Kind of Love
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Kind of Love | ||
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Mr.Children の アルバム | ||
リリース | 1992年12月1日 | |
ジャンル | J-POP | |
時間 | 52分21秒 | |
レーベル | トイズファクトリー | |
プロデュース | 小林武史 | |
チャート最高順位 | ||
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ゴールド等認定 | ||
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Mr.Children 年表 | ||
EVERYTHING (1992年) |
Kind of Love (1992年) |
Versus (1993年) |
『Kind of Love』(カインドオブラブ)は、Mr.Childrenの2枚目のアルバム。1992年12月1日にトイズファクトリーより発売。
[編集] 解説
2ndシングル『抱きしめたい』と同時リリース。初回限定版は紙製のスリーブケース入り。初のフルアルバムであるが、ミニアルバム『EVERYTHING』を公的に1stアルバムと位置付けているため、本作は2ndアルバムとなる。
前作『EVERYTHING』は何より大切なものという意味であり、Mr.Childrenにとって大切なものは愛ではないかという理由でまずLoveという言葉が浮かんだ。しかし当時のMr.Childrenにとってそれは少し重い言葉だったため、「愛のようなもの」を意味するこのアルバムタイトルになった。
新宿ヒルトンホテルのスイートルーム2部屋を何日も貸しきり、当時最先端だったハードディスク・レコーディングを行った。ギターやベースはアンプを通さず直接コンピュータに繋いで録音し、ドラムだけは別途スタジオで録音した。
オリコン週間順位最高13位ながらも100週以上もチャートインし続け、4年6ヶ月後の1996年4月29日付けで100万枚を突破。TOP10入りせずに100万枚を突破したアルバムは本作とB'zのミニアルバム『BAD COMMUNICATION』だけであり、ミリオンセラーを達成したCDの中で最も最高順位が低い作品である。
2007年発売の『B-SIDE』プロモーション用に作られた「ひびき」のPVではこのアルバムが登場する。
[編集] 収録曲
- 虹の彼方へ
アニメ「湘南爆走族9・お前と俺のGOOD LUCK!」主題歌となった。現在、Mr.Children唯一のアニメタイアップがついている。 - All by myself
詞・曲共に桜井と小林武史の共作。後に『Replay』のカップリング曲としても収録される。 - BLUE
- 抱きしめたい
2ndシングル曲。 - グッバイ・マイ・グルーミーデイズ
『君がいた夏』のカップリング曲として収録されていた曲。本作の中で唯一ミキサーが違い、ヘッドフォン等でよく聴くとグロッケンの音が響いている。 - Distance
- 車の中でかくれてキスをしよう
映画『ベティ・ブルー』を観て桜井なりに表現した曲で、当初の歌詞は「白い花を切りつけては血みたいな苦い唇をを僕に見せて笑い転げてる」だったが、ホラー映画のようで怖いという理由で現在の歌詞になった。 - 思春期の夏 〜君との恋が今も牧場に〜
ドラマーの鈴木がボーカルを担当した曲。仮タイトルは「ジェン・カントリ」で、前のアルバムの段階でほぼ完成していた。最後に馬のヒヅメの音が入っている。 - 星になれたら
Mr.Childrenのアルバム曲で寺岡呼人が作曲に携わった唯一の曲。原題は「星になれたらいいな」で、アマチュア時代からライブで演奏されていた。歌詞の内容から、一時期、卒業式などで歌われる曲にもなっていた。後に作曲者の寺岡、寺岡全面プロデュースのゆずでセッションされたことがある。シングルでは『Sign』のカップリング曲「妄想満月」で寺岡と一部共作している。 - ティーンエイジ・ドリーム (Ⅰ〜Ⅱ)
2部構成で作られた曲。 - いつの日にか二人で
仮タイトルは「ミシェル・ファイファー」で、彼女の出演する映画『恋のゆくえ』にあるようなスタンダードな物語を描いている。
前作 | Mr.Childrenのオリジナルスタジオレコーディングアルバム | 次作 |
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EVERYTHING | Versus |
この「Kind of Love」は、アルバムに関連した書きかけ項目です。加筆、訂正などして下さる協力者を求めています。(P:音楽/PJアルバム) |