咸鏡北道 (日本統治時代)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
咸鏡北道（かんきょうほくどう、ハムギョンプクド）は、日本統治時代の朝鮮の地方行政区分で、現在の朝鮮民主主義人民共和国（北朝鮮）の咸鏡北道にあたる。
日本統治時代の朝鮮の地方行政区分は、高宗33年（1896年）に成立した13の道が基になっている。
目次 |
[編集] 人口
昭和11年現住戸口調査より
[編集] 行政区分
昭和11年（1936年）当時
[編集] 府
[編集] 郡
- 鏡城郡
- 羅南面、梧村面、朱乙温面、朱北面、朱南面、漁郎面、龍城面
- 明川郡
- 下雩面、東面、西面、上雩北面、上雩南面、阿間面、上加面、下加面、下古面、上古面
- 吉州郡
- 吉城面、雄坪面、東海面、徳山面、長白面、英北面、暘社面
- 城津郡
- 城津邑、鶴城面、鶴上面、鶴中面、鶴東面、鶴西面、鶴南面
- 富寧郡
- 富寧面、西上面、石幕面、青岩面、連川面、富居面、三海面、観海面
- 茂山郡
- 茂山面、東面、漁下面、延上面、延社面、三社面、三長面、西下面、永北面、豊渓面
- 会寧郡
- 会寧邑、碧城面、雲頭面、鳳儀面、昌斗面、龍興面、八乙面、花豊面
- 鍾城郡
- 鍾城面、南山面、行営面、龍渓面、華方面、豊谷面
- 穏城郡
- 穏城面、柔浦面、永瓦面、永忠面、美浦面、訓戎面
- 慶源郡
- 慶源面、安農面、東原面、龍徳面、有徳面、阿山面
- 慶興郡
- 雄基邑、豊海面、上下面、慶興面、蘆西面
[編集] 法院（裁判所）
昭和16年（1941年）当時
- 清津地方法院
- 清津地方法院城津支庁
- 清津地方法院会寧支庁
- 清津地方法院雄基支庁
[編集] 刑務所
昭和16年（1941年）当時
- 清津刑務所
[編集] 警察
昭和2年（1927年）当時
- 咸鏡北道警察部
- 清津警察署
- 羅南警察署
- 漁大津警察署
- 明川警察署
- 吉州警察署
- 城津警察署
- 富寧警察署
- 延社警察署
- 茂山警察署
- 三長警察署
- 会寧警察署
- 鎮城警察署
- 穏城警察署
- 訓戎鎮警察署
- 慶源警察署
- 新阿山警察署
- 慶興警察署
- 雄基警察署
- 西水羅警察署
[編集] 憲兵警察制度下における憲兵部隊
大正4年（1915年）当時
- 鏡城憲兵隊
- 羅南憲兵分隊
- 富寧憲兵分隊
- 茂山憲兵分隊
- 吉州憲兵分隊
- 慶源憲兵分隊
- 会寧憲兵分隊
- 慶興憲兵分隊
[編集] 税務
昭和16年（1941年）当時
[編集] 税務署
- 清津税務署
- 雄基税務署
[編集] 税関
- 羅津税関
- 羅津税関清津税関支署
[編集] 林政
昭和16年（1941年）当時
- 城津営林署
[編集] 気象
昭和17年（1942年）当時
- 城津測候所
- 清津測候所
- 雄基測候所
[編集] 日本軍駐屯地
昭和11年（1936年）の平時編制
- 羅津要塞司令部（羅津府）
- 高射砲第5連隊（羅津府）
- 第19師団（鏡城郡羅南邑）
- 歩兵第73連隊（鏡城郡羅南邑）
- 歩兵第38旅団（鏡城郡羅南邑）
- 歩兵第76連隊（鏡城郡羅南邑）
- 騎兵第27連隊（鏡城郡羅南邑）
- 山砲兵第25連隊（鏡城郡羅南邑）
- 歩兵第75連隊（会寧郡）
- 工兵第19連隊（会寧郡）
[編集] 鉄道
昭和19年（1944年）の路線
[編集] 総督府鉄道
- 咸鏡線
- 恵山線
- 白茂線
- 茂山線
- 清津線
- 城津線
- 清羅線
[編集] 私鉄
- 南満州鉄道雄羅線
- 南満州鉄道北鮮線
- 東満州鉄道
- 朝鮮人造石油株式会社線
[編集] 道路
昭和2年（1927年）当時
[編集] 一等道路
- 元山会寧線
- 会寧行営線
- 行営穏城線
- 輸城慶興線
- 輸城清津線
- 羅南清津線
[編集] 二等道路
- 吉州茂山線
- 恵山鎮茂山線
- 鏡城慶源線
- 慶源鍾城線
- 茂山清津線
- 城津恵山鎮線
- 茂山慶興線
- 会寧穏城線
- 雄基穏城線
[編集] 港湾
昭和6年（1931年）当時
[編集] 開港
- 雄基港
- 清津港
- 城津港
[編集] 地方港
- 西水羅港
- 羅津港
- 漁大津港
- 大津港
- 梨津港
- 大良化港
- 西浦港
[編集] 鉱山
- 鶏林炭鉱
- 会寧炭鉱
- 生気嶺炭鉱
- 城津黒鉛鉱山
- 茂山鉱山
[編集] 神社
- 羅南神社
- 清津神社
- 城津神社
- 会寧神社
- 雄基神社
- 吉州神社
- 羅南護国神社
[編集] 企業
道内に本社を有する資本金50万円以上の企業である（昭和15年・1940年当時）
[編集] 農林水産業
- 北鮮土地
- 井川工業
- 秋田水産工業
- 清津水産
- 朝窒水産工業
- 朝鮮水産化工
- 豆満江林業
[編集] 鉱業
- 日鮮鉱業
- 英殖鉱業
- 鹿ノ峰鉱山
- 野崎鉱業
[編集] 製造業
- 清津魚糧工業
- 朝鮮石炭工業
- 北鮮製紙化学工業
- 清津造船鉄工所
- 朝鮮合同木材
- 朝鮮電気冶金
[編集] 電気業
- 富寧水力電気
[編集] 運輸業
- 城津自動車
- 咸北自動車
- 清津海運作業
[編集] 卸売小売業
- 北朝鮮産業
- 東富商会
- 親和貿易
- 大阪号
- 羅津東興号
- 斎藤石油
[編集] 金融業
- 咸北無尽
[編集] 不動産業
- 鮮満土地
- 天徳興業
[編集] マスメディア
[編集] ラジオ放送局
昭和20年（1945年）8月当時
[編集] 日本語新聞
昭和16年（1941年）当時
- 北鮮日報
- 北鮮日日新聞
[編集] 出身有名人
この時代に生まれ育つか、または活躍した者を掲載
[編集] 関連項目
 旧外地の行政区画 |
|
|---|---|
| 樺太 | 樺太民政署→樺太庁(共通法では内地とされ、準内地的位置づけ。唯一正式に内地編入された) |
| 朝鮮 | 朝鮮総督府: 京畿道 | 江原道 | 忠清北道 | 忠清南道 | 全羅北道 | 全羅南道 | 慶尚北道 | 慶尚南道 | 平安南道 | 平安北道 | 黄海道 | 咸鏡南道 | 咸鏡北道 |
| 台湾 | 台湾総督府: 台北州 | 新竹州 | 台中州 | 台南州 | 高雄州 | 花蓮港庁 | 台東庁 | 澎湖庁 |
| 南洋群島 | 臨時南洋群島防備隊民政署→南洋庁 |
| 関東州 | 関東都督府→関東庁→関東局: 関東州庁 |
 |
この「咸鏡北道 (日本統治時代)」は歴史に関連した書きかけ項目です。この記事を加筆・訂正などして下さる協力者を求めています（P:歴史/P:歴史学/PJ歴史）。 |
