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JWord - Wikipedia

JWord

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

JWord株式会社
JWord Inc
種類 株式会社
略称 JWord
本社所在地 150-8512
東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー
電話番号 03-5428-6900
設立 2000年8月16日
業種 情報・通信業
事業内容 JWord(日本語キーワード)事業
テクノロジーライセンス事業
代表者 代表取締役会長 熊谷正寿
代表取締役社長 古梶秀樹
資本金 233,500千円(2005年3月31日
従業員数 59人(2007年2月)
決算期 12月
主要株主 GMOインターネット株式会社
ヤフー株式会社
関係する人物 翁永飆(創業者)
沈海寅(創業者)
外部リンク www.jword.jp/company/
  

JWord(ジェイワード)は、GMOインターネットグループ傘下のJWord株式会社(旧・アクセスポート)が運営する、インターネット上の検索エンジン。インストール方法や実行内容からスパイウェアの一種とみなされることも多い。

目次

[編集] 概要

JWordのサービスは、2002年5月に開始した。

Webブラウザのアドレスバーにキーワードを入力することで、そのキーワードに関連するウェブサイトを直接開く機能があり、これによってインターネットの利用者は、URLではなく、企業名やサイト名を入力することで目的のサイトに到達できるようになる、とJWord社は説明している。

このサービスはJWordのプラグインを、利用者が使っているコンピュータにインストールすることで実現され、登録されていないキーワードをYahoo! JAPANエキサイトMSNインフォシークといった外部検索エンジンを使って検索する機能や、関連するキーワードもリストアップされる機能が追加され、現在のような形態になった。インターネットの利用者はJWordの検索サービスを無料で利用できるが、一方、JWordの検索エンジン(データベース)へのキーワード登録は有料である。JWord社唯一の収益源は、こうしたキーワードの登録料金である。

また、JWordはPunycode形式の変換にも対応しており、日本語ドメインに対応していないInternet Explorer 5、6などのウェブブラウザにおいて日本語ドメインのサイトにアクセスする一般的な手段の一つとしても使用される(JPRSによってベリサイン製のプラグインも提供されているが、後述するアフィリエイトプログラムの影響もあり、多くのサイトにおいてはJWordを教示している)。さらに、同じくGMO傘下であるインターネットナンバーのサービスにも対応するようになった。入力したキーワードについてコミュニケーションができる掲示板Jとーく)や、9199.jpと連動した電話帳もある。検索以外でも、地域名の入力によって天気予報を表示、星座の入力によって占いを表示、郵便番号の入力によって地図を表示させる、といった使い方もできる。しかしJWordのサービスにはさまざまな問題があることがインターネット上などでたびたび指摘されている。

JWord社は警視庁から犯罪関連・有害ウェブサイトのリストを提供されており、その様なサイトからはキーワード登録を受け付けないようにしている。2005年内にはその情報をもとに、プラグインにフィルタリング機能を搭載する予定と発表したが、現在実装されているかは不明である。

[編集] JWordの検索サービス利用

ブラウザのアドレスバー上でJWordを使用するには、基本的に専用のプラグインをインストールする必要がある。プラグインは、Internet Explorerをはじめ、NetscapeOperaMozilla FirefoxMSN Explorerに対応したものが無償で提供されている。現在3000万台以上のコンピュータにインストールされているとJWord社は発表している。

このJWordプラグインは、JWord社のウェブサイトで配布されているほか、購入時に最初からインストールされていたり、多くのウェブサイトやソフトウェアを媒介として配布されていたりする。こうした結果、後述するように、利用者の意志を無視してJWordプラグインがインストールされることも多い。

[編集] JWordへのキーワード登録

JWord社によれば、現在20万語以上のキーワードが登録されているという。

JWordへのキーワード登録を促すため、JWord社およびその代理店では、ウェブサイトを持っている企業に対してキーワードを登録するよう電話電子メールで積極的な営業活動をしている。しかし、JWordと代理店の顧客情報が統一されていないため、繰り返し同じ内容で電話営業されることも多い。

また、JWordはSEOの役割も行うようになり、キーワード登録によって検索結果(特にYahoo! JAPAN)における上位表示を謳ってセールスしていることもある。ただし、その効果は疑問視される場合もある。 Googleは「どのSEO(検索エンジン最適化プログラム)とも一切関係がなく推薦もしない」とアナウンスしている。また「ブラウザのアドレスバーにキーワードを直接入力できる機能を売ろうとするSEOもある。SEOが主張する専用のソフトウェアをダウンロードしたユーザー数についても容易に信じないように」と、暗にJWordの営業手法に注意を促している[1]

[編集] JWordの検索結果

JWordの検索エンジンには通常、サイト名・会社名といった固有名詞を登録する。普通名詞を登録する場合は、「プレミアキーワード」として固有名詞より高い料金で登録する。そのためJWordでユーザーが普通名詞を検索した場合、しばしばユーザーが求めているアクセス先とは異なる、特定企業のサイトが表示されることになる。例えば、次のようなサイトが表示されることが報告されている。これらは普通名詞扱いでプレミアキーワードである。

こうした結果からも、JWordのサービスはスポンサーに有利という意味で広告的であり、またJWord社が恣意的に操作できる部分が大きいことがわかる。そのためこのサービスを利用する場合、ユーザーが無自覚のうちに一企業(JWord社)によるインターネットの機能制限や情報操作を受け入れてしまうという問題が発生する危険性がある。この点に関してJWord社は、「人の手をかけてデータベースを作成することによって良い物が集まる。ロボット型検索エンジン(Google等)では検索結果における上位を不当に争う問題がある。人的に作られた物が良いか、ロボット型検索が良いかはユーザーに判断してもらいたい」と主張している[2]

しかし、広告代金を支払ったクライアントを人の手によって上位表示することが「良い物が集まる」ことになるのかどうか疑問がもたれる。

[編集] JWordプラグインの問題

JWordプラグインには次の問題点がある。

  • スパイウェアの疑い
  • 強引なインストール
  • インストールされると、システムに常駐し、コンピュータ全体の動作が不安定となる原因となる
  • 過去のバージョンはアンインストールが困難

そのため、スパイウェアのほか、アドウェアマルウェア、ブラウザハイジャッカーとして扱われることもある。

Internet Explorerのアドレスバーのプルダウンメニューには通常、過去に入力したURLが表示されるが、JWordプラグインをインストールすると、メニューにはクライアントのウェブサイト(JWordのスポンサーサイト)がいくつか表示されるようになるため、アドウェアの傾向がある。

[編集] スパイウェアの疑い

JWordのプラグインは、スパイウェアではないかとの疑いがもたれている。 複数のアンチスパイウェアアンチウイルスソフトウェアでJWordのプラグインはスパイウェアとして検出される。その原因の1つとして、JWordのプラグインがCnsMinをベースにしていることがあげられる。

[編集] JWordプラグインとCnsMin

JWordプラグインは、中国の3721 Network Software社(旧・Inter China Network Software社)が開発したCnsMinをベースに、日本向けに改良したものを使用している。

CnsMinはブラウザハイジャッカーあるいはスパイウェアである可能性が指摘されており、アンチスパイウェアの定義ファイルに登録されている。そのため、JWordのプラグインがインストールされている場合、アンチスパイウェアでスパイウェアを検出すると、CnsMinが検出される。なお、後述するようにJWordプラグインは不完全に削除された場合にはアンインストールが困難になる特徴があるため、アンチスパイウェアで検出されたCnsMinをそのまま除去すると、JWordプラグインが削除できなくなる場合がある。

[編集] JWordプラグインの状況

オリジナルのCnsMinはともかく、日本向けにカスタマイズされたJWordプラグインのCnsMinがスパイウェア的な動作を行っているということが具体的に立証された例はなく、JWord株式会社もそのように主張している。また同プラグインはスパイウェアではないと検証したとして、すでに定義ファイルからJWordプラグインのCnsMinを除外したアンチスパイウェアやアンチウイルスソフトウェアも存在する(外部リンクの項を参照)。しかし現在もネットエージェントのOne Point Wallで、厳然と「外部にデータを送信するスパイウェア」に指定[3]しているセキュリティベンダーもいることと、JWord社が「スパイウェア検出ツールのプログラムの作成者などと交渉することで問題の解決を目指す」と表明[4]していることから、一部では、JWord社がベンダーに圧力を掛けているのではないかと懸念する声がある。

ただ、JWordプラグインが個人情報やプライバシーに関わる情報を送信するなどの実害は今のところ報告されておらず、有志がJWordプラグインの送信しているパケットを解析した結果、個人情報などは含まれていなかったとしている[5]

だが、JWord社側で公式に明らかにしていない部分もあって、コンピュータごとに匿名の番号を付与することによりJWord側でユーザーのインストールの有無や使用バージョンを把握している(ユーザーを監視している)と言う指摘もあり、実質的なスパイウェアだと言う声は根強い。最も、アンインストール時に固有の番号を送信していることが確認されている[5]

JWord社は、利用者を特定するような情報を取得する機能はないため、スパイウェアにあたらないとした上で、JWordプラグインのCnsMinがブラウザハイジャッカーとされたのは、アンチスパイウェアの制作者が日本語を解さなかったためであると主張している。すなわち、以前のJWordプラグインは、日本語で書かれたJWordのウェブサイトにアクセスしない限りアンインストールできなかったため、アンインストールが困難としてブラウザハイジャッカーとされてしまったとする。しかしながら、それだけが要因とは言えず、その当時まだユーザー数が多かったWindows 95/98/Meでのアンインストール方法は公開されていなかったという事実も厳然と存在している[6]

これらの(一部はJWord社自身が認めている)複合的な要因から、マルウェアとして認知が進んだ事は否めない。なお、現在のJWordプラグインは、コントロールパネルからアンインストールすることもできる。

[編集] 強引なインストール

JWordプラグインはあらゆる手段を使ってインストールを試みる。これら強引極まるインストールが幾度も繰り返される事でユーザー間で不評を買い、スパイウェア説を一気に普及させる起爆剤になった。実際は、強引なインストールは比較的高額かつ誘導しやすいアフィリエイトプログラムに釣られたアフィリエイターによるものが多い。また、無料ホスティングやレンタルCGI等、金銭的に苦しくなった無料サービス事業者が展開する場合が多いが、そのようなサービスのうちのいくつかは、「JWordプラグインが強制インストールされる」という理由で一層敬遠され、更なる利用者減に陥るという悪循環に陥っているものもある。

実際、Googleで「JWord」と検索すると「jword うざい」「jword 削除」「jword ブロック」「jword 対策」などという候補が現れる。これは、JWordと共にネガティブなキーワードを同時に検索している人が多いためである。このことから、JWordを不快と感じるユーザーは少なくないといえるだろう。パソコンからのJWordのサイトへのアクセスを強制的に不可能にする設定の方法を案内しているサイトも存在する。

[編集] JWordプラグインの配布

JWordプラグインは、公式サイトのほか、さまざまなソフトウェアやウェブサイトを通じて配布を行っている。こうしたソフトウェアやウェブサイトはJWord社と提携しているか、JWordのアフィリエイトプログラムに参加している。JWord社は、プラグインの普及に拍車を掛けるために企業などとの提携を積極的に行っている。

[編集] JWordアフィリエイトプログラム

JWordアフィリエイトプログラムは、自分のウェブサイトや自作したソフトウェアにJWordプラグインのインストーラを仕掛けておくことによって、ある1人の利用者がプラグインをインストールすることにつき10円の報酬を受け取れる仕組みになっている。プログラムにおいてJWordプラグインをインストールさせる手段は不問である。こうしたアフィリエイトプログラムで配布しているソフトウェアは「悪質なアドウェア」とセキュリティベンダーから認定されている[7]

なお、JWordアフィリエイトプログラムは、2007年12月にサービスを終了した。

[編集] インストールされる場面

[編集] 初期状態でインストール

一部のコンピュータメーカー(ソーテック工人舎NECシャープデルエプソンダイレクトマウスコンピューターヒューレット・パッカードKOUZIROアロシステムドスパラ)のコンピュータには、通常は初期状態でインストールされている。しかし、販売用途や発売時期によっては、JWordプラグインが同梱されていない場合もある。

[編集] ウェブサイトからのインストール

JWordプラグインのインストーラが仕掛けられたサイトにInternet Explorerでアクセスすると、JWordプラグインのインストールが試みられる。JWordプラグインがインストールされていないコンピュータに対してはインストールを促すポップアップウィンドウが度々表示されることや、さらには突然JWordプラグインをインストールする旨のActiveX電子証明書が表示されることもある。さらにブラウザのActiveX・プラグインの設定によっては、ユーザーの同意を得ずにJWordプラグインをインストールされることもある。こうしたサイトの例として、無料掲示板レンタルサービスのteacupOTD BBSや無料日記サービスのさるさる日記などがある。

[編集] ソフトウェアと一緒のインストール

また、ソフトウェアのインストール時にJWordプラグインが一緒にインストールされる場合もある。かつてフリーウェアテキストエディタとして知られているTeraPadにJWordプラグインのインストーラが同梱されていたことがあるが、少なからぬユーザが不安視したためすぐに同梱中止になったケースがある。また、ポータルサイト等が配布しているInternet Explorer用のツールバーの中にはJWordのプラグインが最初から機能の一部として組み込まれているものもある。特に人気ソフトにおいては、作者に対して前述のアフィリエイト収入に加えて数万円の謝礼金が渡されることもある。

この為、現在ではシェアウェアの機能制限版をフリーウェアとして公開し、これにJWordプラグインのインストーラが組み込まれているものも少なからず見られる。

[編集] JWordプラグインの不具合

JWordプラグインはシステムに常駐するため、コンピュータの環境によってはフリーズするなど、動作が不安定になることが報告されている。

[編集] Windows Updateを妨害

明らかな不具合の一つに、Windows Updateを失敗させてしまう不具合がある。この不具合の修正は行われておらず、簡単かつ安全な解決方法はJWordプラグインをアンインストールすることである。JWordの機能を保たせながらWindows Updateを使いたい場合は、Windows UpdateをWindows終了前に実行させるように設定するか、いくつかの機能を省いた簡易版プラグインを代わりにインストールしなければならない。

[編集] アンインストールについて

過去のバージョンではJWordプラグインを一度インストールすると、アンインストールは困難であった。「コントロール パネル」の「プログラムの追加と削除」に表示されず、JWordのサイトにアクセスしてアンインストールする必要があった。また、JWord社のサイトでもアンインストールする方法は提供されていなかった。

現在はアンインストーラが添付されている。しかしJWordプラグインを構成するファイルの一部を手動で削除した場合などは、コントロールパネルからの削除ができなくなり、アンインストールが困難になる。場合によっては、コンピュータを起動する度に「C:\WINDOWS\DOWNLO~1\CnsMin.dllを読み込み中にエラーが発生しました。」などというJWordプラグインが破損している旨のエラーメッセージが表示されるようになる[8]

また、アンインストーラを使って削除しても、アンチスパイウェアで検査したところ残骸があったという指摘もある。

なおアンインストールしたあと特に対策をしていなければ、JWordプラグインのインストーラが仕掛けられているサイトにアクセスすれば再びインストールを度々要求されることになる。

[編集] Internet Explorer以外のウェブブラウザ

フリーウェアとして配布されているタブブラウザSleipnir 1.xxもJWord株式会社と提携しておりアドレスバーから同様の検索が可能である(後継のSleipnir 2は最初JWordサーチ機能を搭載していたがのちに廃止)が、JWordのプラグインはActiveXを使用したInternet Explorer専用の物であり、同ブラウザのレンダリングエンジンを使っているだけのSleipnirからは利用できない。これは単純にJWordのサーバーに、入力されたキーワードのクエリーを送信しているだけであるため同プラグインは使用していない。故に、それと同じような方法を用いればInternet Explorerを含めて様々なウェブブラウザで同プラグインをインストールしていなくとも、実際は利用可能なのである[9]

Mozilla FirefoxにおけるJWordの利用の場合、インストールされるプログラムはMozilla Firefoxの拡張機能を利用した物であり、Internet ExplorerのJWordプラグインとは構造が全く異なる。

[編集] インストール検知・防止対策

JWordプラグインがインストールされているか簡易的に調べる方法は、WebブラウザのURL欄に何らかの日本語(ウェブサイト名、会社名等)を入力してみることである。特定のサイトに直接アクセスされるか、検索エンジンのページが表示された時に、左側にJWordの検索フレームが表示されたり同時検索サービスが表示された場合はそのコンピュータにはJWordプラグインがインストールされている可能性が高い。

もしJWordプラグインのインストールを望まないのであれば、ユーザーの意志に反してインストールされる前の防止方法として、SpywareBlasterというアンチスパイウェアをインストールする方法がある。これはCnsMinに関しては、JWordプラグインを含めCnsMin全てを防ぐようになっている。

他の方法としてhostsファイルを書き換える方法がある。これはJWord関連サーバーにコンピュータがアクセスしようとした時に、IPアドレスを強制的に0.0.0.0としてしまって、アクセスを強制的にエラーにする方法である。ゆえにコンピュータからは、これらのドメインに全くアクセスできなくなることに注意されたい。

%SystemRoot%\system32\drivers\etc\hosts (Windows9xでは%windir%\hosts)
0.0.0.0 3721.com www.3721.com download.3721.com dl.3721.com search.3721.com
0.0.0.0 3721.net www.3721.net download.3721.net dl.3721.net search.3721.net
0.0.0.0 9199.jp www.9199.jp download.9199.jp dl.9199.jp search.9199.jp
0.0.0.0 9199jp.jp www.9199jp.jp download.9199jp.jp dl.9199jp.jp search.9199jp.jp
0.0.0.0 jword.biz www.jword.biz download.jword.biz dl.jword.biz search.jword.biz
0.0.0.0 jword.co.jp www.jword.co.jp download.jword.co.jp dl.jword.co.jp search.jword.co.jp
0.0.0.0 jword.com www.jword.com download.jword.com dl.jword.com search.jword.com
0.0.0.0 jword.info www.jword.info download.jword.info dl.jword.info search.jword.info
0.0.0.0 jword.jp www.jword.jp download.jword.jp dl.jword.jp search.jword.jp
0.0.0.0 j-word.jp www.j-word.jp download.j-word.jp dl.j-word.jp search.j-word.jp
0.0.0.0 jword.ne.jp www.jword.ne.jp download.jword.ne.jp dl.jword.ne.jp search.jword.ne.jp
0.0.0.0 search1.jword.jp 202.83.135.107
0.0.0.0 search2.jword.jp 202.83.135.108
0.0.0.0 search3.jword.jp 202.83.135.109
0.0.0.0 search4.jword.jp 202.83.135.37
0.0.0.0 search5.jword.jp 202.83.135.39
0.0.0.0 search6.jword.jp 202.83.135.34

また、Internet Explorerの設定において制限付きサイトに登録する方法もある。現状では最も副作用の少ない方法と考えられる。上記ドメイン全てを登録しても良いが、*.9199.jpと*.jword.jpだけ登録すればインストールは防止される(2007/12現在)。念を入れるならば、同ドメインが信頼済みサイトに登録されていないか、制限付きサイトのセキュリティレベルが低く設定されていないか、についても確認しておきたい。

[編集] 関連項目

[編集] 9199.jp

GMOインターネットが運営している「9199.jp」(クイックジェーピー)という、プラグインをインストールして使用できる同時検索サービスは、外見こそ異なるがプラグイン自体はJWordその物である。両者とも機能は同じであるがコンセプトに違いがあり、JWordはダイレクトアクセスを中心として提供するために作られ、一方の9199.jpは同時検索サービスを中心として提供するために2004年9月19日に開設された。

GMOインターネットは2004年10月下旬[10]から、10億円を投じてテレビCMを放映し、9199.jpの宣伝を行っていた[11]。最初は9199.jpのウェブサイトにも使われているクマのキャラクターを用いたCMであったが、後に稲垣吾郎を起用したCMを放映した。

[編集] JWord株式会社

JWord株式会社(ジェイワードかぶしきがいしゃ)は、JWordを運営している会社。

[編集] 沿革

  • 2000年8月16日 インターパイロン、Inter China Network Software(当時)、伊藤忠商事の出資によって株式会社アクセスポートを設立
  • 2000年10月 インターネットを利用した名刺サービス「Let's Card」を開始
  • 2002年5月 エキサイトと提携し、JWordを開始
  • 2004年10月1日 グローバルメディアオンライン(現・GMOインターネット)が、アクセスポートの親会社である株式会社3721ソフトの株式を40%取得
  • 2004年12月5日 グローバルメディアオンラインが、3721ソフトを株式交換により完全子会社化。アクセスポートはグローバルメディアオンラインの子会社となる
  • 2004年12月21日 ヤフーが、アクセスポートの株式を33.4%取得、業務提携
  • 2005年4月1日 商号をJWord株式会社に変更
  • 2005年5月31日 Let's Cardを終了

[編集] 関連項目

[編集] 脚注

[編集] 外部リンク

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