羅南区域
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羅南区域 | |
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各種表記 | |
チョソングル: | 라남구역 |
漢字: | 羅南区域 |
平仮名: (日本語読み仮名) |
らなんくいき |
片仮名: (現地語読み仮名) |
ラナム=クヨク |
ラテン文字転写: | {{{latin}}} |
ローマ字転写: | Ranam-guyŏk |
羅南区域(ラナムくいき)は、朝鮮民主主義人民共和国咸鏡北道清津市に属する区域。
植民地時代には第19師団が置かれ、軍都として知られた。また、咸鏡北道庁所在地でもあった。
現在も北朝鮮軍の軍事拠点とされている。
目次 |
[編集] 地理
清津市域の南部に位置し、日本海に面する。
[編集] 歴史
歴史的には咸鏡道鏡城郡の一部。植民地時代には咸鏡北道に属した。
1915年、大日本帝国陸軍の第19師団が置かれた。1923年には咸鏡北道庁が羅南に移転した。軍事・行政の中心地であったため日本人居留者も多かった。
[編集] 年表
- 1914年 - 鏡城郡に羅南面が新設される。
- 1920年 - 咸鏡北道庁が鏡城から羅南に移転した。
- 1931年 - 羅南面が羅南邑に昇格。
- 1940年3月 - 鏡城郡羅南邑は清津府に編入された。
- 解放後 - 羅南市に昇格。
- 1960年10月 - 羅南市は清津市に合併され、羅南区域となる。
[編集] 施設
- 羅南製薬工場
[編集] 出身者
- 若秩父髙明 - 羅南陸軍官舎で生まれる。
[編集] 外部リンク
- (朝鮮語) 中央日報北韓ネット・北韓地名辞典
- 鳥飼行博 「羅南尋常小学校・倉吉中学・松江高校と学徒動員の鳥飼欣一」 - 鳥飼恒男・鳥飼欣一と羅南
[編集] 関連項目
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市 | 清津市 | 金策市 | 会寧市 |
郡 | 富寧郡 | 茂山郡 | 鏡城郡 | 吉州郡 | 花坮郡 | 明川郡 | 化成郡 | 漁郎郡 | 延社郡 | 穏城郡 | セビョル郡 | 恩徳郡 |