学科名の通り、人文系の科目を幅広く学ぶ学科であったことがうかがえる。後に人間文化学科に改組し、2004年度をもって学生募集を終了したが、当短大の中では最も歴史の永い学科となっていた。
- 英語科:2007年度をもって学生募集を終了。
[編集] 修業年限
- 現存の歯科衛生学科は昼間部3年制となっている。II部は夜間部2年制で、それ以外は昼間部2年制となっていた。
[編集] 取得資格について
- 受験資格
- 歯科衛生士:歯科衛生学科
[編集] 学生生活
- 大学祭:「楠元祭」という名称で行なわれている。キャンパスの所在地が「楠元町」であることに因んでいるものとみられる。
- 海外研修
- 愛知学院大学学生のクラブ活動に参加する学生も多いものとなっている。
[編集] 就職実績
- 商科
- I部:
- II部:
- 文科II部:一般企業への就職者も少なからずいた。一例として、愛知銀行・瀬戸信用金庫・トヨタ自動車・デンソー・パラマウントベッド・花王などがある。 恵那市役所・佐屋町役場などの官公庁に勤める人、宗門に入る人もいた。
- 英語コミュニケーション学科:一般企業への就職者が多い。実績の例として全日本空輸・日本航空・東海旅客鉄道・名古屋銀行・百五銀行・りそな銀行・三重銀行・十六銀行・大垣共立銀行・ジェイアール東海ホテルズ・三越・日本酸素・ワコールなどがある。
- 歯科衛生学科:まだ卒業生は出ていないが、前身の愛知学院大学附属歯科衛生専門学校の卒業生は愛知学院大学歯学部附属病院をはじめ、資格を活かして様々な分野で活躍している。
[編集] 編入学・進学実績
[編集] 所在地
- 〒464-8650 愛知県名古屋市千種区楠元町1-100
[編集] 連絡先
- TEL:0561-73-1111
[編集] アクセス
[編集] 参考文献
- 当短期大学記事を執筆するにあたり、以下の文献を参照(確認含む)にした。
- 『全国学校総覧』
- 『日本の私立短期大学』(日本私立短期大学協会発行:1980年)
- 『進学年鑑』(『私大コース』シリーズ別冊)
- 『全国短期大学高等専門学校一覧』(文部省高等教育局技術教育課監修)
- 『短期大学教育』第49号(日本私立短期大学協会発行:1992年)
- 『短大蛍雪』(全国短大&専修・各種学校受験年鑑シリーズ。旺文社)
- 『全国短期大学受験要覧』(廣潤社)
- 『全国短期大学案内』(教学社)
- 『全国短期大学受験案内』(晶文社)
- 『全国短期大学案内』(梧桐書院)
- 『愛知学院大学短期大学部』:入学案内小冊子
- 『短大蛍雪』(2000年5月臨時増刊。旺文社)