ピンポン!
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ピンポン! | |
---|---|
ジャンル | 情報番組 |
放送時間 | 平日11:00~13:00(120分) |
放送期間 | 2006年10月2日 - 現在 |
放送国 | 日本 |
制作局 | TBS |
プロデューサー | スタッフを参照 |
出演者 | 福澤朗 木村郁美 安東弘樹(月・火) 小川知子(水~金) 小森谷徹 長岡杏子 駒田健吾 他 |
音声 | ステレオ放送 (JNNニュースのコーナーのみモノラル放送) |
字幕 | リアルタイム字幕放送 (JNNニュースコーナーのみ) |
オープニング | 作曲:ゲイリー芦屋 |
外部リンク | 番組紹介ページ |
特記事項 : |
ピンポン!(ぴんぽん!)は、2006年10月2日からTBS系列(JNN)で、生放送されている平日お昼の大型情報番組である。
メイン司会は福澤朗が務め、進行内容は、ニュースや情報のプレゼンショー番組ともいえる。スタジオが変わるJNNニュースのコーナー以外は、全編ステレオ放送を実施している。ハイビジョン制作。
放送時間は、平日(祝日も含む)11:00~13:00(JST)。11時30分までは番販扱いで、11時30分から11時50分までは、基幹ニュース枠としてJNN協定が適用される。詳しくは後述(MBSなどのフルネット局も、特番放送時は11時30分スタート)。TBSではもうすぐピンポン!という直前ミニ番組(10:50~11:00)も放送している。
目次 |
[編集] 番組スタートまでの概要・経緯
- 2005年春の“TBS平日ワイド大改編・昼の変”として、平日昼前の「JNNニュース枠」と「TBS系列平日正午枠」を再度統合して、『きょう発プラス!(以降:きょう発)』がスタートしたが、それが発展的な終了を迎えるためにスタートする。前身の「きょう発」で司会を務めてきたホンジャマカの恵俊彰が、14時台の新番組「2時っチャオ!」に移るため、元日本テレビアナウンサーで、現在はフリーの福澤朗をこの時間帯の新司会者として迎え入れ、番組タイトルも『ピンポン!』に改めてスタートする。
- 番組タイトルの「ピンポン!」は司会の福澤が中学・高校時代卓球部に所属していたことに由来する。
- これにより、福澤のTBSでのレギュラー番組は土曜日の「人間!これでいいのだ」(2007年2月24日終了)に次いで2本になる上、みのもんたや小倉智昭(土曜日の『ハッケン!!』は一部地域のみで、日曜日に放送されていた『いまどき!ごはん』は2007年3月25日に終了)、加藤浩次と同様に全曜日のテレビ番組に出演することになる。
- スタジオでは、女性限定で観客が観覧することが出来る。
- またTBSでは、この番組の前の10:50~11:00に『もうすぐピンポン!』が放送される(前の平日にJNN報道特別番組が入ることに伴って『ドラマ30』の振替放送がある日は休止)。
- 報道特別番組放送時は、通常11:30から放送する局については、11:00からフルネットでの放送に変更されることがある(11:00~11:30の第1部は報道特別番組扱いで放送)。
- キーワードは「ピンポン!をすれば、何かが見える。」「日本の今を伝える。」。
- 開始当初の番組内人名テロップには、下段にその人の名前が、上段には年齢や星座・血液型、ポジションなどが表示されていた。
[編集] 初日の出来事
福澤は、ウケを狙ったのか、本気で言ったのかは定かではないが、「ご覧になっていらっしゃるみのもんたさん(『おもいッきりテレビ(当時)』の司会)、タモリさん(『笑っていいとも!』の司会)、今日からこの時間参入させていただきます」と決意表明の挨拶をした。翌10月3日には、訂正として、「大和田獏さん(『ワイド!スクランブル』の司会)を忘れていた」として改めて大和田にも挨拶をした。そして、Mr.マリックが生出演した(この日の特番の番組宣伝も兼ねて)。
[編集] 概要
- すべてJNN系列各局で放送。フルネット局は一時増加する情報もあったが、結局は「きょう発プラス!」と同じ山陽新幹線沿線のエリア+高知という構図に収まった。「きょう発」とは異なり、『キユーピー3分クッキング』(CBC制作版)が30分繰り上げられれば、フルネットが可能になるという、TBSの系列局に対する配慮がみられる。2007年7月9日から、テレビユー山形でも11時台のネットを開始した。
- 「きょう発プラス!」では11:30に行っていた、飛び乗りネット向けの挨拶はこの番組では行っていなかったが、2007年4月16日からは、ニュースのヘッドライン後に長岡が「こんにちは、お昼のニュースです」と挨拶している。
- ハイビジョン制作の表示は、フルネット開始時間帯の11:30に行われる。通常、TBSで字幕放送とハイビジョン制作の両方を実施している番組は、右上隅に「字幕」、その下に「HV ハイビジョン制作」と表示されるが、開始から2006年11月頭までは、右上隅に「HV ハイビジョン制作」、その下に「字幕」と表示されていたが、1ヶ月経った頃から2007年3月30日までは、他の番組と同表示になった。しかし、2007年4月2日からは、再度、開始時と同じ、右上隅に「HV ハイビジョン制作」、その下に「字幕」と表示され出した。これは、字幕放送をニュースコーナーだけで実施するという配慮からであるものと思われたが、2週間後の2007年4月16日より、再度右上隅に「字幕」、その下に「HV ハイビジョン制作」と表示されている。
- 祝日に全国ネットの単発特番を編成時、全局一斉に11:30開始になる場合がある。
- MBSは4月中に選抜高等学校野球大会の準決勝と決勝が放送されるため、番組本編は休止になる(JNN協定適用の「JNNニュース」だけは、全国ネットしなければならないためその間中断)。2007年は4月2日放送分は準決勝中継で11:30~11:58まで、翌3日放送分は決勝戦中継で11:00~11:58までの放送となった。また岐阜代表が決勝に進んだ関係で中部日本放送も決勝戦をネットしたので11:30~11:58のJNNニュース枠のみのネットとなった。
- RCCは例年5月3日にひろしまフラワーフェスティバル花の総合パレードの模様を中継するため、第2部を遅れネット(2007年は14:52~15:54)もしくは休止する。
- 下記の不祥事もあったことで視聴率はテレビ東京に次ぐ低さだったが、徐々に上昇しつつあり「ワイド!スクランブル」(テレビ朝日系)を上回ることも多くなってきている。また2007年10月にリニューアルした「おもいッきりイイ!!テレビ」(日本テレビ系)が低視聴率で伸び悩んでいるため、日によっては2位になることもある。
- フルネットのRSKは8月13日~24日まで「ウルトラマンマックス」の再放送を実施するため第1部が休止になった。
- 2008年1月4日は、通常11:30から飛び乗りの山陰放送も11:00からフルネット放送をした(年始特別編成に伴い、『キユーピー3分クッキング』(CBC制作版)の放送が全局休止だったため)。
[編集] 時刻出し
制作局のTBSでは、これまで番組放送中の時刻出しは実施していなかったが、2007年2月26日の放送から「JNNニュース」終了後のコーナー(現在は11:55:15~)から実施されるようになった。テロップは右上に、ワイプは右下に出ている。時刻出しを実施している一部系列局では被ってしまう現象が確認できたが、これにより「JNNニュース」以降はこのような事態は解消された(裏番組の「ワイド!スクランブル」も時刻出しは実施していないが実施している系列局に配慮してテロップの位置を下げたりしている。前番組の「きょう発プラス!」も番組中期から配慮していた)。
時刻出し実施局(●・・・「昼イチ!」コーナー開始または正午から表示、それ以外は11:30:00表示開始) | |||
- ※tysでは、ローカル枠となる11:48頃からの表示。TBCとSBCのワンセグは表示なし。
- UTYでは、時刻出しは実施していないが本編中(ローカルニュース含む)に、画面左上に縦書きで番組名が表示されている。
[編集] コーナー
[編集] 10:50 もうすぐピンポン!
放送時間は、10:50~11:00までで、「ピンポン!」の前座番組でもある。TBSのみ放送。開始初期はRSKでも火曜のみ視聴できていたが11月になってから打ち切られた。
※11時開始の系列局では、2007年9月3日現在該当時間に放送されているのは以下の通り。
- TUY・・・天気予報
- MBS・・・らいよんチャンネル・板東英二の欲バリ市場(自社制作のテレショップ番組)
- RSK・・・アレアレRSK(番宣番組)・テレショップ(通販会社制作・番組表記はない)
- RCC・・・月曜:イブふぉーMonday(9:55~11:00)・火曜~金曜:テレショップ(通販会社制作)
- tys・・・テレショップ(通販会社制作)
- KUTV・・・かっとびインフォメーション
- RKB・・・今日感ももピッ!
[編集] 11:00 ピンポン! 第1部
- 11:00 オープニング(※一部地域では10:58:30に芸能ニュース2本でスタート)
- Dスタジオから。OAサブもDサブ。
- 福澤と木村が正面に、曜日パートナー(福澤は「ピンポン!パートナー」と呼称する)とコメンテータはすでに過去の12時台のように、すでに席についている状態からスタートする。軽くその日話題に触れた後、全員で※2タイトルコールを行い、福澤が「新しい扉を開けましょう」と番組がスタートする。その後いったんCMに入る。なお、提供クレジット部では、小森谷が二畳シンブンを開くシーンが確認できる。
- <参考:番組開始~2007年3月>福澤・木村の両司会者とピンポン!パートナー、曜日コメンテーターの4人が登場(※1当初、福澤・木村とピンポン!パートナーが登場した後、コメンテーターが登場していた)していた。なお、冒頭の登場部分だが、大きな事件事故があった時は番組冒頭で伝える為、福澤・木村・パートナー・コメンテーターが最初からスタジオにいる。
- 11:06 こだわり二畳シンブン!
- 畳2畳分に拡大された新聞(一般紙・スポーツ紙問わず)を「新聞マエストロ」こと小森谷徹が解説する(「小さな記事も大きくすれば、違った何かが見えてくるこだわり二畳シンブン!」の一言で始まる)。また、曜日パートナーやコメンテーターが気になる記事(原寸大)を紹介する。なお、11:20頃に一旦「ローカル枠」を挿入する。また、このコーナーでは数々の「現物入手!」を行っている。また、最近小森谷は指示棒を使うようになった。
- 2007年11月8日と9日は、小森谷の遅い夏休みに伴い、ナビゲーターの木村が、いつも小森谷が着用している黄色のジャケットを着ながら代わりに進行した。また、木村がワイン好きであることから「新聞ソムリエ」という肩書きも付けられた。なお、オープニングで二畳シンブン運び入れる作業と、二畳シンブンをめくる作業は、木村ではなく番組男性スタッフが代わりに行う。
※1冒頭で必ず福澤は「11時をまわりました。『ピンポン!』のお時間です。」といいながら両手の人差し指を立てる(11時の「11」を示している)。
※2これは、福澤が「それでは、今日も元気に参りましょう。日本全国ご唱和ください」と言った後に、人差し指を伸ばして呼び鈴を押す仕草をしながら「ピ~ンポ~ン!」と全員でタイトルコールを行うもの。ある意味福澤が日本テレビ系ズームイン!!SUPERを担当していたときのエンディングに似ている。このタイトルコールは2007年4月18日(当時現職だった長崎市長が銃殺された当日)と、オープニングで植木等が亡くなったことを扱った日、2007年6月6日(ゴルフの関東アマチュア選手権に於いて同番組スタッフによる過剰取材を番組冒頭で謝罪した)、2007年11月28日(香川県坂出市で起きた老女・幼女行方不明事件の犯人逮捕を報じた日)の放送分には割愛されている。この場合はオープニングのBGMだけ流れる。
[編集] 11:30 JNNニュース
- ストレートニュースのコーナーで、平日昼前のJNNニュース扱い。
- Nスタジオから放送、OAサブもNサブに移る。ここから全国放送となる。
- 担当は長岡杏子、駒田健吾(共にTBSアナウンサー)、ローカルニュース内「関東の天気」担当は森朗(ウエザーマップ所属・気象予報士)。
- この枠のみ字幕放送を実施。11:50頃からのローカルニュース枠に差し替わっても、OAサブがNサブのため、音声モードはモノラル放送になる(一部地域はローカル枠がステレオ)。
- 初期は、ヘッドラインの後に総合司会の福澤が、客席から12時台に扱う内容を伝えてからNスタジオに振る形を取っていたが、2007年4月16日からは、ヘッドライン後ダイレクトにNスタジオに接続されている。また飛び乗り局向け挨拶も無かったが、2007年4月16日からは、長岡が「こんにちは、お昼のニュースです」という形に改まった。
- 11:50頃~11:55頃まではJNN各局よりローカルニュース・天気の時間帯。HBC・TBC・SBS・CBC・MBS・RCCでは、当番組の全国ニュースパートと同じ見出し字デザインをローカルニュースでも使用。その他地域では各局独自の見出し字デザインを使用している(但しRKKでは当番組内含時間帯のローカルニュースにおいてもJNN定時全国ニュースと同一デザインの見出し字を使用)。
[編集] 11:55:15 ピンポン! 第2部
- 11:55:15~ 予告(10秒)・CM
- 11:57:10~ 発生モノ(2007年9月17日から「昼イチ!」というタイトルが付く)
- 世の中の最大の関心事にVTRを通して迫る。ここからOAサブが再びDサブに戻り、番組終了までステレオ放送に。
- 9月17日から「昼一番の関心事・昼イチ!」というタイトルが付き、福澤がその日の内容を説明した後、内容が書かれたビデオテープをVTRに入れてスタートする(時々省略されることがある)。
- 12:20頃~ 特集
- あらゆる話題に迫る特集。2007年以降金曜日は『和歌子・マツコのわがまま放題』という金曜日に出演している2人の食べ歩きや街巡りのようなロケの模様が流されている。
- <かつてのタイトル>:なんでもピンポン!→ピンポン!NOW
- 12:30頃~ 素朴な疑問なんでも解決Q&A
- その日扱う話題の1つを、移動式の黒板(もしくはホワイトボード)型にあつらえたフリップに質問・疑問をピックアップし、その疑問を解決していくという内容。ボードは両面あり、ボードを表面から裏面にひっくり返すのは福澤が行う。進行は安東弘樹(月~水、2008年4月から月・火)、山田愛里(木・金)→小川知子(水~金)。安東が福澤に代わって総合司会をする場合や、担当アナが夏休みなどの場合は、どちらかが1週間通しで進行する。
- <かつてのタイトル>:「速報!ピンポン!カルタ」(10.2~10.16)→「速報!ピンポン!」(10.17~11.3)→「Pin Point」(11.6~?)
- 12:42頃 飛び込み夕刊
- 2007年12月頃から開始。小森谷と木村で進行し、福澤はコメンテーター席でコメンテーターと共にコメントする。かつての「こだわり二畳シンブン!・夕刊」が復活した形だが、新聞は二畳ではなく普通のサイズをフリップに貼り付けた状態。また、芸能ニュースの映像も流れる。合間には当日夜(金曜なら週末夜)の番宣CMが流れる。
- 時間的に裏番組「ワイド!スクランブル」の夕刊コーナー「夕刊キャッチup」と被っている。
- また2007年7月・8月は世界陸上選手権大阪大会PRの一環として、わが日本列島を縦断する「世界陸上たすきリレー」が行われた。TBSの新入男性アナ2人が全国を駆け巡りつつ、世界陸上にまつわるクイズを中継会場の市民とスタジオの出演者が挑戦。視聴者にも正解を記入すればその中継地のご当地名産品を贈呈する。
- <かつてのタイトル>:「ニュース大事10(テン)!」
- 2007.4スタート。視聴者が昨日のニュースの中で、最も関心のある出来事を携帯電話で投票し、その順位を発表。その中から2人のコメンテーター(金曜の島崎和歌子は除く)が選ぶ出来事を紹介。重大ニュースやゲストトーク、特集などで時間が押してしまった場合はランキングのみ発表される。トップ10に加わっていない中で取り上げたいニュースがある場合は「大事10プラス」として別枠で紹介。10月頃からはランキングのみ紹介という日が多くなり、12月フェードアウトのように同コーナーは「飛び込み夕刊」に衣替えされたが、12月28日の年内最終放送では第2部まるまるを年間のニューストップ10を紹介した「ニュース大事10」特別編の放送を以て事実上同コーナーは終了した。
- 12:50頃 芸能ニュース1~2本
- 12:58:05 エンドスポット
- ここで、もう一度「ピ~ンポ~ン!」を行って番組を閉める。この後に「愛の劇場」の5秒予告(CM)が入る。
- ※10月9日から「二畳シンブン(こだわり二畳シンブン!と改称)」と「速報!ピンポン!カルタ(Pin Point!と改称)」の放送時間を入れ替えて放送されている。
- ※初期には不定期で12:55頃、「夕刊蔵出し」という裏番組のテレビ朝日『ワイド!スクランブル』の「夕刊キャッチUP」を意識したコーナーも終了寸前に行なう事がある。
[編集] 系列局の開始時刻
10:50 「もうすぐピンポン!」からスタート
- 東京放送(TBS)●
- (ピンポン!制作・製作局)
11:00 からスタート(フルネット)・・・7局 | ||
- ※一部の局によっては通版番組などの番組編成で11:30から放送することがある。
11:30 からスタート(飛び乗り)・・・20局 | ||
- ※・・・CBC制作版キユーピー3分クッキングを放送している局。
[編集] 特別対応
- 2007年3月13日 - 大阪伊丹発高知行きのANA1603便(ボンバルディア社製DHC8-Q400型機)が高知空港での着陸時に前輪が出ず、機長は緊急着陸を決断、その着陸の様子を緊急中継する「JNN報道特別番組」放送の為、10時48分頃よりJNN協定が適用された。その結果11時からは協定適用のまま、ピンポン!の出演者も解説などに加わり同番組の枠内で中継放送は続けられ、結果的に11時から全国同時ネットでピンポン!をする形になった。従来11時30分飛び乗り局のうち、キユーピー3分クッキング(CBC製作)放送局では、JNN協定適用の為に番組自体が休止され、また一部の局ではCM枠の調整が間に合わず、11時30分までのCM枠をフィラー映像で穴埋めした局もあった。
- 2007年3月21日 - TBS系列特別番組放送のため、各局一斉に11時30分スタートとなった。ただし、TBSは「もうすぐピンポン!」(11:20~)を放送した。
- 2007年7月16日 - 10:13頃に発生した新潟県中越沖地震関連のJNN報道特別番組のため、番組開始以来初の全面休止。ただ、11:30からのJNNニュースのパートは通常通り(ヘッドラインが実施されたため)。
- 2008年3月20日 - TBS系列特別番組放送のため、各局一斉に11時30分スタートとなり、全編赤坂サカスから放送し、『イブニング・ファイブ』のメインキャスター三雲孝江が「こだわり二畳シンブン!」のコーナーにゲスト出演した。ただし、TBSは「もうすぐピンポン!」(11:20~)を放送した。
[編集] 不祥事
- 2007年6月5日、関東アマチュア選手権ゴルフ大会へ出場するアマチュアゴルフ選手石川遼をめぐって、同選手の試合中の肉声を盗聴するために、外部プロダクションの男性ディレクターが同伴競技者に金銭の謝礼を持ちかけて小型マイクを装着するよう依頼したり、キャディーカートに小型マイクを仕掛けるよう関東ゴルフ連盟(KGA)へ依頼していたことが判明、いずれも断られていたことが発覚した。一連の報道を受けて、翌日の番組内で司会の福澤が「総合司会者は、番組の総合責任者でもあるため、その立場として責任を感じている」と涙ぐみながら謝罪した。この問題や同局の『イブニング・ファイブ』による無許可でのコース上空のヘリコプターによる飛行など一連のTBSの報道姿勢に対し、KGAは大会終了後の8日に文書で抗議。TBSは不適切な取材だったとして謝罪した。また、井上弘社長は「ばっかじゃないか。非常に腹立たしいし不愉快。(石川選手には)申し訳ない」とコメント。しかし、このコメントやその後の「金銭の謝礼を持ちかけたことは確認できない」とするTBSの不誠実な対応に対してKGA関係者は法的措置も検討していると明らかにした(その後和解した)。また、先に番組内で福澤が「わかった事実は番組内で報告する」としていたが、7月13日に番組の最後で「謝礼を持ちかけていたが、選手本人が断った」と問題の調査結果を公表した。→ヘリコプターの無許可飛行については「イブニング・ファイブ」の項目を参照。[3][4][5][6]。
- 2007年9月18日、前日の9月17日に放送された「どうなる年金Q&A」というコーナー内で、舛添要一厚生労働大臣に対し一方的に批判をし著しい不利益を被ったとして、同大臣が「公平な放送を明記した放送法に違反する行為で見過ごせない」とし、TBS側に対し文書で抗議し謝罪を要求した上で放送と人権等権利に関する委員会に申し立てを行う方針を示した(井上弘社長の定例会見によると〔複数回の〕シリーズの中でバランスを取るということで和解した)。また、同日コーナー内で「番組出演を舛添大臣に要請したが出演を拒否された」と司会者の福澤朗が発言したが、これは事実無根であることが発覚したためTBSは9月18日に訂正した。[7][8]
[編集] 出演者
※2006年11月頃に一度変更が見られたが、2007年1月からも再度変更が見られる。同年4月より「ピンポン!パートナー」を廃止した。
[編集] 総合司会
[編集] ナビゲーター
- 木村郁美(TBSアナウンサー)
[編集] 情報プレゼンター(主として「素朴な疑問なんでも解決Q&A」進行)
- 安東弘樹(月曜・火曜、TBSアナウンサー、2008年3月までは水曜も担当)
- 山田愛里(木曜・金曜、TBSアナウンサー、2008年3月28日まで)
- 小川知子 (水曜~金曜、TBSアナウンサー、2008年4月より山田の後任)
[編集] コメンテーター
[編集] レギュラー
曜日 | 名前 |
月曜 | 池上彰、麻木久仁子 |
---|---|
火曜 | 大谷昭宏、飯星景子[9] |
水曜 | 宮崎哲弥、井筒和幸 |
木曜 | 大澤孝征、室井佑月 |
金曜 | 二木啓孝、島崎和歌子 マツコ・デラックス |
[編集] 過去のコメンテーター
[編集] 新聞マエストロ
- 小森谷徹
- 休暇中は木村が代行。新聞をめくるのは力が要るためか男性スタッフが行なう。
[編集] ニュースコーナー(JNNニュース)担当
- 長岡杏子(TBSアナウンサー)
- 休暇時は秋沢が代行
- 駒田健吾(TBSアナウンサー)
- 休暇時は伊藤隆太が代行
- 森朗(気象予報士)
- 通常は関東ローカル天気を担当。台風・大雪などの際には全国ニュース枠やピンポン!本編にも出演。
[編集] ニュースコーナーナレーション
[編集] 取材キャスター
※この他、系列局アナウンサー・記者や番組取材ディレクターがリポートする場合もある。
[編集] ナレーター
[編集] 過去のナレーター
- 服部潤(「こだわり!二畳シンブン」のタイトルコールのみ現在も残る)
[編集] 「もうすぐピンポン!」内の「ショッピンポン!」担当
[編集] スタッフ
- 構成:橘克弘(月)、中村益雄(火)、光内章博(水)、石川サトシ(木)、善入茂雄(金)
- ブレーン:高橋秀樹、中村益雄、あべ
- テクニカルマネージャー:茨木芳樹(技術局)
- テクニカルプロデューサー:辻本直弘(技術局)
- 照明:ティ・エル・シー
- 編集:東放制作
- テーマ曲:ゲイリー芦屋
- 選曲:ピンポン倶楽部
- タイムキーパー:上田みどり(月)、飛田亜也(火)
- 美術プロデューサー:相野道生(美術センター)
- 美術デザイン:アズマリツ(美術センター)
- 美術制作:安川毅
- 装置:尻無浜宏人、中村友明
- 特殊装置:佐藤政仁
- 生花装飾:落合生嗣
- 電飾:清水久敏、佐々木勉
- 装飾:川原栄一
- コスチューム:東京衣裳
- スタイリスト:木村麻里子
- 持道具:京阪商会
- ヘアメイク:立沢恵子(アーツ)
- 新聞担当:渡邊尚、峠田浩(月~水)、山根孝之(木・金)
- アシスタントプロデューサー:平佐智子
- 公開事業:松元裕二
- 芸能デスク:船原とも子
- 大事10!担当:高橋一晃(月・木)、広崎正隆(火)、山添達也(水)、中山佳子(金)
- ディレクター
- (月):箙英明、松本孝雄、植松直子、萩原亮太郎、清野喜玄、橋口泰広、野村亜矢子、木村行誓、須藤美紀、阪本千歳、近野裕樹
- (火):清野喜玄、橋口泰広、植松直子、武次裕、野村亜矢子、荻野谷真理、高橋麻樹、木村行誓、須藤美紀、阪本千歳、近野裕樹
- (水):吉田宏昌、山城洋昌、大西太郎、加藤勉、萩原亮太郎、高橋麻樹、植松直子、荻野谷真理、近野裕樹
- (木):佐藤正樹、武次裕、清野喜玄、加藤勉、高橋麻樹、吉田宏昌、大西太郎、荻野谷真理、今田淳史、近野裕樹
- (金):三脇えり奈、吉田智、山城洋昌、飯田裕邦、須藤美紀、野村亜矢子、金子友広、近野裕樹
- プロデューサー:豊田壮一(月)、中山佳子(火)、高橋一晃(水)、広崎正隆(木)、山添達也(金)/稲見亜矢、荒牧克久、増山賢
- 番組プロデューサー:足立信一郎(情報制作局情報センター情報1部)、阿隅訓之(報道局)
- 制作:藤原康延(2008年3月17日~)
- 制作協力:イースト
- 制作:TBSテレビ
- 製作著作:TBS
[編集] 過去のスタッフ
[編集] 関連リンク
- TBS系列平日正午枠
- JNNニュース
- きょう発プラス!(前番組)
- ズバリ言うわよ!
- 大沢悠里のゆうゆうワイド 昼もゆうゆう120!・味の素 ハート・オブ・ポップス・永六輔の誰かとどこかで・大沢悠里のにっぽん元気カンパニー(火曜のみ)・小沢昭一の小沢昭一的こころ(TBSラジオで同時間帯に放送している番組)
- イブニングファイブ・JNNイブニングニュース(TBS系列の平日夕方情報番組)。
- ラジオ局ローカルニュースタイトル一覧
- ローカルニュース動画配信実施局一覧
[編集] 脚注
- ^ 2007年11月28日、毎日放送ジャイケルマクソンの中でほっしゃん。本人が明かした。
- ^ テレビユー山形は、2007年7月9日よりフルネット。この日、福澤が山形弁で挨拶をしている。
- ^ "遼クンに盗聴工作、TBS非常識取材" 日刊スポーツ: 2007-6-6. 2007年6月14日閲覧.
- ^ "ゴルフの石川選手取材、TBSが不適切行為として陳謝" 朝日新聞: 2007-6-6 『たかじんのそこまで言って委員会』で、宮崎哲弥が「福澤アナはとばっちり王子」 と言っていた。. 2007年6月14日閲覧.
- ^ "TBS社長「ばっかじゃないか」 別選手にも接触していた" iza: 2007-6-6. 2007年6月14日閲覧.
- ^ "福澤アナ改めて謝罪…「ピンポン!」隠しマイク装着依頼" スポーツ報知: 2007-7-14. 2007年12月11日閲覧.
- ^ "舛添厚労相がTBS「ピンポン!」に抗議" 日刊スポーツ: 2007-9-18. 2007年9月18日閲覧.
- ^ "舛添氏“出演拒否”はTBSが偽造?" スポーツニッポン: 2007-9-19. 2007年9月19日閲覧.
- ^ 2008年4月~。3月までは『2時っチャオ!』月曜コメンテーターだった。
[編集] 外部リンク
[編集] 番組の変遷
JNN・TBS系列 平日昼前のJNNニュース枠 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
ピンポン!
|
-----
|
|
TBS系列平日正午枠 | ||
ピンポン!
|
-----
|
|
TBS 平日10:50~11:00枠 | ||
きょう発プラス!
※10:50~13:00 |
もうすぐピンポン!
|
-----
|