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クラウド・ストライフ - Wikipedia

クラウド・ストライフ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

クラウド・ストライフ (Cloud Strife) は、テレビゲームファイナルファンタジーシリーズ』に登場する架空の人物で、『ファイナルファンタジーVII』の主人公。

名前の「クラウド(Cloud)」は英訳でとなるが、フルネーム「クラウド・ストライフ(Cloud Strife)」は「闘争の兆し」という意味があり、精神医学の用語では「存在しない者」となる。なお、FFシリーズには「クラウド」というモンスターが過去作に登場するが、本項で解説する人物とは関係ない。

目次

[編集] 概要

『FFVII』の主人公。その後の関連作品にも登場する。その他様々な作品にゲストで登場しているが、FFVIIのスピンオフ作品以外でクラウド本人が直接関わる作品は『ファイナルファンタジータクティクス』のみである。

[編集] 人物像

[編集] プロフィール

[編集] キャラクターデザイン

キャラクターデザインは野村哲也が担当した。髪型は、金髪のツンツンヘア(髪を逆立てた髪型、ツンツン頭とも)をしている。これはとても特徴的であり、FFシリーズに登場する黄色い羽毛を持つ架空の鳥、チョコボに似ているため、チョコボ頭とも呼ばれる。また『ドラゴンボール』に登場する、変身キャラクターに似ていることも指摘されているが、『FFVIIAC』以降は「入念にセットすれば現実的にありうる」髪形となった。

そもそも初期の髪型はデザイン上の漫画的表現と、当時の初期型プレイステーションの性能上の制限や3DCGのモデリング技術が低かった等、多用な条件が偶発的に重なって生まれたともいえる物である。

顔立ちについてはゲーム中で女装するシーンがあり、彼と身近に接していた幼馴染のティファも、目の前の女性らしき人物がクラウドであることを気付くのに時間を要している点から、非常に整った女性的な顔立ちをしている事が分かる。これについては、後に発表された各種スピンオフ作品において、映像表現の高度化も相まって、顔の描写が緻密になり、いかにもな「美少年」である事が分かる。

瞳は青色をしており、これは魔晄という特殊なエネルギーを帯びた者に表れる特徴のひとつであるとされ、それ以前は青色がかかった緑色の瞳をしていた。が、作品(特に初期作では)によっては幼少期も青い瞳をしているパターンもあり、一貫性が無い。

その他肉体としては、細身でしなやかに引き締まった筋肉質の身体を持つ。

服装はソルジャーの制服であるノースリーブのハイネックシャツと紫紺の服を身に纏い、背丈と同じくらい巨大な幅広の片刃剣・バスターソード(初期装備)を振るう。服は神羅屋敷から逃げる際ザックスが着替えさせたもので、クラウドの自前では無い。VII本編では紫色の服(ソルジャー2ndクラスの色)であるが、後の作品では黒を基調とした服(ソルジャー1stクラス仕様)に変更されている。これはVII本編以前を描いた『CCFFVII』でも同じく黒色であり、VII本編との矛盾もある。

[編集] 来歴

『FFVII』スタート直後はなんでも屋を営んでおり、かつて神羅カンパニーの私設エリート部隊「ソルジャー」のクラス1st(最高ランク)であったと自称している。

実際は新羅カンパニーにソルジャー志願で入社するが、体質的な問題(魔晄エネルギーに関する先天的なものであるとされる)から、それよりも位の低い一般兵士として雇用され、後にザックスと共に殉職扱いとなっているため、正式には「元一般兵」が正しい最終経歴である(CCFFVII)。『FFVII』の2年後の『FFVII AC』では「ストライフ・デリバリーサービス」という運び屋を営むようになる。

『FFVII』本編を初め、他作品にゲストや直接の続編である『FFVII AC』と『DC FFVII』で登場する際は、「クールな元ソルジャー1st」の様な紹介がされることが多い。彼本来の経歴は元ソルジャーではないが、『FFVII』のシナリオ中に本来の経歴が明かされるため、ネタバレに対する配慮であると思われる。当然ながら、『FFVII』の過去を舞台としている『BC FFVII』と『CC FFVII』ではこのような紹介はされていない。

ちなみに、『FFT』での専用ジョブは「ソルジャー」となっている。

[編集] 性格

『FFVII』のゲーム開始時からある時点までよく口にする「興味ないね」という台詞が端的に示すように、興味の対象外である会話には積極的に参加しないばかりか突き放す物言いをするので、他者に対し冷ややかな性格であると受け取られる。自身の利益にしか関心がない態度で接するので、雇い主のバレットからの受けが(元神羅関係者と言う理由もあり)悪いなど、人間関係の構築を積極的に行う性格ではない。

加えて、極めて守銭奴な一面を見せており、バレットに報酬の増額を要求するほか、初心者の館でゲームシステムを説明する際にわざわざ「タダ」であることを強調するような言い回しをするなど金にうるさい性格として描かれているが、これは「何はともあれ(ミッドガルで隠れて暮らすには)まず金だ」と言ったザックスの発言の影響と思われる。

しかし、この性格は後述する人体実験の後遺症によって形作られた物である。クラウドの本質は、やはり多少引っ込み思案ではあるが、優しく、気の利く青年であり、物語が進むにつれて元の性格を取り戻してゆく事となる。

[編集] 身体的特徴

元は極普通の人間であったが、ある事件以降、神羅カンパニーの宝条に拉致され、約五年もの長い月日をセフィロスと同等の身体能力となる実験を施され、後天的に強力無比な肉体を会得する。この時に受けた実験の影響で精神に異常をきたし、同じ時期に同時に改造を受けていた親友のザックス・フェアの記憶と自分の記憶が曖昧になり、半ば記憶喪失的な状況になり、自分が「元ソルジャー」であると勘違いする原因となった。

しかし、一般的な人間である時から既に身体的に優れていたらしく、崖から落ちても軽症で済んだり、腹部を正宗(刀)で貫かれた状態で自分よりもはるかに戦闘能力に勝るセフィロスを(この時セフィロス自身は不意打ちで負傷していたが)刀ごと持ち上げて投げ飛ばしたことがある。『CCFFVII』のまったく同じシーンでは手も使っているが、FFVII本編では胸部の部分だけを使って跳ね飛ばしているかのような表現がとられており、どちらにしても火事場の馬鹿力とは言え、ソルジャー化される以前より常人とは思えない身体能力を持っていた節が窺える。

またこれに加えて『LOFFVII』と『BCFFVII』でのニブル魔晄炉ではまだ実験を受ける以前にも関わらず、瞳が魔晄の光を帯びた色に変色した描写もあり、対峙していたセフィロス自身もクラウドのこの変化に気付き、動揺していた。また、宝条に拉致される際、「面白い実験材料が手に入った」と喜んでいたことから、何かしらの特異体質であった可能性もある。

以上の点からクラウドには現時点(『DCFFVII』時)でも判明していない謎がまだ多く残されている。

[編集] 技術

驚異的な戦闘能力は前述の事情により会得した物である。刀剣の腕に関しては『FFVII』以前から優れており、クラウドが神羅兵である頃の『BC FFVII』では、野太刀のような刀を突発的に手にして、ソルジャーと同程度の戦力を持つとされるアバランチ兵「レイブン」から勝利を得ており、油断していたとはいえ、自分の背丈ほどあるバスターソードを取ってセフィロスを不意打ちで倒した事もある。また、ザックスの記憶が混合されていた事も少なからず影響していたのか、ザックスが生前使用していた技に似たリミット攻撃を一つ会得する。

それ以外にもバイクの運転技術が高く、常人の体力では運転できないとされる神羅製のバイクで走行しながら刀剣で攻撃する技術を体得している。ほかにスノーボード潜水艦の操縦も行え、本人の弁によると飛空艇「ハイウインド」も操縦できるという。チョコボにも騎乗でき、チョコボレースの騎手も務められるなど、仲間内からは大概のことはできると見られており、「何となくできそう」との理由で色々と物事を押し付けられている。

[編集] 弱点

完全無欠にも思える能力の持ち主だが、クラウドの母によると料理が出来ない。本人もこの時「会社から支給される」と発言しており、この直後から宝条に拉致され、料理を学習する術のない生活を4~5年間強いられているため、『FFVII』の本編中でも料理が出来ないと思われる。

また、乗り物酔いをしやすい体質で、本人が「スジガネ入り」というほどよく酔う。回想場面でもザックスに心配されるほど酔っていた。ソルジャーであると思い込んでいる間はそれを忘れていた(恐らく暗示的なものと思われる)が、本来の性格を取り戻してから突如として乗り物に酔うようになる[2]

クラウドは研究と称してこれの対処法を探っており、仲間のユフィが激しく乗り物に酔っている際に具体的な語り口を持って伝授している。多少は克服できたのか必ず酔うわけではないらしく、乗り物に乗っても平然としている場面もあり、『FFVII AC』と『DC FFVII』でのフェンリルやシャドウフォックス(WRO専用トレーラー)での乗車中には現れていない。潜水艦に乗った際に狭さを酔う理由に挙げているので、特に内部が狭い乗り物に弱いようである(内部が広いハイウインドでクラウドが酔った事はない)。また、自分で運転中は酔わずに済むという。

その他に、が大嫌いであると語っている。これは上級者の館というゲームプレイのチュートリアルを示す場で彼が語るものであるから、蛙そのものであるよりもゲームシステムのひとつである状態異常「蛙状態」(蛙の姿になり能力が低下する)を嫌っているとも受け取れ、蛙そのものが嫌いかについては、彼が蛙を手で掴む場面があることもあり徹底的に嫌っているような描写や言葉は見当たらない。

[編集] 家族と交友関係

父親は幼少の頃に死去している。母親はクラウドが16歳のとき、セフィロスによって故郷ニブルヘイムが焼かれた際に死亡した。母親はクラウドと同様に金髪である。VII本編の時点で兄弟、恋人、妻、子供、親戚等の存在は確認されていない。続編ではティファとバレットの養女マリン、そしてスラムの教会で出会った少年デンゼルと共に暮らし、紆余曲折を経て、"絆としての家族関係"を築き上げた。

幼少期から奥手だったため、あまり友達付き合いも多くはなかったらしく、故郷の人間が殲滅されてしまった事から、幼馴染は唯一ティファ一人のみである。兵士時代は何人かの兵士とそれなりに付き合いはあったようだが、作中であまり詳しい描写は見られない。それ以外で神羅兵士時代に親しくしていたのは、根本的に所属部署が違うが、当時のクラウドと比較してもはるかに位の高い地位にいたソルジャーのザックスのみ。その他、数人のタークスと呼ばれる特殊任務部隊のメンバー数人とも面識がある。回想シーンではセフィロスと親しくしているシーンもあるが、大半は疑似記憶であるため、どこまでが真実かは不明。

それ以外に友人、もしくは親友と呼べる存在は、VII本編時点で仲間になる「バレット・ウォーレス」「エアリス・ゲイズンブール」「レッドXIII」「ケット・シー(リーブ・トゥエスティ)」「ユフィ・キサラギ」「ヴィンセント・バレンタイン」「シド・ハイウィンド」のプレイヤーキャラクターに加え、旅の道中で出会う様々な人々と交流を深めることになる。

[編集] その他

『FFVII』で戦闘に勝利した際のポーズや、神羅兵に変装してルーファウス歓迎会で提案したスペシャルポーズ、魔法発動時、または『FFVII AC』では戦闘中に何度も振り回していることから、デモンストレーションとしては武器を片手で振り回す癖があると推定される。これは記憶が混合されていたザックスが生前によく行っていたキメポーズであり、その影響を受けたのではないかとも憶測されている。

作中での彼は、女性からよく好意を寄せられており、そのような描写がいくつもある。メインヒロインであるエアリスとティファ、足が挟まっていたところをクラウドに助けられるジェシーや、女児であるプリシラからの感情が描写されている。

また、彼は不本意ながら女装をするが、その姿は男性から好評であり、風俗店の蜜蜂の館では店にたむろする男性に取り囲まれ好意的に接される。また、好色家の男性であるドン・コルネオにも言い寄られ、プレイヤーの進行によってはキスを迫られるなど、色々な意味で人に好かれる人物として描かれている

[編集] 担当声優

日本版
北米版

[編集] FFVIIシリーズでの活躍

FFVIIシリーズでの活躍。


注意以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。


[編集] 少年時代

少年時代は内気な性格が災いして友達もなく孤独であった。クラウドが8歳のとき、「ママは山を越えていった」と勘違いしてニブル山を越えて行こうとしたティファを追いかけるも、つり橋の崩落でティファと共に転落する。

その際、クラウドは軽傷で済むがティファは7日間意識不明の重体に陥る。その後、ティファを助けに来たティファパパに、クラウドがティファを連れ出したものと誤解され、激しくなじられる(なお、ティファ本人は事故の前後はまったく覚えてなかった)。

その後、セフィロスのような英雄になればティファに認めてもらえるかもしれないという想いから、14歳のときに「ソルジャーになる」とティファに告げ村を後にする。そして神羅カンパニーに入社。しかしソルジャーになることはできず、神羅兵に留まる。

[編集] 神羅カンパニー在籍時代

神羅カンパニー在籍時代。セフィロスのようなソルジャーになりたいという夢を抱き神羅に来たがソルジャーに必要な魔晄適性がなかったために一般兵士に留まる。

[編集] 『ビフォアクライシス ファイナルファンタジーVII』

ビフォアクライシス ファイナルファンタジーVII』時。

神羅の重要機密を納めたデータを所持するレイリー博士の護衛を新人タークスと共に就く。この頃のクラウドはまだソルジャーになれなかった自分の無力さに対する劣等感を抱えていたため、最初はタークスがいると言う理由で一般兵の自分が頼りにされてないことにムキになって独断を起こしてしまい、アバランチの奇襲を受けた際も意地になって戦っていたが、最終的にタークスと協力してレイリー博士を護衛し、データを奪われるも博士の護衛に成功した。

[編集] 『クライシス コア ファイナルファンタジーVII』

クライシス コア ファイナルファンタジーVII』時。

モデオヘイムへの任務の際にソルジャー・クラス1stの青年ザックス・フェアと出会い、田舎育ちという共通点から会話をはずませる。廃工場でザックスと共にジェネシスとホランダーに遭遇し、ホランダーを一度抑えるが振り払われてしまう。ツォンと共に追跡したが負傷してしまい、追跡をザックスに託す事になる。

その一年後に襲撃されたジュノン住民の避難活動のために現地へ赴くが、ヘリで移動したせいでひどい乗り物酔いに見舞われてしまう。酔って休んでいた時にザックスと再会し、ソルジャーである彼が自分を覚えていた事に驚く。その二ヶ月後、任務でザックスとセフィロス、他一般兵二名と共に故郷であるニブルヘイムに向かう。

[編集] ニブルヘイム事件

ニブルヘイム事件は『FFVII』のクラウドの回想の他に『LO FFVII』『BC FFVII』『CC FFVII』でも語られている(描写はそれぞれ若干異なる)。

16歳の時、ニブル山にあるニブル魔晄炉の調査のため、伝説のソルジャーであるセフィロスやザックス、他の神羅兵1名と共にニブルヘイムの村へと向かい、つかの間の里帰りを果たす。しかし、ソルジャーになれなかったことを恥じ、帰郷の際ティファには正体を隠す。その後、凶変したセフィロスによる虐殺が起こり、ニブル魔晄炉へセフィロスを追いかける。ザックスと共に重傷を負うが、セフィロスのほうは油断もあって重傷を負い、ライフストリームに落ちていった。

直後、ザックスと共に神羅カンパニーの宝条博士に捕まり、ニブルヘイム内の神羅屋敷に監禁、セフィロスコピーの実験体にされる。クラウドはソルジャー化とジェノバ細胞に浸食され、精神が崩壊してしまう。

ソルジャー化はジェノバ細胞を体内に組み込み、魔晄を照射する行為となるが、精神が弱い者はジェノバ細胞の浸食に耐えきれずに精神崩壊が起こる。すでにソルジャーだったザックスは実験後も特に問題はなかったが、クラウドに関してはそうは行かなかった。かくしてセフィロスコピーに改造されたことで、クラウドも肉体的な面ではソルジャーと同等になる。それから5年後、『FFVII』本編直前にザックスによって開放され、共に神羅屋敷を脱出する。

廃人状態のクラウドを連れ、恐らくミッドガル目指して各地を放浪していたザックスは、無反応のクラウドに対して親身に接し「なんでも屋」を開業することを提案するが、神羅兵に発見され射殺される。このとき、精神崩壊が起こっていたクラウドは止めをささずとも問題が起こらないと判断され放置された。

その後、クラウドはザックスのバスターソードを無意識に形見として持ち(CCではまだ生存していたザックスから受け取り)自力でミッドガルに到着し、ティファに再会する。この時、ジェノバ細胞が読み取った「彼女の知るクラウド」と「ソルジャーになれなかった事を恥じる気持ち」が起因となり、ザックスを模した偽の人格を構築する。(その後からのクラウドは前述のように暗い性格で描かれるが、ザックスは明るい人物として描かれており、若干食い違いがある)

[編集] なんでも屋時代(FFVII本編)

ミッドガルの七番街スラム駅で行き倒れ、ティファと再会する(この場面は通常版では無いシーンだが、シナリオや機能が拡張された『ファイナルファンタジーVII インターナショナル』での追加イベントで見ることが出来る。)

擬似人格を構築したクラウドと話している内に自分の記憶とクラウドの話に食い違いを確認したティファはクラウドに疑問を抱く。確かめる為にクラウドを彼女が参加するレジスタンス組織「アバランチ」に、なんでも屋の一環として誘う。この後の人格は比較的安定しており、本編での精神崩壊まではこの時点の“元ソルジャー・クラス1stのクラウド”としての人格が彼を支配している。

元ソルジャーという肩書きは真実と相違するものの、5年前の実験でジェノバ細胞と魔晄を浴びたためにソルジャーと同じ身体になっており、戦闘能力も向上しており、その実力は嘘を信じさせる材料の一つとなった。

『FFVII』本編開始。レジスタンス組織アバランチで傭兵として活躍する。そして活動中に花売りをする娘エアリス・ゲインズブールと出会う。その後、セフィロスの生存を知り、彼を追う旅を始める。様々な仲間と出会い旅していく中で、自分自身が理解できないという恐怖感を内に抱く。

忘らるる都でエアリスの死に直面し、改めてセフィロスの野望を阻止することを決意するが、その後セフィロスの言葉と自我の拠り所だったティファに自分がクラウド自身である確証をもらえなかった事で、自分は「クラウド・ストライフ」ではないかも知れないことに恐れを抱き再び精神崩壊。北の大空洞でセフィロスに黒マテリアを渡してしまう。そしてウェポンが暴走、クラウドはライフストリームに落ちる。

<ここでFFタクティクスの世界に迷い込んだとされる>

その後ミディールで発見されるが、ライフストリームに飲み込まれたことで、精神崩壊に追い打ちをかけるように重度の魔晄中毒におかされる。しかし、再びライフストリームに飲み込まれるが今度は一緒に落ちたティファに助けられ、封印し隠し続けてきた本来の自分の記憶と人格を完全に取り戻す事に成功する。

今まで演じていた「元ソルジャー1stのクラウド」という幻想を捨て、自らの現実を生きる決意をする。クラウドは彼にとっての元凶セフィロスと決着を付ける個人的な目的が星を救う事に繋がると話し、その戦いに身を投じる。最後は星自身のライフストリームの発動によりメテオが阻止され、星は救われた。

[編集] 『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』

ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』時。

『FFVII』の終了後、「エッジ」に移り住み、ティファとマリンとの生活を始めた。仕事はフェンリルと名付けたバイクを手に入れてから、「ストライフ・デリバリーサービス」という運び屋(現実で言うバイク便の自営業)を始める。ある日、スラムの教会の前に止めてあったフェンリルの側で星痕症候群によって倒れていた孤児の少年デンゼルを見つけてそのまま「セブンスヘブン」に連れて帰り、看病する。これ以後デンゼルもクラウド達と共に生活することとなった。このエピソードは商品映像には収録されておらず、関連書籍や公式HPに掲載された小説で読むことが出来る。

『FFVII』から2年後、ティファ達と共に平穏に暮らしていたクラウドだったが、星痕に侵されたために今の幸せな生活が壊れるのを恐れティファ達には隠し「セブンスヘブン」を離れ、五番街の教会で孤独な生活を送っていた。そんな中、突如として現われたカダージュ率いる謎の3人組に襲撃される。3人は退散し、その後、ヒーリンの保護施設で療養していたルーファウスの元を訪れたクラウドはカダージュ達からの護衛を頼まれるが断り、その場を後にする。

クラウドはザックスの墓標となったバスターソードの前で彼との日々を思い返した後、しばらくして教会に戻り、そこでカダージュの仲間の1人・ロッズに倒されたティファを目撃する。ティファに駆け寄り、マリンが連れ去られたことを知るが、突然星痕の激痛に苦しみだし、その場に倒れこむ。レノ達によって「セブンスヘブン」に運ばれたクラウドは、彼らからデンゼルや他の子供達がさらわれたことも知る。カダージュ達のアジトが「忘らるる都」だと知らされるが、クラウドは躊躇する。レノ達に頼むが、ティファに諭され、迷いを抱えたまま向かう。敵地に向かう途中、意識の中にエアリスの幻影が現われるが、その直後、カダージュ達の奇襲を受ける。応戦するも窮地に立たされるが、偶然その場を調査していたヴィンセントに救われて難を逃れる。

ヴィンセントに星痕の真実とカダージュ達の目的を聞き、カダージュ達から逃れたマリンのことを頼むが断られる。マリンにも叱咤され、過去の悔恨に思い悩むクラウドは自分が抱いてきた疑問をヴィンセントに問う。「試した事はない」・・・・ヴィンセントの返答を聞いたクラウドは何かのきっかけを掴み、マリンをつれて戻る。

エッジに戻り、カダージュが召喚したバハムート・震を、集結した仲間の協力もあったがほぼ独力で倒し、ジェノバの首を手に入れたカダージュと交戦する。癒しの水により星痕が消滅し、かつて抱いてきた気持ちを取り戻したことで勝負は圧倒的優勢だったが、リユニオンを図られセフィロスが復活、セフィロスと一対一で対決する。苦戦を強いられるも、新たなリミット技により、再びセフィロスを倒し、カダージュは星へ還っていく。その瞬間、クラウドはロッズとヤズーの捨て身の攻撃を受け教会の泉に飛ばされた。

クラウドが気がついた時、彼の周りには仲間と大勢の人々がいた。教会に満たされた癒しの水によりデンゼルや人々の星痕は治り、教会は歓喜の声に包まれた。笑顔を取り戻した子供達に囲まれた中、クラウドは教会から去ろうとするエアリスとザックスの幻を見つける。「もう大丈夫、だね」。消え行く二人の姿を見送りながら、自分はもう、1人ではないことに気付いた。

[編集] 『ダージュ オブ ケルベロス ファイナルファンタジーVII』

ダージュ オブ ケルベロス ファイナルファンタジーVII』時。

『FFVII』から3年後、元の生活を取り戻していたクラウド達だったが、エッジがDGソルジャーに襲撃されたことにより、彼らもWROやヴィンセント達と共にDGとの戦いに参加する。ミッドガル進攻の際、地上部隊の先陣を切りツヴィエートの1人・ロッソと激突するが、(経緯は不明だが)取り逃がすことになる。

その後、ハイウェポン・オメガ復活のサポートの役割を果たす魔晄炉を停止させるために奮闘するが、予想以上に苦戦を強いられる。そんな中シドとの連絡が取れなくなり、そのことを携帯でヴィンセントに伝える。

オメガが復活した中、ようやく魔晄炉を停止させることに成功し、携帯で仲間に知らせた後、カオスに覚醒したヴィンセントに全てを託し、オメガに突入する彼を見送る。宇宙に飛び立とうとしたオメガとカオスが激突したことで大爆発が起こり、オメガは消滅し、星は救われた。上空から雪のように降るライフストリームの雫をクラウド達は見渡すが、そこにヴィンセントの姿はなかった。

それから1週間が経ち、クラウドはティファと連絡を取りながらヴィンセントを探し、ようやく彼を見つけることができた。

[編集] 『ファイナルファンタジータクティクス』での活躍

ファイナルファンタジータクティクス』での活躍。基本的にゲスト出演的扱いであり、展開によっては仲間にならない事もあるため、VII本編と直接的な関連は極めて薄い。

『FFVII』本編でライフストリームに飲み込まれた際、イヴァリースにてラムザ・ベオルブらが旧時代の転送機を起動させたため、イヴァリースに召喚される。

ライフストリームに飲み込まれたせいか、召喚されたときのショックからなのか、それともジェノバ細胞のせいかは明らかでないが、再び記憶が混濁しており「ソルジャーのクラウド」であることを自らに言い聞かせる。直後、何か(ジェノバ細胞?)に導かれるように機工都市ゴーグを飛び出し、行方不明になる。その後、貿易都市ザーギドスに現れ、そこで死んだはずのエアリスと同名で、容姿がそっくりである花売りと出会う。1度はなんでもない風に装ってその場を立ち去るが、彼女が借金取りに襲われるとその場に駆けつけ、エアリスを逃がす。さらにその場に駆けつけたラムザ達に助けられ、以後、元の世界に戻るためにラムザと行動を共にする。

『FFT』の仲間キャラクターは、エンディングに登場しないため、その後の経過が描かれておらず、如何にして元の世界へ戻ったかは明らかにされていない。『FFVII』のエアリスを救えなかったことや、衝撃的な事実をセフィロスに告げられた直後であるためか、『FFVII』本編よりもさらに性格が暗くなっている。また、Brave低下時の離脱台詞は実は『FFVII AC』におけるクラウドのある台詞とよく似ている。なお、火山の頂上に自らの剣を隠しているが、隠した意図は明らかにされていない。

固有ジョブ「ソルジャー」のときには、本来女性専用のリボン、バレッタ、カチューシャを装備可能(本編で付けた香水は装備出来ない)。『FFVII』本編での女装の名残であろう。PSP版『獅子戦争』では仲間になるタイミングが早くなったため、セフィロスと容姿が酷似しているエルムドア侯爵との戦闘に参加出来るが、セフィロスに似ていることに関して特別なイベントは発生しなかった。

なお、『FFT』では、登場人物の中で瞳の色が青いのはクラウドとエアリスだけである。エアリスはFFVIIを意識してか、緑色に近い。ただし、PSP版『獅子戦争』では、『FFTA2』から登場するルッソも瞳の色が青い。

[編集] キングダムハーツシリーズでの活躍

キングダムハーツシリーズでの活躍。

年齢は『FFVII』より1つ上の22歳。『KH』は少し闇に染まった存在であるため、おなじみのクラウドの服装にヴィンセントのマントやガントレットを付けた様な服装となり、ファンを驚かせた(ヴィンセントを出したかったが、出来なかったためとも言われている)。『KH2』では『FFVII AC』での服装で登場する。超究武神覇斬を使用する際には左肩から黒い翼が生え、飛行できるようになる。これはセフィロスへのオマージュで、逆に『KH』バージョンのセフィロスは右肩から黒い翼が生えている。

[編集] 『キングダムハーツ』

キングダムハーツ』時。

レイディアントガーデン(ホロウバスティオン)という平和な世界に住んでいたが、世界は「ハートレス」に襲われたことにより崩壊してしまう。仲間だったエアリス達はその際になんとか脱出できたが、クラウドははぐれてしまい、行方知れずとなる。それからは自らの心の闇が具現化した存在であるセフィロスをずっと探していたようで、『KH』ではオリンポスコロシアムという世界で死者の王ハデスと契約を結び、セフィロスの手がかりを得る代わりにコロシアムでソラやヘラクレスの命を狙っていた。『KH FINAL MIX』ではソラがコロシアムでセフィロスに勝った後、セフィロスと再会し、剣を交える。エンディングでホロウバスティオンへ帰還する。

[編集] 『キングダムハーツ チェインオブメモリーズ』

キングダムハーツ チェインオブメモリーズ』時。

ここでのクラウドはソラの記憶の世界の人物として登場。自分の記憶を取り戻すためにハデスと契約を結び、ヘラクレスの命を狙っていた。ソラがハデスとの対決を終えた後、世話になった礼として彼にカードを渡してその場を去る。

[編集] 『キングダムハーツII』

キングダムハーツII』時。

ホロウバスティオンの再建に勤しむレオン(スコール)とは距離を置き、自分の住む世界の行方よりもセフィロスを倒すことに執念を燃やしていた。ホロウバスティオンに大量のハートレスが襲来した際にセフィロスと会っているが、セフィロスがすぐに姿を消したため戦うことはできなかった。その後、ソラからセフィロスの居場所を教えられ、決着をつけに向かう。勝負は劣勢だったが、ティファの助けのおかげで力を取り戻し、セフィロスと戦いながらいずこかへと消えていった(ソラはこれを「闇を倒すために別の世界に行った」と言っていた)。しかしその直後にでも条件を満たした状態であれば冥界コロシアムでクラウド達と闘うことが出来る。

[編集] 攻撃の技能

『FFVII』ではリミット技が使える。リミット技は戦闘中に相手のダメージを受けるとゲージが溜まり、上限まで溜まると使用することが出来る大技である。

『FFT』ではクラウド専用のジョブ「ソルジャー」のアクションアビリティである「リミット」が使える。「リミット」の攻撃力は魔法攻撃力が関係している。

『エアガイツ』では各キャラクタに必殺ボタンが設定されており、クラウドの必殺ボタンは「剣を抜く」である。剣を抜いたあとは、抜く前とは別の技がコントローラーのボタンに割り振られる。剣を抜く前は格闘技を使う。しかし、剣での攻撃は簡単に白刃取りされるので使い辛い。

『KH』シリーズでは技の名前はゲーム中では登場しないが、攻略本『アルティマニア』などに記載されている。名称は『FFVII』と同じでも、それぞれ若干異なっている。

[編集] 技の一覧

ブレイバー
上空に飛び上がり、降下の際に大剣に気を集中させ、そのまま叩き斬る技。
『FFT』のブレイバーは、初期の段階では魔法攻撃力の関係で通常攻撃の方がダメージを与えられる。
凶斬り(きょうぎり)
「凶」の字を敵に切刻む技。ダメージと共にマヒ状態にさせる。『FFVII AC』でも使用された。
一部攻略本では、「まがつぎり」と記載。
破晄撃(はこうげき)
剣から放たれた気の刃で敵を攻撃する技。攻撃対象は敵1体だが、目標に当たった後、炸裂して周囲の敵にも少しだけダメージを与える。
『FFT』では自分の「最大HP-現在のHP」分のダメージを与える。
『FFVII AC』でも使用された。
クライムハザード
敵に剣を突き刺したまま、飛び上がりながら敵を縦一文字に斬り上げる技。『FFT』では相手の「最大HP-現在のHP」分のダメージを与える。そのため、ボス戦で重宝されるリミットとなっている。
『エアガイツ』では名前こそ同じだが全く違う技として登場した。また、「クライムスラッシュ」という技からの派生で使用し、「クライムミラージュ」という別派生技も登場している。
メテオレイン
複数の隕石を雨のように落とす技。
『FFT』では降ってくる隕石は1つだけである。
画龍点睛(がりょうてんせい)
巨大な竜巻を起こして敵を吹き飛ばす(即死させる)技。吹き飛ばなかった敵には普通にダメージを与える。 『FFT』でも『FFVII』と効果が似ており、即死・石化・ストップのいずれかを(耐性がない限り)必ず発動させる(ただし、ダメージはない)。クラウド(ソルジャー)の生命線とも言える重要なアビリティである。
超究武神覇斬(ちょうきゅうぶしんはざん)
究極リミット技。気を込めた剣で敵を15回の連続攻撃を行う。そのド派手なエフェクトから高い人気を誇る。
『KH』シリーズでは攻撃方法が大きく変わり、空を飛び回りながら数度斬り、最後に下降して敵に斬りつける技になっている。
『FFVII』最後の戦闘ではこの技で(普通にやれば)セフィロスに止めを刺し、『FFVII AC』でもセフィロスに止めを刺す際に使われた(『FFVII AC』のバージョンは本編と区別をつけるべく「超究武神覇斬 ver.5」と呼ばれている)。
裏超究武神覇斬(うらちょうきゅうぶしんはざん)
もう1つの究極リミット技。
『FFT』で初登場。超究武神覇斬に対応する技と思われるが、派手さが注目された「超究武神覇斬」とくらべて描写が地味であり、15回の連続攻撃が再現されていないことや、CTが長くて使い辛いなど、ファンからは不評であった。
桜華狂咲(おうかきょうしょう)
「最強」とされているリミット技。炎・氷・雷を敵に浴びせる。
ザックスが使用していないことからオリジナル技であると思われる。『FFT』でのみ登場。派手でダメージも大きいものの、裏超究武神覇斬以上にCTが長く、使い辛い。その後『FFIX』では竜騎士フライヤの全体攻撃技として登場した。
ソニックレイヴ
素早く何度も突進して剣で突く技。ただし、『KH2』では1回しか突進しない。
クラウドが『KH』シリーズだけで使用する。ソラがケルベロスに勝った後にクラウドが同名のアビリティをくれ、同じ技が使えるようになる。

[編集] 主な使用武器

バスターソード
『FFVII』での初期装備。ザックスの形見でもある巨大な片刃剣。初期武器でありながらゲーム開始時や回想場面などでプレイヤーに強い印象を残しており、クラウドの愛剣として広く認知されている。ザックスの死後クラウドが形見として手にした。捨てることは出来ず、売ることもできないのはそのため。『キングダムハーツ』でも使用し、このときは包帯が巻かれていた。なお、使用しないときは抜き身のまま左肩のアーマーに付けている。これには左肩のショルダーアーマーに磁石が仕込まれているという公式設定があり、ザックスにも同様のことがいえる。
バスタードソードと名前が似ているために間違って覚えるファンも多いが、違う武器である。
『FFXII』では、ギルガメッシュが「偽」と書かれたものを所持している。
ハードブレイカー
先端が平たくなっている剣。刀身に「一刀両断」の文字が刻まれている。バスターソードに比べて小振りである。公式イラストで、ハーディ・デイトナに跨ったクラウドが手にしている剣として強い印象を残している。なお、ゲームを進めていると、この武器が店頭に並ぶのはジュノンの武器屋(ハーディ・デイトナに乗るのはそれ以前)だが、神羅ビルに出現する敵・ソルジャー3rdから盗むことができるため、ハーディ・デイトナに乗ったクラウドがこれを持っているイラストがあるのは伏線と受け取ることも出来る(ゲーム中はバスターソードが表示されるが)。前記の事情から、ソルジャー3rdの支給品ではないかと思われる。
合体剣
『FFVII AC』の時期から使用している武器。6本の剣が組み合わさった武器(3本の長剣、2本の短剣、そしてファースト剣の組み合わせである)。何処で何故入手したのかは不明。普段はフェンリルに収納している。状況に応じて使い分ける事が出来る。2 ~ 3本だけを組み合わせて使用することもできる(ただしベースとなるファースト剣は必須)。究極リミット技「超究武神覇斬ver.5」を行うには必要不可欠な剣である。余談だが6本全ての剣を組み合わせて一つになった時の形状は前述で説明したバスターソードと似ている。
ファースト剣
『FFVII AC』の時期から使用している武器。合体剣の1つで、他の5本全てのベースとなる剣。作中で最も良く使われる剣で、限定生産された「Advent Pieces: Limited」に同梱のフィギュアに付属している剣がそれである。
マテリアブレイド
『FFT』での武器。これを装備しないとリミット技が使えない。マテリアの名前を冠しているものの、関係は明らかになっていない。クラウドは火山の頂上にこれを隠したが、隠す必要性がわからず、その理由も明らかになっていない。なお、初期状態のクラウド(ソルジャー)では火山の頂上には登れないため、その方法も定かではない。
陸奥守吉行
見事な曲線美を描く長大な日本刀。マテリア穴が少なく成長させるには不向きだが、(普通にストーリーを進めたとして)ユフィ逃亡イベント時点での最強武器である。
釘バット
古代種の神殿で拾うことができる釘を打ち付けたバット。全てのプレイヤーキャラクターに1つずつ用意されている変わった名前の武器の1つで、マテリア穴が存在しない。剣術を得意とするクラウドがあえて、打撲武器を使うという発想が人気を集めた。
アポカリプス
黙示録の名前を冠した剣。「古の森」の奥で手に入る武器で、穴の数こそ少ないもののマテリア成長が3倍になるという高い性能を誇る。姿形も特徴的で、その攻撃力、マテリア成長性能もあって長く愛用したプレイヤーも多いだろう。
ラグナロク
これまでのFFシリーズ伝統の最強剣。『FFVI』までの公式イラストとは違ったデザインが書き下ろされている。特殊性能のあるアルテマウェポンよりも安定した強さを発揮する。
アルテマウェポン
『FFVII』におけるクラウドの最強武器。アルテマウェポンをコスモキャニオン上空で撃破すると同名のこの武器が入手できる。他の剣に比べると色づかいが非常に派手。クラウドのHPに応じて剣の色と攻撃力が変化するので使い勝手が難しく、また他キャラの最強武器と同じくマテリア成長率は0である。
FFVI』にて初登場し、『FFIX』以降、形状の差異はあるが主人公の最強武器として登場することが多い。ちなみに、ヴィンセントも『DC FFVII』で隠し武器として銃型のものを使用した。
なお、『ファイナルファンタジーVIII』でボスキャラクターとして登場する「アルテマウェポン」が同じ形状の剣を持っている。

[編集] 登場作品

[編集] 関連項目

FFVII AC』とタイアップしており、作中クラウドが使用。また、クラウドが使ったものと同カラーのものが「クラウドブラック」として発売されている。

[編集] 脚注

  1. ^ 『FFVII』の発売当時は攻略本によって誕生日が異なっている。『FFT』では誕生日は明かされていないが、彼の生まれ星座から予測される誕生日の範囲が、『FFVII』の誕生日と食い違っている。
  2. ^ ゴールドソーサーにてシューティングコースターのミニゲームをやった際にも時々終了時に酔う演出が入る。


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