キヤノンITソリューションズ
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| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 市場情報 | 非上場
|
| 略称 | キヤノンITS |
| 本社所在地 | 〒108-0073 東京都港区三田3-11-28 |
| 設立 | 1982年7月1日 |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 事業内容 | 情報システムのコンサルティング・設計・構築、運用管理・保守サービスの提供、ソフトウエアの開発・販売 |
| 代表者 | 武井 堯 |
| 資本金 | 3,617百万円（2006年3月31日） |
| 売上高 | 732億円（連結・旧2社合算） |
| 従業員数 | 3,466名（2007年4月1日）連結 |
| 決算期 | 12月 |
| 主要株主 | キヤノンマーケティングジャパン株式会社（100％） |
| 主要子会社 | 佳能控制系統(上海)有限公司、エス・エス・ジェイ株式会社、株式会社FMS |
| 関係する人物 | 佐藤雄二郎、太田清史 |
| 外部リンク | http://www.canon-its.co.jp/ |
キヤノンITソリューションズ株式会社 (CANON IT SOLUTIONS INC.) は、キヤノングループのシステムインテグレータ。株式会社アルゴ21とキヤノンシステムソリューションズ株式会社が2008年4月1日に合併して誕生した。東京・名古屋・大阪に拠点をもつ。
目次 |
[編集] 主な事業
- 業種別のSI：製造業と金融業を中心に、流通・サービス業、公共・公益、医療、文教など、業種別に展開している。
- エンベデッド：車載機器、携帯電話、産業機器などの組み込みソフトウエアを開発している。
- IT基盤構築：運用管理システムやネットワークの構築、ディザスタリカバリ対策、24時間365日の運用サポートサービスなどを手掛ける。
- セキュリティ：ファイアーウォールやアンチウイルスソフトウェア、コンテンツフィルタリング製品などのセキュリティ製品を開発・販売している。
- ドキュメント：DTPソフトウエアの開発・販売、帳票システムやOCRシステムの構築のほか、キヤノン製複合機・プリンターのアプリケーションプラットフォームであるMEAPに対応したシステム開発を行っている。
- ERP／CRM：SAP、Siebel、および子会社のSSJが開発するSuperStreamを中心に、システム構築を行っている。また、ビジネスインテリジェンス／企業パフォーマンス管理のシステム構築も行っている。
- EDI：各種規格に準拠したソフトウエアを自社開発している。
- マイグレーション：メインフレーム環境を中心としたマイグレーションを行っている。
- 研究開発：オブジェクト指向開発技術、開発基盤、オープンソースソフトウエアの研究を行う。また、オペレーションズリサーチ（Operations Research）を用いたシステム開発・コンサルティングを行う数理技術部門を持ち、同技術を活用したソリューションパッケージも開発している。
- その他：環境ソリューション、特許情報システム、不動産業向けシステム、アパレル業向けシステム、産業用画像処理製品などを扱っている。
[編集] 自社開発
- EDICOLOR（国産DTPパッケージ）
- Edian Wing（印刷業・新聞社向けDTPシステム）
- RubyNavigation（形態素解析）
- GUARDIANWALL（電子メール監査、コンテンツフィルタリング）
- NTS（EDIソフトウエア）
- FOREMAST（需要予測・在庫発注補充計画）
- RouteCreator（物流・輸配送・配車計画）
- ALPHASE（生産計画、生産管理）
- SuperMate（アパレル業向けパッケージ）
など。
[編集] 日本語ローカライズ
など。
[編集] 沿革
- 2008年4月1日 - 株式会社アルゴ21とキヤノンシステムソリューションズ株式会社が合併し、キヤノンITソリューションズ株式会社が発足。同時にアルゴインテリジェントサービスの社名をAISに、アルゴエデュケーションサービスの社名をAESにそれぞれ変更。
[編集] 合併前の沿革：アルゴ21
日本ユニバック（現日本ユニシス）に在籍していた技術者を中心に創立された。
- 1984年 - 株式会社アルゴ二十一を設立。
- 1985年 - アルゴグラフィックスおよびマーテック二十一を設立。
- 1988年 - 通商産業省 システムインテグレータ企業に認定。
- 1989年 - 日本テクノシステム株式会社を吸収合併し、社名を株式会社アルゴテクノス二十一に変更。
- 1997年 - 株式を店頭公開。
- 1999年 - ERPベンダーのSSJを子会社化。
- 1999年 - 東京証券取引所2部上場。
- 2000年 - 東京証券取引所1部指定替え。
- 2000年 - 内外データサービスを子会社化するとともにマーテック二十一と合併し、アルゴインテリジェントサービスに社名変更。
- 2000年 - 社名を株式会社アルゴ二十一に変更。
- 2001年 - システムインを子会社化し、株式会社アルゴコンサルティングサービスに社名変更
- 2001年 - 株式会社ユニテル(現 Pro-SPIRE)に出資し、同社との協業でITコーディネータ育成教育事業を開始。
- 2002年 - 住金物産情報システムを吸収合併。
- 2002年 - ユニテルの教育事業を譲り受け、株式会社アルゴエデュケーションサービスを設立。
- 2003年 - 社名を株式会社アルゴ21に変更。
- 2004年 - 株式会社アルゴコンサルティングサービスを吸収合併
- 2004年 - デジタルエンジニアリング部門をアルゴグラフィックスに譲渡。
- 2004年 - パソコンの保守サービス事業の一部を日本オフィス・システム株式会社に譲渡
- 2006年 - NRIガーデンネットワークを子会社化し、ガーデンネットワークに社名変更。
- 2007年 - 株式公開買い付け（TOB）によりキヤノンマーケティングジャパンの子会社となる。
- 2007年 - アルゴグラフィックスの自社株式買付に応募し、同社との資本関係を解消。
- 2007年 - Pro-SPIREとの資本提携を解消。
- 2007年 - キヤノンマーケティングジャパンの完全子会社となり、上場廃止。
- 2008年 - ホテル向けソリューション事業をガーデンネットワークに移管。
[編集] 合併前の沿革：キヤノンシステムソリューションズ
大手鉄鋼メーカー住友金属工業株式会社の情報システム部門及び研究開発部門とその子会社を前身とする。
- 1982年 - 住金システム開発株式会社を設立。
- 1989年 - 住友金属システム開発に社名変更。
- 1991年 - 通商産業省 システムインテグレータ企業に認定。
- 1997年 - 住金控制系統(上海)有限公司を設立。
- 2000年 - 住友金属情報システム、住金ソフトウエアファクトリー、住金制御エンジニアリングの３社と合併し、株式会社住友金属システムソリューションズに社名変更。
- 2003年 - キヤノン販売（現キヤノンMJ）に株主変更、キヤノンシステムソリューションズ株式会社に社名変更。住金控制系統(上海)有限公司を佳能控制系統(上海)有限公司に社名変更。
- 2004年 - キヤノン販売の基幹SI部門を編入。
- 2005年 - アステラス製薬から株式会社FMSの株式譲渡を受け、子会社化。
- 2006年 - キヤノンMJのドキュメントソリューション開発部門を編入。同時に、キヤノン製品向けドライバー開発事業を譲り受ける。
- 2006年 - クボタソリッドテクノロジーからCAD事業(SolidWorks)の販売部門を譲り受ける。
- 2007年 - キヤノンMJの医療向けソリューション事業を編入。
- 2008年 - キヤノンMJのハイパフォーマンスコンピューティング（HPC）事業（旧キヤノン・スーパーコンピューティング・エスアイ株式会社）を編入。
[編集] 主な連結子会社
- 佳能控制系統(上海)有限公司（オフショア開発、ならびに現地企業向けのシステムインテグレーション）
- エス・エス・ジェイ株式会社（ERP SuperStream の開発・販売）
- ガーデンネットワーク株式会社（ガソリンスタンド、ホテル向けソリューションの提供）
- 株式会社FMS（医療システムの開発・販売）
- 株式会社AIS（ビジネス・プロセス・アウトソーシングサービスの提供）
- 株式会社AES（ITSS / ETSS準拠の教育サービスの提供）
[編集] 関連項目
- アルゴ船 : ギリシャ神話で、王子イアソンが英雄とともに大海原に船出した船の名前。旧アルゴ21の社名の由来となった。
- 情報サービス産業協会（JISA）: 同社相談役の太田清史（NRI出身）が副会長を務める社団法人。
- TouchUpWeb : 特定のウェブブラウザでの閲覧を前提に最適化されたウェブサイトを、FireFoxで適切に表示させるためのシステム。情報処理推進機構 (IPA) の 2005 年度下期オープンソースソフトウェア活用基盤整備事業の一環として、旧アルゴ21がMozilla Japanと三菱総合研究所とともに開発した。
[編集] 外部リンク
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