エステルゴム
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基本データ | |
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県: | コマーロム・エステルゴム県 |
面積: | 100,35 km² |
人口: | 30.122(2006年) |
人口密度: | 296人/km² |
エステルゴム(Esztergom, スロバキア語 Ostrihom, ドイツ語 Gran, ラテン語 Strigonia)は、ハンガリー北部にある、ブダペストから40km北西に位置する都市である。コマーロム・エステルゴム県の首都。人口はおよそ3万人。市内にハンガリー・カトリック教会の総本山の大聖堂があることでも有名である。
目次 |
[編集] 地勢
ドナウ川右岸沿いに位置する。対岸はスロヴァキア領であり、橋を越えて移動することが可能である。ドナウ対岸のスロヴァキア領シュトゥーロヴォ(パールカーニ Štúrovo/Párkány)とエステルゴムを結ぶ、マーリア・ヴァレーリア橋は第二次世界大戦中の1944年にドイツ軍に破壊され、長い年数残骸のままであったが、2001年に無事復旧工事が終了し、現在は徒歩で渡っていけるようになった。1990年より、日本の自動車会社スズキ(マジャールスズキ)がエステルゴムに進出している。
[編集] 歴史
エステルゴムは、ハンガリーのなかでも最も歴史のある街の1つであり、その起源はローマ帝国の時代にまでさかのぼる。都市名はゲルマン語オステルリングム (Osterringum) に由来する。
1000年頃、神聖ローマ皇帝オットー3世の同意のもと、ローマ教皇のシルウェステル2世からこの地の大聖堂で戴冠され、イシュトヴァーン1世が正式にハンガリー王となった。歴代のアールパード朝の王は、この都市を王国支配の拠点とした。
大聖堂は、オスマン帝国の襲撃によって一度破壊されたが、19世紀に再建された。
[編集] 姉妹都市
- エスポー、フィンランド
- シュトロヴォ、スロヴァキア
- バンベルク、ドイツ
- カンブレー、フランス
- エーインゲン、ドイツ
- マインタル、ドイツ
- グニェズノ、ポーランド
- マリアツェル、オーストリア
- カンタベリー、イングランド
[編集] 外部リンク
この記事は、主にde:Esztergom rev. 20:42, 9. Mär 2005 と en:Esztergom rev. 16:51, 22 Jan 2005 からの翻訳と、日本語版独自の加筆で構成されています。