国道11号
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一般国道 | |
---|---|
国道11号 | |
総距離 | 238.8 km |
制定年 | 1952年 |
起点 | 徳島市 かちどき橋南詰交差点 |
主な 経由都市 |
鳴門市、東かがわ市、さぬき市 高松市、坂出市、丸亀市 善通寺市、三豊市、観音寺市 四国中央市、新居浜市、西条市 |
終点 | 松山市 市役所前交差点 |
接続する 主な道路 (記法) |
国道28号 国道55号 国道30号 国道32号 国道33号 国道56号 |
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国道11号(こくどう11ごう)は、徳島県徳島市から愛媛県松山市へ至る一般国道である。明治時代には讃岐街道と呼ばれていた。徳島県 - 香川県にかけて高松自動車道と、愛媛県内では松山自動車道と並走する。
目次 |
[編集] 概要
- 陸上距離:238.8km
- 起点:徳島県徳島市(かちどき橋南詰交差点=国道55号起点、国道28号、国道195号終点)
- 終点:愛媛県松山市(市役所前交差点=国道33号、国道56号終点、国道317号、国道379号、国道440号、国道494号起点)
- 主な経由地:徳島県鳴門市、香川県高松市、坂出市、丸亀市、愛媛県四国中央市、新居浜市、西条市、東温市
- 指定区間:全線
- 一桁国道を持たない四国にとっては最も番号の小さい国道であり、また最重要国道である。
- 四国一の大動脈である。通過都市だけでみても、徳島市・鳴門市・高松市・坂出市・丸亀市・三豊市・観音寺市・四国中央市・新居浜市・西条市・東温市・松山市と、各県の主だった都市を通過している。それら沿線市町の人口は208万人で四国の人口の51%がこの沿線に集中する。特に香川県と愛媛県は、この道路沿いに町が発展している。全線を通して交通量が多く、徳島・高松・松山の3都市では車があふれかえっている。徳島市の吉野川大橋付近の交通量は約85,000台/日(2003年度)で四国トップ、高松市では上に片側2車線の高速道路(高松自動車道)が通っているにも関わらず下の国道は片側3車線、松山市も中心部で片側3車線と、四国の人口を考えてもその規模の大きさが分かるだろう。ほとんどの沿線都市で渋滞に悩まされ、数多くのバイパスが作られる、もしくは計画されている。また沿線沿いには数多くのロードサイド型の大型店舗やファミリーレストラン、家電量販店等が建設されているなど、地域住民に与えている影響も非常に大きい。また、途中の愛媛県東温市(旧温泉郡川内町)から西条市(旧周桑郡丹原町)に至る桜三里は桜の名所としても知られる峠であり、登坂車線が設けられている。全路線中登坂車線があるのはここと香川県さぬき市の天野峠、羽立峠(下りのみ)のみである。
[編集] 歴史
1885年(明治18年)の内務省告示第6号「國道表」では、丸亀 - 松山間が国道31号「東京ヨリ愛媛縣ニ達スル路線」(現1号、2号経由、岡山で分岐し下津井 - 丸亀間は航路)の一部に、徳島附近が国道30号「東京ヨリ徳島縣ニ達スル路線」(現1号、2号経由。明石で分岐し淡路島を経由)の一部として指定された。1889年(明治22年)3月16日の内務省告示第8号で、丸亀 - 高松間が国道50号「東京ヨリ香川縣ニ達スル路線」(上記31号経由、丸亀で分岐)の一部として追加指定された。
1920年(大正9年)施行の旧道路法に基づく路線認定では、旧30号がそのまま国道21号「東京市ヨリ徳島縣庁所在地ニ達スル路線(甲)」となった。その他の四国に達する国道は下津井丸亀航路経由から宇高航路(宇野 - 高松間)経由に変更された。それに伴い、高松までだった旧50号が終点を徳島まで延長して国道22号「東京市ヨリ徳島縣庁所在地ニ達スル路線(乙)」に、丸亀より直接高知方面に向かっていた旧32号が、高松 - 竜川村(現・善通寺市)間で現香川県道33号高松善通寺線のルートをとって竜川で南進する国道23号「東京市ヨリ高知縣廳所在地ニ達スル路線」に、松山への旧31号が、竜川で23号から分岐する国道24号「東京市ヨリ愛媛縣廳所在地ニ達スル路線」となった。整理すると以下のようになる。
明治国道 | 大正国道 | 現在 | |
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徳島 - 淡路方面分岐点 | 30号(東京徳島線) | 21号(東京徳島線甲) | 11号(28号重複) |
淡路方面分岐点 - 高松 | 指定なし | 22号(東京徳島線乙) | 徳島県道42号瀬戸撫養線 徳島県道・香川県道1号徳島引田線 11号 香川県道155号牟礼中新線 |
高松 - 丸亀・善通寺 | 50号(東京香川線) | 23号(東京高知線) | 香川県道33号高松善通寺線(国道11号と並行) |
丸亀・善通寺 - 松山 | 31号(東京愛媛線) | 24号(東京愛媛線) | 香川県道33号高松善通寺線 11号 愛媛県道334号松山川内線 |
1952年(昭和27年)12月4日、新道路法に基づく路線指定で、一級国道11号(徳島県徳島市 - 愛媛県松山市)として指定された。1965年4月1日に、道路法改正によって一級・二級の別がなくなり一般国道11号となった。
[編集] 重複区間
- 徳島県
- 徳島市かちどき橋一丁目(かちどき橋南詰交差点) - 板野郡松茂町広島:国道28号
- 鳴門市撫養町木津(鳴門IC前交差点) - 香川県東かがわ市白鳥(田高田交差点):国道377号
- 香川県
- 愛媛県
[編集] 通過市町村
[編集] 接続路線
- 徳島県
- 香川県
- 愛媛県
[編集] バイパス
- 吉野川バイパス(徳島県)
- 大内白鳥バイパス(香川県)
- 高松東道路(香川県)
- 高松北バイパス(香川県)
- 高松南バイパス(香川県)
- 高松東バイパス(香川県)
- 坂出丸亀バイパス(香川県)
- 川之江三島バイパス(愛媛県)
- 新居浜バイパス(愛媛県)
- 西条市バイパス(愛媛県)
- 小松バイパス(愛媛県)
- 重信道路(愛媛県)
- 松山東道路(愛媛県)
[編集] 全線概要
地点 | 車線数 | 最高速度 | 道路名 |
---|---|---|---|
かちどき橋南詰交差点 | 6車線 | 50km/h | 吉野川バイパス |
吉野川大橋南詰 | |||
60km/h | |||
鳴門IC付近 | |||
4車線 | |||
徳島県道42号瀬戸撫養線交点 | |||
2車線 | 40km/h | 旧道 | |
牟礼交差点 | |||
4車線 | 50km/h | 高松北バイパス | |
古高松南駅付近 | |||
60km/h | |||
詰田川西交差点 | |||
50km/h | |||
番町交差点 | |||
6車線 | 50km/h | 中央通り | |
栗林公園前交差点 | |||
高松南バイパス | |||
上天神町交差点 | |||
60km/h | |||
府中高架橋 | |||
4車線 | |||
前谷東交差点 | |||
坂出丸亀バイパス | |||
中村町交差点 | |||
2車線 | 40km/h | 旧道、川之江三島バイパス、新居浜バイパス、西条市バイパス、小松バイパスなど | |
則之内交差点 | |||
4車線 | 重信道路 | ||
志津川交差点 | |||
松山東道路 | |||
小坂4丁目交差点 | |||
6車線 | |||
永木町交差点 | |||
4車線 | |||
市役所前交差点 |
※高松東バイパスを除くすべてのバイパスが本線の一部となっている。
[編集] 有料道路
[編集] 別名
[編集] 主な峠
- 羽立峠(標高40m):香川県さぬき市
- 天野峠(標高41m):香川県さぬき市
- 鳥坂峠(標高70m):香川県三豊市
[編集] 道の駅
[編集] バスの駅
- 徳島とくとくターミナル(徳島県板野郡松茂町)
[編集] 休憩所
- うましの休憩所(香川県東かがわ市)
- 羽立峠休憩所(香川県さぬき市)
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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交差点 | かちどき橋南詰 - 徳島本町 - 田高田 - 中新町 - 上天神町 - 峰山口 - 川津 - 姫浜 - 小坂 - 市役所前 |
バイパス | 吉野川 - 高松北 - 高松南 - 高松東 - 坂出丸亀 - 川之江三島 - 新居浜 |
道路名・愛称 | 中央通り - さぬき夢街道 |
道の駅 | 津田の松原 - 源平の里むれ - とよはま |
構造物 | かちどき橋 - 吉野川大橋 |
旧道 | 徳島県道39号 - 徳島県道42号 - 香川県道155号 - 香川県道33号 - 愛媛県道334号 |
有料道路 | 高松東道路 |