ときめきメモリアル Girl's Side
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジャンル | 恋愛シミュレーションゲーム |
---|---|
対応機種 | プレイステーション2 ニンテンドーDS |
開発元 | コナミコンピュータエンタテインメント東京(PS2) コナミデジタルエンタテインメント(DS) |
発売元 | コナミ(PS2) コナミデジタルエンタテインメント(DS) |
人数 | 1人 |
メディア | DVD-ROM(PS2) DSカード(DS) |
発売日 | 2002年6月20日(PS2) 2007年3月15日(DS) |
価格 | 6090円(PS2) 5229円(DS) |
ときめきメモリアル Girl's Side( -ガールズサイド、略称は「ときメモGS」)は、2002年6月20日、コナミ(現・コナミデジタルエンタテインメント)からプレイステーション2向けに発売された女性向け恋愛シミュレーションゲーム。製作会社はコナミコンピュータエンタテインメント東京。開発協力にテンキー。
また、移植版として2007年3月15日にニンテンドーDS専用ソフト『ときめきメモリアル Girl's Side 1st Love』が発売された。
目次 |
[編集] ゲームの特徴
元々の『ときめきメモリアル』が男性プレイヤー向けなのに対して、本作は女性プレイヤー向けで、女性主人公が男性キャラクターに恋愛する内容になっている。このため、内容も女性プレイヤー向けを意識した部分が多く見られる。
入学式に向かう途中でぶつかった男の子と同じクラスになるといったお決まりの展開から始まる。休日はショッピングに出かけ、洋服やアクセサリーなどをそろえることができ、デートの時だけでなく、普段着も着替えることができる。また、異性だけでなく、同性のキャラクターと友達になって、一緒に勉強したり、喫茶店に行って話をしたりもできるなど、恋愛以外の要素も色々と採り入れられている。
このため、男性キャラクターとの恋愛が成立しなくても、各同性キャラクターとの友情エンディングもある。ただし、同性のキャラクターは状況によっては親友にもなるが、逆に恋のライバルになることもあるので注意が必要である。
男性向けのシリーズでは「根性」と呼ばれるパラメータがあったが、今作ではなくなっている。代わりに「気配り」というパラメータが存在し、友人と遊んだり部活・アルバイトをしていると上昇していく。このパラメータは数学・技術家庭科の試験成績や合宿時の食事当番の料理成功の判定、バレンタインの手作りチョコ作成時の補正などに関わる。他に「文系」と「理系」は「学力」に統合。「雑学」は「流行」に、「容姿」は「魅力」にそれぞれ名前を変えている。
主題歌も女性プレイヤーを意識し、B'zが担当している。
本作(プレイステーション2版)の開発資金の一部は『3』のそれとともにゲームファンド ときめきメモリアル(ときメモファンド)によって調達された。ファンド設定当初は「(女性ユーザ向け)新ときめきメモリアル」という仮称であった。
後に移植されたDS版では、新キャラ「天童壬」と新スチル、親友シナリオ、スキンシップ、キスED、親友となった男性キャラクターが主人公の本命が他にいると分かりつつ告白する親友告白EDが追加されている。OPアニメと歌、EDの歌等は入っていない。その他にもPS2版で評価が悪かった主人公の服がGS2の服に置き換えられている。しかし、女性キャラクターとのVS状態はPS2版同様回避できない。
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
[編集] ゲーム内容
このゲームの主人公(プレイヤー)は架空の学校、私立はばたき学園に入学した女子生徒である。 勉強や部活、アルバイトなどの高校生活を送り、あこがれの男の子と仲良くなると卒業式の日に告白される可能性が高まる。 バレンタインでは旧来のシリーズと違って自分からチョコレートを用意して最大3人にプレゼントできる(手作りの本命チョコ、高級チョコレート、義理チョコ)。ホワイトデーにはお返しが貰える。相手の好感度が高ければ特別なお返しでステータスを少しアップさせることが出来る。
[編集] 部活
運動系の部活と文科系の部活があり、どの部活も共通して気配りが上がりやすい。部活実行回数が多ければクラブマスターとなり、所属部にあわせた進路が開ける。また、運動系の部活と吹奏楽部には第3日曜日に練習試合や全体練習日があり、2回(吹奏楽部は1回)サボると退部させられてしまう。8月には全クラブ一斉合宿がある。が、他のクラブ員とは顔をあわせることは無い。合宿中には『料理当番』があり、気配りのパラに応じて作れる料理や相手の感想が違い、相手の好感度が変化する。
- 野球部
- 日比谷渉が所属する。主人公はマネージャーとして入部。学力は運動部系で唯一下がらない。気配りが上がりやすく、芸術、流行、魅力が下がる。
- 女子バスケット部
- 練習場は男子バスケ部と一緒なので、鈴鹿和馬や紺野珠美と頻繁に顔を会わせることができる。
- テニス部
- 須藤瑞希が所属している。運動の他、芸術も上がっていくのが特徴。
- チアリーディング部
- 藤井奈津実が所属。部活類の中では最も学力低下の数値が高い。野球部とバスケ部の練習試合を交互に応援している。魅力が上がりやすい。
- 園芸部
- 守村桜弥が所属している。学力がどんどんあがり、芸術も上昇する。
- 美術部
- 三原色が所属している。芸術が上がるほか、流行も上がりやすい。
- 吹奏楽部
- 氷室零一が顧問をしており、指揮者も彼が行っている。運動部と同じく、第3日曜日は全体練習がある。氷室が厳しいので全体練習を一回でもさぼると退部になってしまう。芸術が主に上がる他、学力も少しあがる。
- 手芸部
- 特に所属している生徒はいない。他には合宿の料理当番の日には天之橋一鶴が顔を出す。気配りが大きく上昇し、流行や芸術も上がっていく。文化祭3年目の出展のウェディングドレスのファッションショーで見られるときめき状態の男子キャラクター達の台詞は他の部活よりも甘いと評判である。
[編集] アルバイト
どのアルバイトも長く続けていれば卒業後に就職しないかと誘われる。
- 喫茶店アルカード
- 近くに葉月珪がよく利用する撮影所がある。葉月自身もよくこの店に訪れる。
- スタリオン石油
- ガソリンスタンド。姫条まどかのアルバイト先。
- 花屋アンネリー
- 有沢志穂のアルバイト先。有沢のイメージと反して流行が上がり、学力が下がってしまう。DS版では学力や芸術などが上がる。
- ウィニングバーガー
- 藤井奈津実のアルバイト先。藤井のイメージと反して学力が上がり、流行が下がる。DS版では流行がよく上がる。
- ブティック・ジェス
- 花椿がオーナーをしている。
- 雑貨屋シモン
- 花椿がオーナーをしている。
- 沙羅曼陀(デバッグ)
- なかなかバグが取りきれないデバッグのアルバイト。ストレスが上がりやすく、すべての能力が下がりやすい。
[編集] スキンシップモード
DS版の追加要素。蒼樹千晴、天童壬、花椿吾郎、女の子以外のキャラに用意されている。タッチペンでキャラクターに触れるといろいろな反応をしてくれる。スキンシップに成功すると好感度も上がる。
[編集] 親友モード
DS版の追加要素。一定以上の好感度の男性キャラクターが2人以上いると親友モードに突入することがある。親友モードは各キャラのやりきれない愛と友情との間の揺れ動く心情がよく表現されており、本命告白のあと(または告白前)の親友からの情熱的な告白(親友告白ED)はPS2でのGSファンからも評価が高い。
[編集] 伝説
本作でも『ときめきメモリアル』シリーズの伝統である「伝説」は存在する。しかし男性向けシリーズとは異なり、卒業式にその伝説に則って結ばれたカップルは永遠に幸せになれるという明確に言い伝えられているものではない。 あるのは、その伝説の場所に関する愛し合いながらも引き裂かれた男女の昔話的な物語で、ストーリーは途中で終わってしまい結末はわからない。主人公(プレイヤー)はその場所で告白を受ける事により、伝説の結末を体現し、自らがその物語の主人公となる事で伝説の成就となる。
本作に登場する伝説の場所は、学園敷地内にある『教会』。
[編集] 登場キャラクター
[編集] 男性キャラクター
- 葉月 珪(はづき けい)(声:緑川光)
- 成績優秀、スポーツ万能の高校生モデル。そのためか、理想の女の子への条件は高く、元祖作の藤崎詩織並に攻略は難しい。少し無愛想な見た目からは意外にも猫が大好き。祖父はドイツ人であり(つまりクォーター)ステンドグラス職人、両親とは離れて暮らしている。彼がよく仕事に通うスタジオの近くに喫茶店があり、主人公はそこでアルバイトをすることが出来る。非常に記憶力が高く、覚えたことは殆ど忘れることはないのだが、いつ何処でも寝てしまう癖がある。その為、期末テスト中に寝て0点を取る、公園で昼寝して仕事をすっぽかす、道端で寝てしまって教師である氷室零一に注意されるなどの失敗をしてしまうことも。交友関係はあまり広くないようだが、守村桜弥とは中学時代からの友人である。シルバーアクセサリー作りに興味があり、フリーマーケットに参加して売っていることもある。帰宅部。進路は家から近い一流(いちながれ)大学。枕投げの時の必殺技「モデルウォーク」は見た者をウットリさせて動きをとめる。
- 誕生日は1986年10月16日。血液型はA型。
- 守村 桜弥(もりむら さくや)(声:石田彰)
- 心優しい優等生。開業医の一人息子。しかし本人は植物が好きなので樹木医になりたいらしい。父親は将来的には医者を継がせたいのだが、守村との考え方が食い違っているために不仲。母親も家を出ている様子。植物以外にも豊富な知識を持ち、物事を解説・説明する場面も多い。猫舌。少女的な容姿をしており、私服で登場する時も袖の膨らんだ女の子みたいな服を着ていることがあるが、決して女装趣味は無い。気弱で守りに入りやすい性格だが女の子を守る為になら前に出ることが出来る勇気を持っている。だが趣味はゲームと意外な一面も。メインキャラの中に友人が多く、氷室零一や天之橋一鶴とも交友がある(だが中学時代はあべこべによく一人でいたらしい)。テスト期間中には生徒同士の答え合わせで忙しいという場面も。部活は園芸部。名前の由来は守りに入りやすい性格と桜のように可憐な少年というイメージから。枕投げの時の必殺技「自然の守り」は姿を消して行動できる。
- 誕生日は1986年7月2日。血液型はO型。
- 鈴鹿 和馬(すずか かずま)(声:檜山修之)
- ストレートな性格のスポーツ少年。1年生の時点で、バスケ部のレギュラー。将来の夢はアメリカにバスケット留学をすること。実力はあるのだが、チームワークを考えられないワンマンな所があるのが欠点である。非常に字が汚く、小学生が力いっぱい書いたような年賀状を送ってくる。実は自分とは正反対である優等生の守村とは親友同士であり、彼とゲームセンターで遊ぶ事もある。姫条まどかとはよく補習を受ける仲間。名前の由来は「鹿」と「馬」という文字に隠されている。出会った最初の頃はぶっきらぼうな態度をとることが多いが、仲が深まっていくにつれてとてもシャイな一面を見せてくれる。いわゆるツンデレキャラ。枕投げの時の必殺技「ナイアガラダンク」は相手を蹴散らすことが出来る。
- 誕生日は1986年12月4日。血液型はB型。
- 姫条 まどか(きじょう まどか)(声:置鮎龍太郎)
- 関西出身のお調子者。ガソリンスタンドでバイトをしている。地黒なのか焼いているのか定かではないが、褐色の肌をしている。子供の頃の写真では当時から肌の色が濃いめに見える。父親とは仲違いしており、母親は亡くなっている。お世話になった先輩に貰ったバイクを大切にしている。現在は一人暮らしをしている為か料理は結構出来て、主人公にお弁当をくれることも。進路はフリーターだが、起業に興味を持っているようである。守村や鈴鹿とは友人(鈴鹿とは補習仲間)。氷室には成績や素行のことで注意されることも多いようだ。帰宅部。流行に敏感で、バレンタインでは沢山のチョコレートを貰っている。枕投げの時の必殺技「クラッシュバイク」は相手を蹴散らすことが出来る。年賀状は、個性的なデザインのものを送ってくる。
- 誕生日は1986年6月18日。血液型はA型。
- 三原 色(みはら しき)(声:三木眞一郎)
- 有名芸術家の両親を持ち、自身も高校生ながら天才芸術家。博物館には彼の作品が飾ってある。母親を「マミー」と呼び、デート中にもマミーに会いたくなって切ない顔をすることがある。美術部所属。ナルシストな所もあるが、平和主義かつ博愛主義でとても純粋な性格。美しいものを愛しており、それは自然物であっても人工物であっても変わらない。だが絶叫マシンやバンジーなども好きなど意外な一面も。『ときめきメモリアル2』に登場する三原咲之進との血縁関係はない。名前の由来は三原色(さんげんしょく)から来ている。枕投げの時の必殺技「色素分解」は光の三原色に分身して行動出来るようになる。余談だが期末試験の際には「芸術」の科目で彼は毎回100点を出している。
- 誕生日は1987年1月15日。血液型はAB型。
- 日比谷 渉(ひびや わたる)(声:山口勝平)
- 主人公の一年下の後輩。いい男を目指しており、葉月を慕っている。将来はプロ野球選手になって女子アナと結婚したいらしい。年下という立ち位置から、男の子の持つ子供っぽさや主人公との年の差を強調された描写が多い。いい男になる為に先輩達に弟子入りを申し出ているが、ことごとく断られている。三原にはコスプレをしてまで迫った。鈴鹿とはプロレス好きの趣味が合い、一緒にビデオを見ることも。野球部所属。一人称は「ジブン」だが、素の状態では「オレ」である。小学生の妹がいて名前は歩。
- 誕生日は1987年9月4日。血液型はO型。
- 氷室 零一(ひむろ れいいち)(声:子安武人)
- 主人公のクラス担任の先生。生徒から恐れられる存在。ドライブが好きで愛車はマサラティGT3000(マセラティ3200GTがモデルと思われる)。担当教科は数学。真面目でお堅い性格で、生徒達からは教会の地下工場で作られたアンドロイドではないかと噂されている。彼自身も自動車を運転している時は機械の一部分になったような感触を楽しんでいる。だが居眠りやスピード狂、バーのマスターとのイベントなどで、少し柔らかい人間らしい一面を覗くことができる。ホラー映画の鑑賞が趣味で、観ることによって恐怖を克服しているらしい。吹奏楽部の顧問。ピアノの演奏イベントで流れる曲はリストの「ためいき」。規律を破った者にはたとえ誰であっても注意することを厭わない。零一という名前の由来は2進法から。仇名はヒムロッチ。枕投げの時は部屋に見回りに来る、制限時間の役割である。『ときめきメモリアル Girl's Side 2nd Kiss』に登場する氷上格は親戚。
- 誕生日は1975年11月6日。血液型はA型。
- 天之橋 一鶴(あまのはし いっかく)(声:小杉十郎太)
- ダンディなおじさまキャラ。実は学園の理事長であり、理想の女性を育て上げるという夢を持っている。お金持ちであり、私邸で開かれるクリスマスパーティーに生徒達を招待していくれる。ファッションデザイナーの花椿吾郎とは昔からの親友。彼の父親と葉月の祖父が知り合い同士であることをほのめかす台詞もある。ディレクターの内田氏が語るところには、実際に幼い頃の葉月とは何度かあったことがあるらしい。また、関西からやってきた姫条をはばたき学園に入れたのも天之橋の判断である。その他にも次回作に登場する若王子貴文とも面識がある。
- 誕生日は1966年2月5日。血液型はB型。
- 蒼樹 千晴(あおき ちはる)(声:森久保祥太郎)
- 隠れキャラ。間違いメールが主人公の元に届くことで交流が始まる。元々、アメリカで生まれ育ったが日本に留学してきた高校生で、最初の内は日本語を話す事が出来ない。主人公とメールをやり取りするうちに日本語も上達していくようになる。実はきらめき高校の生徒であり、電脳部に所属している。優しい性格の持ち主である。家族構成は両親と妹。関連書籍では彼にまつわるエピソードでときめきメモリアル1のキャラクターの存在が軽く触れられている。
- 誕生日は1986年8月18日。血液型はA型。
- 天童 壬(てんどう じん)(声:保志総一朗)
- DS版のみに登場する隠れキャラその2。主人公が外出中にふとしたことがきっかけで知り合う。友達の影響で喧嘩にあけくれている毎日を送っている。中学時代はトップクラスの成績だったため、本来勉強はできる。高校では成績はとても低かったが主人公と勉強をしていくうちに成績も伸びていく。あるイベントの選択肢により告白時の髪の色が変わる。羽ヶ崎学園の生徒。その名前から発売前に「任天堂」と呼ばれ、現在でも呼ばれている。
- 誕生日は1987年3月15日。血液型はB型。
- 花椿 吾郎(はなつばき ごろう)(声:速水奨)
- アパレル界のご意見番的存在。天之橋とは友人であり、友達思い。おネェ言葉を使うのが特徴。昔はバンカラだったらしいが、海外から帰ってきたらこうなっていたらしい。氷室のことは幼い頃から知っている模様。『ときめきメモリアル Girl's Side 2nd Kiss』に登場する花椿姫子は親戚。
- 誕生日は1965年1月1日。血液型はAB型。
[編集] 女性キャラクター
- 有沢 志穂(ありさわ しほ)(声:ゆかな)
- 勉強がよく出来る優等生タイプの女の子。一見冷たそうだが面倒見のいい性格。趣味はポエム。背が高い事をコンプレックスにしている。花屋でバイトしている。守村桜弥と仲良くしていると、ライバルになることも…。進路は弁護士を目指して一流大学へ。運動は苦手で、体育祭の際にも辞退することがある。枕投げでも動きはとろいが、必殺技「リリカルハートアタック」は一見の価値あり。なお、『ときめきメモリアル Girl's Side 2nd Kiss』でも一流大学に通いながら花屋で働き続ける姿が見られる。
- 誕生日は1987年1月20日。血液型はA型。
- 須藤 瑞希(すどう みずき)(声:大谷育江)
- 大財閥の一人娘。いつも執事のギャリソン伊藤と一緒にいる。勝気でわがままな性格のため友達は少ないが、とても寂しがり屋で根は優しい。フランスからの帰国子女のようで、言葉の発端にフランス語を話す癖がある(パリィなど)。テニス部所属。三原色と仲良くしていると、ライバルになることも…。庶民の生活に興味があり、流行のドラマを観て展開にあーだこーだ言ったりもする。ニースに別荘をもっているらしい。祖母は教育に厳しい様子。祖父への見舞いの花を買おうとする場面がある。テニス部奥義「火の玉スマッシュ・ド・パリィ」は攻撃範囲が広いのでなかなか強力。紺野珠美をタヌキとバカにする発言もあった。卒業後はフランスへ留学。エンディングで主人公に対してスズランの花を贈り、フランス語で「Parce que tu es mon ami」と言ったが、それは主人公を親友だと思っていることの証明である。
- 誕生日は1986年7月16日。血液型はB型。
- 藤井 奈津実(ふじい なつみ)(声:川上とも子)
- 明るく元気な今どきの女の子。考えるよりまず行動を起こすタイプ。氷室零一とは天敵同士で、彼の驚いた顔が見たくて落とし穴を掘ったり黒板消しをドアに挟んだり等していたがことごとく失敗に終わった。チアリーディング部。ファーストフード店でバイトしている。姫条まどかと仲良くしていると、ライバルになることも…。占いの結果に心動かされる乙女チックな一面もある。枕投げの時の必殺技「アクロバティック・ポンポン・ラッシュ」もなかなか強力。
- 誕生日は1986年12月18日。血液型はAB型。
- 紺野 珠美(こんの たまみ)(声:南央美)
- おとなしめでおっとりした性格。その割には、パンクミュージックや格闘技のような熱い物が趣味。また、中学時代は水泳の記録保持者と言う意外な経歴がある。玉緒と言う弟がいて、主人公の弟・尽と同じクラスになる。バスケ部のマネージャー。鈴鹿和馬と仲良くしていると、ライバルになることも…。仲良くなるとオリジナルの栄養ドリンクをプレゼントしてくれたりする。枕投げの必殺技「先生、男子の人たちが」は男性キャラの動きを完全に止めてしまう強力な攻撃(ただし味方である男子の動きも止めてしまう)。運動が得意な為にフットワークやまくらの飛距離もあるので手強い。
- 誕生日は1986年6月5日。血液型はO型。
[編集] その他のキャラクター
- 尽(つくし)(声:折笠愛)
- 主人公の弟。生意気だけど姉思いで、気になる男の子の情報を教えてくれる。休日にコマンドを実行すると主人公の側で遊んでいる。日比谷を弟分扱いしたり姉にも何かと余計な一言を言うが、お菓子に釣られたりおみくじの大吉で思わず喜んでしまう子供らしい一面も。
- 誕生日は1992年4月11日。血液型はO型。
- ギャリソン伊藤(ぎゃりそん いとう)(声:北村弘一)
- 瑞希の執事であり、幼い頃から見守っていた彼女をとても大切にしている。『GS』のファン向けムック『別冊はばたきウォッチャー』のインタビューでコナミのスタッフは「ギャリソン時田(この声優も北村弘一である)をモデルにしたわけではないが、ギャリソン時田のような大人にはなりたかった」ということを言っている。
- 益田 義人(ますだ よしひと)(声:大倉正章)
- 氷室零一の学生時代からの友人、ジャズバーを経営している。
- 登場回数は少ないものの、攻略対象外キャラで唯一テレホンカード(公式グッズ)が発売されているほど人気が高い。
- 誕生日は1975年5月23日。
- 教会の少年(声:齋藤彩夏)
- 主人公の幼い頃の思い出の少年。その正体は・・・。
- 齋藤くん
- 待ち合わせ場所にランダムで現れるキャッチセールスマン。氷室零一の元教え子。今作の続編にあたる2nd kissにも登場しており、真咲元春の友人の兄であることも明らかになっている。
- ジャアナさん
- 待ち合わせ場所にランダムで現れるナンパ男。本名は不明。守村桜弥が「じゃあな!」という言葉を名前だと勘違いしたことからこのあだ名がついた。
[編集] 主題歌
主題歌:B'z(VERMILLION RECORDS)
- オープニングテーマ「SIGNAL」
- 作詞 稲葉浩志 作曲:松本孝弘 編曲:松本孝弘・稲葉浩志・徳永暁人
- エンディングテーマ「美しき世界」
- 作詞 稲葉浩志 作曲:松本孝弘 編曲:松本孝弘・稲葉浩志・池田大介
どちらもアルバム『GREEN』(2002年7月3日発売)に収録
[編集] シリーズ作品(カッコ内は対応機種の略)
- ゲームソフト
- 携帯電話
[編集] トリビア
ゲーム中に登場する店舗の中には、「ブティックナナミ」「ジュエリーヴァンサン」「雑貨店シモン」「ブティック・ソフィア」「喫茶店アルカード」などコナミのゲームのキャラクター名がつけられているものがある。
[編集] 外部リンク
- ときめきメモリアル Girl's Side シリーズポータルサイト
- ときめきメモリアル Girl's Side(プレイステーション2版)
- ときめきメモリアル Girl's Side 1st Love(ニンテンドーDS版)
- i-revoマイポータル・ときめきメモリアル Girl's Side(公式ユーザーコミュニティ)
|
|
---|---|
コンシューマーゲーム | 1(ドラマシリーズ) - 2(Substories) - 3 - GS - GS2nd |
ONLINE | ゲーム - アニメ(OP | 初期ED | 後期ED | サウンドトラック・ドラマCD・ボーカル曲集・キャラクターソングCD) - カフェ |
ラジオ | もっと! - CLUB - もっと!モット! |
関連項目 | 登場人物 - 制作チーム - ゲームファンド - 実写映画 |