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ビフォア クライシス ファイナルファンタジーVII - Wikipedia

ビフォア クライシス ファイナルファンタジーVII

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ビフォア クライシス
-ファイナルファンタジーVII-
ジャンル アクションRPG
対応機種 日本iモードFOMA900i以降、EZwebYahoo!ケータイ
開発元 スクウェア・エニックス
発売元 スクウェア・エニックス
人数 1人
メディア 携帯電話アプリゲーム
  

『ビフォア クライシス -ファイナルファンタジーVII-』BEFORE CRISIS -FINAL FANTASY VII-、略称:BC FFVII)は、スクウェア・エニックスから配信されている携帯電話アプリゲームである。

2004年9月24日にリリースされ、当初の対応機種はNTTDoCoMoiモード端末FOMA900i以降のみであった。後にソフトバンクモバイルYahoo!ケータイで2007年1月30日に、auEZwebでも2007年4月5日より配信が開始された。

ジャンルはネットワークアクションRPGで、携帯電話のネットワークEメール機能などを利用したオンラインゲームである。携帯電話用の専用サイト「ファイナルファンタジーモバイル」で月々500ポイント(525円相当)を消費すると購入できる。

全てのコンテンツをプレイするには、本編用のアプリの他に、ミニゲーム用の「ゴールドソーサーアプリ」とその他のミニゲームであるバトルスクェア、ウェポンモード用の「エクストラアプリ」をダウンロードしなけばならない。なお、本編以外のアプリは無料配信である。

目次

[編集] 概要

ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』(以下、『FFVII AC』)、『クライシス コア ファイナルファンタジーVII』(以下、『CC FFVII』)、『ダージュ オブ ケルベロス ファイナルファンタジーVII』(以下、『DC FVII』)と同じ『ファイナルファンタジーVII』(以下、『FFVII』)の外伝的作品"COMPILATION of FINAL FANTASY VII"と総称されるものの一つ。

『FFVII』までの6年間を舞台とする。プレイヤーは、『FFVII』では敵側であった神羅カンパニーの精鋭部隊「タークス」の新人エージェントとなり、様々なミッションをこなしていく。

[編集] 主なスタッフ

  • 田畑端 ディレクター
  • 野村哲也 コンセプト、キャラクターデザイン
  • 直良有祐 アートスーパーバイザー
  • 平野幸江 シナリオ
  • 野島一成 シナリオ監修
  • 石元丈晴 コンポーザー
  • 伊藤幸正 プロデューサー

[編集] システム

[編集] フィールド

本作はエンカウントするアクションRPGである。シンボルエンカウント方式を採用している。プレイヤーは戦闘画面でさまざまなアクションを行うことになる。

[編集] アクション

通常攻撃の種類や能力は、プレイヤーキャラクターによって異なる。相手が攻撃モーションに入ったときに、携帯電話のカーソルキーをタイミングよく押すことで、攻撃を回避することができる。魔法は後述する「マテリア」をもって使用する。また、アイテムは3つまで所持することができる。

「オートアタック」に設定することで、相手を自動的に追尾することができる。

[編集] 特殊なアクション

本作には特定の戦闘において特別に使用することになるアクションがあり、各キャラクターに対して個別に用意されている。

[編集] マテリア

『FFVII』で使用されたマテリアシステムが本作でも踏襲されている。マテリアと呼ばれる宝玉を武器や防具に装備させ、プレイヤーキャラクターに設定されているマジックポイント(MP)を使用することで魔法を発動する。マテリアには属性があり、武器に装着するとその属性が通常攻撃に付加される。装着しているマテリアのレベルが高いと、クリティカルヒットの確率が高くなる。

魔法は攻撃だけではなく、相手に付加効果をもたらすものもある。たとえば「ブリザド」は、相手を凍らせ動けなくする効果を持つ。

マテリア生成
一般的なマテリアは、携帯電話のカメラ機能を使って撮影した画像の色を、スキャン、分析して作り出すことができる。特殊なマテリアはミッションを攻略するなど、別の方法で入手することがある。
マテリア援護
Eメール機能を使い、他のプレイヤーに魔法攻撃の援護を要請できるシステム。最大3人までの援護が受けられる。画面下部に「援護ゲージ」というものがあり、それが上限まで伸びきらなければ要請できない。マテリアの一覧から援護して欲しいものを指定すると、他のプレイヤーへ、指定したマテリアを送って欲しい旨の要請メールが送られる。要請された側がそれに応じると、その者が使用しているキャラクターが画面に表示され、魔法による援護が行われる。この時、通信が長引くなどの事情があった場合は、NPCからの援護を受けることがある。なお、当然ながら要請者もプレイヤーであるため、要請をうける側にもなる。受け取った要請は断ることができ、オプションにより要請メールの受け取りを拒むこと(送受信拒否)もできる。要請されたもの以外を送ることもできるが、手元が狂い間違えでもしない限り、要請されたものを送るのがマナーであろう。
援護ゲージは時間の経過により序々に伸びてゆく。ダメージを受けてもゲージが伸び、HPが低いほど伸びる速度が上がる。
要請者が装備しているマテリアを含め、マテリア援護時に同じ属性のラ系魔法が3つ揃うと、魔法はガ系に変化する。同じマテリアが4つ揃うと召喚獣が登場する(召喚獣はラ系でなくてもよい。たとえばファイア×4でも登場する)。
送受信拒否をするとEメールの送信がされなくなるため、マテリア援護ができなくなる。
共有マテリア
後述する「メンバー」との間で、手持ち全てのマテリアを共有するシステム。マテリア援護を要請すると自動的に返信される。要請者の利点は、援護が長引くケースを回避し、素早く援護を受けられることにある。しかも共有マテリアの内容はあらかじめ知ることができるので、該当のものは必ず送られてくる。共有マテリアに該当するものがない場合は、別のプレイヤーにも要請できる。共有の拒否はできないので、メンバーに登録されると自動的に共有する形となる。

[編集] ランクポイント

金銭を入手することのない本作で、その代わりとなるもの。略称はRP.「ポイント交換」によってRPと景品を交換することができる。RPはエピソードミッションや救出任務を攻略することで入手でき、総額が一定の量に達すると「ランク(RANK)」があがる。これに応じ、景品のラインナップが増える。

「トレーニー」など、ランクごとに名前を持つ。

[編集] メンバーリスト

ゲームを進める上でより深い協力関係にある仲間のリスト。仲間は「メンバー」と呼ばれる。手持ちのマテリアはメンバー間により共有され、一部のミッションはメンバーとともに遂行することになる。登録できるメンバーは最大3人までであり、援護要請に応じる、または応じられると自動的にメンバーに加わる。また、プレイヤーには「社員ID」が割り振られており、他のプレイヤーのIDを入力することで、その者をメンバーに加えることができる。なお、メンバーと遂行するミッションは、メンバーがいなくてもNPCが参加することになるので、メンバーが1人も登録されていなくとも前に進めないという事態は生じない。

[編集] ミッション

このゲームの中核となるのは「ミッション」モードの中の「エピソード」、「救出任務」の2つである。

[編集] エピソード

神羅カンパニーの精鋭部隊「タークス」の新人エージェントであるプレーヤー(複数のキャラクターから選択可)は、与えられる様々なミッションをこなしていく。一つのシナリオは4~5つのミッションで構成され、全てクリアすると次のミッションが選択できるようになる。エピソードをクリア、また後述の救出任務に成功すると「ランクポイント」が手に入り、様々なアイテムや他のキャラクターと交換できる。

なお、ミッション中のシナリオでキャラクターたちは相互の連絡を携帯電話で行うことがあるが、その電話はFOMAに似ており、モデルにしたと思われる。

[編集] フリーモード

選択可能なミッションの舞台を散策して情報収集やバトルができる。

[編集] 救出任務

このゲームではシナリオモードの途中で体力が無くなる、既定の条件を達成できないなどするとペナルティを負ってメインメニューに戻るか、敵に投獄され仲間(他のプレーヤー)に助けを求めることが出来る。助けを求められたプレーヤーの携帯電話には、ゲームを起動していなくともEメールが届き、救出に赴く事が出来る。また、メインメニューから自ら能動的に助けに行くこともできる。受け取った要請は断ることができ、オプションにより要請メールの受け取りを拒むこと(送受信拒否)もできる。なお、救出任務ではマテリア援護の要請は行えない。

仲間が捕まっている収容所には各シナリオ毎に「第一収容所」と「第二収容所」の二種類があり、後者はある程度のキャリアが要求され難度も高い。また、自分が選択できない章の収容所に捕らえられている仲間を助けに行くことはできない。

HPとMPが減った状態で自ら脱出することもできる。救出任務とは別ルートを通ることになる。脱出は第一収容所のみ可能で、失敗すると収容所に戻される。また、第二収容所に収容されることもある。

[編集] トレーニング

プレイヤーがランクポイントで購入した「トレーニングキャラクター」と戦うことができる。

[編集] ウェポンモード

全章配信後に登場した新たなミッション。『BC FFVII』本編終了後のストーリーになっている。ただし全章をクリアしておく必要はない。プレイするためには、公式サイトで「エクストラアプリ」をダウンロードする必要がある。ウェポンは一度倒されたが、異空間から再度復活し、プレイヤーを再び襲い始めた。名称もウェポンモードから、ウェポンディメンションモードに変更された。このモードの出現で、現在最難関の救出任務が追加された。

[編集] ゴールドソーサー

略称はGS.公式サイトで「ゴールドソーサーアプリ」をダウンロードすると、『FFVII』でも登場する巨大遊園地「ゴールドソーサー」に行くことができる。各種のミニゲームを遊ぶ場所で、その中の1つである「バトルスクウェア」を遊ぶにはさらに「エクストラアプリ」をダウンロードしなければならない。これらをプレイするには、ゲーム中でランクポイントを消費し、ゴールドソーサーポイント(GP)を購入する必要がある。

チョコボスクェア
チョコボレーシング
競馬のような趣向のミニゲーム。ゴールドソーサーポイントを賭けてチョコボの順位を予想する。また、チョコボを所有しレースに参加させることも出来る。『FFVII』のチョコボレーシングとは異なり、チョコボはランダムでアビリティを覚えることがある。マテリアを装備させ任意で魔法を使わせることで、対抗するチョコボを妨害することが出来る。
ワンダースクェア
スーパーダンク
バスケットボールを連続でゴールに入れるミニゲーム。2つのモードがあり、「ノーマル」は、ボールを連続で入れた分だけGPが増え、1度失敗するとゲームが終了する。「スコアアタック」は、一定時間にどれだけボールを入れられるかを競う。
腕相撲
バトルスクェア
闘技場

[編集] 作中用語

ここではメインストーリーのキーワードについて記述する。

タークス

神羅カンパニー精鋭部隊。ソルジャーとタークスのスカウト、情報収集や暗殺などあらゆる任務を遂行するエリート部隊である。外見は黒いスーツ姿と一般人と変わらない軽装備であるが、さまざまな武器や体術を駆使して任務を遂行する。主人公はタークスの新人となって与えられた任務を遂行していく。

アバランチ

星命学の信奉者によって結成された反神羅組織。魔晄を吸い上げて星の命を削る神羅を倒すべくタークスと幾度となく激突する。潤沢な資金の下にアバランチ兵と呼ばれる私兵を組織、反神羅の大勢力としてテロリズムを行う。なお、アバランチは『FFVII』でも同一の活動内容をする組織として登場するが、『BC FFVII』のものとは組織の連続性がない。『FFVII』のアバランチは『BC FFVII』のアバランチに倣って名づけられた。

レイブン

アバランチの幹部フヒトによって特殊な改造を施されたアバランチ兵。その能力はソルジャーにも匹敵する。たとえ一度倒されても、特殊なカプセルに浸される事で復活する。

ジルコニアエイド

究極の召喚獣。これを召喚するには特殊なマテリアが必要であり、召喚されれば世界が滅びると言われている。

マテリア融合実験

かつて神羅屋敷で行われていた、人間の体内にマテリアを融合させる実験。幼い頃のエルフェはカーム誤爆事件の後、この実験によりジルコニアエイドの召喚マテリアを埋め込まれた。

[編集] 登場キャラクター

COMPILATION of FINAL FANTASY VIIを通しての登場人物の説明は、ファイナルファンタジーVIIの登場人物を参照。


注意以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。


[編集] プレイヤーキャラクター

プレイヤーキャラクターは一人のユーザーにつき、2体作成できる。

  • 第1章から操作できるキャラクター
ロッド(男)
ミッドガル出身。ジュノンの元・ギャングリーダー。他のギャングとの抗争や、盗んだバイクで走り回ったりして過ごす。ストリートファイトがめっぽう強い上、バイクの運転と修理技術に秀でており18歳の若さでリーダーとなる。彼の言動は自信に満ち溢れ堂々としたものであり、メンバーは彼に絶大な信頼を寄せる。だが、今まで挫折を味わったことがないせいか、自信過剰気味である。ある日神羅カンパニーに大胆にバイクを盗みに入るが、激闘の末にレノに捕まる。上には上がいることを知り、タークスの一番を目指そうとタークス入りを志願する。攻撃方法は、ロッドを使った素早い打撃。反撃の隙を与えないスピーディーな戦闘が可能。クールに任務をこなす。
短銃(女)
ミッドガル・スラム街出身。神羅軍事学校の卒業生。父親が軍事学校の教官であった関係で入学する。父親が厳しく指導し、また元来真面目な性格でもあった為、優秀な成績を修め首席で卒業する。特に銃の射撃においてその才能を開花させ、その正確さは銃の教官である父をうならせるほどである。彼女の人を裏切らない真面目さは、ツォンの信頼を得ている。逆に、真面目すぎて、思考に柔軟性がないカタブツな面もある。後にタークスメンバーとなるイリーナの姉。攻撃方法は、短銃による射撃。正確な射撃で敵を翻弄する。前向きに任務をこなす。
短銃(男)
ウォールマーケット出身。元コルネオのボディーガード。彼の抜き打ちは素早く正確で、「銃を見た時には、既に死んでいる」と言われる。裏社会に嫌気が差してきた頃に、タークスの誘いを受けた。一般社会で銃の腕を生かせる機会は滅多に無いないと考え、タークス入りを決意した。多くを語らず常に冷静。ただ、裏社会で身に付けた流儀が企業社会で通用しないケースがあり、戸惑うことも多い。攻撃方法は、短銃による素早い連続射撃。一発の攻撃力は低いが多段ヒットが期待でき、敵の動きを長く止めることが可能。操作キャラクターの中で、魔力が一番高いが、HP・攻撃力は一番低い。冷徹な彼は確実に任務をこなす。
散弾銃(女)
ミディール出身。平凡を嫌い、熱狂を追い求める女ハンター。良家のたしなみとして幼少期からハンティングに親しみ、ショットガンの扱いにおいては超一流のお嬢様である。その腕前が買われて、タークスに入る。目立ちたがりな性格で、ハンティングでは特に大物を狙い、一発で仕留める。仕事も、大きい仕事では異常なまでのやる気を見せるが、逆に小さな仕事には見向きもしないと言う、少々ムラッ気のある面も見せる。また、『LO FFVII』で分かるようにロッド(男)とは仲が悪い様子。攻撃方法は、ショットガンによる破砕の一撃。攻撃時の隙が大きいが、それをカバーするほどの射程範囲の広さを持っている。操作キャラクターの中で、HP・防御力が一番低い。豪快かつ華麗に任務をこなす。
  • 第8章から操作できるキャラクター
格闘(女)
アイシクルロッジ出身。傭兵として、各地の戦地に赴いてきた。優れた格闘の使い手で、数々の命の危険を切り抜けてきた。この才能が評価され、タークスにスカウトされる。元々合理的なリアリストであり、戦場における死を意識し続けた日々を通じて、さらにその傾向を強めた。判断基準はズバリ金。攻撃方法は、数多の戦いを駆け抜けてきた自慢の体術。初期装備では回し蹴り、武器を変換するとパンチになる。決定ボタンをタイミングよく押すことで連続攻撃になる。操作キャラクターの中で、移動速度が一番速い。得意の体術を駆使し、効率的に任務をこなす。
  • 第10章から操作できるキャラクター
格闘(男)
コスタ・デル・ソル出身。多くの難事件を解決してきた敏腕刑事だった。犯罪者を取り押さえる体術と機転の利いた咄嗟の判断力に優れている。人情家で熱血漢。一直線な人柄が災いしてトラブルに巻き込まれたが、タークスのスカウトを受ける。攻撃方法は、己の豪腕を生かした必殺のパンチ。決定ボタンを押し続けるとタメ攻撃になる。操作キャラクターの中で、MP・魔力・移動速度が一番低い。刑事時代の経験と自慢の拳を生かして、情熱的に任務をこなす。
  • 第19章から操作できるキャラクター
刀(男)
ゴンガガ出身。美を愛する剣士。普段は飄々としてつかみどころがないが、キレると手が付けられない。このため、故郷では恐れられていた。友達思いであり、かつて、某組織にとらえられた友人を助けるために単身で乗り込み一瞬で壊滅してしまう。このため投獄されたが、タークス入りを条件に神羅の権力で保釈された。他のメンバーに比べると影が薄く、公式絵や『LO FFVII』に出演していない。しかし公式サイトでナイフ(女)と並んで、タイトルの上に立っている。攻撃方法は、日本刀「村雨」による重みのある斬撃。決定ボタンによる攻撃の後で方向キーを押すと、二段攻撃になる。操作キャラクターの中で、防御力が一番高い。超然と任務をこなす。
手裏剣(女)
出身地は不明(後に『CC FFVII』でウータイと設定される)。現メンバーにおいても最年少ながら、世話好きで、メンバーの面倒をよくみている。孤児院にいたところを神羅に潜在能力が認められ、幼少期からタークスになるべくして英才教育を受けた。タークス史上最年少でタークス入りを果たし、今のところその記録は破られていない。また、刀(男)同様影が薄いがやはり彼同様、公式サイトでヌンチャク(男)と並んで、タイトルの上に立っている。『CC FFVII』では自ら「シスネ」と名乗るが、仕事上の名であり、本名ではない。恐らく、本作でプレイヤーが各自で設定した名前が本名であるという設定と思われる。攻撃方法は、十文字手裏剣「烈火」によるトリッキーで古風なもの。攻撃がヒットしないときは武器が戻ってくるため、敵が回避しても戻ってきた武器でヒットさせることが出来る。献身的に任務をこなす。
  • S!アプリで第1章から操作できるキャラクター。 
ヌンチャク(男)
ボーンビレッジ出身。金持ちの家に生まれ、何不自由なく暮らせる環境にあったが、お金では買えない自分だけの生き方を求めてタークス入りを決意。タークスというブランドを愛し、その在り方を日々追求している。攻撃方法は、ヌンチャクを使った中近距離攻撃。攻撃の後にタイミングよく決定ボタンを押すと、連続技が発動する。着実に任務をこなす。
  • EZアプリで第1章から操作できるキャラクター。(2007年4月26日からiアプリでも使用可能)
ナイフ(女)
コレル出身。戦争で両親を亡くす。戦争孤児たちの悲惨な生活に触れ、彼らを保護し、救う活動に身を投じる。子供たちを悲しませる諸悪の根源を絶つため、タークス入りを決意。孤児たちの写真を制服に入れて、大事に持ち歩いている。タークスメンバーの中では、かなりのお節介キャラであり、何かにつけては「んもう!」と発言している。攻撃方法は、ナイフを使った時間差を利用した攻撃。初期武器は自動的に2本目のナイフを投げるのに対し、他の武器は攻撃の後にタイミングよく決定ボタンを押すと、連続で1~3本のナイフを投げつけることが可能である。天涯孤独の身ながらも、朗らかに任務をこなす。
  • 特別編で操作できるキャラクター(2007年6月19日からiアプリで第1話から使用可能)
ツォン(Tseng)
タークスメンバーのリーダー的存在。当時はまだ若く、情の厚さを抑えられない面があるが、尊敬する上司ヴェルドのプロフェッショナリズムを目標としてまい進している。攻撃方法は、短銃による強力で正確なもの。その腕前は、一瞬で敵を倒すほどである。
ヴェルド(Verdot)
『BC FFVII』のタークス主任。タークスにおける結果至上主義を確立した人物で、失敗する者は許さないためタークスメンバーから恐れられているが、的確な指揮ゆえにメンバーの信頼は厚い。カーム誤爆事件で失った腕の代わりにつけた義手にマテリアを装備している。攻撃方法は、義手から放つ絶大な威力を持ったキャノン砲。コレルの事件でアバランチリーダーのエルフェが、死んだはずの娘フェリシアであると知り、彼女をフヒトから奪い返しその命を救うため、タークスを離れる。そのため、神羅カンパニーからは抹殺すべき対象として追われることになる。コレルでシアーズを救出し、以後は各地で活動を続ける。第23章でフェリシアと再会するが、ツォンにより「抹殺」された。実際は生存しており、メテオ襲来のときに主人公8人を従えてミッドガルの避難作戦に参加する。ヴィンセント・ヴァレンタインとは同期に入社した。
レジェンド(男)
ジュノン出身。過去に戦場の死神と呼ばれ恐れられていた超一流の工作員。通称「レジェンド・タークス」。公私ともに謎めいたメンバーとして一目置かれる存在。攻撃方法は、手製の爆弾による強烈な爆撃。置いてしばらくすると爆発する「2連鎖爆弾」と、リモコンによる操作が可能な「リモコン爆弾」の二種類から選べる。24章をクリア後、操作キャラクターとして選択できるようになる。操作キャラクターの中で、HP・MP・攻撃力が一番高く、全体的なステータスも高めになっている。

[編集] 同僚のタークス

レノ
制服を着崩したような服装をした赤髪のタークス。常に素敵な自分を追及しているが、仲間想いである。基本的に楽しくありたいが、仕事もかっこよくこなしたいと考えている。タークスNO.1のスピードを誇る男であり、持ち前の脚力を生かした戦闘スタイルで、敵の動きをかく乱する。攻撃方法は、ロッドを巧みに使った素早い打撃。得意のロッド攻撃の他に、青黒いエネルギー弾を放つこともできる。
ルード
忠実で責任感が強く、無口で、仲間想いである。信頼している人にのみ、情け深さや心の温かさを示す。タークスNO.1のパワーを持つ男であり、パワフルな戦闘スタイルで敵を圧倒する。攻撃方法は、自慢の拳から放たれる強烈な衝撃。彼の拳から放たれる衝撃波は、地を這いまわるさまから地走りと呼ばれている。

[編集] アバランチ

エルフェ(Helffer)(本名:フェリシア)
アバランチのリーダー。タークス主任ヴェルドの娘。打倒神羅カンパニーの決意、剣の腕前、カリスマ性などから、若い女性ながらあまたのリーダー候補を押さえてのし上がった。カームの誤爆事件と神羅屋敷でのマテリア融合実験で死んだと思われていた。攻撃方法は、剣を使った華麗な攻撃。彼女の手にはマテリアが埋め込まれており、埋め込まれている間はいっさいの攻撃が通用しない。第23章においてヴェルドと再会するが、ツォンにより「暗殺」された。
シアーズ(Sears)
アバランチで最も強靭な拳を持つ武闘派幹部。序盤から主人公と何度となく戦うことになる。攻撃方法は、拳を使ったシンプルなものだが、レノとルードを倒すほどの技術を持っている。エルフェの絶対的な信奉者であり、フヒトの変貌後はヴェルドとタークスに協力することになる。フヒトと刺し違えて死亡した。
フヒト(Fuhito)
アバランチの頭脳派幹部。攻撃方法は、狙撃とレーザー光線。星命学者であり、地上の生命を根絶してライフストリームに返すことで、星の命を維持しようとしている。そのためエルフェの持つマテリアで究極の召還獣ジルコニアエイドを召還しようとする。主人公とシアーズに一度は倒されるが、マテリアを体内に取り込んでモンスターに変身し、再度立ち上がる。しかし主人公により再び倒され、シアーズにとどめを刺された。


[編集] 外部リンク


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