中沢健
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中沢健(なかざわたけし、1981年10月30日 - )は日本の茨城県真壁郡協和町(現筑西市)出身の作家、お笑い芸人、キャラクターデザイナー。
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[編集] 略歴
茨城県立岩瀬高等学校を経て尚美学園大学卒業。
本人曰く本職は小説家で、自身の作った小説やイラストの書かれた歩く雑誌と呼ばれる張り紙を背中に貼り付け、そのスタイルを普段着としている。これが中沢の考える正しい小説家の姿らしい。 また、頭部には同じく動く待ち合わせ場所と呼ばれる張り紙を貼り付け、このスタイルで2003年にテレビ朝日系銭形金太郎に出演したのがきっかけで、お笑い芸人やパフォーマーとしての仕事も多くなっているようだが、作家としても自身作の小説が小学校の道徳の教科書に掲載されるという実績を残している。 他にも中沢作の短編はいくつかの書籍に掲載されているが、長編作品の掲載の経験はないため「長編作品の掲載、単行本の出版が当面の目標」と語っている。 また2006年より、ワールドフォトプレス刊の雑誌・フィギュア王でコラムの連載もスタートしており、今後は作家としての活躍も大きく期待されている。
- 2008年1月、講談社BOXで行われた流水大賞にて、中沢健作の小説・「恋愛小説を書く男」が、あしたの賞を受賞した。
99年、雑誌アニメージュにて、作家の京極夏彦から2013年頃には作家としてブレイクしているかも知れないと紹介もされている。
2006年の元旦に放映されたフジテレビ100人目のバカ~毎日がお正月SP!において、司会の関根勤よりバカのトップ3に認定される。これは同番組に出演した100人のバカの中で、もっともバカな3人のうちの一人という称号である。ちなみにあとの二人は、伊藤博樹、増田敬祐。
複数のコンビを結成しており、右手に障害を持つ障害者マジシャンのいわたよしあきと結成したマジシャンユニット・月刊チョコボールで営業やバラエティー番組の出演もしている。 また、元たけし軍団で現在は東国原英夫宮崎県知事の政務秘書に就任している吉川敏夫(たけし軍団に参加していた時の名はクロマニヨン吉川)とはコラボレーション小説執筆ユニット・ナカよしを結成しており、複数の出版社に小説原稿の持ち込みなどを行なっている(短編作品はいくつか掲載もされている)。 吉川は現在は宮崎で秘書として活動しているため、東京在住の中沢との連絡も現在はそれ程取っているわけではないようだがコンビ解散をしたわけではなく、中沢が連載を持つ雑誌等ではナカよしの近況が時々語られている。
- 2008年春より中沢のデザインしたオリジナル怪獣が、クレーンゲーム用のプライズ景品(ぬいぐるみ)になることになった。東京国際アニメフェア2008で、キャラクターぬいぐるみのお披露目もされた。(正式商品名は中沢健の怪獣図鑑ぬいぐるみシリーズに決定。商品プロデュースは安斎レオが行っている。)
中沢健の怪獣図鑑でも1番人気のキャラクターであるほしくいはクレーンゲーム登場の2ヶ月前にオリジナルカラーの限定版のぬいぐるみほしくい・チャーミングピンクが150体生産されてイベント、通信販売等で販売された(現在は完売しているために入手は困難)。
中沢は、この商品化がキッカケで最近はキャラクターデザインの仕事も多くなっている。
中沢の転機は、2006年ロフトプラスワンで行われた「怪獣のあげぼの」販売記念イベント、レイパー佐藤に連れられてイベントに参加。バカ映画監督・河崎実、造形家・寒河江弘、玩具プロデューサー・安斎レオ、美術監督・池谷仙克らに混じってトークライブに参加。ここで知り合った安斎が中沢のことを気に入って各方面に働きかけた。雑誌連載、フィギュアの制作、映画の出演、京都でのトークショー。現在に至る中沢健黄金伝説の始まりである。ただ本人はいたって呑気で、周りの働きかけもあまり気にせずマイペースである。
07年、ネイキッドロフトで行なわれた中沢健イベント、中沢たけし軍団まつりは立ち見客が出る程の盛況をみせた。その人気には中沢本人も驚いたようだ(イベント好評のため、中沢たけし軍団まつりはこの後、ロフトプラスワンの不定期企画として定着している)。
[編集] 人物
- 背中や頭に張り紙を張り付けた奇異なスタイルゆえか、週に一度ほどのペースで警官から職務質問を受けている。また、渋谷109等、一部の施設を出入り禁止になっている。いずれはこのスタイルで直木賞の授賞式に出たいと発言している。
- 熱狂的な特撮怪獣マニアであり、特にゴジラシリーズの大ファンで、ルーブル美術館のモナリザの隣にゴジラの像を飾ってもらいたいという願いもあるらしい。ゴジラシリーズで一番のお気に入り作であるゴジラvsビオランテは通算136回鑑賞している。
- 尊敬している人生の師匠と呼べる人物が4人いて、那須正幹、ビートたけし、水木しげる、そして前述のゴジラの計4人。このことからズッコケ三人組シリーズ、ゲゲゲの鬼太郎、たけし軍団のファンであることも明かしている。
- その反対に、中沢自身に弟子入りを希望する者も時々現れるらしく、実際に何人か弟子が居るらしい。しかし、その弟子達に師匠としてやってあげられることは何一つ無いと発言している。
- 人生の究極の目標は不老不死になること。本人曰く、不老不死になって何億年も生きれば不可能なことなど絶対に無くなり、どんな夢も必ず叶えられるとのこと。
- 100人目のバカで共演した伊藤博樹のことを同番組内では「大嫌い」と発言しているが、プライベートでは意外と仲が良い。これは同じ怪獣ファン同士として気が合うというのがあるのだろうが、時々興味のある話題やジャンルの違いで言い争いになることはあるらしい。
- 2007年8月現在、25歳の童貞であり、女性に関してはかなりのネガティブ思考(弱気)であるらしく、本人曰く「中沢健の女性好感度はムカデ以下」らしい。
- ときどきストリップ劇場の司会もしているようで、本人曰く世界初の「童貞ストリップ司会者」である。なお、彼がストリップの司会をしているのはビートたけしがストリップの舞台で芸人デビューしたことを意識してのことだと言われており、初めて彼がストリップの舞台に立ったのはたけし軍団の若手、早川伸吾のサポート役としてだった。
- ライブなどでは何度か友人が少ないと発言しているが、実際にはなかなか交友関係も多く個性的な友人に囲まれているようだ。
- UMA研究家としても活躍しており、実際にUMAの目撃されている場所まで赴いての現地調査も頻繁に行なっている。日本のUMA研究の第一人者、天野ミチヒロとも交流がある。
- 2007年、ワンダーフェスティバル会場において中沢健の怪獣図鑑が、一冊900円で販売された(その後も怪獣図鑑は自身の出演するライブなどで販売しているようだ)。玩具プロデューサー、安斎レオと親交があり商品企画に関してのアドバイスを受けている。フィギュア王の連載も安斎の推薦によるもの。
- 2008年に自身の監督した映画白カラスが4年の制作時期を掛けて完成。ロフトプラスワンで上映されて大きな反響があった。出演はスーパーアイドル日野誠、東方力丸、早川伸吾、ホーキング青山等。
- 2007年、京都にある実際に妖怪が現れるとムーでも取材された妖怪堂で個展を開催した。自身のキャラクターである中沢健怪獣をキャンバスに描いて販売もされた。
- 妖怪に会いたいという理由で個展の間は妖怪堂で宿泊した。
- 中沢健の公式HPもあり、ネットラジオやイラスト、ブログなどを楽しめる。このHPはほぼ、月刊チョコボールの相方いわたよしあきが作成した。中沢自身はパソコンの扱いが苦手で使える機能はワードとインターネットの検索くらいだと語っている。
パソコンだけでなく、機械全般が苦手であるようで洗濯機や電子レンジも上手く扱えなく、出演したバラエティー番組ではその機械音痴っぷりをよくツッコまれている。
- 二十歳過ぎまで、右と左が分からなかったという未確認情報もある(現在も時々間違えている)。その他にも地理が壊滅的に理解できていないなど、バカトップ3に選ばれただけあってそのバカっぷりを証明するエピソードは数多い。酷い方向音痴でよく迷子にもなる。
- クレーンゲームの景品化もされた『中沢健の怪獣図鑑』で最初に作れらたキャラクター「まこと虫」は中沢が弟の「中沢まこと」をからかうために生み出した。そこからスタートした中沢怪獣は友人知人をモチーフに生み出されたキャラクターも多く、「まんばる人」のモデルはナカよしの相方である吉川敏夫。「くま」は作者である中沢自身の分身的存在なキャラクターである。
[編集] 出演
[編集] テレビ
- 「銭形金太郎」 (2003年・2004年・2008年テレビ朝日)
- 「めざましテレビ」 (2004年フジテレビ)
- 「ラジかるッ」(2008年 日本テレビ)
- 「マルチなあいつ!」 (2004年日本テレビ)※準レギュラー
- 「100人目のバカ」 (2005年フジテレビ)
- 「100人目のバカ~毎日がお正月SP」 (2006年フジテレビ)
- 「ニンゲンBOX~プレミア!新種バカ図鑑~ 」(2006年フジテレビ)
- 「さんまのスーパーからくりテレビ」 (2006年・2007年TBS)
- 「さんま玉緒の夢叶えたろかスペシャル」 (2005年TBS)
- 「アスリート応援TV! ニッポン!チャ×3」 (2007年TBS)※準レギュラー
- 「ゆる神大サーカス」 (2007年フジテレビ)
- 「モテケン」 (2007年テレビ東京)
- 「世界一奇妙なクイズ」 (2007年テレビ朝日)
- 「大阪ほんわかテレビ」 (2005年よみうりテレビ)
- 「鶴瓶&なるみのホンマカ」 (2004年関西テレビ)
- 「oh!バカちゃんぴおん」 (2007年インターネットTV)
- 「東京デンジャラスナイト」 (2007年インターネットTV)
- 「宇宙一せまい授業!」 (2007年インターネットTV)
- 「Gyaoジョッキー レイパー佐藤のスペシャル前説」 (2007年インターネットTV)
[編集] ラジオ
- 「オセロ中島の黒真珠婦人」(2004年TBSラジオ)
[編集] 映画
- 「クラッシャーカズヨシ」(2006年)
- 「ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一髪」(2008年)
[編集] 舞台
- 劇団ゆきひら鍋初公演~くすぶりからの挑戦~(2004年)
[編集] イベント
- ますだまつり
- クラッシャーカズヨシ上映会
- 怪獣のあけぼのDVD発売記念イベント
- アキバネットバンク
- 銭金スーパーライブ
- ホーキング青山プレゼンツ・C-1グランプリ
- そのまんま東・今泉会
- 中沢たけし軍団まつり
- P-1グランプリ
- アミューズメント・エキスポ
- モンスタービバ!!
[編集] その他
- 教科書『みんなのどうとく』
[編集] 書籍・雑誌
- フィギュア王
- 天国へのペットの手紙
- わが家の発見
- ビンボーのススメ
- ムー
- QuickJapan
- GON!
- SPA!
- EX大衆
- 週刊特報
- sabra
- 東京Walker
[編集] 新聞
[編集] DVD
- 河崎実大全
- oh!バカちゃんぴおん