佐久間レールパーク
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佐久間レールパーク(さくまレールパーク)は、東海旅客鉄道(JR東海)飯田線・中部天竜駅構内(静岡県浜松市天竜区)にある鉄道車両博物館。
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[編集] 概要
1991年(平成3年)4月21日に旧中部天竜機関区の跡地を利用して開設された鉄道車両博物館で、昭和初期から中期を中心に活躍した貴重な車両が十数両展示されている。また屋内には日本最大のプラレールやNゲージの大パノラマや各種模型・実物部品・飯田線の歴史を示す写真展示がある。
JR東海元会長の須田寛の一声によって建設された。
2008年5月22日、展示車両の大半を「JR東海博物館」(仮称; 金城ふ頭駅(名古屋市港区)周辺に2009年春にオープンを予定)に移転する計画が、佐久間地域自治センターで開かれた佐久間地域協議会でJR東海から発表された[1]。
[編集] 営業案内
- 所在地:静岡県浜松市天竜区佐久間町半場15番地3 中部天竜駅構内
- 開館日:土曜・日曜・祝日・振替休日(春・夏休みも)※2006年12月から2007年2月までは休館
- 開館時間:10時00分~16時00分
- 入場料金
- 大人(12歳以上)140円
- 小人(7歳以上) 70円
※ 6歳以下は無料。中部天竜駅への入場扱いとなるので、中部天竜駅に入場できる乗車券および同駅を通過する乗車券を持っていれば無料。
[編集] 展示車両
2005年4月現在の展示車両は次のとおりである。
[編集] 新幹線電車
- 0系 先頭運転台部分
[編集] 電気機関車
[編集] 電車
[編集] 気動車
[編集] 客車
- スニ30形(スニ3095)
- オハフ33形(オハフ33115)
- オハ35形(オハ35206)
- マイネ40形(マイネ407)
- オロネ10形(オロネ1027)
- オヤ31形(オヤ3112) - 建築限界測定車
[編集] 貨車
- ソ80形(ソ180) - 操重車
- チキ6000形(チキ6132) - 操重車の控車
[編集] 解体された車両
- 国鉄クモエ21形電車(クモエ21800) - 救援車
[編集] 脚注
- ^ 静岡新聞 (2007-05-24). "静岡社会:JR展示車両、名古屋移転へ 佐久間レールパーク" 2008年5月24日閲覧.