シェーン・スペンサー
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シェーン・スペンサー Shane Spencer |
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基本情報 | |
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国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | フロリダ州キー・ウェスト |
生年月日 | 1972年2月20日(36歳) |
身長 体重 |
183cm 100kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
守備位置 | 右翼手、一塁手 |
プロ入り | 年 |
初出場 | 1998年 (MLB) 2005年 (NPB) |
最終出場 | 2004年 (MLB) 2006年 (NPB) |
経歴 | |
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■Template ■ウィキプロジェクト 野球選手 |
シェーン・スペンサー(Michael Shane Spencer, 1972年2月20日 - )は、アメリカ・フロリダ州出身の元プロ野球選手(外野手)。
目次 |
[編集] 経歴
1998年シーズンにニューヨーク・ヤンキースでメジャー昇格。リーグ終盤からの出番だったがスコット・ブローシャスらと組んだ下位打線は相手にとって脅威であり、打率こそ低かったものの、本塁打を10本放つ。同年のディビジョン・シリーズでは9番打者ながら打率.500、2本塁打と大暴れしてチームを勢いに乗せ、この年ヤンキースをワールドシリーズ制覇に導いた立役者の一人となった。
衝撃のデビューもあって首脳陣からも期待されたが、翌1999年は不整脈により故障者リスト入り。成績も落とし飛躍の年にはならなかった。2000年は開幕から好調をキープしていたが、怪我に見舞われまたも故障者リスト入り。2001年も成績は横ばい。左投手には滅法強かったが右投手を苦手としていた。守備はまずまず評価されていたが準レギュラーから抜け出せない感があった。
2002年は最多の94試合に出場するも成績を落とす。シーズン途中ロサンゼルス・ドジャースからラウル・モンデシーが加入。さらにオフには松井秀喜が加入したこともあり、クリーブランド・インディアンスに放出されてしまう。2003年はインディアンス、テキサス・レンジャーズでプレー。119試合に出場し、自己最高の12本塁打を放った。
2004年に、右足の怪我や交通違反などが重なり、ニューヨーク・メッツからウェーバーでニューヨーク・ヤンキースへ移籍し、同年オフに退団。阪神タイガースと契約して来日した。
2005年はタイガースで6番ライトとして桧山進次郎と併用され、主に相手チームで左投手が先発する試合に起用された。2006年は濱中治の活躍で出場機会は代打に限られたが、交流戦からは、相手の先発投手が左投手の時に限って1番・指名打者もしくはライトで起用されるようになった。交流戦の後半からは相手が右投手の時でも5番や7番に起用され、満塁弾を放つなど存在感を示した。またライトだけでなく、センターやファーストで先発出場して好守を見せることもあった。しかし、9月17日に故障から戻ってきた今岡誠と入れ替わりに二軍落ち。濱中治の復活もあり、クリス・オクスプリングと共にこの年限りで自由契約となった。日本でのプレーを望んでいたが、獲得に乗り出す球団はなくそのまま帰国。
2008年、サンディエゴ・パドレス傘下のマイナーリーグレイクエルシノア・ストームで打撃コーチに就任した。
[編集] 人物
- 2005年にタイガースがリーグ優勝した際の祝賀会に「スケベ代表」のたすきをつけて登場したり、「馬鹿外人」と書かれたTシャツを着て打撃練習するなど茶目っ気のある性格で、阪神ファンからは「憎めない奴」として親しまれた。また阪神時代のチームメイトのアンディ・シーツと仲がよく、夫人同士も仲がいいと報じられている。
- バス釣りの名人であり、バス釣りのプロが認めるほどの腕前である。
- 2004年、オリックス・バファローズに2006年まで在籍したカリーム・ガルシアと一緒にピザ屋と殴り合いをした。
[編集] 通算成績
[編集] MLB
- 538試合 打率.262(1671打数 438安打)59本塁打 242打点 13盗塁
[編集] 日本
- 167試合 打率.237(384打数 91安打)15本塁打 50打点 1盗塁
[編集] 外部リンク
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2 デレク・ジーター / 11 チャック・ノブロック / 18 スコット・ブロシアス / 20 ホルヘ・ポサダ / 21 ポール・オニール / 22 ホーマー・ブッシュ / 24 ティノ・マルティネス / 25 ジョー・ジラルディ / 26 オーランド・ヘルナンデス / 27 グレアム・ロイド / 29 マイク・スタントン / 33 デービッド・ウェルズ / 36 デービッド・コーン / 38 リッキー・レディ / 42 マリアノ・リベラ / 43 ジェフ・ネルソン / 45 チリ・デービス / 46 アンディ・ペティット / 47 シェーン・スペンサー / 51 バーニー・ウィリアムス / 55 ラミロ・メンドーサ 監督 6 ジョー・トーリ |