工人舎
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種類 | 株式会社 |
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略称 | 工人舎 |
本社所在地 | 神奈川県横浜市中区長者町5-85 明治安田生命ラジオ日本ビル7F |
設立 | 2004年12月13日 |
事業内容 | パーソナルコンピュータの開発、製造、販売 |
資本金 | 4億円 (2007年09月10日現在) |
外部リンク | 株式会社工人舎 |
株式会社工人舎( - こうじんしゃ)は、日本のパソコン製造・販売メーカー。
目次 |
[編集] 概要
新興のパーソナルコンピュータの開発メーカーで、台湾の製造大手メーカーと提携し製品を開発している。
2005年より、ノートパソコンの販売をはじめた。 2006年11月に、KOHJINSHA SAシリーズを発表し、シンプルな構成や軽量さ、価格の割に高いスペックなどが話題となり、マニア層の注目を集める。
ソーテックの前身として、同名がある。 これは現在の工人舎の創立者が、元ソーテック創立者であり、前社起業時の志に立ち返り、ソーテックを離れ現工人舎を起業したためである。 資本関係などは無い。また、社名や商標の使用等については前社と合意しており、争いなども無い。
[編集] 製品
[編集] KOHJINSHA EW
KOHJINSHA EW(こうじんしゃ イーダブル)シリーズは、工人舎が販売するノートパソコン。
A4ファイルサイズ・15.4型ワイド液晶の2スピンドルノートパソコンであり、最廉価モデルは実売価格が8万円を切る低価格であることが特徴。OSはWindows Vistaを採用している。 VIA K8N890チップセットと モバイルAMD Sempronプロセッサを採用し、低コストを主眼に置いている。 バッテリー持続時間が公称1時間強であり、モバイル用途はあまり考慮されていない。
[編集] KOHJINSHA SA
KOHJINSHA SA(こうじんしゃ エスエー)シリーズは、工人舎が販売するノートパソコン。
詳細はKOHJINSHA SAを参照
[編集] KOHJINSHA SH
KOHJINSHA SH(こうじんしゃ エスエイチ)シリーズは、工人舎が販売するノートパソコン。2007年6月発表。
A5サイズの・7型ワイドタッチパネル液晶1スピンドル(一部モデルはゼロスピンドル)ミニノートパソコンであり、最廉価モデルは8万円を切る低価格となっている。
外観・寸法・重量はSAシリーズとほぼ同様であるが、モバイルカメラとワンセグチューナーが追加されている。
チップセットにIntel 945GU Expressを採用し、Intel Ultra Mobile Platform 2007に準拠した小型ノートPC。CPUはIntel A100 (600MHz) またはA110 (800MHz)。SAシリーズよりもパワーアップした分、バッテリー持続時間は短くなっている。OSはWindows Vistaを採用しているが、この機種も必要最小限の性能スペックとなっている。のちにWindows XPモデルも投入された。
液晶解像度は1024x600ピクセルであり、SAシリーズよりも解像度があがっている。キー配列はSAシリーズから改善されているが、キーサイズは若干小さくなっている。
[編集] KOHJINSHA SR
KOHJINSHA SR(こうじんしゃ エスアール)シリーズは、工人舎が販売するノートパソコン。2007年12月発表。
SHシリーズに薄型のDVDスーパーマルチドライブを搭載したような形態であり、重量は約1.1kg。サイズは若干大きくなっている。 2008年6月にWindows XPモデルも投入された。
[編集] APERA
APERA(アペラ)シリーズは、かつて工人舎が販売していたノートパソコン。2005年12月発表。
- APERA SS : 12型、1スピンドル A4サイズノートパソコン。
- APERA SW : 14ワイド型A4サイズノートパソコン。
- APERA MW : 12ワイド型A4サイズノートパソコン。